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2011年5月30日 (月)

「Mr.サンデー」のSPEEDIに関する白々しい報道~マスコミは被曝を広げた共犯者!

5月29日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」では(本当は観る予定でなかったのですが・・・)、
SPEEDI(拡散予測データ)の公開が遅れた件について特集していました。
SPEEDIはかなりの精度をもって、
震災発生当初からきちんと予測をしていたにも関わらず、
なぜ公開されなかったか、責任の所在はどこにあるのか?
きちんと公開されていれば、無用な被曝を最小限度に留めたかもしれないのに・・・
パニックが起こるから」、「知らなかった」・・・
枝野官房長官をはじめ、閣僚・官僚たちの責任逃れの発言はあきれるばかりでした。
(拡散予測の問題については、当ブログにおいても何度か取り上げています。)
文部科学省が作成したSPEEDIの紹介ビデオなども紹介していました。
SPEEDIを公開しなかった責任は、官邸にあることも、文書によって明らかにしていました。
報道それ自体は、価値があるものといえます。
ただし、あまりにも遅すぎますが・・・

今回問題にしたいのは、これを報道したフジテレビを初めとするマスコミです。
ゲストの(毎回この番組を観ているわけではないので、ポジションはわかりませんが)
木村太郎氏らは、
放射能拡散予測は、ドイツの気象庁HPで早くから公開していたし、
知っていた。
」などと発言していました。
それなら、なぜ今まで黙っていたのですか!!!

原発事故を悪化させたのはは政府と東電に責任があります。
一方、原発事故による無数の住民の被曝は、政府・東電はもちろんのこと、
マスコミ(特にテレビ局)に大きな責任があります。
マスコミは、政府・東電の大本営発表をタレ流すところではなく、
権力の濫用を糾弾すべきところではありませんか?
SPEEDIの件は、調べればいくらでもわかっていたはずです。
不作為という大きな罪を、マスコミ、特にテレビ局は犯しました。
自己反省もせず、「今やっとわかりました」みたいな顔で、
政府の責任追及をしている姿は実にあさましく醜く愚かに見えました。
原発事故から2ヶ月も経って、今頃問題を追及しても、
受けた被曝は消えません・・・
政府・東電の被曝拡大の共犯者であるマスコミが、正義の味方ヅラするのは、
実に白々しい限りです。
ジャーナリストの上杉隆氏が、
今年いっぱいでジャーナリズム活動を休止する宣言を4月1日に出したのもうなずけます。
私はジャーナリストとして、国家的犯罪に加担したくないのです。
上杉隆氏の言葉です。
(拙記事「上杉隆氏、年内でジャーナリズム活動を休止・・・」を参照)

Mr.サンデーでは、SPEEDIの件に続いて、
菅内閣への内閣不信任案提出のことにも触れていました。
木村太郎氏は、
「800億円もかけて解散総選挙をやるぐらいなら、被災地支援にまわすべきだ」
などと、内閣不信任案提出自体に疑問を呈していました。
もちろん、こういう考え方があるのは当然です。
しかし、菅内閣・民主党政権をこのまま放置しておくなら、
800億円どころか、その何十倍、何百倍ものさらなる損失が、
国民に重くのしかかってくることでしょう。
賛成と反対という意見どちらかしか表明しない報道は、アンフェアではないでしょうか?

Mr.サンデーの原発関連報道については、以前記事を1つ書いています。
よろしければお読みください。
「Mr.サンデー」の放射能汚染を矮小化した報道は問題!
~民放は結局、スポンサーが大事・・・

フジテレビは、さっさと「Mr.サンデー」を打ち切ってしまうべきです!

(5月31日追記)
THE JOURNAL連載中のブログ記事、
田中良紹の「国会探検」」の5月30日の記事、
うそつき」にて、Mr.サンデーのSPEEDI報道について触れています。
もっともこちらは、メディア批判というよりは、政権批判がメインです。

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