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2011年10月25日 (火)

映画「電話で抱きしめて」~テーマはラブコメではなく、家族愛・・・

2011年10月にBS局として開局した、FOXBS238で、
2011年10月23日に、映画「電話で抱きしめて
(原題「Hanging Up」(直訳すると「電話を切って(いる)」)を放映していました。
録画して妻と一緒に観ました。



邦題と、メグ・ライアン主演というところから連想して、
私はてっきりラブコメ映画かな、と思っていました。
期待は見事に裏切られました。
(恋愛映画ではありません。)
ただし、いい意味で、ということです。

メグ・ライアンの役は、三姉妹の次女で、
認知症の父親の世話をしている、というものです。
長女と三女はそれなりに著名な人物となっていますが、
次女は普通の主婦・・・
暴言や卑猥な言葉を吐いたり、突拍子もない事を言う父親ですが、
認知症になっても、大切な存在です。
しばしば次女の元に父親から電話がかかってきます。
多くは妄言です(「ジョン・ウェインから電話があった」等・・・)。

映画の第2の主題は、姉妹愛です。
愛、よりも少し複雑な感情が交錯します。

死期が近い父親の前で、
ようやく子どもの頃の無邪気な姉妹関係に戻れたかと思った矢先に、
父親があっけなく亡くなります。
最後のシーン、三姉妹が料理をしながら無邪気に小麦粉(?)をかけあうシーンは、
余韻がありました。
派手さはないですが、主人公の等身大の悩みに共感して、
ついホロリと涙しそうになりました。

途中まで、電話に振り回される主人公の姿に少しウンザリするかもしれません。
(この辺はコメディタッチです。)
また、邦題に騙された!と思った人は、期待はずれだ、と思い、
途中で観るのをやめてしまうかもしれません。
しかし、最初から「介護と姉妹愛の物語だ」と認識して観たら、
味わいある映画だと思います。

原題の「Hanging Up」(電話を切って)は、
電話に振り回される主人公が、ある人から
「たまには電話を切ってみたら」というアドバイスを受けたことによります。
(父親からの妄言電話を一方的に切ることが多かった、とかも入るのでしょうか?)
たまには、電話やメールなどに支配されない、心の静寂・休養が必要ですよね・・・

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