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2013年1月13日 (日)

目で聴く?アリス=紗良・オットのグリーグ・ピアノ協奏曲〜NHKBSプレミアム・特選 オーケストラ・ライブ「NHK音楽祭2012 ロリン・マゼール指揮 N響」(2013年1月13日放送)

日曜朝のお楽しみ、NHKBSプレミアムの「特選オーケストラ・ライブ」。
2013年1月13日放送は、
NHK音楽祭2012 ロリン・マゼール指揮 N響」として、
2012年10月29日にNHKホールで行われたコンサートの放送でした。
指揮はロリン・マゼールなので、
実は最初からあまり期待していませんでしたが
(マゼールファンの皆様、ゴメンナサイ・・・)、
アリス=紗良・オットの独奏によるグリーグは、
もしかして期待できそう?
と思い、録画して視聴してみました。

最初に、グリーグのピアノ協奏曲の演奏以外について。
ベートーヴェンの「レオノーレ序曲第3番」、
チャイコフスキーの交響曲第4番、
アンコールの「ルスランとリュドミーラ」序曲。
どれも演奏そのものには瑕疵がないですが、
少なくとも私にとっては、心に響くものがありませんでした。
なのに、「ブラボー!!!!」の嵐・・・

さて、グリーグのピアノ協奏曲についてのコメントに移りましょう。
アリス=紗良・オットは、なんと裸足でステージ上に現れました!
CMに出演してしまうほどの容姿端麗さは確かに魅力ですね・・・
(そのうち資生堂の「TSUBAKI」CMあたりに出てもおかしくないほど・・・)

第1楽章はかなりおとなしい感じでした。
第2楽章以降が彼女の表現力がよく現れていると思われました。
ミスタッチが散見されるものの、
録画の随所に出てくる、うっとりとした表情や、
うれしそうな笑顔が、些細な事を忘れさせてしまいます。
ビジュアルを抜きにしても、
第2楽章などは北欧の短い夏に咲く野の花を思わせるような美演でしたよ。

全体的には、もし音だけ聴くなら、「佳演」どまりでしょう。
しかし、映像を見ると、つい甘く評価したくなってしまいます・・・
女優の吹石一恵さんになんとなく似ているような・・・

マゼールとN響は名サポートをしていましたが、
さすがに第3楽章のコーダは芝居がかって、やり過ぎかな、と思いました。

比較のために、手持ちのCDを聴いてみました。
ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィル、
ネルソン・フレイレのピアノによる1968年の録音です。
冒頭部分はこちらの方が激しく、曲そのものを堪能するなら、
このCDをおすすめします。
(以前記事を書いています。
NHKBSプレミアム・プレミアムシアター「ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2011」(2012年1月21日放送)附:ウィーン国立歌劇場の「こうもり」(2011年12月31日公演)

グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲

上記記事で紹介している、ラトル指揮BPOとキーシンによる、
グリークのピアノ協奏曲他のコンサートは、Blu-ray化されています。

Dances & Dreams [Blu-ray] [Import] (2011)

アリス=紗良・オットは、まだまだ未知数かな・・・
今のところは、映像付きで聴く=目で聴く(?)のをオススメしましょう。

ピクチャーズ(初回限定盤)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition]

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