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2011年6月25日 (土)

アヴェ・マリアの祈り(確定版)【自作曲】※附・「マリア」か「マリヤ」か?

日本のカトリック教会では、2011年6月14日に、
新しい「アヴェ・マリアの祈り」が決まりました。
昨年12月8日に出された試用版を各教会で検討し、
集約した決定版です。

試用版のテキストは以下のとおりでした。

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方 、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子(おんこ)イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、罪深(ぶか)いわたしたちのために、
今も、死を迎える時も祈ってください。
アーメン。

(なお、試用版に基づく作曲と、試用版に対する記事を書いています。)
アヴェ・マリアの祈り(試用版)【自作曲】

確定版は、3ヶ所変更点があります。
変更箇所には下線を引きました。
(カトリック中央協議会のHPから転載)

アヴェ・マリアの祈り

アヴェマリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

(2011年6月14日 定例司教総会にて承認)

」や「お祈りください」のところは瑣末な変更としても、
「罪深いわたしたち」が「わたしたち罪人」に変わったのは、評価できます。
原語(nobis peccatoribus)を直訳すると、
わたしたち罪人」となるそうです。
罪深い」というのは主観的ですね。

今回、この確定版のテキストに作曲が与えられました。
ト長調のゆったりとした曲です。
メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20110625_ave_maria_japanese_new_version_no01.MID」をダウンロード

「20110625_ave_maria_japanese_new_version_no01.pdf」をダウンロード

ところで、カトリック(+新共同訳を使うプロテスタント)と、
新共同訳を使わないプロテスタント・正教会では、
イエス様の母の名が微妙に違います。
カトリックと、新共同訳を使うプロテスタントでは「マリ」で、
新共同訳を使わない(=口語訳、新改訳を使う)プロテスタントと、正教会では、
マリ」です。(文語訳からの伝統・・・)
(正教会は、HPと正教会訳の新約聖書では「マリヤ」ですが、
聖書通読には新共同訳を使う事を勧めている、
と正教会の司祭から聞いたことがあります。)

外国の人名をカタカナに直す場合は、「マリア」としているなら、
マリア」に統一すべきではないでしょうか?

カトリックは以前、プロテスタントと協調するため、
イエズス」を「イエス」にする譲歩をしています。
イエス」の方が人口に膾炙しているからです。

マリヤ」よりは「マリア」がはるかに一般的なので、
(「アヴェ・マリア」、「マリア観音」や、
マリア様がみてる』とか・・・)
新改訳や口語訳を使うプロテスタントは、
妥協してもいいのでは、と思います。
(教義なら妥協はできないでしょうが、
教義の問題ではなく、単に名称だけの問題なのですから・・・)


マリア様がみてる (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)


もはや正統争いをするような時代ではなく、
教派を越えて(それぞれ違った形であっても・・・)、
同じ神の真理を伝えるべきなのです。
用語の違いで無用な論争や誤解を生むのは福音宣教にとってマイナスです。
コリントの信徒への手紙Ⅰの冒頭部にある言葉が、
まるで今の日本のキリスト者に向けられたかのように響きます・・・
(もっと言えば、残念ながら、世界のキリスト教全体にも・・・)
さて、兄弟たち、
わたしたちの主イエス・キリストの名によってあなたがたに勧告します。
皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、
心を一つにし思いを一つにして、固く結び合いなさい。

(新約聖書コリントの信徒への手紙Ⅰ1:10新共同訳)

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