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2011年8月 5日 (金)

おすすめサイト~【小学校教育が危ない】(ふくしま国語塾 主宰 福嶋隆史のホームページ)

小学校教育の現状について、非常に見事な分析を行っているサイトを見つけました。
元小学校教員で、現在は横浜市で私塾を開いている、
福嶋隆史氏(ふくしま国語塾 主宰)のHPの中にある、
【小学校教育が危ない】です。
2006年から2007年にかけて発行されたメルマガの集大成です。
書かれてから数年経っていますが、その鋭い問題提起は今も鈍っていません。
小学校教育の問題を考察するのに貴重な資料といえます。
全部で70の記事、どれも読み応えがありますが、
今回はその中で特に3つの領域をピックアップします。

1つ目は、水泳教育について。「No.10 水泳指導の限界
たくさんカネ(もちろん我々の税金!1校でひと夏100万円単位!)をかけている割に、
学校の指導では泳げるようになる子はきわめてわずかしかいないという現実・・・
(たいていは水遊びで終ってしまう・・・)
小学校教師が指導するよりも、プール指導員が直接教えるような体制にした方が、
費用対効果があがると思います。

ところで・・・
先日も大阪の小学校でのプール事故がありましたが、
管理の問題以前に、ホントウにプール開放が必要なのか、考えてみる価値はあると思います。
(夏休みの小学校でのプール開放を見学した事がありますが、
泳いでいる子はわずかで、たいていは水かけ遊びのたぐいで終わり・・・)
札幌市の例で言えば、市内に立派なプールがいくつもあり、しかも無料なのだから、
わざわざその近隣の小学校でプール開放などする必要がないのでは、とも考えます。
(道内の主要都市では、函館市は無料。一番高いのは苫小牧市。それでも150円・・・)

2つ目は、イベントが多すぎる!、という指摘。
No.27 「イベント」が多すぎる!(その1)
  ~小学校には、いったいどれだけの行事(イベント)があるのか?~

No.28 「イベント」が多すぎる!(その2)
~ 運動会の準備には、いったいどれだけの授業時間をかけているのか? ~

No.29 「イベント」が多すぎる!(その3)
          ~「たてわり活動」を廃止せよ!~
《9割の子が嫌う「たてわり活動」が強行され、授業時間が奪われる現状》

イベントが多ければ、当然、基礎的な学習がつぶされたり、疎かになります。
運動会や学習発表会はその最たるもの。
子供が楽しみ、というより、保護者へのアピールとアリバイ工作のようなものといえましょう。
おゆうぎ(最近では「表現」というそうです)の練習に十数時間かける学習効果は何なのでしょうか?
教師の「やっていますよ!」という自己満足だけではないでしょうか?
イベントを増やすのは、学力低下を招くだけです。
小学校は保育園で、勉強は学習塾?
昔からやっていたからといって、今も続ける価値があるのか、検討すべきではないでしょうか?

最後は、「こんなものは要らない!」シリーズ。メルマガ№30~33です。
(№30から他の3つの記事にリンクがあります。)
~学校現場から無くすべきもの 20選~」という副題がついてます。
どれもまったくその通りだと思います。
このメルマガシリーズのエッセンスとも言うべき記事です。

著者の福嶋隆史氏(ふくしま国語塾 主宰)は、
画期的な国語教育法を開発しています。
「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前! 』(大和出版)という本に、
その画期的なメソードが書かれています。
「問題集」もありますので、ぜひご一読を!

「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前
「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!


ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕


ふくしま式「国語の読解問題」に強くなる問題集〔小学生版〕
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論理的思考力を鍛える超シンプルトレーニング―人気国語塾発!「3つの型」で驚異の効果!
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「ビジネスマンの国語力」が身につく本
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わが子が驚くほど「勉強好き」になる本
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小学校教育という教育の基礎・土台がが揺らいでいるままでは、
その後の中学校、高校での勉強もアヤシイものとなりますね。
ぜひ、今回おすすめした【小学校教育が危ない!】の全記事をお読みになって、
何が問題なのか、認識を深めてみましょう。

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