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2012年5月 5日 (土)

プーランクのヴァイオリン・ソナタという準・名曲の発見と期待できそうな若手ピアニスト・萩原麻未~NHKBSプレミアム・クラシック倶楽部「フランスの情景~小林美恵、萩原麻未と仲間たち~」(2012年5月4日放送)

月曜日から金曜日までの毎朝6時から放送されている、
NHKBSプレミアムの「クラシック倶楽部」。
最近では毎日録画しておいて、取捨選択しています。
2012年5月4日放送は、
フランスの情景~小林美恵、萩原麻未と仲間たち~」と題して、
2012年3月29日に東京・ヤマハホールで収録された、
小林美恵さん(ヴァイオリン)、萩原麻未さん(ピアノ)他のコンサートを放映していました。

放映された曲目は以下のとおりです。

プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ミヨー:屋根の上の牛作品58b(ヴァイオリンとピアノ)
メシアン:「世の終わりのための四重奏曲」から
第7楽章「世の終わりを告げる天使のための虹の錯乱」

このうち、申し訳ないですが、メシアンの作品はタイトルからして意味不明だし、
ちょっと聴いてすぐに退屈を覚えたので、即消去しました。
よってコメントできません。

プーランクのヴァイオリン・ソナタとミヨーの「屋根の上の牛」、
どちらも初めて聴きました。
「屋根の上の牛」のタイトルは知っていましたが・・・
プーランクがヴァイオリン・ソナタを作っていた事自体、初めて知りました。

正直言えば、どれも20世紀モノばかりなので、
ちょっと聴いてパスしようかな、と思っていたところなのですが・・・
プーランクのヴァイオリン・ソナタの冒頭1分程度で、まず引き込まれてしまいました。
激しいヴァイオリンの短調のメロディも印象的ですが、
それ以上に、ピアノが一瞬美しい長調のメロディを奏でるところがあります。
ピアニストの萩原麻未さんの演奏の魅力といえましょう。
小林美恵さんのヴァイオリンと火花を散らすような名演でした。

この曲はあまり知られていないし、レコーディングもそれほど多くはありませんが、
実は結構イイ曲ではないでしょうか。
「名曲」と呼ぶにはちょっと躊躇しますが、「準・名曲」には十分該当するでしょう。

この記事を書くにあたって、Amazonで数種類のCDを試聴してみました。
本来なら一番オススメしたいのは、小林美恵さんのCDなのでしょうが、
15年以上前の録音よりも現在の方がよほど深みと鋭さがあります。
(一応紹介しておきますが・・・)

小林美恵 ルクー:ヴァイオリン・ソナタ他

他に、カントロフや樫本大進さんなどのCDも試聴しましたが、
第1楽章冒頭の鋭さがなく、鈍い感じがしました。
小林美恵さんの演奏も同様でした・・・)
今回放送された小林美恵さんの演奏に最も近いスタイルは、
五嶋みどりさんのCDでした。

フレンチ・ヴァイオリン・ソナタ集

放映されたもう1曲、ミヨーの「屋根の上の牛」は、
ピアノの雄弁さが光りました。
萩原麻未さんは2010年のジュネーブ国際音楽コンクール優勝者ですね。
豪快で明瞭なピアニズムが魅力です。
これからの活躍が期待できそうです。
CDは2012年4月末現在まだなく、
ジュネーブ国際音楽コンクールでの演奏の様子のDVDだけが出ています。

萩原麻未 優勝 ≪ジュネーブ国際音楽コンクール2010ライヴ≫ [DVD]

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