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2011年9月19日 (月)

BS日テレ・読響Symphonic Live 深夜の音楽会「魂のベートーヴェン「皇帝」…ピアノ・辻井伸行」(2011年9月18日放送)

辻井伸行さんソロによるベートーヴェンの「皇帝」・・・
なかなか楽しみな企画でした。
9月18日放送のBS日テレ・読響Symphonic Live 深夜の音楽会では、
辻井伸行さんと読響との共演を放送していました。
コマ切れや途中カットの演奏ではなく、ノーカット放送、というのはよかったです。
(ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、
第1楽章だけで20分近く、第2、第3楽章は続けて演奏されるので、15~18分ぐらい、と、
CMを入れるのには苦労する作品かもしれません。)
指揮者はパオロ・カリニャーニという人。私は初耳でした。
なかなかすばらしい指揮者なのでは、と思いました。

さて、オーケストラとピアノ、今回の軍配は、オーケストラの方でした。
実に豪快で彫りの深い響きが連続していました。
一方、辻井さんのピアノは、少し力不足というか、か細いというか、
迫力で負けていたように思えます。

アンコールで辻井さんが弾いたベートーヴェンのピアノソナタ第17番「テンペスト」第3楽章。
これもただセカセカ速いだけで、あまりいい演奏とはいえませんでした。
少し残念でした。

辻井伸行さんといえば、
先日9月11日放送の「題名のない音楽会」で、
映画「神様のカルテ」のために自作した曲の演奏はすばらしかったです。
初めて、辻井伸行さんの演奏に感銘を受けました。
とても親しみやすい曲なので、機会があれば、ぜひ聴いてみてください。

神様のカルテ 〜辻井伸行 自作集(CD)


ピアノソロ 辻井伸行「神様のカルテ ~辻井伸行自作集~」(楽譜)

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」の名盤はたくさんあり、
どれか一つ選んで、と言われるとなかなか迷ってしまいます。
今所有しているもの、今まで所有していたものを何枚か紹介します。

私の愛聴盤は、
内田光子(ピアノ)/クルト・ザンデルリンク指揮バイエルン放送響の演奏です。
(ピアノ協奏曲全集)※以下敬称略。
オーケストラが深みがあり、すばらしいです。
(※9月19日の朝刊で、ザンデルリンクさん逝去のニュースを読みました。
ご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。)

この曲を最初に聴いたCDは、
アシュケナージ(ピアノ)/メータ指揮ウィーン・フィルの演奏です。
豪華絢爛でクセがなく、万人向けです。
オススメです。
※ピアノ協奏曲全集(3枚組)


かなり変わった演奏としては、
グレン・グールド(ピアノ)/ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団のCD。
ピアノVSオーケストラという形ではなく、
ピアノもオーケストラの楽器の一部になっているような演奏です。
ゆっくりとしたテンポに異論があるかもしれません。
オーケストラは貧弱ですので、グールドの解釈を知るためのCDといえましょう。


宇野センセイおすすめだったCD。
エリック・ハイドシェック(ピアノ)のCD。
ピアノはともかく、オーケストラは貧弱すぎます。


ベートーヴェンといえば、バックハウス。
バックハウス(ピアノ)/イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル。
華麗というよりは無骨な感じがします。
派手さはないけど味わい深い演奏です。
こちらもオススメ。

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