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2011年6月の32件の記事

2011年6月29日 (水)

ウコンは肝臓に悪い?~NHK・ためしてガッテン「肝臓の健康を守れSP」(2011年6月29日放送)

ウコン、と聞くと、「肝臓にいいもの」、というイメージがありますね。
しかし今回放送のNHK「ためしてガッテン」では、
肝臓病の患者さんたちには、ウコンなど鉄分を多く含む食品・ビタミン剤は、
かえって肝臓に悪い
」ことを放送していました。
オドロキでした。へぇ~・・・

では、健康な一般の人はどうなのでしょう?
ウコンの力」とかCMでよく見かけますし、バカ売れですが・・・
番組HPでは、
※健康な人がウコンを通常の量のむことは全く問題はありません。
また鉄分がほとんどふくまれていないウコン商品もあります。

と但し書きをしています(ウコンの意外な落し穴)。
な~んだ、問題ない、関係なしか・・・
(基本的には日本人は鉄分不足気味・・・)

と思いきや、番組前半(ウコンの話は番組後半)には、
非アルコール性脂肪肝炎、通称NASH(ナッシュ)」の話が出ていました。
番組HPによると、
現在、日本人の1000万人が脂肪肝と考えられています。
つまり将来NASHになる可能性がある
NASH予備軍が1000万人ということになります。
」とのこと・・・
第3の肝臓病・NASH(ナッシュ)が急増中!
それならば、ウコン製品も、
念のため毎日継続しては飲まない方がいいかもしれませんね。
過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」ですか・・・

沈黙の臓器、肝臓・・・
お酒の飲み過ぎはもちろんのこと(ウコンは暴飲の「免罪符」ではありません・・・)、
ウコンのとり過ぎにも要注意、なのでしょうか・・・
番組では、NASHの原因となる、
肝臓の脂肪を効率よく燃焼させるには、睡眠が一番と説いていました。
番組HPでは、
昼夜で肝臓が異なる役割を果たしていたとは驚きです。
つまり、ちゃんと寝ないで、ムダに夜更かししていると、
本来肝臓が燃やすはずの脂肪が燃えないのです。
」とアドバイスしています。
たまった脂肪を燃やす技
肝臓を労わるには、早めに寝るのがイチバンなのですね・・・
肝謝肝激(感謝感激)!」

2014.3.13追記
毎日新聞の記事でもウコンの取り過ぎについて取り上げていました。
<ウコン食品>取り過ぎ禁物 表示よく見て 毎日新聞 3月13日(木)18時4分配信

教育上よくない菅首相~「宿題は一定のめどついてから」 小学生が菅首相まねる「悪影響」

今や、「閉店セール」詐欺そのものとなった菅首相・・・
狼少年さながらの言動は、教育上よくないものです。
J-CASTニュースで報道された次の記事には苦笑しました。
「宿題は一定のめどついてから」 小学生が菅首相まねる「悪影響」」(6月28日)
記事から一部引用します。

(引用)
(民主党の両院議員総会で)阪口直人・衆院議員は、「一定のめど」という言葉だけで具体的時期を示そうとしない菅首相の態度について「国民は不条理を感じている」と述べ、いつ退陣するのか明確にするよう求めた。
阪口議員は、小学生らの間で、宿題をやらない言い訳として「宿題は一定のめどがついたらする」という言い回しが広がっているとも指摘した。親から宿題をするように言われても、「一定のめど」云々でなかなか取り組まない子どもらが出ているようだ。阪口議員は、そんな悪影響が出ている、と言いたかったようだ。

(引用終)※下線部筆者による。

再生エネルギー法案という、拙速な論議が必要ない法律を盾に、
居座り続ける閉店セール(退陣セール?)菅首相はもはや人災というべきものでしょう。
」なき人が美辞麗句を言おうと、もはや大多数の国民は聞く耳がありません。
一定のめど」と言わず、
東日本大震災復興の最も妨げとなっている菅首相はさっさと辞めてほしいものです。
教育上よろしくないので・・・


民主党政権は、なぜ愚かなのか (扶桑社新書)


政権交代の悪夢 (新潮新書)

2011年6月27日 (月)

NHK・クローズアップ現代「震災遺児をどう支えるか」(2011年6月27日放送)

私たちのささげた募金や、
国・地方自治体の支援はなぜ行き届かないのか・・・
一番立場の弱い震災遺児たちに、しわ寄せが来ています。
番組の最後にこんな言葉がありました。
親を失った上に、将来への希望を失わせてはならない・・・」
6月27日放送のNHK・クローズアップ現代では、
震災遺児をどう支えるか」と題して、
東日本大震災で両親を失った遺児たちの現在を紹介していました。
番組HPから、放送内容を転載します。


東日本大震災で親を亡くした「震災遺児」。「あしなが育英会」の調査で、その数は阪神・淡路大震災の時の2倍を大きく上回ることが明らかになった。今回NHKは、あしなが育英会の実態調査に密着。そこから見えてきたのは、遺児たちが直面する過酷な現実だった。被災した高齢の祖父母が保護者になるケースも目立ち、親を亡くした心の傷が癒えぬまま、経済的に厳しい暮らしを余儀なくされている。しかし国は、こうした実態を十分に把握できておらず、遺児家庭が必要とする支援が行き届いていないのが現実だ。平穏な暮らしから、突如親を奪われた震災遺児たち。どうすれば彼らを支え、守っていくことが出来るのか?あしなが育英会の実態調査から浮かび上がった現実と課題を通じて考える。


番組では、両親を失った子が祖母やおじに引き取られた例を紹介していました。
引き取り先の親類も、身内や家を無くしたりした被災者で、生活が困窮しています。
震災から3カ月以上経っても、いまだに経済的支援が受けられない人がたくさんいますね。
日本赤十字社への募金は、1千億円以上も集まったのに、なかなか迅速に分配されない・・・
国は震災遺児の実態さえきちんと把握しておらず、
政治は停滞したままです。
(被災者よりも自分の保身・延命に汲々とする異常な総理・・・)
一刻も早いなんらかの手当支給と(募金による見舞金も含めて)、心のケアと、
遺児たちの将来を支える手厚い支援制度の充実が望まれます。
(従来の法律上の処理ではない特例処置など・・・特に生命保険支払い等)
震災だからといって、子どもたちの学ぶ機会や将来の夢を奪わないで!

2011年6月26日 (日)

節電は「先づ隗より始めよ」~24時間テレビと27時間テレビ、今年も必要なのか?

番組で節電を呼びかけながら
 従来通り真夏に長時間番組を放送する日テレとフジの矛盾
」という記事を読みました。
(日刊ゲンダイ2011年6月22日掲載)
毎年夏恒例の長時間番組、
24時間テレビ27時間テレビを皮肉ったものです。
記事から一部引用します。

(引用)
「24時間」はチャリティーと銘打ち、どちらも被災地支援などをテーマにするのはいいとして、だからといって従来通りは、節電などが叫ばれる世の中の流れに逆行しているとしか思えない。放送が週末とはいえ、電力需要がピークにハネ上がる午後帯もバカ騒ぎするわけで、視聴者の反発は必至である。

 そもそも4月には総務省が放送各局に25%の節電を要請し、これを受けて、「とくダネ!」(フジ)の小倉智昭が「テレビ局(の節電)はどうなんだという話が絶対出てきます」とコメントしたほど。長時間番組ではそれなりの節電はやるだろうが、いずれにせよ真夏にバカ騒ぎするのは矛盾している。

 放送事情に詳しいコラムニストの金沢誠氏がこういう。

「番組の中で節電を呼びかけながら、もっとも節電をやっていないのがテレビ局です。産業界が節電対策を発表し、放送局の中ではNHKも5月に早々と電力対策を発表しました。例えば、NHKはメガソーラーを導入し、今年と来年の節電目標を提示しました。ところが、民放はいまだに何ら対策がない。それで昼も夜も大量に電力を使い続ける長時間番組をやるのは変だし、せめてポーズでもいいから目標値を示すべきです」

●少し頭を冷やせ

 電力需要が上がっても電力はパンクしないという見方もあるが、だいたい一日中、番組を放送する必要があるのか。今年はやめてもいいし、チャリティーであってももっと時間を短縮して放送していいはずだ。

 放送まで時間があるから、日テレとフジは頭を冷やせ。
(引用終)

テレビ局の「正義」は視聴率だけなのでしょうね・・・
一般視聴者には節電を呼びかけ、自らは何も行動しない・・・
先づ隗より始めよ」!
自分達の節電努力を見せてから、視聴者に節電を呼びかけるのが筋です。

なんだか原発事故報道と似通っていますね。
「直ちに健康に影響は無い」とさんざん「大本営発表」しておきながら、
報道スタッフを安全な場所に避難させておく・・・
原発関連企業という大スポンサーに逆らわない報道にとどめておく・・・

27時間テレビはまったくやる必要・価値がありませんね。
24時間テレビだって、チャリティと銘打ちながら、
視聴者から集められた善意のうち、
どれだけが芸能人のギャラになってしまうのでしょうか?
あんな偽善番組、節電協力の名目で、もう打ち切るべきではないでしょうか?
(どうしても、というなら、参加芸能人は全員ノーギャラにすべきでしょう。)

(7月27日追記)
27時間テレビ 5億円以上つぎ込んで電気も使い放題だったフジの悪フザケ番組 (ゲンダイネット)
(引用)
「今年の『27時間』は計算の仕方にもよるのですが、制作費は5億円以上といわれています。カネに糸目をつけず、タレントに学芸会レベルの悪フザケをやらせ、ケンカさせたりして騒ぎまくったのです。まさに何億円もの無駄遣いで、それをそっくり被災地に義援金として送った方がいいという声しきりです」(マスコミ関係者)

2011年6月25日 (土)

おすすめWEB記事~「実態がわかってきた関東平野の放射能汚染 各地で空間放射線量の測定進む ――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(10)」(ダイヤモンド・オンライン)

詳細な放射能汚染図、という事実の重みが圧巻でした・・・

今回紹介するのは、
実態がわかってきた関東平野の放射能汚染
各地で空間放射線量の測定進む
――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(10)

(ダイヤモンド・オンライン DOL特別レポート【第181回】 2011年6月24日)です。
執筆者は坪井賢一氏 [ダイヤモンド社論説委員]。
群馬大学教育学部地学教室の早川由紀夫教授による放射能汚染図と、
新聞等のマスコミ報道のいいかげんさ、
埼玉県川口市と千葉県野田市における、
放射能汚染から児童を守るための先進的な取り組みを紹介しています。
(リンク先の放射能汚染図は、クリックすると拡大できます。)

放射能汚染図からいえることと、年間1ミリシーベルト以内を守るためには・・・
(引用)
年間20mSvではなく、年間1mSvを目指すならば、3.8μSv/hも20で割らなければならない。すると、0.19μSv/hという値になる。つまり、一般公衆の許容量1mSvを目指すならば、0.19μSv/h以上を観測したスポットは何らかの対策を打つ必要になるわけだ。
(引用終)
ぜひ、放射能汚染図を参考にしてみてください。


新聞報道のいいかげんさについては、記事では次のように書いています。
(引用)
関東平野の状況については新聞やテレビも先週から今週にかけて断片的に報じているが、数値を書いているだけで要領をえないし、結論もない。新聞を読むのはムダである。

「週刊現代」「アエラ」「週刊朝日」の今週号(6月20日発売号)では編集者・記者が独自に計測したデータを掲載しており、とくに東京東部や千葉県東葛地域の状況がルポされている。新聞より雑誌のほうが役に立つ。
(中略)
新聞各紙はこれらの情報を記事にするとき、必ずこういう結論をもってきて、記者の判断や意見を書いていない。非常に類型化された文章なので暗記してしまうほどだ。すなわち、

「福島県内の学校の校舎・校庭などの利用判断における暫定的な目安である3.8μSv/h(毎時マイクロシーベルト、4月19日文部科学省発表)や、放射線量低減のための土壌対策の対象となる1μSv/h(5月27日文部科学省発表)を下回っていた」

 この文章は、各地の自治体のホームページにも記載されているので、記者が役所のプレスリリースを丸写ししていることがわかる。

 自治体は文部科学省のプレスリリースを丸写しして、「国の基準を下回っているので安全です」とホームページに載せている。つまり、新聞はけっきょく文部科学省のプレスリリースを書き写していただけなのである。これが先週(6月第3週)までの状況だ。
(引用終)
これは新聞に限らず、テレビ報道も似たり寄ったりでしょう。
フジテレビ系の「Mr.サンデー」などは相変わらず、
1時間当たりの放射線の値「だけ」を問題にして、
足し算や掛け算のできない(しようとしない?)(→累計値を考えない)、
頭の悪い(確信犯的?)報道を繰り返しています。


埼玉県川口市と千葉県野田市の取り組みは賞賛に値しますね。
詳しくは本文を読んでいただきたいですが、記事の中ではこうコメントされています。
(引用)
 0.19≒0.2μSv/hを超えると高いと判断したほうがいい、と書いたが、川口市は、0.31、そして0.38μSv/hを超えた場合の対策も決めている。筆者の知る限り、もっともわかりやすく、合理的な施策だと思う。

 しかし、3月下旬、大量に被曝したことを考えると、さらに、食品による内部被曝の可能性も合わせて考えると、空間線量はやはり0.19≒0.2μSv/hを基準にしたほうがいいと思うが、それでも川口市の施策は多くの自治体の参考となろう。政府広報や新聞の発表記事ではなく、自治体が独自に判断したほうが住民を守れる施策を生み出せる。
(中略)
 多くの自治体が自分の頭で考えて行動することを願う。
毎時0.19マイクロシーベルトとは、本文中で計算したように、年間1ミリシーベルトに対応する文科省基準の計数だ。野田市はICRP勧告に準拠した基準を設けたということである。川口市は自然放射線量などを推計して加えたもので、考え方に差はない。

(引用終)


一般の人を放射能汚染から守ることはもちろんのこと、
3倍影響を受けやすいと言われる児童を放射能汚染から守ることは、
喫緊の問題です。
文部科学省は、年間20ミリシーベルトを主張していたくらいの無慈悲なお役所です。
ここが動くの期待していたら、無用な被曝が広がるだけです。
埼玉県川口市や千葉県野田市のような、自治体独自の取り組みに期待したいですね。

アヴェ・マリアの祈り(確定版)【自作曲】※附・「マリア」か「マリヤ」か?

日本のカトリック教会では、2011年6月14日に、
新しい「アヴェ・マリアの祈り」が決まりました。
昨年12月8日に出された試用版を各教会で検討し、
集約した決定版です。

試用版のテキストは以下のとおりでした。

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方 、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子(おんこ)イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、罪深(ぶか)いわたしたちのために、
今も、死を迎える時も祈ってください。
アーメン。

(なお、試用版に基づく作曲と、試用版に対する記事を書いています。)
アヴェ・マリアの祈り(試用版)【自作曲】

確定版は、3ヶ所変更点があります。
変更箇所には下線を引きました。
(カトリック中央協議会のHPから転載)

アヴェ・マリアの祈り

アヴェマリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。

(2011年6月14日 定例司教総会にて承認)

」や「お祈りください」のところは瑣末な変更としても、
「罪深いわたしたち」が「わたしたち罪人」に変わったのは、評価できます。
原語(nobis peccatoribus)を直訳すると、
わたしたち罪人」となるそうです。
罪深い」というのは主観的ですね。

今回、この確定版のテキストに作曲が与えられました。
ト長調のゆったりとした曲です。
メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20110625_ave_maria_japanese_new_version_no01.MID」をダウンロード

「20110625_ave_maria_japanese_new_version_no01.pdf」をダウンロード

ところで、カトリック(+新共同訳を使うプロテスタント)と、
新共同訳を使わないプロテスタント・正教会では、
イエス様の母の名が微妙に違います。
カトリックと、新共同訳を使うプロテスタントでは「マリ」で、
新共同訳を使わない(=口語訳、新改訳を使う)プロテスタントと、正教会では、
マリ」です。(文語訳からの伝統・・・)
(正教会は、HPと正教会訳の新約聖書では「マリヤ」ですが、
聖書通読には新共同訳を使う事を勧めている、
と正教会の司祭から聞いたことがあります。)

外国の人名をカタカナに直す場合は、「マリア」としているなら、
マリア」に統一すべきではないでしょうか?

カトリックは以前、プロテスタントと協調するため、
イエズス」を「イエス」にする譲歩をしています。
イエス」の方が人口に膾炙しているからです。

マリヤ」よりは「マリア」がはるかに一般的なので、
(「アヴェ・マリア」、「マリア観音」や、
マリア様がみてる』とか・・・)
新改訳や口語訳を使うプロテスタントは、
妥協してもいいのでは、と思います。
(教義なら妥協はできないでしょうが、
教義の問題ではなく、単に名称だけの問題なのですから・・・)


マリア様がみてる (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)


もはや正統争いをするような時代ではなく、
教派を越えて(それぞれ違った形であっても・・・)、
同じ神の真理を伝えるべきなのです。
用語の違いで無用な論争や誤解を生むのは福音宣教にとってマイナスです。
コリントの信徒への手紙Ⅰの冒頭部にある言葉が、
まるで今の日本のキリスト者に向けられたかのように響きます・・・
(もっと言えば、残念ながら、世界のキリスト教全体にも・・・)
さて、兄弟たち、
わたしたちの主イエス・キリストの名によってあなたがたに勧告します。
皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、
心を一つにし思いを一つにして、固く結び合いなさい。

(新約聖書コリントの信徒への手紙Ⅰ1:10新共同訳)

2011年6月23日 (木)

NHK・クローズアップ現代「子どもたちが綴った大震災」(2011年6月23日放送)

淡々と綴られた子どもたちの言葉が、深く胸を打ちました・・・

6月23日放送のNHK・クローズアップ現代では、
子どもたちが綴った大震災」と題して、
東日本大震災の被災地の子どもたち80人が、
自身の体験を綴った作文を紹介していました。
番組HPから、放送内容を転載します。


大震災から3か月がたった今、被災地の子どもたち80人が自身の体験を作文に綴(つづ)った。子どもの置かれた現状を伝えたいというフリージャーナリストの呼びかけに、保護者と子どもが賛同し、原稿用紙に向かったのだ。子どもたちは想像以上に厳しい現実に直面していた。「津波から泳いでひっしににげている人が見えました」(小6)。一方で「皆さんにお礼が出来るよう(略)優しくて、たくましい大人になりたいです」(小5)と、震災を乗り越えようとする子どもの力もみなぎっていた。恐怖や悲しみ、寂しさ。作文から読み取れる子どもたちの心の揺れを受け止め、震災をどう乗り越えていけばいいのか、探っていく。


子どもたちに文章を書くことを企画したのは、
フリージャーナリストの森健さんです。
すばらしい着目点ですね。
そのうち出版される予定、とのことです。
原爆体験文集『原爆の子~広島の少年少女のうったえ
のような存在になるのかも?

素朴な言葉の向こうには、恐ろしい光景や不安、深い悲しみが、
抑制されつつも、にじみ出ていました。
非常に貴重な記録といえましょう。
危機一髪で津波から逃れた少年、
片親が行方不明になった子たち・・・
思い出したくないような未曾有の災害を、あえて言葉や絵にすることで、
現実に向き合うひたむきな努力・・・
震災後の心のケアが必要なのだと痛感させられました。
映像は控えめでしたが、だからこそ、言葉の重みを実感しました。
(被災地では、「津波ごっこ」が流行っている、
というニュースを読んだことがあります。)
「津波ごっこ」が流行 衝撃克服のため(MSN産経ニュース5月28日)

大人たちは、これらの苦悩や悲しみを抱えた子どもたちに、
少しでも希望を持てる社会、明るい未来を用意する義務があります。
政治のツケを子どもたちに負わせないでほしい・・・
政治の停滞を終わらせ、確かな復興を一日でも早く実現してもらいたいものです。

(6月29日追記)
この番組で紹介された文集が出版されました。
文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」 2011年 8月号

文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」 2011年 8月号

衣食足り過ぎて礼節を失う?~公立小中学校の授業開始・終了のあいさつの不可解

先日、公立小中学校の授業開始・終了について、
興味深いブログ記事を読みました。
様変わりした小中学校」(情熱空間)
北海道釧路市で学習塾を経営しているZAPPERさんのブログ記事です。
(私がほぼ毎日読んでいるブログの一つです。教育への熱い思いが伝わります。)

記事では、最近の小中学校では、
1.チャイムが鳴らない。
2.教壇がない。
3.2学期制(2期制)が主流。

となっており、これらが学力低下を助長しているのでは?と指摘しています。

このうち、今回は、「1.チャイムが鳴らない。」について、
私が見聞きしたことから考察してみたいと思います。

私が児童・生徒だったころ(20~30年ほど前)は、当然ですが、
小学校から高校までチャイムが鳴っていました。
チャイムが鳴ることによって、「授業が終わった」というケジメともなり、
ある意味「ほっとする」、「気を引き締める」といったオン・オフのスイッチが、
心の中でついたり消えたりする効果があったと思います。

しかし、最近では、中休み時間・昼休み時間の終了しか
チャイムが鳴らなかったりするところが多いみたいです。
チャイムを鳴らさないことが、「管理教育を防止する」ことになるのでしょうか?
小さな親切、大きなお世話と言いたいところです。
特に、小学校では、チャイムをきちんと鳴らす方が、
ケジメのある規律正しい生活習慣をつけることができると思いますし、
教師のダラダラとした授業を防止するのに役立つと思います。
(実は、教師の力量不足で、時間通りに終わらないのをゴマカスために、
チャイムを鳴らさないようにしているのではないでしょうか?)

チャイムを鳴らすか鳴らさないか以上に問題なのが、
授業開始の号令です。
ZAPPERさんの記事にも少し出ていますが、
今では、「起立、礼、着席」さえないようです。
実際に知っている例(小学校)では、
「気をつけ。これから○時間目の△△(教科名)を始めます。(全員で「始めます!」」というのが、
授業開始のあいさつ。
(終りの挨拶は、「これで~を終わります。」)
教師に対する尊敬と感謝はどこにもありません。
「教師が生徒に対等な姿勢で接するため」???)
そもそも、そんな挨拶なら、しない方がマシではないでしょうか?
参考:【1412062】授業前後の挨拶について

教育問題の根本は、ゆとり教育とか教員組合の問題もありますが、
それ以上に、社会全体から教師への敬意が失われたことではないでしょうか?
(教師への敬意を失わせた張本人こそ、教員組合の紅い洗脳教育と言えましょうが・・・)

「論語」の有名な言葉に、「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるのはご存じですね。
今や、満ち足りた世の中(被災地は別ですが・・・)となって、
衣食足り過ぎて礼節を失う」となっていないでしょうか?
感謝の心や尊敬の心がなければ、「人」として失格でしょう。
(本来は家庭でしつけるべきことなのですが、家庭にはあまり期待できませんね・・・)
教育現場で、目上の人を敬うとか、感謝と尊敬の心を持つように仕向けなければ、
社会に出て、誰にでもタメ口を使ったり、敬語を正しく使えなかったり、
礼儀知らずな人になってしまいます。
社会で「使えない」人材になってしまうかもしれません。
教員の世間知らずな理想論で、子どもたちの将来をつぶさないでほしいと思います。

内田樹氏の『先生はえらい』(ちくまプリマー新書)という本を以前読んだことがあります。
著者の「ひとこと」には次のような文があります。
(引用)
私の「先生はえらい」論は、「えらい先生とはこれこれこういうものである」というような認知的なものではありません(そんなことを言っても何も始まりません)。
あるいは「いいから黙って先生の言うことを聞きなさい」というような政治的なものでもありません(そんなことを言っても誰も聞いちゃくれません)。
そうではなくて、「先生」というのは定義上「えらい」ものである。あなたが「えらい」と思う人、それが「先生」であるという必勝不敗の同語反復を断固主張するところの書物なのであります。

(引用終)

尊敬とあこがれのベクトルが、生徒の向上心に火をつける・・・
それが、あるべき教師と生徒の関係なのでしょうね・・・

先生はえらい (ちくまプリマー新書)

2011年6月21日 (火)

日本国民は震災復興を民主党に白紙委任したわけではない!~おすすめWEB記事「完全に壊れてしまったこの国の政治 いまこそ政治は国民に「信」を問え」(工藤泰志 [言論NPO代表])

日本に疫病神のように君臨する菅総理のもと、
すっかり日本の政治と震災復興は停滞した感がありますね。
内閣不信任案の不発により、解散総選挙も遠ざかってしまったように思える中、
あえて、解散総選挙を主張するWEB記事を紹介します。
週刊ダイヤモンドのサイト「ダイヤモンド・オンライン」掲載の、
完全に壊れてしまったこの国の政治
いまこそ政治は国民に「信」を問え
」(言論NPO工藤泰志「議論の力」)です。

この一連の政治の騒動を見ていて、どうしても理解できない素朴な疑問がある。なぜこの国の政治は、国民に「信」を問おうとしないのか、ということである。
と記事は始まります。

記事中から特筆箇所をいくつか抜粋引用します。
詳しくはぜひ全文をお読みください。

(引用)
 選挙は民主主義を支えるための重要な装置である。であるならば、「困難な状況だから、国民には信を問えない」というのは、政治サイドの身勝手な言い訳に聞こえる。困難があるからこそ、国民の信を得た「強い政治」で難局に当たる必要がある、と思うからだ。

 多くの有力メディアも、選挙はとんでもない、という風潮づくりに加担している。しかし、その議論をつぶさに読んでみても、危機下では「政局」ではなく、みんなで力を合わせるべき、程度の論拠しか提起できていない。今の政権に力を合わせるべき、と署名入りで書いている記者もいる。

 だが、これらの議論がおかしいのは、この国の政治の混乱は、大震災という自然災害によってもたらされてわけではなく、政権政党である民主党が事実上分裂し、政党間の対立から、政府が十分に機能しなくなっていることにある。

 そうした政治の機能不全が、未曾有の震災での対応を遅らせ、原発事故に伴う日本社会のパラダイムの転換に向かい合えない事態を招いている。いわば私たちが直面しているのは統治の危機なのである。

 私たちが、「国民の信」を問うべきだと主張しているのは、今の混乱した政治状況のままでは、迅速に被災者の生活再建や雇用の復興に、答えを出すことは困難だ、と考えるからだ。

 私も東北出身だからよく分かるが、梅雨が明け、夏祭りが終わる頃には厳しい冬の気配が迫ってくる。被災地にあまり時間は残されていない。私は、こうした政治の危機的な病巣を棚上げにしても、政治がその機能を取り戻す最大のチャンスが、この大震災だと思っていた。

 被災者の命の救済や被災地の復興に、国民との合意を形成して、課題に対して政治が協力して一体として取り組む。政治が課題を通して国民と繋がる。それこそが、震災のみならずこの国の復興に道を開くと期待したからだ。

 だが、震災対応が遅れるまま首相の退陣騒動に発展し、野党を巻き込んで、この難局に対応できる体制は、震災後3ヵ月経っても実現していない。そしてそれは、この危機下で機能不全に陥っている民主主義そのものに、私たち自身がどう向かい合うのか、という問題でもある。

 私がどうしても理解できないのは、解散に関する首相の認識である。国民に信を問うという、民主主義の基本を、権力維持の道具としか考えていない言動が相次ぐからである。

 首相が、解散に関して誰よりも慎重であることはわかるし、選挙の結果を意識するのも当然だろう。しかし、解散が、党内の反対派を抑える方便に使われたり、議席を失うことを避け、国民に選択を求めないとしたら、政治の目的は権力闘争以外なにものでもない。

 私たちのNPOはそれを議論の力で進めようと考えている。

 このプロセスはかなり長期化する可能性がある。これだけ、政党政治が壊れている現状では、国民が何回も政治家を選ぶことによって、新しい政党なり政治家の像が、だんだん国民に伝わってくる。そういうプロセスを経ないと、新しい政治は作れないだろう。

 ただ、これ以上、先延ばしには出来ない。だから、私たちは解散を求める。そこから、この国の政治に変化を起こしたいからである。政治の世界では今なお、権力に固執する首相のもとで、退任時期も固まらず、さまざな政策課題が停滞している。

 私たちはそうした政治に、全て白紙委任したわけではない、のである。
(引用終)


震災だから選挙しているヒマなどない、政治空白を招くな・・・
マスコミもそんな声が強いですね。
けれども、うそつき首相と反日的な烏合の衆である民主党に、
震災復興を任せてよいのでしょうか?
国民の信に基づいた政権が、強力な民意の支持のもとに、
新しい東北を復興していくべきでしょう。

一人でも多くの人が、「おかしい!」と声をあげていかねば、
疫病神総理がのさばったままになるのです。
私たちは、震災復興を白紙委任したわけではないのですから・・・

なお、上記で紹介した記事を書いているのは、
NPO法人「言論NPO」の代表の方です。
興味ある方は、下記からアクセスしてみてください。
特定非営利活動法人 言論NPO

2011年6月19日 (日)

ベートーヴェン演奏のデジタルとアナログ~NHKBSプレミアム・特選オーケストラ・ライブ N響コンサート -第1699回定期公演-(ロジャー・ノリントン指揮)(2011年6月19日放送)

ロジャー・ノリントンさん(以下敬称略)の指揮によるベートーヴェンの交響曲演奏には、
最近注目しています。
以前、N響アワーで放送されたのを観て、
すっかり魅了されましたから・・・

6月19日早朝放送の、
特選オーケストラ・ライブ N響コンサート -第1699回定期公演-」では、
4月27日にサントリーホールで行われたN響定演を放送していました。
ノリントン指揮によるオール・ベートーヴェン・プログラムということで、
かなり期待できそうでした。

曲目は、
「“プロメテウスの創造物”序曲」    
「交響曲 第2番 ニ長調 作品36」     
「ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73“皇帝”」でした。

名演といえるのは、交響曲第2番でした。
実に鮮やかな演奏でした。
まるで、アナログ放送がデジタル放送になったかのよう・・・
曲の魅力を再発見できました。

一方、イマイチだったのが、「皇帝」・・・
デジタルからアナログになってしまったかのような、安全運転でした。
部分的に、指揮者とオケの自己主張が光るところがあったものの、
ピアニストが凡庸でした。
オケの楽器の一つのように埋没していた感がありました。

ノリントン指揮N響によるベートーヴェンの他の交響曲全曲、
ぜひ聴いてみたいものです。特に「第9」・・・

なお、交響曲第1番の記事を書いていますので、よろしければお読みください。
ノリントンの指揮でリフレッシュされたベートーヴェンの交響曲第1番~
N響アワー「鬼才ノリントンの魅力 ~ 最近の演奏会から ~」(2011年5月8日放送)

ベートーヴェンの交響曲第1・2番のCDです。

Beethoven ベートーヴェン / ベートーヴェン:交響曲全集Vol.1 ノリントン指揮シュトゥットガルト放送

2011年6月18日 (土)

2011年6月に買ったマンガ5冊~ちはやふる、とめはねっ!、ナナマルサンバツ、乙嫁語り、海月姫・・・

久しぶりにマンガを買いました。
以前から読んでいたものの続きがほとんどです。
そのうち3冊はマイナー部活ものです。

末次由紀『ちはやふる』13巻

ちはやふる(13) (Be・Loveコミックス)

今年の10月からのアニメ化も決まっていますね。
小学生を中心に、百人一首ブームが起こるのでは?
とにかくアツイ作品です。
百人一首をやっている時のダイナミックさや心理描写こそ、
この作品の持ち味ですね。
13巻はしっかりそれらを堪能できます。
小学生にも安心してオススメできます。
百人一首に夢中になりますよ。
(時折、ほのかな恋心の話が出てきますが、
どちらかというと、そちらは作品の魅力ではないと思います。)

ちはやふる」については以前に2つ記事を書いています。
書評:末次由紀『ちはやふる』
『ちはやふる』4~8巻


河合克敏『とめはねっ!鈴里高校書道部』8巻

とめはねっ! 鈴里高校書道部 8 (ヤングサンデーコミックス)

書道の楽しさを教えてくれる好作品です。
書道はデッサンのようなもの」(P.187)というセリフは、
「なるほど~」と思わされました。
前衛的な書についても取り上げており、知的興味が広がりました。
かな編はひとまず終了。新入部員が入ってきたり・・・
今後も楽しみな作品です。


杉基イクラ『ナナマルサンバツ』Quesution1(1巻)

ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4)

「少年エース」のテレビCMで見て、
「あっ!コミック版『サマーウォーズ』の作品だ・・・」と気づき、
興味を持ちました。
ヒロインがカワイイのと、競技クイズというマイナーな世界がウリですね。
ほんのちょっとだけ、お色気がありますが、
こちらも今後の展開が楽しめそうです。
(小学生にはまだオススメできないかな・・・)

コミック版『サマーウォーズ』についても記事を書いています。
コミック版「サマーウォーズ」


森薫『乙嫁語り』3巻

乙嫁語り(3) (ビームコミックス)

最初から最後まで1、2巻のサブストーリーのような展開でした。
絵の細かい描写はさすがでしたが・・・
4巻に期待したいです。

1巻について記事を書いています。
書評:森薫『乙嫁語り』1巻


東村アキコ『海月姫』07巻

海月姫(7) (講談社コミックスキス)

今回買った5冊の中で一番楽しかった作品です。
小ネタがいっぱいあり、ツボにはまってしまいました・・・
アニメ版の無理やりな最後よりも、やはりこちらの方がすばらしいです。
これも次の巻が楽しみです。

『海月姫』についても記事を書いています。
海月姫(アニメとマンガ1~6巻)

「妻力」とは?~テレビ東京系・たけしのニッポンのミカタ!「オンナを捨てて 女を磨け!」?(2011年6月17日放送)

オンナを捨てて 女を磨け!?」というタイトル、
わかったようで、わからないような・・・
タイトルはともかく、内容としてはなかなか好番組でした。
6月17日放送のテレビ東京系・「たけしのニッポンのミカタ!」では、
上記のタイトルで、女性の若作りはかえって老けて見られることや、
妻力」について放送していました。
映像としては若作りの話の方がインパクトがありますが、
内容としては「妻力」の方が興味深かったです。

ところで、「妻力」という聞きなれない言葉、ご存知ですか?
私もこの番組を観て初めて知りました。
妻力」とは、
結婚したあとも長い間夫に愛される力のこと。」(番組HPから)だそうです。

番組HPから、「妻力」の部分だけ引用転載します。

(引用)
女磨きは妻力!?(二松まゆみ)
「男性に愛される事が女性を輝かせる」と力説する二松氏は、男女の仲と若々しさは密接な関係にあると主張する。そんな二松氏は女性の魅力アップに必要なものとして「妻力」を挙げる。「妻力」とは、結婚したあとも長い間夫に愛される力のこと。
二松氏は人類学者ヘレン・E・フィッシャーが唱えた「生物学的には、人間の愛は4年で終わるのが自然」という説や、結婚後4年で離婚する夫婦が多いという調査結果を挙げ、「妻力」をつけることで女性の魅力が磨かれ、長い間愛されると主張する。
そこで!「妻力」がどういうものなのかをKさん夫婦を取材。結婚4年目で子どもが二人というKさん夫婦は、今でもラブラブ!しかも、奥さんから逆プロポーズして結婚したが、今では夫のほうが奥さんに夢中だという。奥さんは「妻は、色んな顔を演じて夫を転がしていることに気付かせないくらい、“女優”でいることが大切」とその極意を語るが、果たして実際の“女優ぶり”は?二松氏が家庭での奥さん様子をチェックすると【(1)夫を責めない(2)感謝の言葉を口にする(3)決定権は夫に与える】という3つのポイントが判明!
奥さんの「妻力」を見た、結婚して1年ちょっと経つ西川史子は「この1年間をやり直したい…」とショックを受ける。二松氏は「夫は立ててもらいたいもの。立てられると、ますます妻にいいところを見せたくなる」と西川にアドバイスする。

(引用終)

妻力」の具体的な態度として、
【(1)夫を責めない(2)感謝の言葉を口にする(3)決定権は夫に与える】
という3つのポイントを指摘していました。
みなさんのご家庭ではいかがでしょうか?

夫婦がお互い張り合うなら、不和が生まれますね。
男は単純でおバカさんなのですから、
「夫を立てる」ことで持ち上げておいて、実権はしっかり握って置くほうが、
不毛な言い合いをして夫婦仲をこじらせるよりよほどマシでしょう。
2人で幸せになるために結婚したのですから、
「正しさ」を主張して愛を壊してしまうのは、もったいないことなのです。
「男女平等」という権利を振りかざしてしまうと、
不公平感だけが残り、結局結婚生活そのものを窒息させてしまうでしょう。


最後に、きっと参考になりますので、
聖書から夫婦関係について2ヶ所引用します。
(私はクリスチャンですので・・・)
キリスト教でない人は、「キリスト」や「主」という言葉を、
「神」や「仏」、「天使」とかの絶対的なものに置き換えれば、
普遍的な処世訓となりますね。

同じように、妻たちよ、自分の夫に従いなさい。
夫が御言葉を信じない人であっても、
妻の無言の行いによって信仰に導かれるようになるためです。
同じように、夫たちよ、妻を自分よりも弱いものだとわきまえて生活を共にし、
命の恵みを共に受け継ぐ者として尊敬しなさい。
そうすれば、あなたがたの祈りが妨げられることはありません。

(新約聖書ペトロの手紙Ⅰ3:1~2、7新共同訳)

キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。
妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい。
キリストが教会の頭であり、自らその体の救い主であるように、夫は妻の頭だからです。
また、教会がキリストに仕えるように、妻もすべての面で夫に仕えるべきです。
夫たちよ、キリストが教会を愛し、
教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。

(新約聖書エフェソの信徒への手紙5:21~25新共同訳)

(おまけ)
妻力」を主張した二松まゆみさんの著作です。

夫婦仲がよくなるちょっとした習慣 』(中経の文庫)

夫婦仲がよくなるちょっとした習慣 (中経の文庫)


夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣 』(講談社プラスアルファ新書)
夫婦の「幸せ循環」を呼ぶ秘訣 (講談社プラスアルファ新書)


二松まゆみさんによる、「夫婦ラブラブを維持する「妻力」は5つのKが肝」という記事、
実に興味深いですので、ぜひお読みください。

5つの「K」とは、
「かわいらしさ」、「賢さ」、「寛容」、「謙虚さ」、「感謝の気持ち」とのこと・・・

一方、女性も、男性からの愛という「エネルギー源」がなければ動けません・・・
ぜひ、愛情が「満タン」になるよう、
日頃からの愛情あふれる言葉とスキンシップをお忘れなく・・・

2011年6月17日 (金)

記者クラブという大罪~おすすめWEB記事「改めて「ジャーナリスト活動無期限休止」を宣言――記者クラブは日本という国家を滅ぼす」(週刊・上杉隆)【第179回】 2011年6月16日

最近、ようやく原発事故の深刻さが少しずつ明らかにされていますね。
メルトダウン」どころか、「メルトスルー」だったとか・・・
また、政府が発表した20㎞半径の同心円の避難区域は、
気休めでしかなかったこと、
放射性セシウムや放射性ヨウ素だけでなく、
ストロンチウムやプルトニウムまで検出されていたこと・・・

政府や東電の隠蔽・改竄体質が最も問題なのですが、
それ以上に、「第3の権力」であるはずのマスコミが、
政府・東電の片棒担ぎをして、「大本営発表」に堕してしまい、
福島県などの多くの住民に無用な被曝を拡げてしまいました。
その上、最近になってから、何の反省もなく、
「今まで我々は真実を知らなかった・・・」みたいな態度で、
遅まきながら真実が明らかにされつつあります。
本当は、ある程度までは事実を知っていたはずなのに・・・
横並びな報道を是とする日本の記者クラブは、
上杉隆氏の指摘するとおり、
「日本という国家を滅ぼす」存在となってしまいました。

今回紹介する上杉隆氏によるおすすめWEB記事、
改めて「ジャーナリスト活動無期限休止」を宣言
――記者クラブは日本という国家を滅ぼす

週刊・上杉隆【第179回】 2011年6月16日)は、
短いながらも、日本の記者クラブ制度に対して、
痛烈な批判の矢を向けたものです。

記事の中からいくつか文章を抜粋します。
詳しくは、ぜひ全文をお読みください。

(抜粋引用)
「記者クラブはひとりメディアだけの問題ではない。それは、国民の生命・財産、もしくは国家全体におよぶ重大な問題なのである。官報複合体という強力な権力構造が、国民を洗脳し続け、それはシステム化してしまっている。よって、記者クラブ問題はマスコミの問題ではなく、国家システム全体の問題なのだ」

3・11からの100日間、大手メディアの報道は機能しないどころか、逆機能を果たしてしまった。

「メルトダウンはしていない」
「格納容器は健全に守られている」
「放射能の外部放出はない」
「チェルノブイリのような大事故には絶対にならない」
「ただちに人体に影響の出るものではない」
「仮に3号炉が水素爆発しても大きな問題はない」
「放射能汚染水は海洋で拡散され、被害が及ぶことはない」
「プルトニウムは安全だ」

 言わずもがなだが、こうした報道は結果として誤報である。誤報ならばまだよかったかもしれない。それはもはや「デマ」であり「風評」である。

 何もしなければ害はないものの、大手メディアは、政府・東電と一体化し、いつものようにその広報機関としての働きを強化させたため、結果としてこのような「デマ」や「風評」を流す犯罪行為に加担してしまったのである。

 そのために何が起きているか。新聞・テレビからの情報をいまだ信じているおよそ1億人以上の日本人は、政府・東電の原発事故対応の失敗によって、国力が低下し、国家の信頼が失われ、多くの国民の健康が脅かされている現実を知らされないでいるのだ。

 また、今後、数十年以上もの間、放射能による内部被曝の恐怖と戦わなくてはならない未来も直視できないでいる。

本来、それを知らせるのはジャーナリズムの仕事だ。「安全」は東京電力が、「安心」は政府が追求すべき仕事だ。だが、メディアはそうではない。仮に「安心」「安全」から遠のくことになっても、「事実」を追い求めるのがジャーナリズムに要請された仕事なのである。

 だが、残念ながら、日本の記者クラブメディアは、この100日間、何ひとつそれをできなかった。それは断言できる。繰り返すが、大手メディアは本来の機能を果たすどころか、逆機能を働かせたのだ。

この問題が根深いのは、彼らに罪の意識がまったくないことだろう。自らが犯罪に加担したなどという意識はさらさらない。それだからこそ、「安心デマ」「安全デマ」に乗っかり、社会へのアラート機能を作動させることなく、国民を洗脳し続けたのだ。

 皮肉なことに、記者クラブメディアは、読者や視聴者の「安全」や「安心」を守るどころか、それを奪い、信用を落とすことになったのだ。

根拠のない「安心」や「安全」報道はもうこりごりである。読者や視聴者が知りたいのは「事実」である。政府や東電の虚偽の発表など知りたくないのである。
(引用終)

これ以上説明がないほど見事で痛烈な指摘です。
上杉隆氏が日本のジャーナリズムと決別したくなるのは、無理もありませんね。
国家犯罪に加担するようなものですから・・・
記者クラブという日本の「大罪」・・・

2011年6月16日 (木)

給食食材の放射線物質検査は意味があるのか?

NHKニュースで、「給食食材の放射線物質を検査」という報道をしていました。
保護者からの不安の声にこたえるため、
横浜市が「小学校の給食で使われる野菜について、放射性物質の検査を、16日から始め」た、
というものです。
確かに、「被災地を助けよう」とかの名目で、
放射能汚染が疑われる福島県や茨城県産の野菜を積極的に使う動きがありましたので、
保護者の切実な声が教育の現場を動かした、といえるニュースです。
横浜市だけでなく、各地の自治体にこの動きは広がる気配です。
国の安全基準がいかに信頼されていないかの証拠ですね。
「風評被害」という言葉を盾に、安全・安心がおろそかにされていましたから・・・

しかし・・・
報道によると、給食のその日のメニューの中で、調べるのは1日1品目だけとか、
不備が多いと思います。
そもそも、市場で既に放射性物質調査をしてからまた調査するのは、
二度手間、過剰反応といえないでしょうか?
(そうでもしないとマズイ現実があるのは事実ですが・・・
安全・安心を売り物にしてきた日本も、落ちたものです・・・)
出荷検査がよくわからないものだから不安を招いているのです。

NHKニュースで、有識者の方(名前は忘れましたが)が言っていましたが、
政府の基準が信頼できないから、こういう事態になるのです。
ゴマカシに過ぎない暫定基準値をいつまでも基準にしないで、
外部被曝だけでなく、内部被曝も勘案した、
国際的に見ても妥当な基準値を迅速に定めて、
農産物をきちんと調査すればいいのではないでしょうか?
(セシウムやヨウ素だけではなく、他の放射性物質も・・・)
国民の安心・安全、
特に児童・生徒の健全な成長を保障するような早急な対策・対応が望まれますね。
もっといえば、放射能汚染が疑われる土地の農産物は、
完全に安心といえるまで、給食食材として使用しない、というのが、
一番安全といえましょう。

学校給食法第2条には、次のように書かれています。
(学校給食の目標)
第二条  学校給食を実施するに当たつては、義務教育諸学校における教育の目的を実現するために、次に掲げる目標が達成されるよう努めなければならない。
一  適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
(以下省略)」
健康の保持増進」を図ることができない食材は、本来、給食にふさわしくないのです。

(参考:食育基本法前文から抜粋)
子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。もとより、食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。

中部大学の武田邦彦教授は、
6月16日のブログ記事「本当のことを「風評」という不誠実な政府」で、
次のように述べています。

(引用)
今、政府が「風評」と言っているのは、数100ベクレルの放射性物質が入った食材や物品を「放射性物質が入っているからイヤだ」というのが「風評」だというのです。
自分(政府)が決めたことを「守ろう」とすると、政府がその人に「風評被害を拡大するな!」というのですから、完全な言いがかりで、まるで政府がアウトローのような感じです.
また、マスコミは「政府が言ったから」という理由で、やはり「正しいことをしようとしているお母さん」を「風評を拡大する」と批判していますが、マスコミの記者さんもすでにおかしいことに気がついているのですから、控えてもらいたいものです。
・・・・・・・・
私は「愛する家族、信頼できる友、誠実な社会、誇りを持てる日本」と言っていますが、政府は「誠実さ」において「先頭を切ってもらいたい」と願います.
また農業や漁業の人が、後ろから圧力をかけているとすると、これまで「消費者ためにこだわりの食材」と言っておられたのですから、これも「誠実な社会」を作るために自粛して欲しいと思います.

(引用終)

食の安全は、命の安全につながります。
せめて子どもたちだけでも、安全・安心な給食を食べさせてあげたいものですね。
子どもたちは自ら選ぶことはできないのですから・・・

2011年6月15日 (水)

教育基本法を踏みにじる文部科学省~「地上1メートルの放射線量公表」から考える

直ちに健康に影響はない」のウソが次々と暴かれてきています。
IAEA査察など、国際的な基準に照らして、
深刻な放射能汚染を隠し切れなくなったのでしょう。

文部科学省が、全都道府県の「地上1メートルの放射線量公表」を始めた、
とニュース報道がありました。
地上1メートルの放射線量公表=4県で2倍の数値―文科省 (時事通信)
今までは
地表から遠いところ(測定地点が地上から1.5~80.3メートル)で測定していたのを、
これからは各測定値店で地表1メートルに統一する、というものです。
そうなると、当然、測定値に問題が出てくるところが現れてきます。
記事によると、
空気中の放射性物質は降雨などで地表に沈着するため、地上に近づくにつれ高い線量が測定される傾向にある。13日午前10時の測定では、山形、栃木、群馬、和歌山で今までの方法で検出された線量の2倍を超える数値が検出された。 」とのこと。
少しは進歩したとは言えますが、今までの偽りが暴かれた形になりましたね。

文部科学省は、年間20ミリシーベルトの被曝を認めたようなお役所です。
ようやくかなり折れて、1ミリシーベルトを目指す、に方向転換しているようですが、
自分の非はなかなか認めたがりません。
(「ゆとり教育」の問題だってそうですね。)

教育基本法第一条、第二条には、次のような文言があります。

(教育の目的)
第一条  教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
(教育の目標)
第二条  教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一  幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
二  個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
三  正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
四  生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五  伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

下線をつけたところに注目してください。
心身ともに健康な国民の育成」や「正義と責任」、
生命を尊び」という文言を、
所轄官庁である文部科学省自体が遵法しているでしょうか?
せいぜい、責任逃れを考えているだけではないでしょうか?
教育基本法を自ら踏みにじっているままでよいのでしょうか?

文部科学省は、過ちを認め、
児童・生徒を含む多くの人の被曝量を減らすような情報公開と施策を、
速やかに実施してほしいものですね。

中部大学の武田邦彦教授は、
6月14日のブログ記事「「正しいお母さん」の試験問題」で、
次のように書いています。

(引用)
すでに、「子供を被曝から守って欲しい」と呼びかけるのも何回目かになります。でもまだお母さんが苦しんでおられますし、個別のお母さんを神経質とかモンスターと言って、被曝させることを正当化している市役所や教育委員会も多く見られます。
日本の将来は、子供達の健やかな成長が前提です.また教育基本法でもその目的に「心身共に健全な子供」を目指すことが明記されています.
是非、先生方、校長先生、教育委員会、スーパー、市役所のお役人などは、形式にとらわれず、職務の本質にそって子供達の被曝量を可能な限り減らすことを御願いします.
特に、「福島の人を助けるために、子供を被曝させる」のではなく、「福島の人の生活を大人だけで全力を尽くして旧に復する」方向に進んでもらいたいと思います.
「礼儀正しい個人、愛する家族、信頼できる友、誠実な社会、誇りある日本」
一人一人の行動で、私たちの手に届くのではないでしょうか!

(引用終)
まったくその通りですね!

2011年6月14日 (火)

おすすめWEB記事~たるんだ報道に喝!28 【ニュースメタボ診断】報道内容と事実のギャップも大震災級の原発報道(GALAC 2011年7月号掲載)

東日本大震災発生からはや3カ月・・・
ようやく、震災発生直後からの特に原発事故報道について、
検証されつつあります。
マスコミ各社は、政府・東電の「大本営発表」を垂れ流し、
甚大な被曝を拡げてしまったのですから、
本来はBPO(放送倫理・番組向上機構)に提訴されるべきでは、とも思います・・・
(福島県住民の方々からそのうち損害賠償請求されるかも?)

それはさておき、GALAC(放送批評懇談会)の7月号記事、
たるんだ報道に喝!28【ニュースメタボ診断】
報道内容と事実のギャップも大震災級の原発報道
」は、
短いながらも震災・原発事故報道を総括するような好記事です。
ぜひ全文お読みください。

特に、次の箇所は痛烈な批判でしょう。

(引用)
“解説”の責任と根拠を問う

テレビで意見を述べる学者、専門家、解説者たちは、何を根拠に語っているのか。長時間、NHKの解説委員や科学文化部の記者が政府や会社の発表内容を延々と解説してきた。結果として誤報が続いているが、記者発表内容の真偽や精度について何一つ検証せずに伝え続ける姿勢を顧みることはない。震災直後から、メルトダウンの可能性は国外から指摘され続けていた。北西方向の危険性が非常に高いことを、政府は直後からデータに基づいて予測していた。それらを広く伝え、問いを立ててデータを引き出せなかったのは、ジャーナリズムの機能不全でもある。事実と報道内容の大きなギャップは、大本営発表時代にそっくりだ。
(引用終)

この記事の執筆者は、日本大学大学院新聞学研究科/法学部(准教授)の別府三奈子氏。
マスコミ報道よりも、インターネットでの報道の方が、
震災・原発事故報道では早く正確なものが多かったことも示唆しています。
(デマ・ガセネタも多かったのは事実ですが・・・)

あまりの事態に、事実を直視できず、機能不全に陥ったマスコミ・・・
いざという時に頼りにならないという事実も露呈しました。
やはりこれからの時代、政府発表を鵜呑みにせず、
多角的に情報を収集・分析する情報リテラシー能力がますます必要になりますね。
特に、国民の命・健康よりも、自分のメンツの方が大事だという民主党政権ならなおさら・・・

2011年6月12日 (日)

聖霊を受けなさい(ヨハネ20:22)【自作曲】

今年(2011年)の聖霊降臨際は、6月12日。
(毎年変わります・・・)
今回は、聖霊降臨祭にふさわしく、
ヨハネ福音書から、イエス様が聖霊に言及された箇所の一つへの自作曲を紹介します。
テキストは以下のとおりです。
聖霊を受けなさい。
だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。
だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。

(新約聖書ヨハネによる福音書20:22~23新共同訳)
ト長調のおだやかな曲です。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20110612_john2022no01.MID」をダウンロード

「20110612_john2022no01.pdf」をダウンロード

下の絵は、エル・グレコ作『聖霊降臨』です。


20110612elgreco_pentecostes_2


カール・ヒルティの名著『眠られぬ夜のために』第一部の「二月七日」には、
こういう一文があります。
福音書が聖霊と呼んでいるものを、自分の生活のなかに招き入れることだけが重要である。
そうすれば、この霊が、それ以上のことは残らず果してくれるのだ

聖霊こそ、キリスト教信仰の核心であり、確信を与え、生活に革新をもたらします。

“霊”と花嫁とが言う。「来てください。」
これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。
渇いている者は来るがよい。
命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。

(新約聖書ヨハネの黙示録22:17新共同訳)

皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますように!

2011年6月11日 (土)

指揮者という仕事~NHKBSプレミアム・ハイビジョン特集「情熱のタクト~指揮者・佐渡裕 ベルリンフィルへの挑戦~」(2011年6月11日放送)

5月下旬に、指揮者の佐渡裕さんがベルリン・フィルを指揮した
というのがニュースになりましたね。
長寿番組「題名のない音楽会」の司会者としても有名な佐渡さん。
当然、その「題名のない音楽会」でも2週にわたってその模様がとりあげられますが、
(TBS系でも特番をやっていました・・・)
今回放送されたNHKBSプレミアムの
ハイビジョン特集「情熱のタクト~指揮者・佐渡裕 ベルリンフィルへの挑戦~」では、
演奏会当日だけではなく、
演奏会の3カ月前からリハーサルまでを丹念に記録していました。
「指揮者とはこういう仕事をするんだ」という教科書になるような好番組でした。
失敗の経験をも含めて語る佐渡さんの数々の言葉は、実に味わい深いものがありました。
夢を持ち続けることのすばらしさと、夢を実現させるための情熱と努力・・・
音楽家を志す若い人々におすすめの番組といえましょう。

番組の中では、「題名のない音楽会」の収録の様子や、
ベルリン・フィル(以下BPO)を指揮するまでの他のコンサートでの様子、
スコア研究をしている様子や、落語を聴いている姿、
(大きな影響を与えているのが落語家とは・・・とても意外でした。)
音楽的経歴など、多角的に佐渡さんの姿をとらえていました。

興味深いのは、本番そのものよりも、スコアリーディングとリハーサルの様子でした。
指揮台で指揮棒を振っている時には、既に指揮者としての仕事の9割が終わっている・・・
また、オーケストラの側から見た指揮者への忌憚ない意見など・・・

ちょうど6月11日に、BS朝日の「題名のない音楽会」で、
佐渡さん指揮BPOのショスタコーヴィチ・交響曲第5番の一部が放映されていました。
その放送とNHKでの放送の演奏は同じはずなのに、
NHKでの放送の方が音にダイナミックさがありました。

BPOに一度は客演に呼ばれても、2度目に呼ばれることは難しいそうです。
佐渡さんが再びBPOに客演できたらいいですね。
「世界のオザワ」の次は、「世界のサド」となるのでしょうか?・・・

佐渡さんの代表的著書です。
僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)


今回の演奏のCDとDVDです。
CDは6月下旬、DVD&ブルーレイは9月下旬に発売、とのことです。

CD

DVD

Blu-ray

この番組に引き続いて、5月20日の演奏会が放映されました。
武満徹の曲と、ショスタコーヴィチの交響曲第5番の2曲の全曲放送です。
武満徹の曲はよくわからない摩訶不思議な作品でした。
メインである交響曲第5番は・・・
BPOという名器の魅力は感じましたが、指揮者の解釈を示せたか、というと、???でした。
第3楽章(リハーサルの様子でも取り上げられていました)の一部に、
佐渡さんの解釈を示せたかな、という程度でした。
(もちろん演奏としては合格点といえます。)
指揮している姿を見れば、
汗だくになっての熱演(終演時には頭の髪の毛の先まで汗ぐっしょり・・・)なのですが、
映像なしで音だけで聴いたら、どうなのでしょうか?


ところで、ショスタコーヴィチの交響曲第5番、おすすめCDですが、
一般的には、バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの新旧2つが定盤と言われています。
新盤の方はかなり前所有していましたが、現在は旧盤だけ持っています。
旧盤での特に第4楽章の躍動感・疾走感は他に類を見ないのでは、と思います。
ただ、少し響きがうすっぺらいようにも思えますが・・・
ごく稀にしか聴きません。

(新盤)

(旧盤)

私の愛聴盤は、クルト・ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団のものです。
所有しているのは仏ハルモルニア・ムンディの1966年録音盤ですが、
(クルト・ザンデルリンクが指揮者を引退した記念の5枚組CD→
内田光子さんと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲第24番が出色の出来栄え!)
現在入手が難しそうですので、国内版を紹介します。
こちらは1982年の録音です。

ザンデルリンク指揮による演奏は、
まるでドイツの高級車(ベンツとか)に乗っているような、格調高いものに仕上がっています。
ショスタコーヴィチがブラームスのような重厚で深みのある響きになっています。
ロシアというよりも、ドイツ・・・
私はしばしばこのCDでの第4楽章だけ聴くことがあります。
(ショスタコーヴィチの作品はそんなに好きではありませんが・・・)

2011年6月10日 (金)

声優、川上とも子さん逝去・・・

6月10日の夕方、niftyのトップページにアクセスすると、
「検索急上昇」のキーワードに、「川上とも子」と出ていました。
「もしや?」と思い、すぐ調べてみると・・・
声優、川上とも子さんが死去 「ケロロ軍曹」の日向冬樹役」(Yahoo!ニュース)
41歳で逝去とは、あまりに早すぎますね・・・

私は彼女のファンではありませんが、
2008年までの「ケロロ軍曹」での日向冬樹の声や、
風の少女エミリー」の主人公エミリーの声などでなじみ深かったので、
今回の訃報は残念です。
のだめカンタービレ フィナーレ」でエリーゼとプリリンの声を担当していたので、
「病気から立ち直った」とばかり思っていたのですが、
あの作品が遺作となってしまったのですね・・・

ちなみに、ウィキペディアで「川上とも子」を調べると、
最近の愛読書は『新約聖書』及び『旧約聖書』。本人いわく「愛眠の友」とのこと。
という一文が出てきます。
(「最近」とはいつ頃のことなのか、よくわかりませんが・・・)
聖書が心の支えになっていたのですね。
川上とも子さんのご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。

2011年6月 9日 (木)

「お役所仕事の目線」ではなく、「子供の目線」での放射能測定を!~NHK・おはよう日本「広がる自治体の放射線測定」(2011年6月9日放送)

6月9日放送のNHK・「おはよう日本」では、
広がる自治体の放射線測定」という特集を放送していました。
その中では、東京都の自治体の放射線測定の様子や、
各区によって測定する位置がまちまちで基準がないこと、
放射線測定は、地表に近いほど数値が高く、
地表近くと地上1メートル程度のところで測定すると、
値が半分ほどになってしまうこと、
そもそも各自治体が放射線測定をすることは想定されていなかったこと
などが報道されていました。

東京都のある区では地表1メートルのところで測るだけで終わる一方、
杉並区では地表近く、50㎝、1m(間違っていたらゴメンナサイ)の3か所で測定するなど、
対応がまちまちです。
(杉並区の対応はすばらしいものですね!)

モニタリングポストの放射能の値が発表されていますが、
これは地上10m以上のところにあることが多いようです。
(元々は原水爆実験での放射性物質検知のため・・・)
しかも都道府県で1か所程度・・・
地上10m以上では「安全」(本当はギモンですが・・・)でも、
地表近くや、モニタリングポストから遠い場所では、
「基準値以上」という「ホットスポット」がたくさんあるはずです。

また、番組では、海水浴場用に海水の放射能汚染を調べる様子も報道していました。
しかし、沖合100mでの調査、というのは、「???」と思いました。
沖合100mのところで泳ぐ人などまずいないはずです。
知りたいのは、沖合100mではなく、海岸すぐ近くの値です。

いずれにせよ、地表1mとか、もっと高いところでの測定や、
沖合100mでの水質調査というのは、
放射能汚染を過小評価して、余計な仕事を増やしたくない、
という「お役所仕事」的な発想ではないでしょうか?
放射能汚染で一番影響が出るのは、
地表から一番近いところにいる幼い子供たちです。
「お役所仕事」的な目線ではなく、「子供の目線で」放射線測定を行い、
無用な被曝を少しでも防ぐ配慮を、政府と各自治体は行ってほしいものですね。
私たちにまずできることは、政府・自治体の「安全宣言」に疑いの目を持つことです。

2011年6月 8日 (水)

北海道の民主党議員の光と闇~おすすめWEB記事「【単刀直言】 「菅政権は一番邪悪で最低だ」 松木謙公元農水政務官」(MSN産経ニュース)

残念なことに、秘書時代から33年間、永田町を見ていますが、
(菅政権は)一番邪悪で最低な政権でしたね。
言ってることとやってることがメチャクチャです。

民主党を除籍処分となった、松木けんこう元農水政務官の言葉です。

菅内閣不信任案の採決にあたっての、
民主党議員たちのふがいなさにはあきれてしまいました。
(採決を欠席した共産党や社民党なども同罪です・・・)
そんな中で、堂々と個人の信念に従い、
不信任案に賛成票を投じた松木けんこう議員は立派です。
信念がある人だと思いました。
そこで今回は、産経新聞のインタビューに応じた記事を紹介します。
【単刀直言】「菅政権は一番邪悪で最低だ」 松木謙公元農水政務官
6月7日の記事です。
冒頭の言葉は、記事の2ページ目にあります。
ぜひ全文をお読みください。
(また、松木けんこう議員の公式HPには、今回の決意について語った一文が掲載されています。)

松木けんこう議員は北海道12区選出です。
北海道の民主党議員の「光」だった(過去形)、といえます。
ぜひこれからは、無所属でもがんばってください!

一方、北海道の民主党議員の「闇」は・・・
言うまでもなく、例の伝書「鳩」サンでゴザイマスヽ( )`ε´( )ノ
こちらについては、「THE JOURNAL」の、
「うそつき」の「もがき」田中良紹の「国会探検」)というブログ記事が、
痛いところをついていますので、ぜひご一読を!

他の民主党議員は・・・数合わせの道具で終っていますね・・・
くだらない政治の茶番・田舎芝居など観たくもありません。
さっさと「空き菅」はくずかごにいれる(退陣)べきでしょう。
(普通の「空き缶」ではないので、リサイクルは不要デスネ・・・)

2011年6月 5日 (日)

おすすめWEB記事~「「安全病」患者リスト・・・子供を被曝させたい人たち」(中部大学・武田邦彦教授)

安全病・・・何のことでしょうか?

当ブログで原発事故発生以来しばしば紹介・引用している、
中部大学の武田邦彦教授のブログで、
安全病とは、
「危険でも安全と平気で言う」
という新しい精神病
」と定義されています。
病気は官房長官、経産省の原子力安全・保安院あたりから出たようです.」とのこと。
(記事には書いていませんが、
重症患者は、「ただちに健康に影響がない」というのが口癖になるのかも?)

今回おすすめしたいのは、
「安全病」患者リスト・・・子供を被曝させたい人たち」という武田教授の記事です。
ぜひ全文をお読みください。

記事では、「【「安全病」患者リストと主たる症状】」として、
次の10の「症例」が指摘されています。

(引用)
1) 自治体のお役人・・市民の問い合わせに対して法律を勉強せずに「安全です」という奇妙な症状を示している、
2) 校長先生・・保護者の問い合わせに対して「文部大臣が」と答えている。文部大臣より法律や決まりが大切、
3) 放射線医療関係者・・講演会などで1年100ミリまで大丈夫と奇妙な言う症状を示している。1年1ミリを決めて、今までそれを守るように言ってきた人なので、かなり重症、
4) 大学の先生・・かけ算、足し算をせず、空間からの線量率だけで、食事も何もしないということを盛んに言っている.新しいことを言いたいという潜在的な欲求が症状を示している、研究費の獲得も感染の原因になっている、
5) NHK・・受診料を強制的にとっているので、他の報道機関と全く違う.未だに法律には触れない特殊な症状、受診料は国民からとっているが、予算の承認は国会だから、国会に顔が向いているのが感染の原因と推定される、
6) 朝日新聞・・これまで一貫して「危険病」といっても良いぐらい放射線については厳しかったのに、普通の原発の漏れの20億倍になると、突然「安全病」に感染した、3月12日に福島の記者を待避させたとの情報もあり、疑似感染の可能性もある、
7) 政府・・感染の発症点。隠匿体質と国民を人間と思っていない潜在的な考えが病気を生んだと考えられる、
8) 大人・・大人は郷土や土に愛着があって汚染された土地を離れられない。それはよくよく理解できるが、だからということで子供を道連れにする症状。子供は新しい土地で元気に生きることができる、
9) 知事・・県内の生産者が票田なのか、汚染された農作物を子供に食べさせて被曝させることに熱心、
10) 市長・・汚染された瓦礫を汚染されていない地域に持ち込み、汚染を拡げることに熱心、

(引用終)

どれも深刻な「症例」ですね。
治療薬はただ一つ「良心」です。」と武田教授は書いていますが・・・
民主党政権や道徳を失いつつある日本人にとっては、「不治の病」なのでしょうか・・・

NHKEテレ・ETV特集「続報 放射能汚染地図」(2011年6月5日放送)

5月15日放送の、
ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~』は衝撃的でしたね。
その反響がとても大きかったからこそ、
今回放送の「続報 放射能汚染地図」が急遽作られたのでしょう。
住宅地からプルトニウムが微量検出されたことなどを報道していました。
NHKニュースとしても報道されています。)

番組HPから放送内容を転載します。


ETV特集 『ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~』(5月15日放送)では、福島第一原発正門から1キロ地点の住宅地の一画の土壌を科学者の木村真三氏が採取。サンプルは、プルトニウムの有無を調べるため放射線解析の第一人者、金沢大学の山本政儀教授のもとに送られた。
番組放送後、結果を知りたいという問い合わせが殺到したが、この度ようやく解析結果が出る見通しとなった。果たしてプルトニウムは検出されるのか?
さらに、木村氏のその後の調査で、計画的避難区域や緊急時避難準備区域から外れた福島県南部のいわき市で新たなホットスポットが発見され、その実態が序々に明らかになってきた。
新たにわかった汚染の実態を続報として伝える。


ただ、30分しか放送時間がなかったので、
前回のようなインパクトはなかったかな、とも思いました。
途方もない原発事故なので、
ある意味、住宅地からプルトニウムが出たとしても、
全然驚きではないからです。

前回の放送について、当ブログで記事を書いていますので、
よろしければお読みください。

大金星であり大黒星でもある番組~
NHK教育・ETV特集
「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」
(2011年5月15日放送)

(8月28日追記)
8月28日放送の
ネットワークでつくる放射能汚染地図 3 子どもたちを被ばくから守るために
についても記事を書きました。

NHKEテレ・ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図 3
子どもたちを被ばくから守るために」(2011年8月28日放送)

立ち読み日記~『とんでも発言集 ただちに健康に影響はありません』(ラピュタ新書)

これは、「笑える」本です。
いや、正しくは、「嗤える」本と言うべきか・・・

書店で、東日本大震災と原発関連の本コーナーがありました。
そこで一番目立っていたのが、
今回紹介します本、
とんでも発言集 ただちに健康に影響はありません』 (ラピュタ新書)です。

とんでも発言集 ただちに健康に影響はありません (ラピュタ新書)

震災直後から5月3日までの、
枝野官房長官(本の表紙に使われています)を代表とする、
政治家や官僚、マスコミ等の、
原発事故に関する数々の欺瞞に満ちた発言を集めた本です。
発言の変遷を知るにはもってこいです。

原発の水素爆発の様子を、
「ガスボンベが爆発した模様です。」(正確な引用ではありませんが・・・)と言っていたり・・・
ツッコミどころ満載ですよ。

歴史の汚点の記録としては、価値がある本ではないでしょうか?
ただ、私にとっては立ち読みで十分かな?
買いたい度は☆☆(5段階評価)です。

幸せをよぶ5枚の花びらのライラック

6月4日の朝、NHK北海道のニュースをなにげなく観ていると、
番組レポーターが、
ライラックの花びらは普通4枚ですが、まれに5枚のものがあります。
5枚の花びらのライラックは、幸福をもたらす、と言われています。」
(たしかこんな内容でした・・・)と語っていました。
そして、あらかじめ探しておいた5枚の花びらのライラックを、
画面に映し出していました。

ライラックは札幌市の花となっています。
先週の土日と今週の土日に、
大通公園と白石区の川下公園で、「さっぽろライラックまつり」をやっていました。
(今年は川下公園には行きませんでしたが・・・)
※毎年5月下旬に開催されます。

今日(6月5日)、昼下がりに5枚の花びらのライラックのことを思い出し、
妻と一緒に札幌駅南口と道庁の庭にあるライラックで、
5枚の花びらのライラックを探してみました。
私は見つけられませんでしたが、
妻はあっさりと5枚の花びらのライラックを1つだけ見つけました。
下がその写真です。
真ん中に、5枚の花びらのライラックがありますよ。
(古い型のケイタイで撮った写真なので、あまりはっきりしませんが・・・)
札幌駅南口の広場で撮りました。

20110605_lilac5

私は、5枚の花びらのライラックを見つけられませんでしたが、
妻がいるだけで幸福です・・・(*^.^*)
有能な妻を見いだすのは誰か。真珠よりはるかに貴い妻を。
(旧約聖書 箴言31:10新共同訳)
賢い妻は主からいただくもの。」(旧約聖書 箴言19:14新共同訳)

もう少しはっきりと5枚の花びらのライラックを観たい方は、
以下のサイトでどうぞ。

幸せを呼ぶ5枚の花びら


下は5月下旬に豊平区の天神山緑地で私たちが撮ったライラックの写真です。

Photo201105_lilac

詩篇150(1)&(5)【自作曲】

今回の記事で、通算900本目となります。
神様の恵みと皆様のご愛読に感謝します!ハレルヤ!

今回はその記念として、詩篇150への作曲を2曲紹介します。
詩篇150(1)と、詩篇150(5)です。
詩篇150(1)は新共同訳、
詩篇150(5)は英語で、アメリカのカトリックの聖書、
THE NEW AMERICAN BIBLE(Saint Joseph Edition)をテキストに使っています。
詩篇150(1)の方は十数年前、
詩篇150(5)の方は2008年に与えられたものです。

詩篇150への作曲は、現在までに5曲与えられています。
3曲が新共同訳、1曲がカトリック訳、1曲が上記の英訳です。

THE NEW AMERICAN BIBLE(Saint Joseph Edition)のテキストは、
日本ではあまり知られていないので、
テキストを全文掲載します。

Hallelujah!

Praise God in his holy sanctuary;
  give praise in the mighty dome of heaven.
Give praise for his mighty deeds,
  praise him for his great majesty.
Give praise with blasts upon the horn,
  praise him with harp and lyre.
Give praise with tambourines and dance,
  praise him with flutes and strings.
Give praise with crashing cymbals,
  praise him with sounding cymbals.
Let everything that has breath
  give praise to the LORD!
Hallelujah!


詩篇150を読むと、旧約時代の礼拝の様子が目に浮かぶようですね。
現代のお葬式的みたいな礼拝(失礼!)とは異なり、
打楽器(シンバル、太鼓)がガンガン鳴り響いたりするような、
にぎやかな礼拝だったようですね。

もしかすると、オルガン伴奏の厳かな礼拝よりも、
現代の福音派・聖霊派の教会で、
ギターやドラム、ピアノなどの楽器が鳴り響き、
時には踊りさえある楽しい礼拝の方が、
聖書的なのかもしれませんね。
(私はどちらも好きですが・・・)

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20110605_psalms150allno01.MID」をダウンロード

「20110605_psalms150allno01.pdf」をダウンロード

「20110605_psalms150allno05.MID」をダウンロード

「20110605_psalms150allno05.pdf」をダウンロード

2011年6月 4日 (土)

箏の名曲はキリシタン音楽?~題名のない音楽会(BS朝日2011年6月4日放送)

題名のない音楽会」は時々観る番組です。
ただし、日曜日朝9時からの放送では、ほとんど観たことがありません。
(観るとすれば、BS朝日での土日の放送です。)
理由は・・・
私にとっては、日曜午前中は教会へ行っている時間だからです。

それはともかく・・・
今回の「題名のない音楽会」は、かなり地味~な内容でした。
箏の名曲はキリシタン音楽?」と題して、
箏の名曲「六段」は、
実はキリスト教徒が祈りを唱える際に歌っていた
グレゴリオ聖歌「クレド」をベースに作られた曲だったのでは?

という音楽学者の皆川達夫さん(NHKラジオ第1「音楽の泉」でおなじみ)の主張を、
実演によって検証する、という内容でした。
興味がある人にとっては、意義深いものなのですが・・・

番組HPから、放送内容を転載します。


筝の名曲「六段」は、キリスト教徒が祈りを唱える際に歌っていたグレゴリオ聖歌の「クレド」をベースに作られたのではないか? そんな大胆な論文を発表した中世音楽史の権威、皆川達夫をゲストに招き、当時の日本におけるキリスト教事情を踏まえ、東西の音の交流に迫っていく。
 森羅万象に詳しく、クリスチャンでもある山田五郎も登場。キリスト教音楽の特徴を演奏と解説で紹介しながら、キリスト教弾圧という歴史が、歌のない聖歌として「六段」を生み出したという皆川氏の知的推理を味わっていく。


ゲストには、山田五郎さんが出ていました。
山田五郎さんはクリスチャンです。」というのが、番組を観て一番驚いたことでした・・・
調べてみると、カトリックだそうです。へぇ~
知らなかった・・・

番組では、中世の音楽と、箏の名曲「「六段」をそれぞれ演奏し、
最後に、その2つを同時に演奏するという試みをやっていました。
調和しているような、していないような・・・
和洋のセッション、といったところでしょうか・・・

それにしても、「六段」がキリシタン音楽だとしたら・・・
音楽史を塗り替えるような発見になりますね。
仮説にすぎないとはいえ、興味を抱きました。

この話題については、番組HPのブログも興味深いですよ。
一般の方が書いたブログでは・・・
・「出会った双子?
すべてを学びに!神田外語大学通訳・翻訳課程ブログ
こちらのブログでは、
(引用)
「クレド」と「六段」を一緒に演奏していましたが、佐渡さんや皆川さんは「実に良く一致している」とおっしゃいます。微妙に合いの手を入れる形になったり、ちょっと主旋律に触れたり伴奏に移ったりと、完全に合っていないのが良いのだそうです。完全に合っていたら「キリスト教的」と抹消されていただろう、とのこと。ふーむ。

うーん、ただ、素人には偶然の産物のようにも聞こえます。やはり訓練された人でしか感じ取れないことがあるのだろうな、という感じですね。
(引用終)
と書かれていました。
この意見も一理ありますね。

下のCDは、皆川達夫さんの主張をもとに録音されたものです。

箏曲「六段」とグレゴリオ聖歌「クレド」~日本伝統音楽とキリシタン音楽との出会い~

日本のキリスト教伝道はいつまでも伝統文化否定型でいいのか?~おすすめWEB記事「伝道の新しい潮流」(久保有政牧師)

日本のキリスト教伝道(特にプロテスタント)の問題点は、
伝統文化否定型であることです。
曰く、神道や仏教は悪魔の教え・偶像崇拝である等・・・
(時々、街頭で暗~い声で聖書の言葉を流して伝道している団体とか・・・)
日の丸・君が代にも反対。
西洋化して日本のアイデンティティを否定することが、救いへの道と勘違いする・・・
(どうして私はヨーロッパやアメリカなどのキリスト教がさかんな国に生まれなかったのか?)
恥ずかしながら、正直に告白すれば、私も20代までは、こういう考え方をしていました。
しかし30代に入ってから、そう思わなくなりました。
日本の伝統・文化・宗教のよさを再発見したからです。

今回紹介しますWEB記事、
伝道の新しい潮流
日本の伝統文化や神道とのつきあい方
――文化適応した福音伝道について
」は、
日本の伝統的な考え方、宗教観を尊重しつつ、
キリスト教を伝道する方策について述べています。
すばらしい文章ですので、ぜひ全文をお読みください。

記事から抜粋引用します。

(引用)
日本人伝道には今日、大きく分けて二つの潮流が存在しています。
 これまでの日本のキリスト教会では、神道などの日本の伝統文化を「偶像文化」「異教」またときには「福音の敵」「悪魔の道具」とまで呼んで、排斥する傾向が強くあったように思います。日本の伝統や宗教は神様にふさわしくないと。
 だから、そうした教えの中で育った方々は、日本の伝統を愛することはできませんでした。クリスチャンになるには、神道や伝統文化を捨てなければならなかった。
 私自身も、以前は神道や日本の宗教、伝統をただ批判している者でしたので、そうした教えのいわんとすることは理解できます。
 しかし、この考えは無益なだけでなく、かえって多くの日本人をキリストから遠ざけていることを私は知るようになりました。
 今や世界をみると、こうした他宗教非難の旧式の伝道ではなく、伝道の新しい潮流が広まりつつあります。そして実を結ぶようになっているのです。
 私はこの伝道の新しい潮流こそが日本に本当のリバイバルをもたらし得る道であると確信しています。

神道を単に「異教」「偶像崇拝」と非難していればいいのではなく、むしろ神道を一種の旧約的世界と理解し、そこからキリストの新約的世界に来させた方が、はるかに成功する伝道ができるでしょう。

こうした伝道方法を、私たちは「文化適応した福音宣教」と呼んでいます。その国の文化伝統をよく学び、尊び、愛し、そのうえで文化に適応する形でキリストの福音を伝えていくやり方です。文化適応した福音宣教は、じつは今や、世界宣教の新しい大きな潮流となっています。
 じつはかつて、カトリック宣教師フランシスコ・ザビエルもこの宣教方法を用いました。山口県山口市に、「大道寺跡」というのがあります。「大道寺」は、仏教の寺ではなく、ザビエルが日本に来て最初に建てたキリシタン寺です。
 この地域では、かつて多くの真言宗の仏教徒らが、キリストこそ弥勒(未来に来る救い主)の本当の姿と信じて、仏教からキリスト教に移ったことが記録にあります。つまりザビエルも、
 「みなさんが弥勒において求めてきた本当のものはキリストにあります!」
 という説き方をしたのです。ザビエルは日本の文化伝統をよく学び、それを尊んだうえで宣教をしました。すると巨大なリバイバルが起きた。
 ところが残念なことに、明治以降、日本にやって来た欧米の宣教師らは、日本の文化伝統に対して無知な人が多く、学ぼうともせず、ただ偶像文化として排斥することが多々ありました。そのため、その影響を受けた今日の日本の教会とくにプロテスタントは、あまりに他宗教に対して不寛容で、狭い教えになってしまったのです。

元宣教師のドン・リチャードソン博士が書いた「彼らの心にある永遠」(Eternity in their Hearts)という名著があります。彼はその中で、ほとんどの国の伝統文化の中には、天地創造の真の神に関する知識の断片が必ず残っている、と述べています。このインド人伝道者も、それを活用したのです。
 また、「贖いの賜物」を説いているジョン・ドーソン博士(YWAM会長)によれば、今まで西洋の宣教師は世界へ出て行って、宣教先の文化を否定し、破壊して、キリストを伝えてきたが、それはじつは西洋の文化を押し付けてきたに過ぎなかった。たいへん申し訳ないことをした。そして彼は、
 「いま宣教師に必要なのは、宣教先の国の伝統文化を否定することではなく、神はそれぞれの国の伝統の中に、その国の人々が救われ贖われるための『贖いの賜物』を、ちゃんと備えて下さっているという考えです。文化の中にあるそうした贖いの賜物を掘り起こし、用いて伝道することが大切です」
 と述べているのです。この贖いの賜物の考えは、パウロの説教が土台になっています。ギリシャのアテネの人々の前で、パウロは語りました。
 「神は、ひとりの人からすべての国の人々を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、その住まいの境界とをお定めになりました。これは、神を求めさせるためであって、もし探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです」(使徒17・26~27)
 ここに「住まいの境界をお定めになりました」とあって、様々な国を造ったのは神様であると述べられています。それぞれの国の伝統も、神の御許しの中に発展してきたものなのです。さらに「これは、神を求めさせるためであって、もし探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです」。
 つまり、伝統文化がなぜあるかというと、「これは、神を求めさせるため」です。だから伝統をよく調べて、それを掘り起こし、そこにある神の宝を「探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです」。
 これが、文化伝統の中に神がお与えになった「贖いの賜物」です。

日本人は古来、「天之御中主神」を最高神として拝んできました。そのおかたがどんなかたか知らずに拝んできたのです。私たちに必要なのは、パウロのように、「あなたがたが知らずに拝んでいるものを、教えましょう」という伝道姿勢です。
 日本人がその「天の中心にまします主なる神様」という名において求めてきた本当の神様は、聖書の述べる神様であることを示すことです。
 かつて西行法師が伊勢神宮で「なにごとのおわしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」と詠ったように、日本人は古来「知られない神」を拝んできました。「その神様を本当に教えてくれるのは聖書です」という導き方が大切です。

もし私たちが注意深く日本の伝統文化を探ってみるならば、そこにみるのは日本人をキリストに導くことのできるたくさんの宝です。日本の伝統文化を毛嫌いするのではなく、今一度、それを探ってみてはいかがでしょうか。「探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともある」のです。
(引用終)

既にカトリックでは、葬式に「焼香」を取り入れたり、
「七五三」のようなことをやったり、
家が仏教なら仏壇の世話をすることを容認したり、
はては「禅」を霊的修業として取り入れているところさえあります。
門脇 佳吉神父など・・・)

キリストの幕屋」では、
我らは、キリスト教の純化を願うが、日本の他の諸宗教を愛し、
祖師たちの人格を崇敬するものである。
」(我らの信条)とさえ主張しています。
(「正統派」を自認するプロテスタントからは、
キリストの幕屋」は異端扱いされていますが、不当な考え方といえます。
ヨーロッパのバルト神学だけが、「天国の門」だとでも言いたいのでしょうか?)
もう既に、「改宗か、剣か(地獄落ち?)」式の宣教は時代遅れです。
また、「日の丸・君が代」に反対するのがクリスチャンだ、式の考え方も、
そろそろ「改宗」が必要でしょう。
「反日」姿勢をとり続けるキリスト教は、伝道の種を自ら踏み潰しているようなものです。
(日本のキリスト教会の「反日」問題については、
東日本大震災でうやむやになった土肥隆一議員の「竹島放棄」発言に顕著に現れています。
これについては、ニューズウィーク日本版の冷泉彰彦氏の記事、
土肥議員「竹島放棄」に見られる日本キリスト教の堕落」が、
適切にイタイ所を衝いています。)

道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう。
これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見いだすことができるようにということなのです。実際、神はわたしたち一人一人から遠く離れてはおられません。
(新約聖書使徒言行録17:23、27新共同訳)

神様は日本を愛しておられます!
日本文化・伝統への尊敬なしに、日本伝道は成り立ちません。
久保有政牧師のような考え方が、日本のキリスト教会の主流となることを願っています。

神道の中のユダヤ文化 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)


日本の中のユダヤ文化―聖書に隠された神道のルーツと極東イスラエルの真相 (ムー・スーパーミステリーブックス)


日本とユダヤ 運命の遺伝子 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)

久保有政牧師の著作ではありませんが・・・
こちらもオススメ、かも?

メイド・イン・ジャパンのキリスト教」(マーク・R. マリンズ著)

メイド・イン・ジャパンのキリスト教

日本の宗教とキリストの道 」(門脇 佳吉著)

日本の宗教とキリストの道

詩篇114【自作曲】

朝起きると、スメタナの「モルダウ」のメロディとともに、
自作のこの曲をなぜか思い出しました。
今回紹介する自作曲、詩篇114です。

詩篇114は出エジプトの「葦の海の奇蹟」と、
ヨシュア記3章のヨルダン川を渡った奇蹟、
そしてモーセを通しての岩から水があふれ出た奇蹟をうたっています。
輝かしい過去の奇蹟を思い出すことは、
神にできないことは何一つない。
(新約聖書ルカ1:37新共同訳)ことを再確認し、
現代を生きる力となります。

地よ、身もだえせよ、主なる方の御前に
ヤコブの神の御前に
岩を水のみなぎるところとし
硬い岩を水の溢れる泉とする方の御前に。

(旧約聖書 詩編114:7~8新共同訳)

下の絵は、ティントレットの「岩から水を湧き出すモーゼ」です。
ヴェネツィアのスクォーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(サン・ロッコ大信徒会館)にあります。
十数年前ヴェネツィアに行った際に、実物を観たことがありますよ。


Tintoretto_3


曲の紹介に移りましょう。
メロディの最初と最後は、
スメタナの交響詩「モルダウ」にインスピレーションを得ています。
モルダウ川(ヴルタヴァ川)も、ヨルダン川も、「川」つながり、ということで・・・
十年ほど前に与えられた曲です。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20110604_psalms114allno01.MID」をダウンロード

「20110604_psalms114allno01.pdf」をダウンロード

2011年6月 3日 (金)

R・シュトラウス「変容(メタモルフォーゼン)」のピアノ・デュオ用編曲~NHK・クラシック倶楽部 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2011 ピアノ・デュオ演奏会(2011年6月3日放送)

R・シュトラウスの「変容(メタモルフォーゼン)」は、
「23の独奏弦楽器のための習作」という副題のとおり、
弦楽器だけで精緻に奏でられる複雑で美しい曲です。
これを、2台のピアノ用に編曲してみたら・・・

6月3日放送のNHKBSプレミアム・クラシック倶楽部では、
2011年5月4日の「ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2011」での
「~北村朋幹&伊藤恵 ピアノ・デュオ演奏会~」を放送していました。
曲目は、R・シュトラウスの「変容」のピアノ・デュオ版と、
ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 作品56b」でした。

R・シュトラウスの「変容」をピアノ・デュオ版に編曲したのは、
現役の東京藝大生の北村朋幹さん。
若干22歳ながら、編曲とピアノどちらもスゴイ才能ですね。
ただ、「変容」はあえてピアノ・デュオ版にする必要があったのか、少々疑問でした。
演奏効果はともかく、難曲を編曲するという果敢な挑戦には拍手を送りたいです。

放送ではどちらかというと、
ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 作品56b」の方がすばらしい出来でした。

R・シュトラウスの「変容」については、以前記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
R・シュトラウス「変容(メタモルフォーゼン)」


R.シュトラウス:死と変容/4つの最後の歌


ブラームス:2台のピアノのための作品集

2011年6月 2日 (木)

退陣時期まで隠蔽するのか?~おすすめWEB記事「菅首相「あいまいな退陣表明」に秘められた意図」(田中秀征 政権ウォッチ)&「不信任案否決!あと出し「一定のめど」と「通年国会」で年内続投を図った菅首相の“お見事”な戦略」(週刊・上杉隆)

昔・・・・・・・・「国民の生活が第一。」民主党。
今・・・・・・・・「議員バッチが第一。」民主党。
ついでに・・・「総理の座が第一。」菅首相。

内閣不信任案は、残念ながら否決されてしまいましたね。
小沢氏による民主党分裂を期待していましたが、
なんとも期待はずれな結果・・・
泰山鳴動鼠数匹(人)、といったところでした。
代わりに、菅首相の退陣予告が一応出た、はずでしたが・・・(後で本人が否定!)。
しかし、原発事故をあれだけ隠蔽・ごまかした張本人が、容易に退陣するものでしょうか?
今回紹介するおすすめ記事は、そういう懸念を明らかにしたものです。
菅首相「あいまいな退陣表明」に秘められた意図」(田中秀征 政権ウォッチ

記事から一部引用します。
(引用)
一般的には、民主党代議士会や衆院本会議の経過を見て、また各種メディアの報道から、「菅首相の退陣表明」と受け取るだろう。退陣の流れは定まったと言ってもよい。

 だが、その時期については、首相の明確な発言はなかった。

 首相は代議士会で「大震災対応に一定のメド」、「首相として一定の役割が果たせた段階」を退陣の条件としたが、これでは5年でも10年でも続投できる。
(引用終)※下線筆者による。

大震災対応に一定のメドなど、いったいいつごろになるのでしょうか?
はたして、宇宙人(というよりは、「ねずみ男」?)・鳩山元首相の意図したとおり、
菅内閣6月中退陣、というムシのいい話になるのか、それとも・・・
やっぱり原発事故同様「ただちに影響がない」と、
退陣を「隠蔽」して、政治的な「半減期」まで居直るのでしょうか、任期満了まで?・・・
放射性物質と同様、早く日本から「除染」してほしい・・・
菅内閣も、民主党も・・・

政府と国会議員たちの茶番と田舎芝居に、税金がムダに使われるのを、
国民は呆然と眺めているだけでいいのでしょうか?
所詮、民主党議員は、
日本のことよりも、「議員バッチが第一。」なのですよ!
(「議員の生活が第一。」?)

※6月3日追記

菅首相の策略を実に見事にまとめているのが、
週刊・上杉隆」【第177回】の、
不信任案否決!
あと出し「一定のめど」と「通年国会」で年内続投を図った菅首相の“お見事”な戦略
」です。
稀代のサギ師に民主党衆議院議員たちはまんまと一杯食わされたわけです・・・
まぁ、その程度の「センセイ」たちなのでしょうケドネ・・・

記事から引用します。


すなわち、原子炉の冷温措置が完了するまで菅首相は辞めないということである。4つの原子炉を冷温できる時期は神のみしか知らない。つまり、事実上、辞めないということになる。(中略)
さらに菅首相は年末までの国会の延長を明言した。冒頭触れたように不信任案は一国会一度しか提出できない。となると、今年、菅首相を辞めさせる術はなくなったということになる。

 まったくもって見事な戦略である。スピンコントロールとしては完璧だ。

 できたら、菅首相は、こうした素晴らしい戦略を、復興や原発事故対策に使ってほしいものだ。

 いずれにしろ、菅政権は当分の間、続くことになった。


記事中の
できたら、菅首相は、こうした素晴らしい戦略を、復興や原発事故対策に使ってほしいものだ。
にはまったく同感です。
自己保身と責任転換には頭がよく回転するけど、
あとは会議をやたら増やすしか能がないようですが・・・

2011年6月 1日 (水)

2011年5月のアクセス数ベスト10記事一覧

2011年5月のアクセス数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)

一位.大金星であり大黒星でもある番組~
    NHK教育・ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図
    福島原発事故から2か月」(2011年5月15日放送)

二位.NHK・頭がしびれるテレビ「神はπに何を隠したのか」(2011年5月4日放送)
三位.とてもスローな「SPEEDI」(拡散予測データ)公開・・・
    今頃公開しても遅すぎる!政府の隠蔽は悪質な組織犯罪!

四位.NHK・世界遺産への招待状「親愛なるジュリエット様~ベローナ市街」
五位. 気象庁はなぜ放射能拡散予想を発表しない?~
    ドイツ気象庁が日本の放射能拡散予想を発表中

六位.おすすめWEB記事~【3日公開されたSPEEDIの驚愕すべき事実】
七位.荒茶の検査拒否にみる日本人の心の「汚染」・・・
八位.「児童生徒の年間被曝線量の上限20ミリ・シーベルト」は憲法第25条違反!
九位.小学校の外国語活動は本当に必要なのか?~
    NHK・クローズアップ現代「教壇に立つのはだれ?
     ~小学校・英語必修化の波紋~」(2011年5月23日放送)

十位.世界フィギュア2011女子シングル~
    安藤美姫選手、キム・ヨナ選手、アリョーナ・レオノワ選手


一位の記事は、単独で1万アクセスを超えました。
ダントツの反響に驚いています。
原発事故・放射能汚染関係の記事が未だに上位を占めていますね・・・
ヴェローナと「ジュリエットへの手紙」に関する記事は、
昨年4月の記事ですが、テレビで取り上げられるたびにアクセス数が突然上昇します。
原発に関係ないNHKネタもアクセス数が多かったですよ。
今回から、ベスト5までには記事リンクをつけました。

2011年6月もご愛読よろしくお願いします。

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