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2012年8月 3日 (金)

ショッキングピンクなミスターゆとり教育?~寺脇研著『ロマンポルノの時代』 (光文社新書)

ある書店で、新書の新刊コーナーをざっと眺めていましたら、
こんなタイトルの本が・・・

ロマンポルノの時代』 (光文社新書)

タイトルだけなら、どこかのスケベさんが書いたのでしょう、で済ませたところでした。
気にとめる価値のないものです。
ふと著者名をなにげなく見ると、そこでびっくり仰天!!!w(゚o゚)w
著者は「寺脇研」と書いてありました。
えっ、「寺脇研」って、
ゆとり教育を推進した「ミスターゆとり教育」の人?
まさか?!別人でしょう?ウソ~?(゚0゚)

急いでその本を手にとって、著者肩書きを読んでみました。
本に書いてあるのと、Amazonで掲載されているものは同じですので、
引用します。
(引用)
【著者略歴】
寺脇研(てらわきけん)
映画評論家、京都造形芸術大学教授、NPO法人ジャパン・フィルム・コミッション理事長。
1952年福岡市生まれ。
東大法学部卒業後、文部省に入省。
初等中等教育局職業教育課長、広島県教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、
大臣官房審議官などを経て、2002年より文化庁文化部長。2006年退官。
『「フクシマ以後」の生き方は若者に聞け』(主婦の友社)、『権力、価値観、天下り……「官僚」がよくわかる本』(アスコム)、
『2050年に向けて生き抜く力』(教育評論社)、
『百マス計算でバカになる』『さらば ゆとり教育』(以上、光文社ペーパーバックス)、
『韓国映画ベスト100』(朝日新書)など著書多数。

(引用終)

おいおい・・・
ゆとり教育の濫觴は、実はピンク映画だったのか~
よく教育者が使うセリフとして「教育はロマンだ」というのがありますが、
まさに「教育はロマン(ポルノ)だ」?
強烈なカミングアウト!教育者としても「アウト」?

Amazonのレビューに、著者への痛烈なコメントが書かれています。
私も同感です。

ロマンポルノの時代 (光文社新書) [新書]


(引用)

5つ星のうち 1.0
「教育者」にあるまじき本 2012/7/18

By 岸

「童貞坊や」であった19歳からロマンポルノをひたすら鑑賞し続けてきた著者による、ロマンポルノ私論。それだけならば、「エロおやじ」の「昭和うんちく話」として、楽しく読み流せるのかもしれません。

しかし、著者は、「ミスター偏差値」「ミスターゆとり教育」などと呼ばれた元文部官僚であり、現在も大学教授や「コリア国際学園」の理事などを務める「教育者」です。

そんな彼が、本書で「私のロマンポルノ・ベスト45」として挙げている作品には、心底驚きました。
『犯され志願』
『襲われる女教師』
『課外授業 熟れはじめ』
『母娘監禁 牝<めす>』
『人妻暴行マンション』等々

「ベスト○○」を挙げさせることにより、その人の人格や趣向が分かると言いますが、よくもまあ、こんな非倫理的・犯罪的・暴力的・反教育的なテーマの作品を「ベスト」に挙げるもんですね。女性や教師の尊厳をどう考えているのでしょうか?

しかも、これらの作品は、彼が文部官僚として教育をリードしていた時代のもの。こういう人物が、国や地方(広島県の教育長)の教育の頂点にいたとは…。

別に強姦や淫行ものの映画が好きであっても、鑑賞してニヤニヤする限りは何の問題もありません。しかし、それを口に出すことは、問題をはらんでいます。性被害にあわれた女性や子ども、妻子を強姦殺人で失った人などもおられる中で、こんな作品を「ベストだ」などと吹聴することは、ポリティカル・コレクトネスを完全に欠いている。教育者失格だと思いますね。

もっと驚くべきことは、発言だけにとどまらず、文化庁に在職中、『女教師 汚れた放課後』等の作品を、日本を代表する映画として、税金を使って韓国の映画祭に出展したことです。

当時から批判があったようですが、彼は、これを右翼・左翼の学者・文化人による差別的意識のあらわれだ、もっと猥褻な一般映画もある、などと一蹴しています。

私は、右でも左でもない者ですし、ロマンポルノ=低俗なもの、というプロトタイプなものの見方もしていません。しかし、女性や教師の尊厳を傷つけるようなインモラルな作品を、税金を使って海外に広めるのは、「恥の輸出」としか思えません。

本書は、日本の教育、文化行政に対する信頼を失墜させる、とても愚かな本だと思います。
(引用終)

ぜひ、「文部科学省推薦」してほしい本ではないでしょうか?(皮肉な意味で・・・)
宮崎駿や黒澤明の映画と並ぶ、これぞ日本映画という「ロマンポルノ」!
国民の血税と使って海外輸出デスカ?

個人がワイセツ映画を観るのは自由ですし、それは個人的嗜好というものです。
その点で私は寺脇研氏を非難するつもりはありません。
しかし、個人的で人に言えないような趣味嗜好のものを、
税金を使って「恥の輸出」をしていた、というなら、
これは国辱ものではないでしょうか?
ミスターゆとり教育さん、
あまりにも大胆なカミングアウトでしたね・・・
(ある意味勇気があるとも言えますが・・・)

もちろんこの本は手にとって立ち読み(著者略歴のところ)しただけです。
(買う気にならないのはもちろんのこと、かなりショックでした・・・)

寺脇研氏の著作です。
ロマンポルノの時代』と同じ著者だとは信じがたい!
(ウソだと言ってくれ~と言いたいほど・・・)

それでも、ゆとり教育は間違っていない

2050年に向けて生き抜く力

百マス計算でバカになる (光文社ペーパーバックス)

韓国映画ベスト100―「JSA」から「グエムル」まで (朝日新書 47) [新書]

berkeley さんという方のブログ「アーバン・ダイアリー」でも、
この件を取り上げていますので、ぜひご一読を!
ゆとり教育推進と、「生類憐れみの令」制定を天下の愚案と断じています。
ゆとり教育の推進者であった元文部省官僚の寺脇研が『ロマンポルノの時代』を著した愚

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コメント

私も【この本の紹介】を見て とても驚きました、著者の経歴と ロマンポルノが結びつかなくて。
 色々な分野に精通されているのは やはり優秀な方という事みたいですね。 突然の書き込み失礼しました。

ZAPPERさん、コメントと拙記事の紹介ありがとうございます。
世界に誇るゆとり教育とロマンポルノ?どちらも顰蹙モノですね・・・

これはひどいですね…。
弊ブログに引用させていただきました。
いやはや、しかしまぁ…。

 別に不思議じゃないですか、
 別に驚くに値しない。

 彼は鹿児島大学医学部教授の子弟で、高校時代から親に内緒で映画を見て、キネマ旬報にせっせと投稿し(その住所が、郵便局留めだったので、親に内緒と判断)、東大に入り、映画を見まくった。
 当然、当時上映が開始された日活ロマンポルノも含まれた。新しい才能のある監督、脚本家、女優、男優が関与したから、魅力のある作品群だった。
 その後の日本映画人は、ロマンポルノ人脈から育ったと言ってもいいすぎではない。彼らが現在の日本の「健全な」映画群の制作を担っている。
 ま、寺脇は能力のある人だったから、映画を見過ぎても、文部省に入省し、出世し、ゆとり教育をとなえ、日本の初等中等教育を無茶苦茶にしたわけだが。
 ロマンポルノって言っても、若い女性の裸が出るだけで、現在のポルノの概念とは違っている。

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