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2012年2月 8日 (水)

ゴルトベルク変奏曲(Goldberg Variations BWV988)のいろいろな形態の演奏と名盤

J・S・バッハの名曲「ゴルトベルク変奏曲」(BWV988)といえば、
グレン・グールドの新旧2つのアルバムが有名ですね。
その他にも名盤はいろいろありますが、
今回は、ピアノ・チェンバロ以外での変わった演奏と、最後に名盤を紹介します。

2012年2月8日早朝に、NHKBSプレミアムの「クラシック倶楽部」で、
清水靖晃&サキソフォネッツ 演奏会」を放映していました。
ゴルトベルク変奏曲」を、サキソフォン五重奏とベース4人で演奏していました。
面白い演奏だとは思ったものの、「変わりダネ」程度だったかも・・・
(今回の記事を書いてみようというきっかけにはなりました。)

チェンバロ用に作曲された「ゴルトベルク変奏曲」、
実はいろいろな編曲版があります。
(J・S・バッハの作品はいろいろな編曲版がありますね。)

一番有名なのは、「グレン・グールドを偲んで」編曲された、
シトコヴェツキーによる「弦楽三重奏曲版」です。
これはレーザーディスク(古!)で観たことがあります。
チェロのミッシャ・マイスキーが演奏する新旧2つのアルバムがあります。

(旧盤)

(新盤)

同じシトコヴェツキーによる「弦楽合奏版」もあります。

その他には、こんなCDもあります。
(サックス四重奏版)

(ハープ版)Catrin Finch

(金管五重奏版)カナディアン・ブラス

(オルガン版)エレナ・バルシャイ

探せばまだまだあると思いますが、本命の名盤に移りましょう。
まずはピアノ版から。

ゴルトベルク変奏曲といえばグールドグールドといえばゴルトベルク変奏曲・・・
新旧の2つのアルバムがあまりにも有名で、今後もこれを越えるものはないのでは、
と思っていたほどです。
(グールドの奇妙な伝記的映画「グレン・グールドをめぐる32章」は、
ゴルトベルク変奏曲の曲数(最初と最後のアリア+30の変奏)にあわせて、
その生涯を32のエピソードで紹介していました。)

映画「グレン・グールドをめぐる32章
32 SHORT FILMS ABOUT GLENN GOULD [DVD]

サウンドトラック

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年旧盤)

ザルツブルク・ライブ(1959年)

新盤(1981年)※オススメ!

グールドゴルトベルク変奏曲(新盤)を初めて聴いたのは、高校生の時でした。
図書館で聴き、即座に気に入ったのですぐにCDを手に入れ、
以来相当な回数聴いています。
グールドのCDは約50分ですが、あっという間のように(20分ぐらい?)に過ぎていきます。
「不眠症に悩む伯爵のために書かれた」という逸話がまるで信じられないぐらい、
「目が冴える」ような演奏といえます。

グールドの演奏があまりにもすばらしいので、
「では、オリジナルのチェンバロ版はどんな演奏になるんだろう・・・」と興味を持ち、
バッハ演奏に定評のあるカール・リヒターによるモダンチェンバロ版を聴きましたが、
あまりにつまらなく、「確かに子守唄だわ・・・」と妙に納得した記憶があります。
古楽器演奏でも聴いてみた事がありますが、ツマラナイ事には変わりありませんでした。

唯一オススメできるチェンバロ版は、曽根麻矢子さんのCDです。
私が持っているのは旧盤だけですが、新盤もたぶんすばらしいと思います。

(旧盤)

(新盤)

最近、ようやくグールド盤を忘れさせるような、穏やかな魅力あるCDに出会いました。
マレイ・ペライアによる演奏です。

ゴルトベルク変奏曲にはいろいろな楽しみ方があります。
まずは、グールド盤(新盤)を入門として、多様な演奏を楽しんでみましょう!

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