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2011年5月14日 (土)

原発に代わるエネルギーをどこに求めるべきか?~おすすめWEB記事「広瀬隆 特別インタビュー 「浜岡原発全面停止」以降の課題」(ダイヤモンド・オンライン5月11日記事)

作家の広瀬隆氏は、反原発の急先鋒として名高い人ですね。
昨年、『原子炉時限爆弾』(ダイヤモンド社)という本を出し、
浜岡原発の危険性を訴えていました。


原子炉時限爆弾


当初は、トンデモ本扱いだったようですが、
東日本大震災以後、にわかに脚光を浴びました。
そしてついに、浜岡原発が運転停止となりました・・・
預言者的働きを持った人物、といえます。

週刊ダイヤモンドのダイヤモンド社論説委員・坪井賢一氏と、
広瀬隆氏が対談して、原発問題と、原発に代わるエネルギーとは何かを論じた、
広瀬隆 特別インタビュー「浜岡原発全面停止」以降の課題」を読みました。
浜岡原発の問題の事も興味深いですが(原発停止後の地元対策など)、
それ以上に、原発に代わるエネルギーについての明快な答えが、記事の中心といえます。

普通は、「地球にやさしいエネルギー」として、太陽光や風力による発電を思い浮かべますね。
広瀬隆氏は、これには否定的です。
記事から引用します。


(引用)
原発に代わって自然エネルギーを普及せよと言われますが、これで一番喜んでいるのはじつは原子力産業なんです。自然エネルギーは20年経っても、原発の電力分を100%賄うことはできませんから、原発を推進するための格好の口実になってしまうわけです。

 日本の電力消費は、家庭用が3割弱で、残りの7割以上を産業用と業務用が占めています。しかも、日中は家庭にあまり人がいませんから、ピーク電力の問題はほとんどが産業用・業務用の問題です。

 電力の大半を消費している産業界が、その日の天気や風の気まぐれに頼る自然エネルギーでは夏のピーク需要を賄えないことを一番よく知っています。産業界の協力がどうしても必要なので、いま議論が必要なのは、自然エネルギーではなくコンバインドサイクルのような安定供給できる設備です。

 太陽光発電は優れていますが、原子炉1基分の100万kWの電力をつくろうとすると、山手線の内側と同じくらいの面積にソーラーパネルを敷き詰める必要があります。原発50基分では、その50倍ですよ。そうなると自然破壊をもたらすため、設置場所が建物の屋根などに限られてきます。だから、それらは長期的なペースで徐々に進めればよいのです。
(引用終)

では、どうすればよいのでしょうか?

記事の中で提言されているのは、
「電力の自由化」と、「LNG(液化天然ガス)火力発電所」を増やす、などです。
詳しくは記事をお読みください。

テレビなどでは、原発がストップすると国民生活が成り立たなくなる、と危機を煽っています。
しかし、電力の自由化や、火力発電所を増やすなどの対策で、
乗り切れるのではないでしょうか。やる気がないだけの問題のようです。

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