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2011年6月25日 (土)

おすすめWEB記事~「実態がわかってきた関東平野の放射能汚染 各地で空間放射線量の測定進む ――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(10)」(ダイヤモンド・オンライン)

詳細な放射能汚染図、という事実の重みが圧巻でした・・・

今回紹介するのは、
実態がわかってきた関東平野の放射能汚染
各地で空間放射線量の測定進む
――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(10)

(ダイヤモンド・オンライン DOL特別レポート【第181回】 2011年6月24日)です。
執筆者は坪井賢一氏 [ダイヤモンド社論説委員]。
群馬大学教育学部地学教室の早川由紀夫教授による放射能汚染図と、
新聞等のマスコミ報道のいいかげんさ、
埼玉県川口市と千葉県野田市における、
放射能汚染から児童を守るための先進的な取り組みを紹介しています。
(リンク先の放射能汚染図は、クリックすると拡大できます。)

放射能汚染図からいえることと、年間1ミリシーベルト以内を守るためには・・・
(引用)
年間20mSvではなく、年間1mSvを目指すならば、3.8μSv/hも20で割らなければならない。すると、0.19μSv/hという値になる。つまり、一般公衆の許容量1mSvを目指すならば、0.19μSv/h以上を観測したスポットは何らかの対策を打つ必要になるわけだ。
(引用終)
ぜひ、放射能汚染図を参考にしてみてください。


新聞報道のいいかげんさについては、記事では次のように書いています。
(引用)
関東平野の状況については新聞やテレビも先週から今週にかけて断片的に報じているが、数値を書いているだけで要領をえないし、結論もない。新聞を読むのはムダである。

「週刊現代」「アエラ」「週刊朝日」の今週号(6月20日発売号)では編集者・記者が独自に計測したデータを掲載しており、とくに東京東部や千葉県東葛地域の状況がルポされている。新聞より雑誌のほうが役に立つ。
(中略)
新聞各紙はこれらの情報を記事にするとき、必ずこういう結論をもってきて、記者の判断や意見を書いていない。非常に類型化された文章なので暗記してしまうほどだ。すなわち、

「福島県内の学校の校舎・校庭などの利用判断における暫定的な目安である3.8μSv/h(毎時マイクロシーベルト、4月19日文部科学省発表)や、放射線量低減のための土壌対策の対象となる1μSv/h(5月27日文部科学省発表)を下回っていた」

 この文章は、各地の自治体のホームページにも記載されているので、記者が役所のプレスリリースを丸写ししていることがわかる。

 自治体は文部科学省のプレスリリースを丸写しして、「国の基準を下回っているので安全です」とホームページに載せている。つまり、新聞はけっきょく文部科学省のプレスリリースを書き写していただけなのである。これが先週(6月第3週)までの状況だ。
(引用終)
これは新聞に限らず、テレビ報道も似たり寄ったりでしょう。
フジテレビ系の「Mr.サンデー」などは相変わらず、
1時間当たりの放射線の値「だけ」を問題にして、
足し算や掛け算のできない(しようとしない?)(→累計値を考えない)、
頭の悪い(確信犯的?)報道を繰り返しています。


埼玉県川口市と千葉県野田市の取り組みは賞賛に値しますね。
詳しくは本文を読んでいただきたいですが、記事の中ではこうコメントされています。
(引用)
 0.19≒0.2μSv/hを超えると高いと判断したほうがいい、と書いたが、川口市は、0.31、そして0.38μSv/hを超えた場合の対策も決めている。筆者の知る限り、もっともわかりやすく、合理的な施策だと思う。

 しかし、3月下旬、大量に被曝したことを考えると、さらに、食品による内部被曝の可能性も合わせて考えると、空間線量はやはり0.19≒0.2μSv/hを基準にしたほうがいいと思うが、それでも川口市の施策は多くの自治体の参考となろう。政府広報や新聞の発表記事ではなく、自治体が独自に判断したほうが住民を守れる施策を生み出せる。
(中略)
 多くの自治体が自分の頭で考えて行動することを願う。
毎時0.19マイクロシーベルトとは、本文中で計算したように、年間1ミリシーベルトに対応する文科省基準の計数だ。野田市はICRP勧告に準拠した基準を設けたということである。川口市は自然放射線量などを推計して加えたもので、考え方に差はない。

(引用終)


一般の人を放射能汚染から守ることはもちろんのこと、
3倍影響を受けやすいと言われる児童を放射能汚染から守ることは、
喫緊の問題です。
文部科学省は、年間20ミリシーベルトを主張していたくらいの無慈悲なお役所です。
ここが動くの期待していたら、無用な被曝が広がるだけです。
埼玉県川口市や千葉県野田市のような、自治体独自の取り組みに期待したいですね。

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コメント

ZAPPERさん、コメントありがとうございます。
政府は少しでも責任逃れをしようと、なかなか放射能汚染を認めたがらないですね。
日本というすばらしい国の、情けない政府と情けないお役人・・・
なんとかならないのでしょうか・・・

弊ブログで紹介させていただきました。
SPEEDIのデータは何処に?
こういったデータが民間から先に出るというのは、本当に心の底から情けない限りですね。
それなのに、TV番組は実にくだらないものばかり。
本当に腹立たしい限りです。

この記事へのコメントは終了しました。

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