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2011年7月の33件の記事

2011年7月31日 (日)

中国映画「狙った恋の落とし方。」(『非誠勿擾』)~北海道道東観光の光明・・・

中国でのべ3億人の人が観て、北海道(特に道東)観光の起爆剤となった映画です。
2008年の中国映画「狙った恋の落とし方。
(中国語原題「非誠勿擾」(誠実なおつき合いができる方のみ))を、
早くもBS日テレで2011年7月31日に放送していました。
以前から気になっていた映画だったので、かなり期待して観ましたが・・・
正直言って、前半はかなり退屈でした。
成金のハゲた中年男性が、金を武器に次々と婚活・・・というのが前半。
その中で知り合った、不倫相手がいる若い女性と、成り行きで北海道旅行に行くのが後半。
前半は、テーブルに座って延々と女性と会話する場面が続きます。
後半は、北海道の観光に携わる人なら必見といえます。
映画でどこが取り上げられたのかを知る価値があります。
映画のロケ地は、映画公式HPが詳しいですよ。
(「狙った恋」だけでも検索できます。)

ロケ地の一つ、斜里町(知床半島の近く)の、
キリスト兄弟団斜里教会の描かれ方が少し面白かったです。
プロテスタントの教会なのに、なぜかカトリックの神父さん(しかも欧米人!)がいて、
わからない北京語の「懺悔」を聞き続ける・・・
神父さんは途中で寝てしまっているのに、主人公は延々と話し続けます。
(神父さんはそもそも信徒以外の「告白」を聴くことはありません。「秘蹟」にならないので・・・)
勘違い描写デスネ。
なお、中国では、この映画の上映後、「あの教会はどこ?」と問い合わせが多く、
話題になったそうです。
地元の人でも知る人ぞ知る、という教会にスポットを当てた監督の慧眼・・・

映画の舞台が北海道に移ってからは、ようやく少し面白くなりましたが、
(たとえば、阿寒湖の芸者4姉妹。看板は4姉妹の40年前の姿・・・)
最後はなんとなくスッキリしない終わり方でした。

とはいえ、この映画のおかげで、北海道、特に道東の観光業界は特需を得ました。
映画のロケ地を巡るツアーは大盛況だったそうです。
(現在はどうなのでしょうか?)

北海道の観光は、残念ながら、大震災の影響で一時客足が途絶えたものの、
最近は少しずつ復活の兆しが見えてきています。
ここ札幌でも(あるいは小樽でも)、時計台や大通公園、小樽運河などの観光名所で、
北京語や広東語、韓国語の話し声が再び多く聞こえるようになりました。
平和な日常が戻りつつありますね・・・
中国本土・台湾・香港の人に、もっともっと、北海道の魅力を知ってほしいと願っています。

神秘の滝霧~NHKスペシャル「幻の霧~摩周湖 神秘の夏~」(2011年7月31日放送)

摩周湖の美しさと、神秘的な滝霧・・・
映像美に圧倒されました。

7月31日放送のNHKスペシャル「幻の霧~摩周湖 神秘の夏~」は、
摩周湖で年に数回しか発生しない幻の滝、「滝霧」を撮影するまでをメインに、
海霧が釧路湿原をたどって摩周湖にまでやってくるプロセスや、
霧がもたらす恵みについて、
わかりやすく、美しくまとめた好番組でした。

摩周湖の上からまるでドライアイスのように静かに降りてくる滝霧の美しさ・・・
地元の人でも滅多に見ることができないそうです。
番組HPから、放送内容を転載します。
(その一部をHPの写真で見ることができます。)

(引用)
北海道東部の摩周湖。一帯は、年間100日以上も多彩な霧に包まれる日本有数の霧の名所。中でも圧巻が“滝霧”。湖を囲む断崖から白い塊が滝にように流れ込む。夏に数回だけの絶景だ。この滝霧が生まれるのは、はるか500キロ離れた太平洋三陸沖。暖かい黒潮と冷たい親潮がぶつかって霧が発生。風に乗って北上し、沿岸の街や牧草地、釧路湿原などを飲み込みながら、摩周湖に到達する。今回NHKでは、霧が誕生し摩周湖にたどり着くまでを大追跡。海から上陸寸前に見せる絹の羽衣のような霧頂(むちょう)。川や谷筋を身をくねらせながら上る変幻自在な姿。大地をカーペットのように埋め尽くす霧の海。目にしたことのない絶景を次々と繰り広げる。そして見えてくるのは、滝霧の奇跡のような稀少さ。通常、海霧は上陸するとやがて消えるが、国内最大の釧路湿原から水分の供給を受けるため、内陸深くまで入り込める。海流や、大気の温度、風の強さ、それに釧路湿原の湿度、いくつもの自然の偶然が重なった時にだけ起きる“神秘の霧”。番組では最新の空撮技術を駆使するほか、多くの固定カメラを設置し、微速度撮影で霧の幻想的な動きを表現。かつてない規模で“霧の一生”を記録する。
(引用終)

番組の中では、
日本一の」とか「世界有数の」といった表現が何度か出てきました。
地元の人にとっては、郷土の誇りを見直すチャンスになったのではないでしょうか。
地元の人にとっては、
「霧」といえば、「飛行機が欠航」とか「涼しい、寒い」というマイナスイメージがすぐ思い浮かぶところ。
実は霧がさまざまな恵みをもたらしていることが、この50分番組でよくわかりました。
道東地方の小学校で、「総合的な学習の時間」の教材として使えるかもしれませんね。
(社会と理科、環境問題など、多岐にわたる内容なので・・・)

番組では、向井理さんの抑制されたナレーションが、実にいい味を出していました。
また摩周湖に行ってみたくなりました・・・
それにしても、霧にもいろいろな名前があるのですね。
上空から見ると美しい霧の海・・・
でも、下界では、視界不良で運転がタイヘンかな~なんて道民は思ってしまいました。

ところで、私も摩周湖には何度も行っていますが、
実際の「霧の摩周湖」をまだ見たことがありません。
たいてい、晴れか雨・・・(ほとんどが晴れ!)
私はどちらかというと「晴男(はれおとこ)」デス。
(いつも「ハレルヤ!」と言っているから?な~んて(o^-^o))

一日散歩きっぷで札幌~ニセコ~小樽~新千歳空港の旅!(2011年7月29日)

JR北海道の「一日散歩きっぷ」を使った旅第2弾です。

JR北海道で11月27日までの毎週土日と、
夏休み期間(7月23日~8月21日の毎日)だけ発売している「一日散歩きっぷ」は、
使い方次第でかなりお得な旅ができます。
(前回の旅はコチラ
札幌周辺から、
滝川・富良野・美瑛・新得、室蘭・長万部、小樽・ニセコ方面への普通列車に
一日乗り放題で、2,200円です。
私と妻は、先日(7月29日)この券を使って、
札幌からニセコ、ニセコから小樽で途中下車して新千歳空港への旅行をしました。
最後には、札幌に戻って豊平川の花火大会もちょっとだけ見物できましたよ。

私達のコースと時刻表、正規の運賃(大人一人分)を掲載します。

札幌7:15→小樽8:03(乗り換え)
小樽8:07→ニセコ9:44
(片道106.7km、2100円)

ニセコ駅前の綺羅乃湯から「ニセコグリーンバイク」(貸自転車)でニセコミルク工房
(無料貸出!)

ニセコ13:26→小樽15:29(乗り換え)
小樽15:34→南小樽15:37
(片道74.5km、1410円)

徒歩にて小樽運河周辺を散策後、小樽駅へ

小樽17:04→新千歳空港16:16
(片道80.4km、1740円)
新千歳空港の新ゾーンを見物

新千歳空港19:34→札幌20:10
(片道46.6km、1040円)
その後、地下鉄幌平橋駅付近で花火大会を見物。

合計すると、JR路線だけで308.2km、6290円かかるところを、
2200円で済むのですから、4090円オトクな旅となりました。
(2人なら8180円!)
前回の旅よりも距離数が少ないのに、100円高いのは、
南千歳駅~新千歳空港駅間は通常運賃に片道140円特別加算されるからです。

朝早いので、札幌駅北口のミスタードーナツにてドーナツを買い、
列車内で食べました。
(朝7時から営業しています。)
札幌は天気がよかったですが、小樽はどんよりとした空・・・
小樽で乗り換え、ニセコ駅へ。
倶知安駅で停車時間が8分ありましたので、駅でスタンプを押しました。
残念ながら、倶知安から羊蹄山は見えませんでした。
(ニセコでも見えませんでした・・・)

ニセコ駅に降り立ち、駅前の綺羅乃湯で、
無料の貸自転車「ニセコグリーンバイク」を2台借りました。
緑色に染まっていました。
ただのママチャリかな、と思いきや、
ちゃんと6段変則がついていましたよ。
(それでも坂道はキツイ・・・)

ニセコ駅はニセコ町内でも標高が低い位置にあるので、
目的地であるニセコミルク工房(高橋牧場)へ行くのは大変でした。
羊蹄山こそ雲に隠れていましたが、ニセコは好天で、気温が30度近くありました。
炎天下の中、ひたすら坂道をこぎ続けるのは、さすがにきつかったです・・・
(妻は熱中症手前ぐらいの感じになっていました。
目的地に着いたとき、妻の顔はまるで温泉に入ったかのように真っ赤でした・・・)

道中で撮った写真です。
遠方に菜の花畑が広がっています。
この写真を撮った方向の反対側には、じゃがいも畑と羊蹄山が広がっていました。
Img_1229_2


ニセコ駅からニセコミルク工房へは、自転車でだいたい40分ぐらいかかりました。
(途中何度か休みながら行きましたので・・・)
距離はおよそ4kmですが、行きはひたすら坂道が続きます。
(体力に自信がないけどニセコでサイクリングを楽しみたい、というなら、
有料でもう少しいい自転車を借りた方がいいかもしれません。)
車では何度も通ったこの道(道道66号線)。
自転車ではこんなにキツイのか・・・

目的地のニセコミルク工房へは、過去2回行っています。
ソフトクリームと、高橋牧場の飲むヨーグルトと、
チーズケーキが絶品ですよ。
当然、私たちはその3つとも現地で食べました・・・
写真はニセコミルク工房のところから羊蹄山方向を撮ったものです。
残念ながら、羊蹄山のてっぺんは雲に隠れていました・・・
Img_1237


ニセコミルク工房には、レストラン「プラティーヴォ」があります。
(2年前に行ったときには確かなかったはず・・・)
ランチ1500円でしたが、私たちは別なところで食べました。
(なお、7月30日テレビ北海道の番組「旅コミ北海道 じゃらん de GO!」で出ていました・・・)
私たちは、道の途中で見つけた「花キャベツ」という店で昼食をとりました。
外のテラス席で開放的な気分!
羊蹄山がはっきり見えていたら、最高でしたでしょうね・・・


下の写真は、ニセコ駅に戻る途中で撮影しました。
遠くに見える黄色い橋はニセコ大橋
下の川は日本一の清流といわれる尻別川です。
(ラフティングなどが行われます。私はやったことがありませんが・・・)
Img_1264


ニセコ駅の写真です。
かわいらしい駅舎ですね。
写真を撮ったときに、かわいい大きな白い犬が4匹いましたよ。
そのうちの2匹が写っています。
(しまった!w(゚o゚)w駅舎の先端が写っていない・・・)→
Img_1275

ニセコ駅のホームで写しました。
列車と線路とニセコ大橋・・・
Img_1286


ニセコから南小樽への道中、
倶知安駅で20分停車時間ありました。
「JRで夏のサイクリングにニセコへ行こう!」というスタンプラリーのスタンプを押すため、
倶知安駅で私だけ途中下車。
無事2個のスタンプ(ニセコ駅前の綺羅乃湯で1個押印済、計3個)を押しました。
列車に戻る途中、駅前で「お菓子のふじい」という店を見つけました。
「注文を受けてからクリームを入れるサクサクシュークリーム」おいしそう!
1個150円。店頭販売のみ。
2個買って、車中で妻と1個ずつ食べました。
サクサクしたシュー皮と濃厚なカスタードクリームが絶品でした!
最近、テレビや雑誌でも話題とのこと・・・
倶知安に行ったらまたぜひ食べてみたいです。

南小樽駅で一旦途中下車。
妻と小樽運河近辺を散策しました。
歩いていると、「第3回小樽がらす市」のポスターを見つけました。
ちょうど、小樽の代表的な祭である「おたる潮(うしお)まつり」と同じ期間開催。
会場は旧国鉄手宮線跡でした。
下の写真は、その入口で写したものです。
会場では風鈴の音がさわやかな夏を彩っていました。
Img_1289

その後、快速エアポートで新千歳空港へ直行し、
7月15日にオープンしたゾーンをあれこれ見物してきました。
ショッピングエリアとして変貌を遂げていましたよ。
(ただ新千歳空港を見物したい、というなら、
11月30日までの限定発売きっぷ「キラキラ☆千歳ワンデーきっぷ」がオトクです。)

札幌に戻ったのは、午後8時すぎ。
車窓から少しだけ豊平川の花火大会を眺めることができましたが、
ダメモトで地下鉄幌平橋駅まで行き、最後の10分ぐらいを見物することができましたよ。
ふぅ~、疲れた・・・
けれども大満足の一日でした。

2011年7月30日 (土)

映画「ポリアンナ」~かなりがっかり・・・

NHKBSプレミアムで、2011年7月29日に、
映画「ポリアンナ」を放映していました。
なんとディズニー映画!
私と妻は録画して観ました。
ポリアンナ(※原作は『少女ポリアンナ』、『ポリアンナの青春』)」に実写版があったなんて・・・
かなり期待していましたが、失望に終ってしまいました・・・
私は途中から観るのをギブアップ、妻は部分的に早送りをしながら観ていました。

原作からの設定変更がかなりあります。
ポリアンナのお父さんは西インド諸島で伝道していた、とか、
ポリアンナは交通事故ではなく木から落ちて歩けなくなってしまうとか、
原作ではあまり活躍しない、町の牧師さんの出番が結構あったりするなど、
映画だから、多少の細かいことには目をつぶるとしても、
作品の本質である「すべてのことを喜ぶ」という面が大幅に後退しているのは、
もはや「ポリアンナ」とは言いがたい作品となっていました。
子役の演技はなかなかだとは思いましたが・・・
(子役のヘイリー・ミルズは、
この映画で第33回アカデミー賞子役賞を受賞した、とのことです。)
原作との比較抜きでも、
何を主題にしているのかがわからない、ぼやけた作品でした。
(なお、DVDは発売されていないようです。)

幸い、日本では世界名作劇場の一作『愛少女ポリアンナ物語』があります。
観るならこちらの方を断然オススメします。

(完結版→話の流れを知るだけならこれでも十分)
世界名作劇場・完結版 愛少女ポリアンナ物語 [DVD]

DVDは全12巻
(DVD1巻)
愛少女ポリアンナ物語(1) [DVD]

(DVD2巻)
愛少女ポリアンナ物語(2) [DVD]

(DVD3巻)
愛少女ポリアンナ物語(3) [DVD]

(DVD4巻)
愛少女ポリアンナ物語(4) [DVD]

(DVD5巻)
愛少女ポリアンナ物語(5) [DVD]

(DVD6巻)
愛少女ポリアンナ物語(6) [DVD]

(DVD7巻)
愛少女ポリアンナ物語(7) [DVD]

(DVD8巻)
愛少女ポリアンナ物語(8) [DVD]

(DVD9巻)
愛少女ポリアンナ物語(9) [DVD]

(DVD10巻)
愛少女ポリアンナ物語(10) [DVD]

(DVD11巻)
愛少女ポリアンナ物語(11) [DVD]

(DVD12巻)
愛少女ポリアンナ物語(12) [DVD]


(原作『少女ポリアンナ』)
少女ポリアンナ (岩波少年文庫)

(原作『ポリアンナの青春』)
ポリアンナの青春 (岩波少年文庫)


なお、以前原作とアニメ版について記事を書いていますので、
よろしければお読みください。

『少女ポリアンナ』、『ポリアンナの青春』&世界名作劇場『愛少女ポリアンナ物語』
愛少女ポリアンナ物語(完結版)

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。

(新約聖書テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5:16~18新共同訳)
この聖書の御言葉こそ、「ポリアンナ」の魅力の源泉なのです!

2011年7月29日 (金)

経済産業省・資源エネルギー庁は無駄なネット監視をするより正しい情報を流せ!

(引用)
原子力発電所や放射線に関連したインターネット上の「不正確・不適切」な情報を経済産業省・資源エネルギー庁が監視する事業に対し、東京弁護士会はこのほど、「自由であるべき情報流通に対する過度の干渉にならないか、極めて強い懸念がある」とする声明を発表した。
(引用終)
Twitter・ブログの原発情報監視事業に東京弁護士会が懸念表明 「弊害の方が大きい」
ITmedia News 7月28日(木)16時12分配信
→参考:“脱原発”に逆行? 資源エネルギー庁が原子力に関するネット上の投稿を監視する?

経済産業省・資源エネルギー庁の「お役所仕事」は腹立たしいものです。
こんなことに7000万円もの税金をつぎ込むぐらいなら、
国民のために自らの失敗を償うための努力をもっとするべきです。
それどころか、自由な言論を封じるつもりなのでしょうか?
日本は自由社会、というのはもはや幻想なのでしょうか?
そのうち某隣国で「天安門」とネット検索したら当局にマークされるように、
原発 放射能 被害」と検索入力したら、ブロックされてしまうのでしょうか?
今回、東京弁護士会が出した声明はもっともです。
下記でぜひ全文をお読みください。
資源エネルギー庁の「不正確情報対応」事業の適正化を求める会長声明

(上記声明から引用)
原子力発電や放射線に関する政府のこのような情報隠しの実態を目の当たりにした現在、政府による情報の「正確」・「適切」性の判断をおしなべて信用することは到底できない。

むしろ、原子力安全・保安院の会見に基づいて事故直後からメルトダウンの可能性を示唆していたのはインターネットメディアであり、また、放射線量の測定について公的機関の対応が遅れているのに対し、独自の測定結果の情報を提供してきたのもインターネットメディアである。
これらのことを考えるとき、インターネット上に流通する情報を政府が監視することは、むしろ弊害の方が大きいと思わざるを得ない。

(引用終)

確かに、インターネット・ツイッター上では、原発問題に関してデマが多かったのは事実です。
だからといって、インターネットやツイッターが果たした役割は、
決して否定されるものではありません。
むしろ、テレビや新聞が大本営発表していたのを、
インターネットが暴いていったからこそ、
被曝の事実が徐々に明らかになったのです。

資源エネルギー庁は、ネット・ツイッターを監視するのをやめ、
国際的に見ても正しい情報を発信することに、
もっと力を入れてほしいです。
自分達の責任を省みず、都合の悪い言論を封じ込めようとするのは、
共産主義や独裁国家のやり方です。
(もちろん、明らかなデマは問題外ですが・・・)
民主党が支配する日本は、独裁国家への道を歩み始めているのでしょうか?
民主」の看板は羊頭狗肉なのでしょうか?
(日本国民に被曝を強いる暴君・菅を権力の座から、
一秒でも早く、誰かなんとか引きずりおろしてほしい・・・)
日本国憲法第21条が禁じる「検閲」に相当する、
今回の事業に否!!!と声をあげていこうではありませんか!\(*`∧´)/

2011年7月27日 (水)

NHK・クローズアップ現代「大人がハマる“数学ブーム”の謎」(2011年7月27日放送)

数学に再チャレンジしてみようかな、と視聴者に思わせるような内容でした。

7月27日放送のNHK・クローズアップ現代では、
大人がハマる“数学ブーム”の謎」と題して、
数学にハマル大人たちの様子などを紹介していました。
番組HPから、放送内容を転載します。


大人の“数学ブーム”が続いている。出版界では「語りかける中学数学」がこの5年間で10万部を突破。高等数学の世界へ誘う「オイラーの贈物」、「ガロアの群論」といった難解な数学の本もそれぞれこの1年で2万部を超える勢いだ。カルチャーセンターや個人塾など社会人向けの数学講座はキャンセル待ちの状態も出ているという。今、多くの大人が数学に求めるもの。それはかつて中高時代に挫折した「何重もの論理の積み上げ」を体感したいという思いや、数学者の「ひらめきの秘密」を知りたいという気持ち。混迷する不安定な社会にあって、確かなものに接したいという願いと、想定外の事態でも進むべき道を切り開ける強さを身につけたいというニーズがあるという。いったい人々は数学にどのような世界を見ているのか? ブームの謎を探りながら、一般社会人をもとりこにする数学の魅力に迫る。


番組では、最近売れている数学の本として、
語りかける中学数学』(高橋一雄著 ベレ出版)他をまず紹介しました。


また、『オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ』(吉田武著 東海大学出版会)に沿って、
2ヶ月以上かけて「オイラーの等式eiπ=-1」に挑んだ50代のサラリーマンを紹介していました。
その情熱と集中力には敬意を表したいものです。
番組でイメージ映像として使われていたCGは実に効果的でした。
公式が頂点となった数千ものステップの「石」からなる高山・・・


この「オイラーの等式」は、
小説・映画の『博士の愛した数式』で取り上げられていましたね。
実にエレガントでフシギな公式です。



私も映画『博士の愛した数式』を観て、
数学のフシギさに目が開かれた一人です。
原作を読んだ後、何冊かの数学関係の本を読みました(後述)。

番組の話に戻ります。
番組後半では、数学の問題解決力を実務に生かした経験が取り上げられていました。
アメリカの数学者G・ポリアの『いかにして問題をとくか』(丸善)にある、
複雑な問題を「これに似た問題を知っているか
という既存の知識の応用によって解く問題解決の発想法を、現実問題に応用しました。
東大のボート部にいかに新入部員を呼び込むか、という「難問」を見事に解決しました。
(数学関係ないじゃん!別にこの本じゃなくてもいいような気がしましたが・・・)


ところでアメリカの数学者G・ポリアといえば、
日本の教育界では「数学の問題解決学習」の祖とされています。
本来大学生向きの数学を、なぜか日本では無謀にも小学生の算数でやっています。
「問題解決型」といいつつ、やらせっぱなしでしかない、
算数・数学嫌いを生み出す最悪の指導法です。
しかし、番組の上記のところを観て、
これはポリアが悪いのではなく、
日本の小学校教師たちが愚かなだけだ、ということに改めて気づきました。
ポリアは、「これに似た問題を知っているか」と、
まず既存の知識を大切にしているはずです。
(数学の公式一つとっても、人類の英知の結晶なのです!)
既に数学の基礎知識があってこそ、応用問題が解けます。
それなのに、タブラ・ラサ(白紙)に近い小学生に、
いきなり問題を解け、と1時間に1問だけ解かせるのは、
犯罪的な教え方といえましょう。
わかる子どもには1分で解けるかもしれませんが、
わからない子どもには何時間考えてもさっぱりわからないのです。
(小学校における算数の問題解決型の授業のひどさについては、
算数の問題解決型学習~学力「崩壊」の決め手」という記事を書きました。)
知識をきちんと教えてこそ、応用や真の問題解決ができるのです。

この番組を観た小学校の教員のみなさん、
「やっぱり算数は問題解決型でなくては!」と思ったら、とんでもない誤解ですよ。
算数の問題解決型授業では、
番組最後で、ゲストの竹内薫さんが言っていた、
「子どもの算数・数学嫌いをなくす」ことは、決してできません。
むしろ、増やすだけです。
「自分で考えろ!」と子どもを迷わせて楽しむこと(ギョーカイ用語で「練り上げ」)をやめてください。
教えることを放棄しないでください!
(これについては、
「練り上げ」どころか「練り壊し」・・・算数の問題解決型授業は「教育」ではなく「狂育」
という記事を書きました。)

さて、最後に・・・
私が読んだ数学関係の本で読みやすく興味深いものを何冊か紹介します。

藤原正彦・小川洋子共著『世にも美しい数学入門』 (ちくまプリマー新書)
美しい文章で、数学の魅力を伝えています。


サイモン・シン著『フェルマーの最終定理』 (新潮文庫)
フェルマーの最終定理に挑んだ人々をドラマティックに描いています。
数学もエンタテイメントになりえるのだ、と思わされました。


マーカス・デュ・ソートイ著『素数の音楽』 (新潮クレスト・ブックス)
素数の神秘と、素数の謎に挑んだ人々のドラマ・・・

おまけとして・・・
結城 浩著『数学ガール』(ソフトバンククリエイティブ)
この本は小説ですが、小説でもムズカシそうかな、と思い、
マンガ版から「入門」してみたところ、
見事にザセツしてしまいました・・・
ちなみに著者の結城浩氏は聖霊派のクリスチャンです。
(「異言を伴う聖霊のバプテスマ」という見事なWEB記事を書いています。)

(原作・小説版)


(マンガ版上巻)

マンガはいろいろ出ているようです。

同じ著者は、とてもオカタイ本も書いていますね・・・
プログラマの数学

みなさんも、数学の神秘的な世界に足を踏みいれてみてはいかがですか?
「♪まったく役に立たないの 数学で・・・」
(「青春の役立たず」爆風スランプ 
サンプラザ中野作詞・作曲:中崎英也)などという偏見を捨てて・・・
(30代以上の人じゃないと分からないネタでしたね・・・)

2011年7月26日 (火)

愛さない者は、神を知らない。~テロリストは「キリスト教」を名乗るな!

愛さない者は、神を知らない。神は愛である。
(新約聖書ヨハネの手紙Ⅰ4:8口語訳)

ノーベル賞の国、平和なノルウェーで突如起きた凄惨なテロ事件。
犯人は「キリスト教原理主義者」、と報道されていました。
(むしろ、極右とか反イスラム主義者が正しいのでは?)
しかし、考えてみてください。
大量殺戮を行うような者が、「キリスト者」を名乗ることができましょうか?
神聖な「キリスト」の御名を穢さないでほしい!

たとえば私が自分のことを「イタリア人」だ、と自称したとします。
しかし、外見も国籍もイタリア人ではありません。
それは単に自称しているにすぎないからです。
同様に、犯人が「キリスト者」を自称していたところで、
行いによって否定しているのです。
(犯人が「自分はバルタン星人だ」といったらどうでしょうか?
「バルタン星人だから危険だ!」となるでしょうか?
普通の人は、まともに相手にしませんね。)

わたしたちは、自分が死から命へと移ったことを知っています。兄弟を愛しているからです。愛することのない者は、死にとどまったままです。兄弟を憎む者は皆、人殺しです。あなたがたの知っているとおり、すべて人殺しには永遠の命がとどまっていません。イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました。だから、わたしたちも兄弟のために命を捨てるべきです。世の富を持ちながら、兄弟が必要な物に事欠くのを見て同情しない者があれば、どうして神の愛がそのような者の内にとどまるでしょう。子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう。
(新約聖書ヨハネの手紙Ⅰ3:14~18新共同訳)

「キリスト者」を名乗るにふさわしいのは、
「愛さない者」ではなく、「愛することができる人」です。
(関連記事)
ノルウェー爆発・乱射事件容疑者、「キリスト教右派」報道に懸念
(クリスチャントゥディ7月26日)

愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。
(新約聖書ヨハネの手紙Ⅰ4:7~11新共同訳)

以前、元テロリストで現在は日本で宣教師をしている、
ヒュー・ブラウン牧師の証を聴いたことがあります。
北アイルランド紛争はカトリックとプロテスタントの宗教対立、と報道されていますが、
実際のところ、テロリストは教会に行かないし、無神論者が多いみたいですね。
宗教は戦う名目にすぎないのです。

余談ですが、プロテスタントの大きな宣教団体の一つ、
キャンパス・クルセード・フォー・クライスト」(CCC)が、
「十字軍」を意味する「クルセード」を名称から外す、と発表しました。
(ただしアメリカ国内に限られるそうです。)
CCC、「Cru(くる)」に名称変更 「クルセード(十字軍)」外す
「十字軍」はキリスト教の歴史の汚点の一つです。
キリストの御名のもとに、イスラム教徒を殺戮したり、
同じキリスト教徒同士で戦争したり・・・
不幸な歴史は清算すべきでしょう。

ノルウェー国民はテロリストに屈することなく、
移民に寛容な国であり続けてほしいものです。

2011年7月24日 (日)

TBS系・情熱大陸「武田邦彦(工学者)」(2011年7月24日放送)

3・11の大震災と原発事故以来、
当ブログでもたびたび取り上げ、ブログ記事を引用・紹介しています、
中部大学の武田邦彦教授が、「情熱大陸」に出演していました。

放送内容を番組HPから転載します。
(引用)
「放射能から子供を守るために・・」ブログアクセス1日50万件!生活者目線で情報発信を続ける工学者が胸に秘めた想いとはー

 3月12日 福島第一原発1号機が水素爆発。この日アップされたあるブログが後に注目を集めることになった。「まず風上に逃げることです。被ばくは風によって変わります。・・・・政府の言うことはあてになりません」政府が発表する情報の真偽が取り沙汰される中、工学者でありながら「東京を逃げ出すべきか?」「赤ちゃんをお風呂に入れて良いか?」など生活者目線の情報を発信し続け、アクセス数は1日に50万件。全国から講演依頼が殺到し、テレビやラジオ出演なども相まって一気に「時の人」となった。
 彼がブログを書き続けるには訳がある。かつて原子力委員会の一員として原発推進にかかわって来たが、ある事柄をきっかけに反原発派に転身した。
「政府が何かやってくれる間に子供はやられちゃうんだよ・・」時に番組取材スタッフとも大激論を交わしながら「日本の現状」を解き明かしていく。武田が考える未来にあるのは希望か?それともー?

(引用終)

なぜ今になって武田教授を取り上げるのか、
TBSの意図はよくわかりませんが、
武田教授が自身のブログで主張されていることの要点をきちんと取り上げていたのは、
大いに評価すべき内容だったと思います。
飾らない人柄や誠実さも映し出されていました。
折りしも、週刊新潮2011年7月28日号で、
放射能ヒステリーを煽る武田邦彦の正体』とバッシングされ始めましたから、
良くも悪くも、タイムリーな報道といえましょう。

私としては、週刊新潮が何を言おうとも、
武田教授への評価と信頼は変わることがありません。
テレビの視聴者にとっては、公平な判断材料になったのではないでしょうか。

一日散歩きっぷで札幌~富良野~小樽の旅 ラベンダーと花火大会を堪能!(2011年7月23日)

JR北海道で毎週土日と夏休み期間だけ発売している「一日散歩きっぷ」は、
使い方でかなりお得な旅ができます。
札幌周辺から、
滝川・富良野・美瑛・新得、室蘭・長万部、小樽・ニセコ方面への普通列車に
一日乗り放題で、2,200円です。
私と妻は、昨日(7月23日)この券を使って、
札幌から富良野、富良野から小樽への旅行をしました。

私達のコースと時刻表、正規の運賃(大人一人分)を掲載します。

札幌6:58→滝川8:35(乗り換え、一旦下車)
滝川9:37→富良野10:48
(片道138.1km、2420円)

富良野→タクシーで富良野市内のカンパーナ六花亭へ(1230円)
カンパーナ六花亭11:36→ふらのバスで中富良野町のファーム富田へ(250円)
ファーム富田、町営ラベンダー園(リフト使用300円)

中富良野14:41→富良野14:51(乗り換え、一旦下車)
富良野15:46→滝川16:52(乗り換え)
滝川17:10→岩見沢17:52(乗り換え)
岩見沢18:05→手稲19:03(乗り換え)
手稲19:05→小樽築港19:28
(片道175.7km、3150円)
ウイングベイ小樽での花火大会

小樽築港20:48→札幌21:29
(片道30.1km、620円)

合計すると、JR路線だけで343.9km、6190円かかるところを、
2200円で済むのですから、3990円オトクな旅となりました。
(2人なら7980円!)

滝川では、待ち時間が約1時間ありますので、
駅から徒歩5分程度のところにあるミスタードーナツで朝食をとりました。
(滝川駅近辺で朝早くから食事ができそうなところは、
今のところ駅待合室にある立ち食いそば屋ぐらいしか知りません・・・)

カンパーナ六花亭へタクシーで行ったのは・・・
ふらのバスで行くこともできますが、待ち時間が30分以上あり、
時間がもったいないので使いました。
六花亭ファンの私達としては、ぜひ行ってみたい場所でした。
カンパーナ六花亭のテラスから撮った写真です。
眼前に広がる大雪山連峰と店舗周辺に広がる広大なぶどう畑が見事でした。

Img_1051_3


カンパーナ六花亭の駐車場にあるオブジェです。
バイクや観光バスで来ている人がたくさんいましたよ。
カンパーナ六花亭では、この店舗限定商品であるぶどうソフトなどを味わいました。
Img_1063_2


カンパーナ六花亭から中富良野町のファーム富田までは、
ふらのバスを利用しました。
富良野駅に戻らなくてもファーム富田へ行くことができるからです。
しかし・・・
当日は、ファーム富田周辺道路は大渋滞・・・
普段なら車で15分程度で行けるのが、45分近くかかりました。
(到着予定時刻11:50のところ、実際の到着時刻12:20・・・
会場周辺から歩いた方がハヤイ!)
札幌ナンバーや旭川ナンバーはもとより、
釧路ナンバーや室蘭ナンバーなど道内各地の他に、
はては秋田ナンバーや大阪ナンバーまで見かけましたよ。
ラベンダーを楽しむのに最もいい時期だからなのでしょうね・・・
(渋滞がイヤならノロッコ号でラベンダー畑駅下車するのがイチバンです。)

ファーム富田での写真です。
Img_1073_2


※色を強調した撮影です。
Img_1105_2


このオレンジの花は、なんという名前なのでしょうか・・・
ラベンダー色とオレンジ色のフシギな風景・・・
Img_1118_2

※こちらも色を強調した撮影です。
Img_1158_2


ファーム富田を見物後、歩いてすぐ近くにある町営ラベンダー園に行きました。
リフトにも乗りましたよ。
下の写真はラベンダー園頂上から撮ったものです。
Img_1179_2

富良野では、TVドラマ「北の国から」放送30周年を記念して、
『氣が付けば 今 五郎の生き方』という記念イベントをやっています。
あちこちでポスターを見かけました。
7月18日から、BSフジで再放送も始まりました。
・関連記事→震災後に問う五郎の生き方 「北の国から」放映30周年
(MSN産経ニュース7月16日)

中富良野から、さらに小樽に向かいました。
ウイングベイ小樽での花火大会(20:00~20:30)を見物するためです。
花火大会は、発数こそ少なめですが、十分に楽しめました。
下はそこで撮った1枚です。
Img_1210_2

妻も私も、十分に旅を満喫できた1日でした。

ファーム富田・町営ラベンダー園で撮影した写真を動画にしました。

2011年7月22日 (金)

スケープビーフからスケープフクシマへ~おすすめWEB記事「放射能汚染は肉牛だけか――「スケープビーフ」報道に大問題隠蔽の匂い」(週刊・上杉隆)【第184回】 2011年7月21日

セシウム汚染牛の問題は、ここ北海道にまで及んできました。
汚染牛の数は、最初は11頭でしたが、
いまや1000頭を越す数字になっていますね。
たぶん、実数はもっともっと増えるのでしょう。
そして、既に消費されてから、ニュースにのぼるのでしょうね・・・
(まるで遅出しジャンケンのよう・・・)

ところで、放射能汚染は、はたして牛だけなのでしょうか?
今回紹介するおすすめWEB記事、
放射能汚染は肉牛だけか――「スケープビーフ」報道に大問題隠蔽の匂い
週刊・上杉隆)【第184回】 2011年7月21日
では、上杉隆氏が、皮肉をこめて、こう疑問を呈しています。
(詳しくはぜひ全文をお読みください。)


(引用)
 それにしてもなぜ牛ばかりなのか。果たして私たちは肉牛の汚染だけを論じ、そして案じていればいいのだろうか。

 そもそも、福島の放射能は、県内の稲わらだけに付着し、肉牛だけを被曝させる特殊なものなのだろうか。

 残念ながら、専門家の間でも、そうした極めて限定的な拡散をする放射能の存在は、確認されていないようだ。通常、放射能は無差別に拡散し、動物であるならば同様に被曝すると考えられている。

 となると、被曝牛のことばかり報じているマスコミの方が、特殊なケースに偏っているということにはなりはしまいか。
(中略)
 肉牛だけを狙い撃ちにしている政府発表やマスメディアの報道は、それが意識的であろうとなかろうと、なにやら意図的な隠蔽の匂いがする。

 実はこれまでもそうだった。とくに原発事故以降、何か大きな問題を隠したい時や、事態の拡大を知らせたくない時に、彼らはいつもこの手を使う。

 政府とメディアの官報複合体は、決して本当のことを国民に知らせない。そして、ほとぼりの冷めたころ、換言すれば、手遅れになったころに初めて、「――わかった」と公表し、報道するのである。

 もちろんその間、多くの国民が被曝を繰り返しているという事実は伏せながら――。
(引用終)


牛ばかりが問題になっていますが、野菜や鶏肉、魚まで実態がわかったら、
おそらく日本国民は何を食べたらいいのかパニックになるかもしれません。
それでも政府は都合の悪い情報を隠し続け、内部被曝の被害を広げ、
少し経ってから「実は・・・」と言い出すのでしょう。
日本政府は国民を放射能汚染から守る気はなさそうです。
放射能汚染に関しては、社会主義の旧ソビエト連邦以下の対応しかしていないのです。
そしてマスコミは国家犯罪を追及するどころか、国家犯罪に加担しているわけです・・・
上杉隆氏はあきれはてて、次のように記事を結んでいます。

(引用)
 結局、住民の健康よりも、政府の仕事が優先されるのだ。避難地域を拡大し、行政がパンクすることを恐れるあまり、過少報告を繰り返し、事態を小さく見せようと犯罪的な努力を繰り返しているにすぎない。それがいまの日本の政府とマスコミの実態なのである。
 放射性セシウムは肉牛だけを被曝させるわけではない。豚も、鳥も、馬も、鹿も、犬も猫も、その可能性は否定できないのだ。当然それは人間とて例外ではない。また稲わらだけを汚染させるはずもない。野菜や魚、木材や半導体、自動車などすべてを汚染する。

「スケープビーフ」を作って、現実から目を背けるのは止めるべきだ。政府や行政に関してはもはや何を言っても無駄であろう。だが、少なくともマスコミには良心が残っているはずだ。本当のことを報じるべきだ。

「スケープフクシマ」にしないよう、本当のことを報じるのは今しかないのである。
(引用終)


記事では、「スケープビーフ」、
スケープフクシマ」という造語を使っています。
スケープゴート」(いけにえのヤギ)から派生させたものです。
(「スケープゴート」の元の話は、
旧約聖書のレビ記16章に書いてあります。
人々の罪を負わせて荒野に放たれる雄山羊。
そこから転じて責任転換をされるマトの存在を指していますね。)
今は肉牛と肉牛農家が悪いみたいな報道のされ方ですが、
もっとも責任があるのは政府です。
ただちに健康に影響ない」とか放射能汚染の被害を過小評価し続け、
被害を拡大させてきたのですから・・・
全頭検査は、当然国が全額負担して行うべきでしょう。
私たちは問題の本質である政府の怠慢と隠蔽体質にこそ目を向けねばなりません。

2011年7月21日 (木)

NHKにさえ見離された「工程表ステップ1達成」~おすすめWEB記事「工程表の「騒動」に思う」(中部大学・武田邦彦教授)

2011年7月20日放送の朝のNHKニュース「おはよう日本」では、
政府と東電が発表した、
福島原発事故収束の「工程表ステップ1達成」について、
専門家の冷ややかなコメントを紹介していました。
大本営発表の道具の一つであるNHKでさえ、
もはや政府と東電の発表に信頼を置いていない、ということでしょうか・・・

中部大学の武田邦彦教授は、
7月20日に「工程表の「騒動」に思う」というブログ記事を出しました。
武田教授はNHKに登場した上述の専門家よりももっと冷ややかです。
空虚な工程表」とさえ酷評・・・
記事から引用します。
(引用)
政府と東電が工程表に示した「ステップ1」の主要部分が達成されたと発表し、マスコミを中心として関心を呼んでいます。
でも、私は4月、および5月に発表された工程表をまったく評価していません。まさに、今の政府と東電の体質を示したものです。
むしろ現在のような工程表があること事態が、福島原発事故の解決を遅らせています。
もし、日本政府が「国民の命と健康を守ることを第一」とし、東電が「事故を起こしてご迷惑をおかけした方に最大限の努力をする」というのなら、工程表はまったく違うものになるからです。
【今の工程表】
福島原発の収束を最優先にしている。
【大切な工程】
被爆しつつある人を助け、福島の大地を元に戻すための工程表。
(中略)
多くの人はこの工程表にごまかされていると私は思います。
福島原発の中の汚いものは、すでに周囲にまき散らされ、それを回収するのが第一なのに、工程表はそれをやらない目くらましになっています。
「福島原発の工程表」は東電に関係があるだけで、国民には、ほとんど何の意味もないのです。

(引用終)

原発の収束は当然のことですが、国民生活にとって重要なのは、
既に大量に放出された放射性物質による被曝をどう防ぐか、
被害を最小限度に抑えるか、ということです。
工程表ステップ1達成!と自画自賛している無能な政権に騙されてはいけないのです。

放射能汚染疑い牛肉の件だって、畜産農家の責任にされていますが、
実際は、政府の怠慢によるものといえます。
手柄は自分に、問題処理は下のものに・・・
という菅首相・民主党の性質が如実に出ています。

なでしこジャパンや酷暑のニュースに一喜一憂している間にも、
何もしなければ着実に放射能汚染は広がります。
目を背けてはならないのです・・・

2011年7月20日 (水)

死なないお粥と究極のお粥?~NHK・ためしてガッテン「門外不出!料亭おかゆ 秘技・奥義一挙大公開 」(2011年7月20日放送)

今回の「ためしてガッテン」は、お粥についてでした。
番組冒頭で、「死なないおかゆ」という言葉が出てきました。
死なないおかゆ」???なんのこっちゃ?
老化防止?それとも、お粥の味?
どちらも違いました。
死なないおかゆ」とは、誤嚥防止できる、
つまり、誤って気管に入ってしまう恐れがないとろみのお粥のことでした。
具体的には、マヨネーズぐらいのとろみです。
一方、サラサラのお粥(お茶漬けみたいな感じ)は、
お年寄りや体力の弱った人などには、誤嚥により誤嚥性肺炎を招く場合もあるとか・・・
肺炎は、日本人の死因の第4位!
ただ、すべてが誤嚥性肺炎ではないはずですので、
死なないおかゆ」というキャッチフレーズはやりすぎかな、とも思いました。

番組の後半は、「究極のおかゆ」とは?という内容でした。
料理本に書かれてあるレシピ通りのものと、
京都の老舗料亭のお粥を食べ比べたり、科学的に分析してました。
結局、京都の老舗料亭のお粥に軍配があがります。
何が違うのでしょうか?
ポイントは2つあります。
1.熱湯に米を入れる
2.混ぜる
詳しくはぜひ番組HPを御覧ください。
究極のおかゆ」レシピは、こちらです。
番組HP内にあります。)
機会があったら、我が家でもぜひ作ってみたいと思います。

ところで私は、どちらかというと、
日本の淡白なお粥よりも、中華粥の方が好きです。
以前香港に10日間ぐらい滞在した時に、
街のあちこちにある粥専門店で、
朝食時に何度も中華粥を食べました。
(北海道では、きちんとした中華粥を味わえる店をまだ見つけていません。
東京とか横浜ならあるのでしょうけど・・・)
機会があればまた食べてみたい味です。
(「香港旅行ガイド 香港ナビ」というサイトで、
中華粥とその説明があるのを見つけました。)

以前、妻が病気で食欲が落ちている時に、
試しに中華粥を作ってみたことがあります。
たしか、その時に使ったレシピが、こちらです。
(サイト名:「ダイエットでもおいしく食べた~い!」)
作るのに時間がかかって面倒ですが、結構おいしかったですよ。

2011年7月19日 (火)

NHK・上を向いて歩こう~日本人の希望の歌 その真実~(2011年7月18日放送)

上を向いて歩こう」という歌が出来て、
今年の7月でなんと50年!
暗い世相や被災地に希望を与え続け、さまざまな歌手に歌い継がれる秘密は?
NHKで7月18日に放送した「上を向いて歩こう~日本人の希望の歌 その真実~」は、
その誕生の経緯を興味深く紹介していました。

NHK番組表から、放送内容を転載します。
(引用)
阪神淡路大震災の時も、そして東日本大震災でも、人々が自然と歌うのはこの歌だった…。日本人の心の歌ともいうべきものが誕生してから今年でちょうど50年。なぜ半世紀に渡り日本人の心をとらえ続け、アメリカではヒットチャートの1位を獲得したのか。この歌を歌った坂本九、作曲の中村八大、作詞の永六輔の3人の物語を軸に、誕生の秘密やヒットの理由をち密な検証と関係者の言葉、貴重な資料で掘り起こしていくドキュメント。

番組冒頭では、被災地で「上を向いて歩こう」が歌われる様子や、
現在公開中のジブリ映画「コクリコ坂から」との関連
(ポスターに歌の冒頭句が書かれていましたね。)などにも触れていました。

作詞:、作曲:中村、歌:坂本の「689トリオ」、
その出会いと、歌に込められた想い、音楽的な仕掛けなど、
なかなか興味深い内容でした。
世界中に売り込むために、
海外版ではあえて「SUKIYAKI」という名前を使った理由など、
「なるほど~」と思わされました。

欲を言えば、サクセスストーリーで終らせてしまうのではなく、
この歌が持つ力と現代的な意義について、
もう何分か触れてほしかったかな、とも思いました。
しかし全体的に好番組だったといえましょう。

番組の最後では、坂本九と映画で共演した吉永小百合さんがこの歌について、
「坂本九さんが空の星になって私たちを見守って、頑張れよって言ってくれてるようだ」
というコメントをしていました。
東日本大震災後、ようやく普通のCMが流れるようになって、
よく耳にした曲の一つが、「上を向いて歩こう」でした。
まるで日本を優しく慰め、励ますかのように・・・

今は大震災や原発事故という暗い世相ですが、
涙がこぼれそうでも、「上を向いて歩こう」!
少しでも前向きに心をあげて、人生を歩き続けたいものですね・・・

2011年7月18日 (月)

真駒内花火大会2011

7月17日(日)に札幌市南区の真駒内セキスイハイムスタジアムで行われた、
真駒内花火大会に妻と一緒に行きました。
といっても、会場への入場料は7000円~2000円でしたので、
会場周囲の真駒内公園周辺での立ち見にしました。
当日は小雨がわずかに降るような天候で、
やるのかやらないのかアヤシイ感じでしたが
(19:45スタート、のはずが10分ぐらい遅れていました)、
なんとか実施となって、花火を堪能できました。
以下の写真は、真駒内青少年会館方面へ向かう坂道の歩道で撮りました。
(フツーのデジカメで、花火の写真を撮るのはムズカシイですね・・・)
失敗写真ですが、幻想的な感じ、かも?

日よ、月よ 主を賛美せよ。
輝く星よ 主を賛美せよ。

(旧約聖書詩編148:3新共同訳)


Img_0868


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撮影した写真をハードディスクレコーダーで自動編集して動画にしてみました。
YouTube初投稿です。
出来のいい方を紹介します。


2011年7月17日 (日)

映画「アポロ13」~宇宙時代の祈り

ブルーレイ・ハードディスクレコーダーを購入したので、
ブルーレイの映画を観てみたくなり、
先日、「アポロ13」をTSUTAYAでレンタルしました。
大変有名な映画ですが、今回観るのが初めてでした。
映像と音の美しさは圧巻でした。
迫力あるロケット発射シーンなどはもちろんのこと、
ラスト近く、アポロ13の司令船が大気圏に突入しようとするところで、
計器盤についた水滴がクルー達に横向きの雨のように向かってくるところが
鮮明に見えるなど、
さすがブルーレイ!と思わされました。
ラスト10分は結論がわかっているとはいえ、とても感動的でした。
また、ラストに至るまでの、
最後まであきらめないで最善を尽くしてチーム一丸となって知恵をしぼるところは、
見ごたえがあります。
地上での責任者ジーン・クランツがアポロ13号の生還に安堵するシーンなど、
胸を打たれます。
メイキング映像を見ると、可能な限りリアルさを追及しているのがよくわかります。

映画の中で印象的な箇所はいくつもありますが、
その中でも特に印象的なのは、
世界中でアポロ13の船員たちのために祈りが捧げられるところです。
ヴァチカンでのパウロ6世(当時の教皇)や、アメリカのニクソン大統領、
エルサレムの嘆きの壁など・・・
宇宙時代にも、祈りの力があるのだな、と思わされました。

ところで、以前、アポロ13号のジム・ラヴェル船長に会ってから、
クリスチャンになった、という人の証を読んだことがあります。
家田信吾さんという方が、インターナショナルVIPクラブというところで、
その話をした記事がありますので、リンク先を紹介します。
(無断転載禁止とのこと・・・)
「アポロ13号船長との出会い 」家田信吾
この中では、3人の宇宙飛行士の一人、フレッド・ヘイズが、
宇宙で支えになったという御言葉を述べています。
あなたがたを襲った試練で、
人間として耐えられないようなものはなかったはずです。
神は真実な方です。
あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、
試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。

(新約聖書コリントの信徒への手紙Ⅰ10:13新共同訳)
神様は絶望的な宇宙空間でさえも私達を支えてくださいます。

どこに行けば
あなた
(=神様)の霊から離れることができよう。
どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。
天に登ろうとも、あなたはそこにいまし
陰府に身を横たえようとも
見よ、あなたはそこにいます。
どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。
曙の翼を駆って海のかなたに行き着こうとも
あなたはそこにもいまし
御手をもってわたしを導き
右の御手をもってわたしをとらえてくださる。

(旧約聖書詩編139:7~10新共同訳)



2011年7月16日 (土)

「海がきこえる」と氷室冴子の小説

2011年7月15日に、「海がきこえる」が放送されていました。
調べてみると、最初にテレビで放映されてから、実に18年2ヶ月ぶりの放送とのこと。
私は94年の最初の放送は観ていませんが、DVDでは7、8年前に観たことがあります。

放送冒頭で、
この作品には、未成年の飲酒・喫煙シーンがありますが、
原作の作品性、原作者の意図を尊重しオリジナルのまま放送いたします。

とのおことわり表示があったのには少し驚きました。
そういえば、同窓会のシーン(大学生になってから数ヵ月後)や、
拓と里伽子が東京に行ったシーン(高校時代)で、
未成年者の飲酒や喫煙がありますね。
言われてみれば、そのとおり・・・
なるほど~

この作品は、里伽子という女性の描き方が魅力です。
用意周到さや大人びた面、容易に心を許さない面と、
子どもじみた面・・・
まるで気まぐれな猫のようです。
主人公は困惑しながらも次第に惹かれていきます。
一方で、主人公・杜崎拓と松野豊との友情、リアルな高知と高知弁も魅力です。
10代の時に観るよりも、20代後半以降に観た方が、
青春の輝きとほろ苦さを再実感できるかもしれません。
私はDVDで初めて観てから、原作も読んでみたくなりました。

原作は氷室冴子の同名の小説です。
この「海がきこえる」と、
続編の「海がきこえる〈2〉アイがあるから」は、
文句なしに彼女の最高傑作です。
語り口は、主人公・杜崎拓の独白調です。
アニメを読んでから原作を読んだ方が、ハマルと思います。

私は20歳を過ぎてからあまり小説を読まなくなったのですが、
30歳をすぎてから、久しぶりに小説の面白さを味わいました。
すっかり魅了された私は、氷室冴子の小説を片っ端から買いあさって読みふけりました。
なんて素敵にジャパネスク」シリーズなどの、平安朝を舞台にした作品や、
クララ白書」などの学園ものなど、書店や古本屋で可能な限り捜しては次々に読みました。
クララ白書」を読んで、
小説に出てくる「くるみやのシフォンケーキ」をわざわざ買いに行ったこともあります。
(「くるみや」は札幌市中央区にあります。
シフォンケーキもおいしいですが、濃厚なソフトクリームもおいしいですよ。)
出版されている全作品中、おそらく7割は読んだと思います。
最近では氷室冴子の作品は、絶版か、古本屋でないと手に入らないものが多い、
というのが残念ですね。
おすすめはやはり「海がきこえる」とその続編と、
なんて素敵にジャパネスク」シリーズです。
なんて素敵にジャパネスク」シリーズはマンガ版もまだ現役ですよ。
今回の放送を機に、氷室冴子の作品群が再評価されてほしいものです。


(DVD)
海がきこえる [DVD]

(原作)
海がきこえる (徳間文庫)

(続編)
海がきこえる〈2〉アイがあるから (徳間文庫)


(なんて素敵にジャパネスク 小説)
なんて素敵にジャパネスク ―新装版― なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (なんて素敵にジャパネスク シリーズ) (コバルト文庫)


(なんて素敵にジャパネスク マンガ)
なんて素敵にジャパネスク (第1巻) (白泉社文庫)

パス回しさえできない暴走スタンドプレー首相は即退場!

7月14日深夜(7月15日午前)に、NHK・BS1での録画中継による、
女子W杯準決勝でのなでしこジャパンの活躍を前半戦まで観ました。
パス回しが見事でした。つなぐサッカー!

ところで、サッカーをよく知らない小さな子にサッカーをやらせると、
アニメの影響で(現在ならイナズマイレブンGO、一昔前ならキャプテン翼)、
必殺技シュートのマネをやりたがります。
(○○シュート!とか・・・
大きい声で必殺技シュートを言ってからシュートしますが、
だいたいショボイ、コロコロ球が来るばかりです・・・)
観察したところ、パスする、ということはまずあまりやりませんね。
シュートは大事ですが、
効果的なシュートに至るまでパスでつないでいくことの方がもっと大事でしょう。

一方、日本の現内閣はどうでしょうか?
(先日岩手県知事に向かっていきなりサッカーボールを蹴るなどして、
結局辞任した大臣もいましたが・・・)
菅首相は「脱原発」という「必殺技シュート」を蹴ったつもりでしたが、
実は「「脱原発」は政府見解ではない…首相釈明」(読売新聞7月15日記事)だった・・・
とんだ暴走スタンドプレーですね・・・
しかも、幼児なみに「自分はスゴイ!」と幻想に浸っているところは、
救いがたいものがあります。
(ただのコロコロ球にすぎないようなものなのに・・・)
閣内での「パス=閣内統一」がきちんとできていない証拠です。
迷惑首相に付き合わされる大臣たちが哀れに思えたほどでした。
産経新聞社説の【主張】では、当然のように「レッドカード=退陣勧告」を出しました。
「個人の考え」発言 首相の即時辞任を求める」(7月16日)
記事要旨部を引用します。
(引用)
 日本の最高指導者の発言として、あまりに軽く、国の統治を任せることはできない。

 菅直人首相が15日の閣僚懇談会で、将来的な「脱原発」方針に対し、「私個人の考えだ」と釈明したことだ。

 「綸言(りんげん)汗の如(ごと)し」という言葉がある。最高指導者がいったん口にしたことは、取り消したり訂正したりできないとの意味だ。

 首相が13日に記者会見で発表した「脱原発」方針は、エネルギーという国家の基本政策の大転換である。それが、閣僚や与党幹部から反対論を展開され、政府方針ではないと釈明せざるを得ない醜態をさらした。

 ≪「綸言汗の如し」の重さ≫

 閣僚とも調整せず、唐突にかつ独断で基本政策を変えることは、首相としての資質が欠落していると断じざるを得ない。日本の危機は深まるばかりであり、首相の即時辞任を求める。
(中略)
 このままでは、国益を損ない続け、東日本大震災の被災地支援も遅れる一方である。菅政権の存続は、日本国の不幸であることを再認識すべきだ。
(引用終)

思いつきでエネルギー政策を振り回されるのは、
日本にとってさらなる「人災」を招くばかりです。
しかも、パスする=閣内一致する、という「基本技」すらできない・知らない・・・
レッドカードが出されているのにプレー続行し続ける最悪な菅首相は即刻退場!

2011年7月15日 (金)

福音の土台は創造論

教会学校で、創世記の「アダムとエバ」の話をしました。
(教会学校教案誌「成長」の2011年7月10日の回に基づく)
説明を終えた後、子どもから、進化についての質問が出ました。
これはとても重要な問題です。
なぜなら日本の学校教育ではあたかも既定の事実として進化論しか教えないし、
アニメ(ポケモン他)から、はてはCM(ストライド他→ガムを噛み続けたらサルが進化?)まで、
進化というのは地動説や万有引力とならんで「真理」となっています。
そういう環境の中、聖書が言う「神の天地創造」は、非科学的なおとぎ話のように思えます。
だからこそ、聖書の真理を正しくわかりやすく伝える必要があるのです。


私はこんな説明をしました:
聖書では、「神が天地を創造された」と述べています。
一方、科学では、「ヒトはサルから進化した」、「アメーバから進化した」などと言っています。
どちらが正しいのでしょう?
私は、聖書に書いてあるから無理やり信じなさい、とは言いたくありません。
しかし、「進化」というものを考えてみましょう。
「進化」というのは、創造者・設計者もなく、
長い時間をかけて「たまたま、偶然」できた、と言っているようなものです。
今みなさんが生きているのも「たまたま、偶然」にすぎなく、
その命には、何の意味もありません。
「デタラメ」を長い長い時間かけていったら、「たまたま出来た」にすぎないものだからです。
ここにテレビがありますね(教室にテレビがある)。
これはどうやってできたのでしょうか?
大きなゴミ捨て場があって、ある日、猛烈な台風がやってきました。
ゴミ捨て場をものすごくかき混ぜていたら、
「偶然に偶然に偶然に・・・偶然に、が重なって」、朝にはテレビが出来ていました・・・
こんな話はありえないですね。
テレビは設計者がいて、設計図どおりに作られているのです。
私たちはテレビよりももっともっとすばらしく、神様によって造られています。
科学では「宇宙は偶然にできた」とさえ言っていますが、
デタラメに宇宙が出来る確立は、1/100000000000000000・・・・(0がたくさん)だ、
とある人が計算しています。ありえない数字です。
ところでみなさん、なぜ手に指は5本あるのでしょうか?
6本や4本ではいけないのでしょうか?
私は、これだって「奇蹟」に思います。
イエス様を信じるお医者さんたちは、人間の体を知れば知るほど、
神様の創造の素晴らしさを思うそうです。
私達が今生きているのは「たまたま、偶然」ではなく、神様によるのです。


私も以前は、
創世記の「初めに、神は天地を創造された。」(創世記1:1新共同訳)を信じられず、
カトリック思想家テイヤール・ド・シャルダンのキリスト教的進化論や、
哲学者アンリ・ベルクソンの「創造的進化」といった思想に強く惹かれていたものでした。
なんとかして、科学と宗教を一つにしたい・・・
しかし創造科学という考え方を知ってからは、
進化論とキリスト教を妥協させよう、という考え方は捨てました。
(カトリックでは1996年に前教皇ヨハネ・パウロⅡ世が、進化論を容認する発言をし、
日本の新聞でも大きく取り上げられましたが、
これはつまらんことをしたものだ、と思いました・・・
→これについては、
最近発表されたローマ教皇の進化論支持は、何を意味するのか? 」という記事を参照。
※「最近」といっても、最近ではナイですけどね・・・)
聖書の初めの言葉は「初めに、神は天地を創造された。」(創世記1:1新共同訳)です。
ここを信じられなければ、聖書はすべてウソを書いていることになり、
そもそも読む必要さえないでしょう。
しかし、神の天地創造、ということを心に受け入れ、
「偶然などないんだ!」と確信できるなら、
聖書の他の奇蹟は、あたかもドミノ倒しのように、次々と受け入れることができます。
聖書に基づく科学的・論理的な根拠をもって、
進化論という仮説のヴェールを一つ一つ剥がしていけば、
見えてくるのは神様のみわざのすばらしさです。
宇宙そのものが、奇蹟で出来ている、といっても過言ではないのです!
創造論こそ、福音の土台なのです!
土台があいまいなら、十字架と復活でさえ、単に「心理的なもの」にすぎなくなってしまいます。

WEB版キリスト教新聞「クリスチャントゥディ」では、創造論と進化論についての
わかりやすい記事が2つありますので紹介します。
佐々木満男・・・進化論は真っ赤な嘘?!」(2011年2月18日)
聖書は正しく、進化論は間違い-クリスチャンは堂々と説明できるべき」(2011年7月6日)
(埼玉医科大学准教授の今中和人博士による
「心臓外科医が語る驚異の人体」と題した講演の要旨)

今中氏は、
人体の形成をもし進化論に即して考えるとすれば、「ブドウ糖は20もの化学反応の連鎖で代謝されるが、段階的に代謝酵素を獲得したのなら、獲得前の生物は生存できなかったであろう。20種類ものアミノ酸を代謝する能力を段階的に獲得してきたのなら、片っぱしから乳児期に死亡する時代や、全員重度知的障害者だった時代などが生じてしまい、あり得ない結論に至る」。同氏によると、観察すればするほど「人体の機能は最初から全部できなければならないことばかりで、段階的に進化してきたとは考えられない」という。

 現代教育で教えられる始祖鳥やピテカントロプスなど、進化の証拠とされるもののほとんどは、既に誤りであるか極端に疑わしいと結論付けられているのに、未だに学校教育で進化論が教えられている現状に危機感を募らせた。「教育する側も、それらが科学的真実かのごとく教わっており、自分では検証せず、悪意のねつ造すら多数含まれている進化論が教えられ続けている」ことを厳しく非難し、「人類の起源の説明として未だに進化論が教えられ日本人は信じ込まされている」と警告、パウロ使徒の言葉を用いて「進化論」を「むなしい、だましごとの哲学(コロサイ2・8)」であるとはっきりと否定した。
(「聖書は正しく、進化論は間違い-クリスチャンは堂々と説明できるべき」から引用)と述べています。
DNA一つにしても、驚くほど精緻につくられているものです。
旧約聖書の詩編作者はこう感嘆しました。
わたしはあなた(=神)に感謝をささげる。
わたしは恐ろしい力によって
驚くべきものに造り上げられている。
御業がどんなに驚くべきものか
わたしの魂はよく知っている。

(旧約聖書詩編139:14新共同訳)

創造論入門としては、「創造か・進化か?」という記事がわかりやすいです。
創造論入門書としては、
久保有政著「天地創造の謎とサムシンググレート」(学研ムーブックス)と、
オーパーツと天地創造の科学」(学研ムーブックス)が入手しやすいです。
マユツバものとみるかどうかは自由ですが、
知りもしないで批判するよりも、先入観にとらわれずに一読してみることをおすすめします。

天地創造の謎とサムシンググレート―「進化論」と「インテリジェント・デザイン理論」 宇宙と生命体をデザインしたのはだれか!? (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)

オーパーツと天地創造の科学―聖書に隠された幻の超古代文明と恐るべき地球大激変の真相 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)

2011年7月14日 (木)

再生可能エネルギー法案は緊急に議論すべきものではない!

菅首相が政権延命のために使っている再生可能エネルギー法案と脱原発の表明・・・
再生可能エネルギー法案や、脱原発という方向性そのものは、
悪くないとは思いますが、果たして今論議すべきことなのでしょうか?
それはまるで、食料が不足するような最貧国・飢餓紛争地帯で、
生活習慣病予防を論議するような話ではないでしょうか?
東北の被災地に暮らす人々にとっては、目の前のガレキの撤去や、
津波の心配のない新しい街づくりとか、
当面の生活資金の援助といった切羽詰った現実問題の方が最優先なのに・・・
再生可能エネルギー法案のような、緊急性を要しないものは、
復興にメドが立った後で十分ではないでしょうか?
脱原発の問題も然りです。

私自身は、どちらかといえば脱原発に賛成ですが、
早急な結論よりも、国民全体の問題として十分論議されるべきと考えます。
(景気の減速や、酷暑対策の問題など・・・
それとも、菅首相は、精神科医の和田秀樹氏がブログで書いているように、
節電の名目で「これで老人を合法的に、早く抹殺できる。しかも大量に、全国的に
とでも考えているのでしょうか?)
→(参考:菅総理の高齢者減少政策
これも、法案成立は数年後で十分ではないでしょうか?

今やるべきことは、福島県とその近隣の放射能汚染をどう抑えるかです。
また、東北の被災地の方々の苦境を救うことです。
無駄な政権延命の道具としての再生可能エネルギー法案など、
今はまったく必要アリマセン!
被災地・放射能汚染の問題をどうするかだけが、喫緊の課題なのです!

この問題については、産経新聞7月14日の
【主張】「脱・原発依存 その場限りで信用できぬ」という記事がオススメです。
また、元経済企画庁長官、福山大学客員教授の田中秀征氏の記事、
“ストレステスト実施”でも内閣支持率は16%
菅首相よ、それでも不毛な延命に努めるのか

田中秀征政権ウォッチ~ダイヤモンド・オンライン)では、
菅首相のあざとさについて痛いところを衝いています。
(「ストレステスト」は、原発に対して、というよりも、
日本国民に向けられているのでしょうか?)

原子力依存から自然エネルギーへの転換、というのは一見よさように見えますが、
現在の技術力では相当無理があります。
石炭発電の半分のCO2排出の、
天然ガスによる発電をもっと推し進めるなどの、現実的なものを目指すべきでしょう。

西岡参議院議長は、「首相は一番悪い独裁者だ」とまで言い切っています。
西岡議長「首相は最悪の独裁者」MSN産経ニュース7月14日)
おりしも今日7月14日はフランス革命記念日・・・
他国ならとっくの間に暴動が起きそうなレベルなのに、
平和ボケで飼いならされた日本国民は忍耐強く変革を待っています。
「独裁者に●を!」と叫ばれる前に、菅首相はさっさと退陣すべきですね!

2011年7月13日 (水)

またまた出ました!「直ちに健康に影響ない」~汚染牛肉流通事件

(引用)
専門家やNHKが被曝側にたって計算してくれるのはいったい、何時になるのでしょうか?
福島原発事故が起こってから、日本政府は終始、事故を小さく見せることに力を注いできました。
でも、報道の自由をもっている報道機関、学問の自由で守られている研究者が、なぜ政府に追従して、国民を被曝させようとするのでしょうか?

中部大学・武田邦彦教授のブログ記事「汚染牛肉を「安全」という専門家」から引用)

7月12日朝のNHKニュース「おはよう日本」を見ていたら、
汚染牛肉流通に関して、またまた「専門家」が出て、
放射能汚染の問題を過小評価するコメントをさせていました。
1日500グラムの牛肉を200日食べたら1ミリシーベルトになるので、
汚染牛肉食べても健康に影響はない

(上記ブログから引用)

直ちに健康に影響がない」!!!???出た~\(*`∧´)/
NHKは放射能汚染に関しては、最初に過小評価をして安心させてから、
数ヵ月後に「実は・・・」というマニュアルでも出来ているのでしょうか?
(まぁ確かに、1回食べたぐらいでは「健康に影響は無い」というのは事実でしょうが・・・)

厚生労働省でも、放射能汚染を過小評価したいようですね。
食品で内部被ばく、自然な状態の4分の1と試算」というニュース、
注意を喚起すべき官庁が、「安全、安全」と触れ回っている姿は滑稽です。
ウソツキが首相の座にいる限り、
逃げ腰・場当たり対応が当たり前になってしまうのでしょうね・・・
国民は騙されずに、自己防衛するしかないのです。

民主党員サン、ぜひ西岡参院議長の勧めに従って、
汚染源である首相に自ら不信任案・問責決議案を突きつけてくださいませ・・・
西岡参院議長が論文、「民主が不信任、問責を」(読売新聞7月12日記事)

2011年7月12日 (火)

書評:里中満智子『マンガ旧約聖書〈1〉創世記』(中央公論新社)

旧約聖書・創世記の世界が、実に人間くさいドラマに仕上がっています・・・
里中満智子さんの『マンガ旧約聖書〈1〉創世記』(中央公論新社)を購読しました。

この本の魅力は・・・
まず、絵がとても美しいです。
旧約の人物がイケメンに描かれています。
今までいくつか聖書をマンガ化したものを読んだことがありますが、
その中でも最高のものではないかと思います。

次に、全然宗教臭さを感じないところです。
里中満智子さんの宗教観はどのようなものかわかりませんが、
信仰心から、というよりも、ギリシャ神話や古代日本への興味の延長で、
本人にとって「楽しいから」描いたのでしょうね。
キリスト教信仰がある人にも、ない人にも十分に楽しめます。
いやむしろ、信仰のない人の方が、
「旧約聖書って、人間臭くてオモシロイのかも?」と思わせる良書といえます。

最後に、1冊で創世記の36章までの内容しか進みませんので、
その分、一つ一つの物語をじっくり堪能できます。
特に後半の物語、「エサウとヤコブ」や「ヤコブとラケル」の話はすばらしいですよ。
旧約聖書の世界は、ニーチェ流に言えば「人間的な、あまりにも人間的な」ものです。
これからの時代、教養として(信じるかどうか別として)聖書の主な話ぐらい知っておくべきでしょう。
とっつきにくい旧約聖書入門の嚆矢としておすすめです。
残念な点といえば、値段が少しお高い(1575円)ぐらい・・・
早く2巻も読んでみたいなぁ・・・
(来月のお楽しみになる予定・・・)
→少し立ち読みしましたが、
モーセがシブイ魅力のおじいさんとして描かれていましたよ。

1巻

2巻


(追記 全3巻で完結です。)

2011年7月10日 (日)

我が家もようやく完全地デジ化・・・

アナログ放送終了まであとわずかの日数・・・
既に数年前にデジタル放送対応の液晶テレビは購入していましたが、
ビデオデッキは相変わらず10年以上も前に買ったVHSビデオのままでした。
アナログ終了告知がうるさくなり、録画すると大変見づらくなりました。
7月に入って、思い切って、SONYのブルーレイディスク/DVDレコーダー を購入し、
昨日我が家に届きました。
(※ちなみに我が家では液晶テレビもSONYです。)
下が商品名と本体写真です。
楽天のサイトを使いました。

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ブルーレイディスク/DVDレコーダー BDZ-AT300S

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これで我が家も完全地デジ化対応となりました。

セッティングにはかなり手間取りましたが
(ビデオデッキを撤去したり、配線を確認したり・・・)、
さっそく録画したり、DVDを観たりしてみました。
分厚い取扱い説明書をまだ全部は読んでいませんが、
いくつか機能を試してみました。
その中で、特に面白いものとしては、
デジカメで撮影した写真を取り込んで、
曲を選ぶとレコーダーが勝手に(?)ビデオクリップを作成してくれる機能、
x-Pict Story HD」です。
素材としては、今年の春から7月初めにかけて妻と私が撮った写真90枚以上を使いました。
それらの中から適当に写真が選ばれ、組み合わされて、
音楽に合わせてまるで一つの物語のようになっていました。
私の妻のカワイイ写真や、桜の花などが、「偶然」とは思えないほど、
見事に展開されていました。
夜中なのに、何度も再生して観てしまいました・・・
(「妻萌え~」のワタクシです・・・)

ブルーレイもついていますので、せっかくなので、
TSUTAYAでブルーレイ版「サウンド・オブ・ミュージック」をレンタルし、
自宅にあるDVD版と少し見比べてみました。
(上がDVD版、下がブルーレイ版です。)

サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版  (初回生産限定) [DVD]


サウンド・オブ・ミュージック (2枚組) [Blu-ray]

映画で見比べた場面は3ヶ所。
1ヵ所目は冒頭のシーン。
2ヶ所目は「So Long, Farewell」のところ。
3ヶ所目は結婚式のところです。

全体的にブルーレイ版の方が色が鮮やかです。
ブルーレイ版を観てからDVD版を観ると、やはり色あせた感じは否めません。

冒頭のシーン(マリアが登場するところ)では、
ブルーレイ版は草の1本1本まで見えてきそうです。
「So Long, Farewell」のところでは、
途中に出てくる貴婦人のシワまではっきり見えました。
(これはかえって見えない方がよかったのかも・・・)
一番驚いたのは、結婚式の場面でした。
教会の中にある絵の額縁やパイプオルガンの装飾に使われている金(色)が、
とても鮮やかに見えました。
DVD版ではそれほど気にならなかったものですが、
ブルーレイではこんなにクッキリと見えてしまうとは・・・
教会のステンドグラスの青色や、パイプオルガンのところに花が飾られていることなど、
今まで気にかけなかったところが次々と見えてきました。
やっぱり、ブルーレイって、スゴイ~
もっともっと機能を使いこなしたくなりますね。

BS朝日・「光の祈り ~87歳現役の影絵作家・藤城清治 創作の秘密~」(2011年7月9日放送)

BS朝日で、「光の祈り ~87歳現役の影絵作家・藤城清治 創作の秘密~
という1時間番組を放送していました。
(↑番組HPがとても美しいので、ぜひ上記をクリックしてみてください。)
影絵作家・藤城清治さんは2011年現在87歳。
しかし創作意欲に衰えはないようです。
創作の現場や、代表作、新作(後述)の様子など、とても興味深かったです。
あの美しい影絵は、市販のカミソリでつくられていること、
手はカミソリによる傷があちこちにあること(漫画家の「ペンだこ」ならぬ「カミソリたこ」?)など、
意外にも知られていない素顔を垣間見ることができました。

最近、爆笑問題の太田光さんの初小説「マボロシの鳥」に影絵を提供、絵本化したことを機に、
大田光さんとの対談もやっていました。
大田光さんは小さい頃から藤城清治さんの影絵が大好きだったそうです。

【送料無料】絵本マボロシの鳥


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番組の中で特に印象的だったのは、広島の原爆ドームを扱った作品でした。
原爆の悲惨さの象徴である原爆ドームが、美しい影絵の中で、
まさに番組タイトルのとおり「光の祈り」となっていました・・・
これは感動的な作品といえましょう。

ほかならぬ我が家も藤城清治さんの絵が好きです。
自宅のカレンダーのうち二つが、藤城清治さんのものです。
1つは2ヶ月ごとのもの、もう一つは聖書の場面が描かれた年間カレンダーです。
2ヶ月ごとのカレンダーは、20年近くも前から、毎年藤城清治さんのものを使っています。
数年前仙台に立ち寄った際、「かまぼこの鐘崎」の笹かま館にある、
藤城清治メルヘンサロン」にも夫婦で観にいきました。
幅15メートルの巨大で圧倒的な作品など、見ごたえがありましたよ。
普段からカレンダーで目にしている作品のホンモノを観ることができて、
妻もとても喜んでいました。
(同様の常設美術館・施設は、上記も含めて全国に5ヶ所あります。
北海道の生田原町(北見市の近く)にもあります。まだ行ったことはありませんが・・・)

光と影の詩人―藤城清治の世界 (別冊太陽)

藤城清治 光と影の奇蹟

光は歌い影は躍る―藤城清治の軌跡

2011年7月 9日 (土)

節電のために死ねますか?「君死にたもうことなかれ」~おすすめWEB記事「節電は本当に必要なのか?」シリーズ(中部大学・武田邦彦教授)

先日、NHKの「おはよう日本」を観ていたら、
節電のためクーラーをガマンしていた年配の男性が、
脳梗塞になりかけたという話を放送していました。
7月5日の読売新聞の記事によると、
5月30日~7月3日までの熱中症死が19人、
病院搬送は8372人だったそうです。
熱中症は室内にいても起きる場合があります。
無理な節電で、命がなくなっては元も子もありません。
節電のために死んではならないのです。
君死にたもうことなかれ」デスネ・・・
総務省消防庁は「節電が呼びかけられているが、無理せず、エアコンや扇風機を上手に使って、熱中症を予防してほしい」としている。」(上記記事から引用)
「節電ファシズム」に協力しない国民は「非国民」扱いされるのでしょうか?

ところで、そもそも節電は本当に必要なのでしょうか?
原発事故後に、いきなり計画停電という不意打ちをくらった東日本の人々には、
一種の恐怖感があります。
東電の強引なプロパガンダにまんまとはまってしまった感があります。

中部大学の武田邦彦教授のブログでは、
「節電」は本当に必要なのか?」という記事が書かれています。
7月8日までに4つの記事が書かれました。
計画停電の裏側と、本当に節電は必要なのか、という問いかけをしています。

たとえば・・・
(引用)
福島第一原発の発電量は全部で470万キロワットだが、事故当時、4号機から6号機までは定期点検中で、もともと動いていなかったから、3月14日に東電が「実質的に事故でやられた原発の発電量」はわずか200万キロワットだったのだ!
残りは6000万キロワット。それに対して東電管内の国民が使った電気は2800万キロワットだから、ジャブジャブ余っている。
これほど余っているのに「計画停電」をした。国民は大変な迷惑を被ったが、政府(経産省)も、マスコミもこのトリックはほとんど言わなかった。

(中略)
1) 現実には3月14日の計画停電は必要がなかった(設備能力は2倍あった)、
2) 普段から稼働率が低い運転をしていたので、そのツケがまわった、
3) 計画停電の理由として東電が言った「津波」の影響はわずか3%だから、これはウソで、「普通の規模の地震」で、多くの原発、火力発電が壊れたからだった、
というわけだ。
でも、自分たちのミスは「大人しい国民」と「自分たちをかばってくれる政府とマスコミ」に押しつけるという、いわば小児病の会社、それが東電のようだ。

(「「節電」は本当に必要なの?(2) 本当は津波ではなかった!」から引用)

節電よりも、電力会社の地域独占に風穴を開けて、
競争原理を導入すれば、こんなバカバカしい茶番劇につきあわなくて済むわけです。

武田教授の「節電は本当に必要なのか?」シリーズはどれも読みごたえがあります。
ぜひ全文をお読みください。
放射能汚染報道と同様に、
節電について日本国民はすっかり騙されている、というのが率直な感想です。

「節電」は本当に必要なのか?(1)  電気代はなぜ高い?

「節電」は本当に必要なの?(2) 本当は津波ではなかった!

「節電」は本当に必要なの?(3) 電力消費の基礎知識を2,3

「節電」は本当に必要なの?(4) 日本人は劣っている?!

(引用)
電気が足りなくなったとしたら、東電のミスである.
それなのに[電気を15%削減できなかったら罰則]というのは、政府が溢れるほどのお金を東電からもらっているからだ。
しかも、東電の電気生産能力はたっぷりあるのに、放漫経営で電気をだせないに過ぎない.

私たちの電気代から、政治資金、マスコミ対策資金、御用学者研究費をだし、社会をコントロールすることに私たちは寛容であってはならない。
絶対に節電に協力してはいけない。また電力は増長する.

「節電」は本当に必要なの?(4) 日本人は劣っている?!から引用)

映画「魔女の宅急便」~初めて映画館で観たジブリ作品でした・・・

映画「魔女の宅急便」がまたテレビ放映されていました。
だいたい2年に1度のペースで放送されているそうです。
(調べると、今回2011年の放送で11回目・・・)
私は劇場公開時も含めて、10回近く観ていると思います。

私にとって、ジブリ作品で、初めて劇場で観たのは、
この「魔女の宅急便」が初めてでした。
感受性豊かな青春まっただ中にこの作品を観れば、
「魔法」とかのメタファーが指し示すものがありありと見えるようでした。

この作品の魅力は数々ありますが、
一番はやはり主人公・キキの心理的成長でしょう。
ちょうど、小学生から中学生になるような変化に相当します。
自分とは何者か、自分にできることはなにか・・・
アイデンティティの模索が、「魔法の力が弱まる」というメタファーで語られているのでしょう。
主人公・キキに何でもできる万能感がないというのが、
フツーのティーンにとって共感しやすいのではないでしょうか。
また、他の人と違う服装をしていることや、ファッション・恋への憧れ・・・
(黒猫ジジの恋とおソノさんの出産という間接的な形で、
かなり和らげられた形で思春期特有の心理が描かれていると思います。)
そういう意味では、小学3、4年生の時に観るのと、
中高生が観るのと、大学生・オトナが観るのでは、
それぞれ違うものが見えてくるはずです。
だから、何度観ても楽しめる作品といえます。

映画の魅力の第2は、舞台背景です。
私はつい最近まで、舞台はイタリアか地中海の国だと思い込んでいましたが、
名作アニメの風景50』(ピエブックス)という写真集を立ち読みして、
実はストックホルムが舞台背景のメインだったのだ、と知りました。
(→立ち読み日記~『名作アニメの風景50』(ピエブックス)という記事を書いています。)

名作アニメの風景50 -誰もが知っているあの物語の舞台へ-

そういえば今回よく観ていると、
ウルスラの小屋にキキが行った場面で、
いかにも北欧らしい、白樺の木が出てくる景色が出てきました。
町並みをよく観ると確かに北欧らしい景色がいろいろありました。
(北欧へいつか行ってみたいな~・・・)

原作もかなり前に読んだことがあります。
シリーズ化されていますね。
原作もなかなか楽しめた、と記憶しています。

【送料無料】魔女の宅急便

私にとってはジブリ作品で2番目に好きな作品です。
(1番はなんといっても「耳をすませば」!)
何度観てもすばらしい傑作です。
エンディングの「やさしさに包まれたなら」も大好きです。
(神様は「小さい頃」だけでなく、今も、いつもおられますよ・・・)

魔女の宅急便(DVD)

2011年7月 7日 (木)

延命一番、政局二番、三四がなくて、五に復興・・・~おすすめWEB記事「松本復興相の辞任、国会空転でも退陣しない 菅首相の「次なる延命策」」(田中秀征 政権ウォッチ2011年7月7日)

まだ菅首相は辞めませんね・・・
菅首相は日本にとっては「癌」首相になっているのに・・・

カステラの文●堂の有名なCMソングの替え歌で皮肉るならば・・・

延命一番、政局二番、三四がなくて、五に復興
延命一番、政局二番、被災者復興置き去りだ~・・・

身内である民主党内からもあきれられているのに、
どうして菅首相は辞めないのか。
今回紹介する記事
「松本復興相の辞任、国会空転でも退陣しない菅首相の「次なる延命策」
田中秀征 政権ウォッチ2011年7月7日 ダイヤモンド・オンライン)を読んで、
なるほど!と思いました。
実のところ、菅首相にとっては、復興も大臣辞任もどうでもいいようです。
眼中にあるのは、ただ自己の保身・延命だけ・・・
記事から引用します。
(詳しくはぜひ記事全文をお読みください。)
(引用)
首相の最大関心事は、自らの延命にある。首相は延命が危うくなると、その都度、新しいテーマを見つけて、それにシフトする。逆に言えば、新しいテーマが次々と追加されるところに、首相が延命を最優先にしていることが明白に表れている。

 おそらく、これから会期末までに、少なくとも2つぐらいの新しいテーマが出てくるだろう。何ひとつとして成果が挙がらないのに平気で次に移ってしまうのだ。

 もちろん、首相は、今までのテーマにも少しは言及して関心があることを装うが、以前の熱意が薄れていることは誰にでもわかる。延命に効果がなくなると、それを忘れたかのようにさっさと次へと目を転じるのだ。菅首相は、日本の首相の国際的価値を著しく低下させていることを知らねばならない。
※下線筆者による。

菅首相は、震災前に、外国人からの献金問題を抱えていましたが、
震災でうやむやになってしまいました。
今は、拉致容疑者の親族周辺団体への献金問題が出ていますが、
また逃げ切るかもしれません。
まったく辞める気がなさそうですから・・・
これらの問題の徹底追及の他には、
残すは、内閣不信任案の再提出か、内閣信任案を出すぐらいしか、
このどうしようもない首相を権力の座から引きずり下ろすことはできません。
一方で、国会の空転により、被災地の復興は進みません。
哀れなのは国民・・・

先日、週刊新潮の新聞広告に、こういう刺激的な見出しがありました。
「民主党」の未熟を津々浦々に知らしめよ 今は辞めるな「菅総理」!
――総理を支える側近6人がすき焼き屋で上司のクビ斬りを相談し、新聞に書き立てられる。もはや政権与党のピラミッドは完全崩壊した。だが、まだ辞めるな「菅総理」。国民が骨の髄まで懲りるまで……。

【この記事に関して、
民主党の未熟を知らすため辞めるな菅さん・週刊新潮
普通のおっさんの溜め息)というブログ記事は興味深い考察をしています。】
日本国民は、週刊新潮の言うとおり、
国民が骨の髄まで懲りるまで」、
選挙の選択の重さを知るべきなのでしょうね・・・
ダメ政治家・ダメ政権を選んだのは、
ほかならぬ我々日本国民自身なのですから・・・

2011年7月 6日 (水)

知恵は地方に丸投げで、政府は何もしないのか?~NHK・おはよう日本「子どもの“被ばく”限度は?除染は?」(2011年7月6日放送)

7月6日放送のNHK・おはよう日本では、
子どもの“被ばく”限度は?除染は?」という特集をやっていました。
福島県内だけでなく、千葉県などでも、放射能汚染が進んでいるので、
自治体独自の対策をとったり、除染を行うところが増えている、という内容でした。

番組HPから転載します。

けさのクローズアップ「子どもの“被ばく”限度は?除染は?」
住民の声を受け、独自に放射線量の測定を行う自治体が増えています。首都圏でも比較的放射線量が高い地域があることがわかってきました。対策を求め、署名を集めたり、“除染”に取り組む親たちも現れています。スタジオに専門家を迎え、親たちの疑問に答えていきます。


先日は埼玉県でも放射線量の高い地域が見つかった、というニュースもありました。
「避難区域の拡大を」市民団体=埼玉の小学校1万ベクレル超も)(時事ドットコム7月5日)

NHKでは最近ようやく年間1ミリシーベルト以内という法定許容内被曝量をきちんと言ってます。
3月、4月の大本営発表はようやく卒業したのかもしれません。
(既に4月段階で、「かぶん」ブログという形で、きちんと説明してはいましたが・・・)
【解説・被ばく限度は1ミリ?20ミリ?100ミリ?】NHK「かぶん」ブログ4月21日)
※インターネットを使える人にはこういう情報を提供して、
使えない人にはテレビで政府の大本営発表をタレ流す、
という二枚舌のようにも思えますが・・・

それにしても、家族の宝であり、国の宝である子どもたちを
被曝の影響から少しでも守るために、国が動こうとせず、
地方自治体が見切り発車する、というのはなんとも情けない限りです。
なんでも丸投げ・・・

先日7月5日に辞任した松本復興相のとんでもない発言は、
ある意味現在の政府の姿勢を露骨に代弁しているかのようにも思えました。
中部大学・武田邦彦教授の「松本復興相事件」というブログ記事は痛烈です。)
知恵は野党や自治体、在野から出させて、それに乗っかるだけ・・・
「アンチ自民党」とウソと幻想で出来た烏合の衆の政党には、
知恵どころか、人格の高潔ささえないのでしょうね・・・
少なくとも、被曝対策のカネぐらいはきちんと被災地に届けてほしいものです。
ついでに役立たず内閣はさっさと総辞職してほしいものです。
日本から、民主党という有害物質を「除染」したい・・・

2011年7月 4日 (月)

映画「天空の草原のナンサ」

果てしなく広がるモンゴルの大草原と、子どもたちの天真爛漫さ、
そしてかわいらしい犬が魅力的でした。
映画「天空の草原のナンサ」は、先日(6月30日)の日中に、
NHKBSプレミアムで放送されていました。
妻がこの映画をテレビで観て、
「子どもたちがとっ~てもかわいかったo(*^▽^*)o」と絶賛しており、
私にも観るよう勧めていました。。
DVDレンタルがあるかどうか、TSUTAYAで調べたら、早速見つけました。

天空の草原のナンサ」は、
モンゴルが舞台で、会話もすべてモンゴル語ですが、なぜかドイツ映画です。
邦題と原題は全然違います。
原題を直訳するなら、「洞窟の黄色い犬」となります。
映画の途中で、老婆が主人公の少女・ナンサに語る伝説に出てきます。
しかし、日本人にとってモンゴルはただでさえあまりなじみがない国ですので
(朝青龍で注目されたとはいえ・・・)、
まったくの意訳である邦題の方が、作品のイメージをきちんと伝えていると思います。

映画、というよりは、ドキュメント番組みたいな感じがします。
実際、出演している家族はホンモノの家族です。
ちょっとした筋立てはありますが、筋を追うよりも、
日頃目にすることがない雄大な景色や遊牧民の生活、
そして愛らしい3人の子どもたちの無邪気さを黙って眺めているだけで、
心が癒されるような気がします。
モンゴル版「ハイジ」といったところでしょうか?
(ハイジがフランクフルトへ連れていかれる、に相当するシーンはありませんでしたが・・・)

映画の中で、印象的なエピソードの一つが、
老婆がナンサに語った「人として生まれることの難しさ」の実物教訓です。
「米を手のひらから落として、その米が針の上に立つ」のがきわめて難しいように、
「人として生まれることは難しい」・・・
これは、モンゴルの死生観(輪廻転生)を如実に表しているものです。
仏教説話の「盲亀浮木の譬喩」を思い出しました。
(「盲亀浮木の譬喩」については、以下のサイトを参考に・・・)
親鸞聖人は、なぜ人間に生まれたことを有り難いと言われたのか(浄土真宗親鸞会HP)
※簡単に説明すると、
仏教では人間として生まれる、ということを盲亀浮木の話に喩えています。大海の底に盲目の亀がいて、百年にたった一度、海面に浮かび上がります。この大海に一本の浮木が漂流して、その浮木に到達することができるチャンスは人間としてうまれると喩えています。
(「人身得ること難し」~「雲水喫茶・波蘭だより」から引用)
それぐらい、人間としてうまれるチャンスはものすごい「奇蹟」ともいえるのに、
命を粗末にするのは大変不幸なことですね。

モンゴルも近代化が進み、遊牧民の生活をする人は年々減っているそうです。
ラストシーンでは、遊牧民の一家がゲル(居住用テント)をたたんで、
家畜ごと移住する道中で、
モンゴルの総選挙を呼びかける自動車と遭遇するところで終わります。
古来からの暮らしと、現代の暮らしを鮮やかに対照させていました。

モンゴルと遊牧民の暮らしを知る入門となるような、さわやかな作品です。
いつか、機会があれば、モンゴルの大草原をぜひこの目で見たいものです。

天空の草原のナンサ デラックス版

2011年7月 3日 (日)

福島県の親と教師の苦悩とホットスポット~NHKスペシャル シリーズ 原発危機 第2回「広がる放射能汚染」(2011年7月3日放送)

7月3日放送の「NHKスペシャル シリーズ 原発危機 第2回「広がる放射能汚染」は、
良心的な番組でした。
年間1ミリシーベルト、という法定基準に基づいています。)
放射能汚染地域とわかっていながらも、
そこに住み続け、授業を続けなければならない家族・学校の苦悩と、
福島県のみならず、
関東各地に広がるホットスポットや、
お茶の放射能汚染の問題などをきちんと報道していました。

番組HPから放送内容を転載します。


原発事故からまもなく4ヶ月。未だに事態収束の見通しがつかない中、原発から300キロメートル以上離れた静岡県でお茶から基準値以上の放射性物質が検出されるなど、福島県だけでなく、首都圏をふくめた広い地域で汚染への不安が広がっている。
そこで番組では、放出された放射性物質の量をもとにした拡散シミュレーションをもとに、汚染の実態を独自に調査、高いレベルの汚染地帯=ホットスポットが生まれるメカニズムを解明する。また、福島で行われている子供たちの被ばく量を減らすための取り組みや、食品の検査体制の課題を取材、東日本に広がってしまった放射性物質による汚染に、私たちは、どう立ち向かっていけばよいかを探っていく。


一番腹立たしかったのは、福島県の学校・家庭の苦悩のところでした。
あの旧ソ連でさえ、住民の安全を考えて大量のバスで迅速に住民を強制移動させたのに、
中部大学・武田邦彦教授のブログ記事「子どものオシッコから放射性セシウムの検出」によると、
事故の翌日には1100台のバスで住民を強制移住させた」、とのこと・・・)
文明国・自由な国のはずの日本で、まったく住民の安全が考慮されず、
自主判断に任されているという現状は、大変恥ずべきことです!
共産主義の国よりもはるかに非人道的な対応といえましょう。

番組の中では、小学校の教師が通学路の放射線量を測定する光景もありました。
放射線管理区域」に相当する放射能汚染地域に、素人が対処している・・・
これ自体、異常なことではいでしょうか?
また、家庭の中でさえ、
年間に換算すると6ミリシーベルトの被曝量になるお宅も取り上げられていました。
県外移住も考えたほどでしたが、仕事にありつけるかどうかわからないから、
泣く泣く住み続ける決意をした、とのこと・・・

番組の最後では、チェルノブイリ原発事故の放射能汚染地域での、
ベラルーシ政府の取組も紹介されてきました。
子どもの医療費が無料化されているなど、
日本政府が見習うべきことがたくさんあります。
まず、日本政府が、事実を隠蔽したり歪曲したり過小評価せず、
被曝量を抑えるために最大限の努力を払う姿勢を見せてほしいものですね!

もう御用学者は出演させるな!~NHK・週刊ニュース深読み『広がる 不安"内部被ばく" 』(2011年7月2日放送)

7月2日朝、NHKの「週刊ニュース深読み」を少し観ました。
『広がる 不安"内部被ばく" 』という特集でした。
「放射能汚染地図」のことを報道したNHKの報道としては、かなり後退した内容でした。
いかにも御用学者サン達がよってたかって(NHK解説委員さえも加わって)、
内部被曝の危険性を訴える人(琉球大学名誉教授・矢ヶ崎克馬氏)を
潰しにかかっているようにも思えました。
(放送内容および出演者は、番組HPをどうぞご覧ください。)
特に、東大名誉教授・唐木英明氏の発言はヒドイものでした。
「直ちに健康に影響はない」、「メルトダウンしていない」などと大本営発表し続けていて、
今度は「内部被曝は問題ない」ですか?
まだNHKは懲りないのでしょうか?
途中であきれ果てて観るのをやめました。
もう御用学者の顔など見たくもないです・・・
(番組をきちんと観た感想のまとめサイトがあります。)
〔放射能〕唐木英明・東大名誉教授の動きがあやしすぎる(低気温のエクスタシー)
国民の受信料で支えられているNHKが、
こんな気休め程度の番組を放送するのは問題です。
アンフェアな番組だったといえましょう。
既に一部週刊誌では、福島県在住の子ども達に、
「鼻血が出やすい、疲れやすい」などの、放射能被害ではないか、
という症状が多く見られる、ということを報道しています。
現実に起きつつある被害は無視するつもりなのでしょうか?・・・
(札幌でもごく微量の放射性セシウムが検出されるような事態となりました。
福島県の住民を放射線被害から守るためには、
疎開させるのが一番だと思いますが・・・)

ところで、上記ブログ記事のコメントの中に、
しんぶん赤旗の、
原発推進へ国民分断、メディア懐柔 これが世論対策マニュアル」(7月2日)
という記事へのリンクがありました。
資料自体は1991年のものですが、本質は現在も変わっていないようです・・・
貴重な資料ですので、ぜひお読みください。
いかに日本国民の大多数が巧妙にだまされていたのかがよくわかります・・・

2011年7月 1日 (金)

原発事故というあまりに巨大な悪は免責?~おすすめWEB記事「なぜ東京地検特捜部は 東京電力本店を家宅捜索しないのか」(週刊・上杉隆)【第181回】 2011年7月1日

福島市の子供10人の尿から微量の放射性物質が検出された、という報道がありました。
これに対して、高木義明文部科学相は、
決まり文句の迷言「ただちに健康に問題はない」と述べたとか・・・
また「ただちに健康問題ない…」のフレーズ 高木文科相、子供の尿から放射性物質検出で
(MSN産経ニュース7月1日記事) 
子どもの健康・安全・安心を守れないような大臣は即辞めるべきですね!
(こちらもオススメ→
菅、福島の子供“見殺し”「問題ナシ」決め付けていいの? (夕刊フジ)」)


この問題に関連して、ジャーナリストの上杉隆氏が、
またまた痛烈な記事を発表しました。
なぜ東京地検特捜部は東京電力本店を家宅捜索しないのか
(週刊・上杉隆)【第181回】 2011年7月1日(ダイヤモンド・オンライン)
詳しくは全文をお読みください。

(引用)
東京電力は、国家を滅ぼすような大事故を起こした企業である。そのうえで情報隠蔽を繰り返し、国民の健康や生命に危害を及ぼしている。にもかかわらず、お咎めはない。いったいどういうことなのか。
(引用終)

企業犯罪としては過去に例のない今回の原発事故・・・
上杉隆氏は厳しく追及します。
(引用)
 きょう、共同通信が発表したニュースは衝撃的なものだった。福島のこどもたちの被曝が確定的になったのだ。
 3月の事故発生当初から、東京電力は、政府や新聞・テレビと一体となって、嘘をつき続けてきた。放射能は外部に漏れない、よって避難の必要はないという情報を提供したのは東電である。
 その言を信じた福島の親たちは、結果として愛しいわが子を被曝させることになった。これは犯罪ではないか。

(引用終)

一方、食中毒で死者まで出した焼肉チェーンの問題については、
厳しく追及されましたね。
マスコミによって社長は極悪人呼ばわりされました。
(引用)
一方で東電の原発事故はどうだろうか。

 この事故によって、何千人とも、あるいは何万人にも上る健康被害者の出ることが確定的になっている。高濃度の放射能の飛んできている東日本の広い範囲では、人生を一変、あるいは破壊された人々が、きょうも不自由な生活を余儀なくされている。

 さらに、これからの日本を背負っていくこどもたち、彼らの少なくない人数を放射能被曝者にしてしまった。なんということだろう。これは世界的にみても、許しがたい企業犯罪に他ならない。

 ところが、この日本では、政治も、行政も、財界も、司法も、マスコミも、東京電力の国家的な犯罪行為を追及しようとしない。いや、むしろその犯罪行為の隠蔽に加担している有様だ。

 なぜ、東京地検特捜部は、東京電力本店に家宅捜索をしないのか。この3ヵ月間、うんざりするような情報隠蔽を繰り返し、多くのこどもたちを被曝させ、その親に将来にわたる不安を植え付け、平和な日常生活を奪い、国土をつぶし、海洋を汚染し、国際的な信頼性を毀損させたこの企業を放置しているのか。
(引用終)

原発事故と比べればはるかに小さい悪は叩き
(問題の焼肉チェーンを擁護するつもりはありませんが)、
ものすごい巨悪である東電は叩かれない。
それどころか、節電に協力せよ、と官民あげて支援する始末・・・
(引用)
この国では、あまりに巨大な悪は免責されるのだ。
国家が加担し、マスコミが黙認した犯罪は、見逃されるのだ。

(引用終)

新約聖書の中に、キリストのユーモアある言葉が書かれています。
ものの見えない案内人、
あなたたちはぶよ一匹さえも漉して除くが、らくだは飲み込んでいる。

(新約聖書マタイによる福音書23:24新共同訳)
小さな悪は指摘するけれど、大きな悪は見逃していることをさします。
(宗教的背景は割愛しますが・・・)
上杉隆氏の記事では、焼肉チェーンやホリエモンが「ぶよ」で、
東電が「らくだ」といえますね。
政治家やマスコミは「ものの見えない案内人」(=偽善者)そのもの・・・
案内人」どころか、もはや犯罪者、加害者です。
(引用)
それは今の政府、マスコミにも言える。犯罪者たちを放置することは決して許されない。犯罪者は罰せられるべきなのだ。さもないと、日本の復活はありえず、被曝者たちも浮かばれないのだ。
(引用終)

被曝の責任を政府や東電はきちんと取るべき!
また、少なくとも子どもたちだけでも「疎開」が必要ではないでしょうか?
原発事故はまだ全然終わっていないのですから・・・

2011年6月のアクセス数ベスト10記事一覧

2011年6月のアクセス数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)

一位.大金星であり大黒星でもある番組~
    NHK教育・ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図
    福島原発事故から2か月」(2011年5月15日放送)

二位.ウコンは肝臓に悪い?~NHK・ためしてガッテン
    「肝臓の健康を守れSP」(2011年6月29日放送)

三位.気象庁はなぜ放射能拡散予想を発表しない?~
    ドイツ気象庁が日本の放射能拡散予想を発表中

四位.NHKEテレ・ETV特集「続報 放射能汚染地図」(2011年6月5日放送)
五位. 指揮者という仕事~NHKBSプレミアム・ハイビジョン特集
      「情熱のタクト~指揮者・佐渡裕 ベルリンフィルへの挑戦~」
     (2011年6月11日放送)

六位.「妻力」とは?~テレビ東京系・たけしのニッポンのミカタ!
    「オンナを捨てて 女を磨け!」?(2011年6月17日放送)

七位. 教育基本法を踏みにじる文部科学省~「地上1メートルの放射線量公表」から考える
八位.おすすめWEB記事~
    「実態がわかってきた関東平野の放射能汚染
     各地で空間放射線量の測定進む
     ――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(10)」(ダイヤモンド・オンライン)

九位.NHK・クローズアップ現代「子どもたちが綴った大震災」(2011年6月23日放送)
十位.NHK・世界遺産への招待状「親愛なるジュリエット様~ベローナ市街」 

一位の記事は、2ヶ月連続でトップを独走中です。
二位の記事は、6月29日に公開したにも関わらず、一気にアクセス数を伸ばしました。
テレビの反響というのはスゴイですね・・・
原発事故・放射能汚染関係の記事が未だにトップ10の多くを占めていますね・・・
原発に関係ないテレビネタもアクセス数が多かったです。
今回から、ベスト3までには記事リンクをつけました。

2011年7月もご愛読よろしくお願いします。

環境のための十戒~生長の家・谷口総裁、カトリック教会の地球温暖化問題への取り組みについて語る

生長の家総裁・谷口雅宣氏のブログ「小閑雑感」を時折読んでいます。
(ブログ記事は単行本化もされています。)
その「小閑雑感」では、
2011年6月27日、28日、30日と3回にわたって、
カトリック教会(ヴァチカン)の原発への姿勢と、
地球環境問題などへの取り組みについて論じています。

カトリック教会の原発への姿勢(6月27日)
“緑の教皇”は語る(6月28日)
“緑の教皇”は語る (2)(6月30日)
ここでいう「緑の教皇」とは、現教皇・ベネディクト16世を指します。
前教皇ヨハネ・パウロ2世
(今年の5月に、「聖人」の一歩手前である「福者」に認定されました)に引き続いて、
地球温暖化問題への取り組みを熱心に進めているから、とのこと・・・

3つの記事どれも、生長の家の主張は明確にしながらも、
カトリック教会の原発への姿勢と、地球環境問題などへの取り組みについて、
肯定的な評価をしています。
万教帰一」の非常に寛容な教義を持つ生長の家ならではの姿勢ですね。
(同じことをキリスト教会、特にプロテスタントがやることはありえない・・・
キリスト教の偏狭さこそ問題ですね。)

特に興味深かったのは、「“緑の教皇”は語る」の記事中にある、
“環境のための十戒”でした。
日本のキリスト教会(当のカトリックも含めて)では、ほとんど知られていないのでは?
すばらしい提言ですので、記事から転載します。

(引用)
“環境のための十戒”

1.自然は利用せよ、ただし悪用するな (Use, Don't Abuse)
2.自然は神より劣る ( Little Less Than a God)
3.地球はすべてのためにあり、すべては地球のためにある (One for All, All for One)
4.技術は人のために使え、ただし被造物を敬いながら (It's Not a Brave New World)
5.自然は神にあらず、神からの賜物である (Gaia Isn't God)
6.進歩の代価を考えよ (What Price Progress?)
7.物資は隅々に行き渡らせよ (Flowing Like a River)
8.環境への責任を法とせよ (We're All in The Same Boat)
9.欲望の奴隷となるな (Discipline Is Not A Four-Letter Word)
10.“神の賜物”として自然に対せよ (It's All Gift)

(引用終)

21世紀の新しい「十戒」になるのでしょうか・・・
これは、キリスト教の人のみならず、
何からの信仰を持つ人ならだれでも普遍的に同意するのではないでしょうか?

カトリック・プロテスタント・正教会のキリスト教会は、
他宗教に対して批判・対決姿勢を持つよりも、
生長の家のような寛容さをもっと学ぶべきでしょう。
また、生長の家は環境保護への取組にも積極的です。
こちらもぜひ見習ってほしいものです。

衝撃から理解へ―イスラームとの接点をさぐる


小閑雑感 Part17

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