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2012年3月 8日 (木)

フクシマの未来への示唆~NHK・放射能と生きること~26年目のチェルノブイリ被災地~(2012年3月8日放送)

3・11の東日本大震災からもうじき1年・・・
NHKでは、東日本大震災関連番組をたくさん放送していますね。
2012年3月8日放送の「放射能と生きること~26年目のチェルノブイリ被災地~」もその一つです。
史上最悪の原発事故であるチェルノブイリ原発事故。
放射能汚染地帯で、普通の日常を取り戻すまでの取り組みは、
フクシマの未来を示唆しているといえます。
短いながらも好番組でした。

放送内容をNHK番組表から転載します。
(引用)
26年前のチェルノブイリ原発事故で放射能に汚染されたベラルーシ。今も、農業の再生や人々の健康を守る懸命の取り組みが続いている。汚染された大地に生きる人々の記録。

1986年のチェルノブイリ原発事故で、国土の4分の1が放射能で汚染されたベラルーシ。今も毎年、国家予算の2割を費やして懸命な回復事業が続けられている。番組では、原発に最も近いゴメリ州で、セシウムが残る畑での農業再生にむけた格闘や、地域の子どもたちの健康を守る取り組み、食品の安全を確かめるシステムなどを取材。これまでの成果と、新たに浮かび上がった課題を通じて、汚染された大地に生きる人々の姿を伝える。
(引用終)

ベラルーシ政府の進んだ取り組みと、日本の遅れた現状との違いは、
情報公開の差です。
日本政府はできるだけ被害を小さく見せることにやっきで、
本当に人々を守る気があるのでしょうか?
危険なものを「安全だ!」といいくるめて、
(御用学者まで動員して・・・)
できるだけカネをかけないやり方で済まそうとしています。
これは欺瞞であり、人命軽視です。

ベラルーシでの26年の取り組みを見ると、
きちんと放射能汚染の実情を公開したり、
子どもにも「正しく恐れる」ことを教育しています。
やり方しだいでは、ベラルーシの例のように、
放射能汚染地区でも農業を復活できる希望がある、というのは福音ですね。

子どもの放射能汚染対策も徹底しています。
年に一度内部被曝チェックを義務づけたり、
被曝が高いレベルにある子は国の費用で外国に療養に行ったり・・・
これは、日本でも必要なことです。

対して、フクシマの現状は・・・
中部大学の武田邦彦教授が、2月26日に
教育は戦前の暗黒時代へ・・・教育関係者の魂に期待する」という記事を書いています。
戦前の、B29に竹ヤリで立ち向かうみたいなバカげた教えに近いことが、
今、フクシマで行われているらしい、というのは、耳を疑いたくなります。

(引用)
福島では小学校教育でまるで戦前に戻ったかと思う教育関係者の発言が見られる。

ある小学校では、福島から避難することを口にした児童を教諭がみんなの前で名前をよび、「あなたは日本国民ではありません、裏切り者です」と言った。

さらにある小学校(特定しています)では登校時にマスクをした児童に対して、先生が、「マスクを取りなさい! その様な行為が風評被害を招くのです!」と叱った。

・・・・・・・・・

こんなことが今の時代にあるのか?!とビックリするが、これに類したことは原発事故以来、かなり多く、私も直接(校長先生からのメールなど)、間接(読者の方からのご連絡)に接してきた。戦後、「日の丸、君が代」も拒否し、ひたすら「民主教育」、「個人の尊厳」を中心にしてきた学校はどうなってしまったのだろうか?

また、朝日新聞をはじめとしたマスコミもおおかたは「個人の尊厳、民主的教育」を支持してきたのではなかったか? 

今回の原発事故は、そのものが「原子力安全審査における不誠実」が一つの原因になったのは間違いない。私たちはここで「福島原発事故の教訓を活かして、どんな場合でも誠実な日本人であること」が求められており、さらに教育、医学、行政などの分野でより強く意識しなければならないのは当然でもある。

福島の汚染地帯にいる子供たちは「違法に滞在している状態」である。子供たちは法律を知らないが、教師は法律や規則を勉強して子供たちを守る立場にある。ここに上げた二つの例は、いずれも土壌汚染が1平方メートルあたり4万ベクレルを超える地域であり、学校の先生は法律の規定に従い、学校の放射性物質を除去することを東電に求めて子供を守る必要がある。

(引用終)

「風評被害」云々よりも、正しい情報をきちんと伝えることこそ必要なのです。
変な「検閲」があるから、なおさら疑心暗鬼になるのです。
チェルノブイリ原発事故という過去の大きな教訓を、
ぜひ日本でも生かしてほしいものです。

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