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2011年5月の33件の記事

2011年5月30日 (月)

人が「神」になる危険さ~中部大学・武田教授「神になった人たちのリスト」と、聖書的な考え方

当ブログでしばしば引用しています、
中部大学の武田邦彦教授が、またまた興味深い記事を書いています。
神になった人たちのリスト」(5月30日記事)
内容は、何の根拠もなく「被曝しても安全だ」と主張している人・団体を告発したものです。
すばらしい記事ですので、ぜひご一読を・・・

記事から、「神になった人たち」のリストを引用します。
(引用)
【神になった人】
1.
文科省大臣: 「児童の被曝は外部被曝だけで20ミリまで安全」(ICRPはそんなことは言っていない)、
2.
福島県アドバイザー: 「1年100ミリまで安全」(福島医大の講演では、「この医大の被曝医療は世界に誇るレベルになる(患者がでる)」と発言)、
3.
官房長官: (60京ベクレルで被曝しても)「直ちに健康に影響はありません」(直ちにとは、人生が80年だから、10年から20年は直ちにだろう)、
4.
保安院: 「海水中の放射性ヨウ素が規制値の3355倍でも、健康に影響はありません」、
5.
柏市: (市内に1年1ミリを越える地域があるのに)「原発事故に伴う放射線量率等に関する市の考え方」という文章に、「千葉県北西部地域が相対的に高い数値であることを基にネット上に不安を煽るような書き込みがされている」と「1年1ミリ以上のところを警告すること=不安を煽る」としている。
6.
東大、柏国立がんセンター「少々高めの線量率だが、人体に影響を与えるレベルではなく、健康に問題はありません」
7.
その他、大勢(根拠がないのに、影響がないといっているのはNHK、朝日新聞、一部の医療関係者、放射線専門家、知識人など)

(引用終)
これらの「神々」は、被曝の補償をどのようにしてくれるのでしょうか・・・
責任転換・言い逃れで終始するのがオチなのでしょうけど・・・

人が「神」になる・・・
ここでは、「生殺与奪の権をもっている」という意味で使われていますね。
人が「神」になると、ロクなことはない、
もっといえば「神」というよりも「鬼神」、「悪魔」でしかない・・・
つくづくそう思います。

ところで、仏教では、六道輪廻で人が神になったり仏になったり、畜生餓鬼におとされたりします。
神道では、エライ人物が死後「神」としてあがめられたりします
(「天神様」菅原道真や、「権現様」徳川家康のように・・・)。
(「野球の神様」みたいに、生前から「神様」扱いされる人もいますが・・・)
仏教や神道では、神は人間が進化した姿(ポケモン的?)のようにとらえられていますが、
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教では、神は神、人は人です。
人は神になってはいけないし、神にはなれないのです。
創造者 ⇔ 被造物という犯しがたい壁があるのです。

旧約聖書の「バベルの塔」の話(創世記11章)は、
人間が神のようになろうとして、
かえって神(創造者)の裁きを受けた、という物語です。
バベルの塔」は、当時の科学文明の成果なのでしょう。
今の「バベルの塔」の一つは、
鉄骨をむき出しにして、
放射性物質を今も撒き散らしている福島原発かもしれません。
絶対安全」と驕り高ぶっていたのが、今やウソのようです・・・
「被曝」という「いけにえ」を絶えず要求する横暴な悪魔・・・

新約聖書では、ヘロデ王が演説した際、
群集から「神の声だ。人間の声ではない」(使徒言行録12:22新共同訳)と叫ばれ、
ヘロデ王が主の天使に打ち倒された、という話が書かれています。
定められた日に、ヘロデが王の服を着けて座に着き、演説をすると、
集まった人々は、「神の声だ。人間の声ではない」と叫び続けた。
するとたちまち、主の天使がヘロデを撃ち倒した。
神に栄光を帰さなかったからである。
ヘロデは、蛆に食い荒らされて息絶えた。

(新約聖書使徒言行録12:21~23新共同訳)

さて、現代日本にはびこる「神々」は、いかなる末路をたどるのでしょうか・・・
「神」どころか、日本に災いをもたらした「悪魔」として記憶されるのではないでしょうか?
武田教授の記事の末尾から、痛烈な一言を引用します。
「神」はあの世の「神様」だけにしてください。

「Mr.サンデー」のSPEEDIに関する白々しい報道~マスコミは被曝を広げた共犯者!

5月29日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」では(本当は観る予定でなかったのですが・・・)、
SPEEDI(拡散予測データ)の公開が遅れた件について特集していました。
SPEEDIはかなりの精度をもって、
震災発生当初からきちんと予測をしていたにも関わらず、
なぜ公開されなかったか、責任の所在はどこにあるのか?
きちんと公開されていれば、無用な被曝を最小限度に留めたかもしれないのに・・・
パニックが起こるから」、「知らなかった」・・・
枝野官房長官をはじめ、閣僚・官僚たちの責任逃れの発言はあきれるばかりでした。
(拡散予測の問題については、当ブログにおいても何度か取り上げています。)
文部科学省が作成したSPEEDIの紹介ビデオなども紹介していました。
SPEEDIを公開しなかった責任は、官邸にあることも、文書によって明らかにしていました。
報道それ自体は、価値があるものといえます。
ただし、あまりにも遅すぎますが・・・

今回問題にしたいのは、これを報道したフジテレビを初めとするマスコミです。
ゲストの(毎回この番組を観ているわけではないので、ポジションはわかりませんが)
木村太郎氏らは、
放射能拡散予測は、ドイツの気象庁HPで早くから公開していたし、
知っていた。
」などと発言していました。
それなら、なぜ今まで黙っていたのですか!!!

原発事故を悪化させたのはは政府と東電に責任があります。
一方、原発事故による無数の住民の被曝は、政府・東電はもちろんのこと、
マスコミ(特にテレビ局)に大きな責任があります。
マスコミは、政府・東電の大本営発表をタレ流すところではなく、
権力の濫用を糾弾すべきところではありませんか?
SPEEDIの件は、調べればいくらでもわかっていたはずです。
不作為という大きな罪を、マスコミ、特にテレビ局は犯しました。
自己反省もせず、「今やっとわかりました」みたいな顔で、
政府の責任追及をしている姿は実にあさましく醜く愚かに見えました。
原発事故から2ヶ月も経って、今頃問題を追及しても、
受けた被曝は消えません・・・
政府・東電の被曝拡大の共犯者であるマスコミが、正義の味方ヅラするのは、
実に白々しい限りです。
ジャーナリストの上杉隆氏が、
今年いっぱいでジャーナリズム活動を休止する宣言を4月1日に出したのもうなずけます。
私はジャーナリストとして、国家的犯罪に加担したくないのです。
上杉隆氏の言葉です。
(拙記事「上杉隆氏、年内でジャーナリズム活動を休止・・・」を参照)

Mr.サンデーでは、SPEEDIの件に続いて、
菅内閣への内閣不信任案提出のことにも触れていました。
木村太郎氏は、
「800億円もかけて解散総選挙をやるぐらいなら、被災地支援にまわすべきだ」
などと、内閣不信任案提出自体に疑問を呈していました。
もちろん、こういう考え方があるのは当然です。
しかし、菅内閣・民主党政権をこのまま放置しておくなら、
800億円どころか、その何十倍、何百倍ものさらなる損失が、
国民に重くのしかかってくることでしょう。
賛成と反対という意見どちらかしか表明しない報道は、アンフェアではないでしょうか?

Mr.サンデーの原発関連報道については、以前記事を1つ書いています。
よろしければお読みください。
「Mr.サンデー」の放射能汚染を矮小化した報道は問題!
~民放は結局、スポンサーが大事・・・

フジテレビは、さっさと「Mr.サンデー」を打ち切ってしまうべきです!

(5月31日追記)
THE JOURNAL連載中のブログ記事、
田中良紹の「国会探検」」の5月30日の記事、
うそつき」にて、Mr.サンデーのSPEEDI報道について触れています。
もっともこちらは、メディア批判というよりは、政権批判がメインです。

2011年5月29日 (日)

学校給食食材の地産地消を止めた茨城県鹿嶋市教育委員会は正しい!

5月29日(日)の読売新聞朝刊で、
茨城・鹿嶋市、県産食材の給食使用を見合わせ」という記事を読みました。
記事の書き方は、地産地消を妨げ風評被害を助長するトンデモナイ教委、という感じでした。
上記のWEB版記事には、識者のコメントは書かれていませんが、
誌面では、JAの方と筑波大名誉教授の方が、ともに否定的なコメントを寄せています。
「残念の一言だ」、「もう少し議論を」とか・・・

当の、鹿嶋市教育委員会が5月19日に公開した、
学校給食の食材について」を全文引用します。


平成23年東日本大震災に伴う学校給食の食材についてお知らせします。

 現在、摂取制限や出荷制限が出されている食材について使用しておりません。
 また、地産地消推進という使命はありますが、当面は西日本産を中心に食材の発注をしております。

 牛乳については、福島産や茨城産原乳は使用しておりません。

 以上のように、関連情報を収集したうえで、安全な学校給食を提供しておりますので、安心してお召し上がりいただきますようお願いいたします。
情報発信元:教育委員会 鹿嶋っ子育成課


確かに、農家の方からすると、腹立たしい限りです。
(農家には落ち度はないのに・・・まったくその通りなのですが・・・)
しかし、子を持つ親の立場からすれば、「よくやった!」と称賛したいのではないでしょうか?
新聞記事では、保護者の声が取り上げられています。
果たして、これは自己中心的、ワガママだと、読売新聞は言いたいのでしょうか?
記事から引用します。


4月に県産食材の不使用を決めた後も「県内で生産された食材は出さないで」「食材の放射線量を測ってほしい」などの要望が保護者から寄せられたといい、市教委は「今後も給食に県産食材を使わない」(鹿嶋っ子育成課)としている。


中部大学の武田邦彦教授も、
5月29日のブログ「台風の前に緊急に政府がしなければいけないこと」の中で、
鹿嶋市の教育委員会の決断を称賛していました。
記事から引用します。
(引用)
自治体も綿密に放射線量を測定して、市民の不安を除去し、「地産地消」(横浜市、戸田市など)を止めて鹿嶋市のように、安全な野菜を子供に出してください。
教育委員会や市長の決断次第で、その市の子供達の差が出てきました。

(引用終)※下線筆者による。

一方では、福島県では、地産地消推進の名目で、
福島県内の食材を学校給食に使うよう強いられているようですね・・・
これも同じ新聞記事から引用します。


茨城県によると、ホウレンソウ、パセリ、原乳などが一時出荷制限となったが、その後の検査で放射性物質は暫定規制値を下回り、原乳は4月10日に、カキナ、パセリは同17日にそれぞれ出荷制限を解除された。ホウレンソウも一部を除いて制限は解除されている。福島県産の原乳については一部が出荷制限されているが、「流通されているものは問題ない。福島県内の学校でも給食に使われている」(福島県)という。

この問題については、昨日(5月28日)記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
風評被害よりも健康被害を考えて!~福島県産の食材を給食に使う問題


学校給食の食材は、子どもたちが選ぶことができません。
少しでも内部被曝を避けるような選択をしていくのが、
教育者のあるべき姿ではないでしょうか?
地産地消推進という名目ならば、大人が自己責任で行えばいいのです。
子どもたちの未来を少しでも明るいものにするのは、我々大人の責任です。
私は学校給食の食材に関する鹿嶋市の教育委員会の良心ある決断を支持します。

早く終ってほしい「菅災」~おすすめWEB記事「「日本一新運動」の原点(57)── 菅首相退陣のため内閣不信任案の提出を!」(平野貞夫の「永田町漂流記」)

最近、テレビで菅首相の顔を見かけると、すぐにチャンネルを切り替えたくなります。
(実際、たいていは、チャンネルを切り替えています。)
「まだ辞めないの?」・・・
原発事故は「人災」以上に「菅災」とも言われていますね。
さっさと辞めるか、衆議院で内閣不信任案の提出をしてほしいところです。
しかし、現状は辞める気がなさそうだし、
野党や民主党の小沢グループなども、内閣不信任案提出に躊躇している始末・・・
(それらの情けない政治家を選んだのは、ほかならぬ、我々国民なのですが・・・)
そろそろ提出がありそうだ、とも聞いてはいますが、実際どうなのでしょう?

THE JOURNALの連載ブログ記事「平野貞夫の「永田町漂流記」」の、
日本一新運動」の原点(57)── 菅首相退陣のため内閣不信任案の提出を!」という記事を、
今回紹介します。
元参議院議員で、小沢一郎氏とも深いつながりがある方です。
前置きが長い記事ですが、
後半のところ「菅首相退陣のため内閣不信任案の提出を!」は、
全文そのとおり!と思います。一読をおすすめします。
たとえばこんな一文(記事から引用します)・・・


それにしても、東日本大震災直後からの菅首相の対応はすべて失敗である。特に福島第一原発の人災については、初動から「嘘とペテン」のオンパレードだ。「原発は安全だ」「炉心に障害はない」「放射能は心配ない」・・・、全部意図的に国民、国会、国際社会を騙していたわけである。その結果が八十日過ぎても収拾の見通しをつけることができず、被災を拡大させている。情報の隠蔽と工作は「嘘」を前提としている。


真・善・美を尊ぶのが、日本の心です。
ウソ・自己保身・隠蔽しか能のない内閣は、日本にふさわしくありません。
菅災」は1日、1時間、いや1分でも早く、終ってほしいものです。

2011年5月28日 (土)

風評被害よりも健康被害を考えて!~福島県産の食材を給食に使う問題

風評被害防止の名目で、
子どもたちの給食が健康被害をもたらすことになってもいいのでしょうか?・・・
学校給食に福島県産の食材を使う問題を考えます。

5月28日配信のJ-CASTニュースで、
室井佑月、武田邦彦、孫正義の疑問 「福島県産を給食に使うべきでない」
という見出し記事を読みました。
5月26日放送のNHK「あさイチ」で、作家の室井佑月さんが、
学校給食に福島県産の食材を使うことに対して、疑問を呈したこと、
中部大学の武田邦彦教授の発言、ソフトバンクの孫社長の発言を取り上げています。
(私はその回の「あさイチ」は観ていませんが・・・)

中部大学の武田教授については、当ブログで何度も紹介していますので、
今回は割愛し、孫社長の発言を取り上げます。
記事から引用します。
(引用)
孫正義ソフトバンク社長は、ツイッターで5月18日、武田教授の発言を元に、「給食か弁当の選択の自由を提供していないとすれば大問題」と断じた。福島県産などに出荷制限要請が出ている食材が多く、放射能に敏感な子どもたちに無害だとは証明できないのではないかというのだ。孫氏は、放射性物質について、体内に入ると内部被曝になるため、数値が低いγ線ばかりでなく、α、β線も測定すべきだともしている。
(引用終)

確か、今月初め頃でしたが、スーパーで、福島県産のいちごが売られていました。
通常のいちごよりも安い価格(確か1パック298円)でした。
福島県産を明示し、「復興支援」を銘打っていました。
(放射性物質の検査がされているかどうか不明でしたが・・・)
私は買いませんでしたが、買った人がいたことでしょう。
これは、買う・買わないの選択ができる事柄ですね。
しかし、学校給食は、児童に選択の余地がありません。
子どもたちは、ただでさえ外部被曝が多い地に住んでいるのに、
風評被害防止」を名目に、
内部被曝まで強いられなければいけないのでしょうか?
(もちろん、きちんと検査されていて安全性が確認されているなら別です。)
弁当の選択が許されているのが救いですが、
教育委員会としては、
可能な限り外部被曝と内部被曝双方を防ぐような手立てを考えるべきではないでしょうか?
記事によると、わざわざ、放射性物質が微量検出された野菜を、
給食に使いたい、と思っているようです・・・
わが子(教え子)をわざわざ危険に晒すような事を考えるのは、
人命軽視であり、鬼神のような心を持っている、といえましょう。
風評被害を避けることよりも、
健康被害を避けることをまず考えるべきです。

参考までに・・・
中部大学の武田邦彦教授のブログ記事、
「被曝場」と化した学校・幼稚園」(5月14日記事)と、
その記事を基に書いた拙ブログ記事、
教育者の良心に呼びかける~おすすめWEB記事
「「被曝場」と化した学校・幼稚園」(中部大学・武田邦彦教授)
」(5月14日記事)
よろしければお読みください。

2011年5月23日 (月)

小学校の外国語活動は本当に必要なのか?~NHK・クローズアップ現代「教壇に立つのはだれ?  ~小学校・英語必修化の波紋~」(2011年5月23日放送)

新学習指導要領実施により、
平成23年度から完全実施となった小学校の外国語活動。
しかし、この番組を観た限りでは、お金をたくさんかけてまでやる必要がないのでは?
と思わされました。

5月23日放送のNHK・クローズアップ現代では、
教壇に立つのはだれ?
 ~小学校・英語必修化の波紋~
」と題して、
小学校の外国語活動(実際は英語)を取り上げていました。
番組HPから、放送内容を転載します。


今年度から小学校5・6年生の授業で外国語活動が必修化(年35コマ)された。これまで、全国の自治体の3割以上が、外国語指導助手の調達を斡旋会社への業務委託でまかなっていたが、去年、千葉と愛知などでその業務委託が“偽装請負”だと労働局から指摘された。法律上、「業務委託」では、教室で担任が外国語指導助手に対して指導したり打ち合わせたりできない事になっている。その制約が守られていなかったのだ。杓子定規な法律の制約の下、現場ではどのように英語の授業を行おうとしているのか。本格的に開始したばかりの小学校英語を取り巻く、課題を見つめる。


番組では、まず、外国語指導助手(以下ALTと略記)の契約の問題について取り上げました。
斡旋会社と市町村の教育委員会との契約は、かなり高額なものです。
それでも、契約上、ささいな事ですら、斡旋会社を経由しないと指示・依頼を出せないとか、
学校に来るALTがコロコロ変わるなどの問題が浮き彫りにされました。
番組では取り上げていませんでしたが、
そもそもそんなにネイティブスピーカーが必要なのか、といった疑問さえ浮かんできました。
外国人=アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリア国籍で、
白人や黒人の人、というステレオタイプを植え付けるような恐れさえあります。
(中国人や韓国人、フィリピン人だって外国人だし、
アジア系の人であっても、英語を話せる人はたくさんいます。)

実際、私は小学校での外国語活動の授業を何度か拝見したことがあります。
ALTではなく、普通の小学校教師による授業でしたが、
たいした内容ではなく(申し訳ありませんが、率直に言わせていただくと・・・)、
ABCの歌とか、簡単な英単語を発音してみる程度のものでした。
文部科学省の学習指導要領でも、高度な事は全然求めていません。)
いくら英語を専門にしていないとはいえ、
中学校、高校、大学と英語を学習してきた人なら、
十分に授業をこなせる内容のはずです。

ネイティブスピーカーにこだわるなら、
DVDを活用して全国一律にしたり、
あるいはNHKの基礎英語1とかテレビの「プレキソ英語」を活用する程度で
十分ではないでしょうか。
教育に関するカネは削減要求したくないのですが、
これに関しては税金の無駄ではないかな、と思っています。

番組の後半では、普通の小学校教師による授業の工夫についても紹介されていました。
試みとしては、工夫されているな、とは思いましたが、
これも、全国一律のマニュアル・教科書をつくればいいだけの話なのです。
(日本の小学校では、教科書があるのに、わざわざプリント学習をしたりするという、
悪しき習慣がはびこっています。教科書を使わないのが熱心さとか・・・
時間と紙の無駄で、大変馬鹿げたものです。)
いちいち悩まなくて済むわけです。
あるいは、小学校教員免許取得の際に、英検3級程度は必須とするとか・・・
(一番いいのは、小学校教員も、専科制にすることです。
これについては、拙ブログ記事を参考にどうぞ・・・
日本の小学校の問題点~土台がしっかりしなければ・・・」)

番組では、小学校の外国語活動の存在意義については微塵も疑問をもっていませんでしたが、
いまのようなやり方で、何か意味があるのでしょうか?
本当に、英語が話す基礎となるのでしょうか?
小学校での英語教育(外国語「活動」という位置づけではありますが・・・)は、
早急に見直すべきでしょう。
バイリンガルに育てたいなら、
小学校低学年(もっと言えば幼稚園ぐらいから)から、
ABCの歌とかアルファベットとかをもっと早い段階で授業した方がいいですね。
授業にしても、教師の思いつきに任せるのではなく、
体系的に、少なくともNHKの基礎英語1レベルまでを、
小学校の6年間で習得できるようにするなど、
費用対効果をきちんと検証すべきでしょう。
(文法的なことまでもっと踏み込むべきです。)
また、香港などのように、
諸外国での英語の授業(ネイティブでなくてもある程度英語が話せる国の教育)などを、
もっと参考にすべきです。
小学校段階からの英語教育に反対はしませんが、
もっとやり方・お金のかけ方を検証してほしいものです。

2011年5月22日 (日)

恥さらしに終わる終末預言~年月日指定しての終末預言はニセモノばかり

昨日(5月20日)の朝、
NHKBS1の「ワールドWave モーニング」という番組にチャンネルを合わせると、
アメリカのABCニュースで、
キリスト教のラジオ伝道師が、「2011年の5月21日に世界は破滅する」といった事を言っている、
というニュース報道を放映していました。
ABCニュースのキャスターと、そのラジオ伝道師(ハロルド・キャンピング氏)が対談し、
キャスターが、「終末の預言はいろいろな人が言っては、皆ハズレていましたが、
それらの人とあなたの預言はどう違うのですか」というような質問をしていました。
私はもうそれ以上観る価値はないな、と思い、チャンネルを変えました。
キリスト教の恥さらしを見るのは忍びないからです。

案の定、預言は見事外れました。
(よかった、というべきなのか・・・
あるいは、当然、とでもいうべきか・・・)
Yahoo!ニュースでも取り上げられていました。
世界は破滅しなかった――「審判の日」が無事終わる
(参考:「ファミリーラジオのハロルド・キャンピングが今年も」というブログ記事)

○年△月××日に世界が終る、最後の審判が下る、と預言した人は数多くいます。
しかし、皆ハズレてしまいました。当たり前です。
神の御子である主イエス様でさえ、
その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。
ただ、父だけがご存じである。

(新約聖書マタイによる福音書24:36新共同訳)
ここで言う「その日、その時」は終末の日のことです。
」はもちろんイエス様です。

神の御子であるイエス様でさえ知らない終末の日・・・
(「知らない」というよりは、「関心事ではない」という意味らしいですが・・・
尾山令仁師の「現代訳」(VIP聖書)では、
知らない」を「関心事ではありません」と意味を補って意訳しています。)
それを、ただの人間にすぎない輩が、傲慢にも預言するなんて・・・
預言者サン、あなたは、キリストよりもエライのですか?
年月日を指定しての終末預言は、
どれだけすばらしい伝道者・牧師・神父・神学者が言おうとも、皆ニセモノです。
(残念ながら、何年かに一人か、
こういう事を言って世間を騒がせる輩がいるのです・・・)

それでは、終末はいつ来るのでしょうか?
もちろん私にもわかりません。
ただ、聖書には、
人々が「無事だ。安全だ」と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。
ちょうど妊婦に産みの苦しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。

(新約聖書テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5:3新共同訳)
とも書かれています。
あたかも、東日本大震災のように唐突に・・・
しかし、終末がいつ来ようとも、主イエスを信じる者は恐れる必要がありません。
(ぜひテサロニケの信徒への手紙Ⅰ5章全体をお読みください。)
終末=暗いイメージ・阿鼻叫喚地獄というよりは、
解放のイメージを持ちたいものです。
聖書全巻の最後を飾る、ヨハネの黙示録の最後には、
“霊”と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。
渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。

(新約聖書ヨハネの黙示録22:17新共同訳)と、
輝かしいイメージで終末=新世界の到来が待望されています。
恐怖の時よりも、歓喜の時なのでしょうね・・・
だからこそ、
たとえ明日、世界が滅びようとも、りんごの木を植えよう
宗教改革者ルターの有名な言葉です。
既に新約聖書の時代から、終末が近いから何も手につかない・・・
と怠惰な生活をしていた信者は散見されたようです。
終末の日がどうであれ、
普段どおりの心にやましさのない生き方をしていれば十分なのです。

荒茶の検査拒否にみる日本人の心の「汚染」・・・

福島原発による放射能汚染は、
日本人(特に政治家)の心までも「汚染」してしまったのでしょうか・・・
テレビ等でさんざん、政府や東電(&マスコミ)が白々しいウソとゴマカシを流し続けた結果、
いつの間にか「正直」や「誠実さ」という美徳が、日本から消えつつあるのでしょうか?
神奈川県西部の茶葉から国の暫定基準値を超えるセシウムが検出された問題で、
静岡県の川勝平太知事は、荒茶の放射能検査をしない事を表明しました。
(神奈川、埼玉、栃木の3県も検査拒否とのことです。)
(参考:以下の3つのニュース記事※どれも産経新聞

「荒茶」検査、実施せず 県方針 厚労省の依頼に困惑 静岡

なぜ? 基準値超えも出荷停止措置が出ない「お茶」

基準値超のお茶、出荷停止できず 農水「飲用は薄い」VS厚労「検査必要」

飲む人の健康よりも、
「売れなくなる」、「風評被害が出てはマズイ」ということの方が大事だというなら、
当分の間、静岡県産(神奈川、埼玉、栃木の3県のも)の茶葉を買うのはやめます。
怖くて飲めませんので・・・


3つの記事の中から、一部引用します。


「足柄茶」で知られる神奈川県南足柄市。今月初旬、「安全をPRする」として行った検査で、生茶葉から1キロあたり550~570ベクレルの放射性セシウムを検出した。乾燥加工した荒茶の数値はさらに高濃度の約3千ベクレル。県は「高い数値に驚いた」と声を落とす。

 荒茶は乾燥で重さが約5分の1になり、その分放射性物質が濃縮される。そのため厚労省は16日、茶の産地14都県に、生茶葉に加え荒茶の検査も要求した。

 ここで反発したのが茶の生産地だ。静岡県の川勝平太知事が「生茶葉と飲用茶で十分」と、荒茶の検査要請に応じない姿勢を示すと、ほとんどの自治体が同調した。

 生産過程を所管する農水省も生産者を後押しする。茶葉を飲用茶にすると、放射性セシウムは荒茶の状態の30分の1~45分の1程度になるとして「生茶葉、荒茶とも1キロあたり500ベクレルという基準値では整合性がない」と主張する。

 一方、暫定基準値を設ける厚労省は、食品衛生法で有害物質を含む食品の販売や加工が禁止されていることを盾に「荒茶の検査は必要」とゆずらない。1キロあたり200ベクレルという飲料水の基準値の放射性セシウムが検出された飲用茶は、荒茶の状態で6千ベクレルになると説明。「数千ベクレルの煎茶がスーパーに並んでいるのを消費者は納得するのか」(同省幹部)と指摘する。
(「なぜ? 基準値超えも出荷停止措置が出ない「お茶」」から引用)


中部大学の武田邦彦教授が、この件について痛烈な記事を書いています。
科学者の日記110520  哀しい茶葉の検査拒否

記事から一部引用します。
(引用)
お茶の生産者の考え方がわからないではありませんが、お茶を安心して飲みたいという多くの人たちの願いや、安全なお茶を子供に飲ませたいというお母さんの思いは全く考慮に入っていないからです。
お茶が売れなくなったら困る、放射性物質が検出されたらお茶が売れなくなるというような考えだけで、お茶を生産されたらわたくしはそんな食材は買いません。
その放射性物質の量がどのくらいということには関係ありません。
人間は「信頼性、誠実さ」です。だから、飲む人の心が判らないで生産する人の食材は口に入れたくないのです.
むしろ、お茶の業界は1度でもセシウムが検出されたならば、より積極的に「自主的にセシウムを検査する」という動きにでて、お茶の愛好者に安心して飲んでもらうのが筋です.
このような動きが続いたら多くの人は完全に日本のお茶から離れてしまうでしょう。お茶は美味しいものですが、私はそれより魂を大切にして、水を飲みます.
それはお茶の生産者にとっても長い間大きな打撃になります。

(引用終)

「風評被害」という言葉を盾に、「健康被害」を拡げかねない今回の騒動、
それこそ「茶番」とでも言うべきでしょうか・・・
消費者の安心・安全こそ、まず第一に考えてほしいものです。
食中毒では厳しく企業を追及するのに、
放射能汚染ではなぜ国や自治体を追及しようとしないのでしょうか?
日本人の誇りである正直さ、誠実さはどこへ行ったのでしょう?
放射能で、心まで「汚染」されないでほしい・・・
そう願わずにはいられません。

2011年5月21日 (土)

あっぱれ!西岡参院議長~「菅総理のどこがダメなんですか?」「全部です」

菅総理のどこがダメなんですか?」と言うと
全部です」と言う・・・
野党でしょうか?
いいえ、西岡参院議長です・・・
(ACの「こだまでしょうか」CM風に・・・)

NHKニュースで西岡参院議長の発言が放映されたのを見て、
あまりのインパクトに、思わず笑ってしまいました。
痛快すぎる事実の指摘ですから・・・
野党議員でもここまで断言する人は稀有でしょう。

読売新聞朝刊で、
西岡参院議長による菅首相への退陣勧告を読みました。
(既に産経新聞でもかなり厳しい意見を出していましたが・・・)
実にまっとうな意見であり、政治家としての見識を示しています。
尊敬に値するものでした。
民主党の大物の小沢氏や、自民党の谷垣総裁でさえ、
ボクシングでいえば小ぶりなジャブばかりなのに対して、
西岡参院議長は、まさに強烈なストレートパンチを食らわしたようなものです。
閣僚は裸の王様を絶賛し続けるだけで、
他の民主党議員は戦うことすらしないただの数合わせの烏合の衆・・・
野党も弱すぎです。
そんな中で、西岡参院議長の勇気ある発言はまさに「あっぱれ!」ですね。
惜しむらくは、民主党から選出された西岡参院議長に続く民主党議員が不鮮明なことです。
天災(地震と津波)・人災(原発事故)と並ぶ、
菅災(政治的不手際)をなんとか終息させてほしい・・・
民主党議員に期待するのは、今やそれだけでしょう。
西岡参院議長の発言に、多くの国民が、
目を覚まして倒閣の声を挙げることを期待します。

おすすめWEB記事~「情報隠蔽で世界の孤児になりつつある日本。もはやチェルノブイリ当時のソ連以下かもしれない」(週刊・上杉隆【第175回】))

東日本大震災と原発事故発生から2ヶ月以上経ちました。
最近になって、原発問題の事実が少しずつ情報公開されるようになったとはいえ、
健康や暮らしの安全に関わる肝心な事は、隠蔽されたままではないしょうか。
放射能汚染の実情を、直視できずごまかしているだけのように思えます。
日本では、テレビで言っていれば、いつの間にか「事実」となって、
国民の多く(特にインターネットをやらない人)は騙されてしまいます。
(「ただちに健康に影響は無い」とか、「年100ミリシーベルトでも大丈夫」とか、
海水で放射性物質は希釈される」とか・・・ありえない・・・)
情報統制という点では、旧ソビエト並みかもしれません。
マスコミによって愚民化した日本国民はともかく、
諸外国は日本のゴマカシをとっくに見抜いています、
そろそろガマンできなくなりつつあるのでは?

3月の福島第一原発の事故以来、世界が日本の「敵」になりはじめている。
と、今回紹介する記事、
情報隠蔽で世界の孤児になりつつある日本。
もはやチェルノブイリ当時のソ連以下かもしれない
」(週刊・上杉隆【第175回】)は始まります。
IAEAやWHO、グリーンピースなどの国際機関・国際NGOの勧告や忠告、
要請を断り続けた日本政府は、対外的な信用を失っています。
記事から引用します。
(引用)
たとえば3月22日、福島での放射能環境基準値が高まり、IAEAが住民への「避難勧告」を伝えたときも、日本政府は「情報を精査している」という詭弁を弄して、事実上、無視し続けている。それはIAEAとWHOがともに指摘した飯舘村の状況でも同じだった。

 地形の関係で高い放射性物質の飛来が認められると3月にIAEAが指摘すれば、WHOも、乳幼児と妊娠している可能性のある女性だけでも優先的に避難させてはどうかと打診している。

 にもかかわらず、日本政府はこの二ヵ月間、国際機関のそうした「忠告」を無視し続けたのだった。過去、IAEAの「査察」を断ったのは北朝鮮、リビア、イランくらいではないだろうか。

 日本政府はそうした国々と同列で扱われる条件を自ら世界中に提示してしまっているのである。
(引用終)

海洋調査も問題です。
魚の頭と内臓を取り除いた上での放射能汚染調査・・・
(水洗いした野菜での放射能汚染調査だって十分滑稽ですが・・・)
風評被害」という言葉を盾に、
国民の健康被害を省みようとしないようです。

この記事は以下の文章で閉じられています。
(引用)
少なくともこの2ヵ月間で、日本政府は、WHO、IAEA、グリーンピースという3つの国際的な機関と団体を排除し続けてきた。それは世界からみれば、情報隠蔽以外の何ものでもない。

 日本が世界の孤児となりはじめている現実を、政府もメディアも国民も直視しなければならない。もはや日本は1986年当時のソ連を笑えなくなっている。

 少なくとも、当時のソビエト政府は、事故発生一ヵ月後には住民の強制移住を完了させ、国際機関の査察を受け入れている。

 情報公開に関して、現在の日本は、東西冷戦時代の共産国家のそれよりも酷いのかもしれない。
(引用終)

共産国家以上にひどい情報公開・・・
マスコミも国民自体も、事実を直視しようとしない・・・
ジャスミン革命」のようなものが必要なのは、
アラブ諸国や中国よりも、ほかならぬ日本かもしれませんね・・・

2011年5月15日 (日)

黄金律とハーゲンダッツ~ある日の教会学校

人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。
(新約聖書ルカによる福音書6:31新共同訳)
教会学校で、この御言葉について学びました。
(ちなみに、今年度はCS成長センターの「成長」をテキストにしています。)
実を言うと、この御言葉、来週学ぶところだったのですが、
私が間違って今週この箇所を学ぶこととなりました・・・
(本来は「地の塩、世の光」のところ・・・)

それはともかく、教会学校の学びが終り、
月に1度のお誕生日会(お誕生日の人がいてもいなくても実施)として、
今月はハーゲンダッツのアイスを食べることになりました。
買った個数の問題もあり、大人はガマンして、子ども達に食べさせました。
参加した子ども達は、親切にも、
私の妻と他の女性スタッフには喜んで何口か分けてくれました。
でも、男性の私には・・・
(パパみたいだからイヤだ、とか・・・)

ハーゲンダッツがカップから無くなる前に、
子ども達の一人が、私のところに来て、一口だけ分けてくれました・・・
あ~ん・・・
「御言葉の実践だ~」
ちょっと照れくさくもウレシカッタです・・・
ハーゲンダッツには、「地の塩」よりも「黄金律」がふさわしいのかも?

大金星であり大黒星でもある番組~NHK教育・ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」(2011年5月15日放送)

5月15日放送のNHK教育・
ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図 福島原発事故から2か月」では、
福島県の放射能汚染地図を作る科学者達の奮闘を報道していました。
NHKの原発報道番組としてはもっともすばらしいものでもあり、
同時に、「なんで今まで報道しなかったんだ!!!」という憤りさえおぼえる、
大金星と大黒星をどちらもあげたい番組でした。
福島の放射能汚染について、疑いなく、第一級の映像資料といえます。
大金星は、もちろん放射能汚染地図を作ることに奮闘していた、
元放射線医学研究所の研究官・木村真三博士らの科学者のネットワークです。
木村真三博士は、当局から独自研究するな、という圧力に屈せず、
職を辞してまで、この調査にあたりました・・・
被曝の危険を顧みずに・・・)
また、放映を決断してNHKの関係者にも、「放映した」ということに対しては、
賛辞を贈りたいです。
(条件つきですが・・・)
番組HPから、放送内容を転載します。


(引用)
福島原発事故は、周辺地域に未曾有(みぞう)の放射能災害を引き起こした。時間経過とともに拡大する避難エリア。住民たちが自分たちの村や町に、いつになったら帰れるのか、その展望は全く見えない。いま住民たちが求めているのは、被曝(ひばく)による人体影響と、今後の土壌汚染への対策を、客観的かつ冷静に考えてゆくための基礎となるデータ・放射能汚染地図である。
ETV特集では1954年のビキニ事件以来、放射線観測の第一線に立ち続けてきた元理化学研究所の岡野眞治博士の全面的な協力のもと、元放射線医学研究所の研究官・木村真三博士、京都大学、広島大学、長崎大学の放射線観測、放射線医学を専門とする科学者達のネットワークと連係し、震災の3日後から放射能の測定を始め汚染地図を作成してきた。観測チームは、周辺地域の土壌、植物、空気中の粒子を採取し放射線量を計測する一方、岡野博士が開発した計測機を自動車に搭載して、福島県内の道路2000キロを走破した。この計測器はビデオで撮った現場映像とともにGPS情報、放射線量、放射性核種のスペクトルを、同時記録してゆくことができる世界唯一の機器であり、チェルノブイリ事故での計測により国際的な評価を得ている。
一方、文部科学省や福島県、IAEA、アメリカエネルギー省も、独自に汚染の計測を進めており、その結果が公表され始めている。これらのデータと、独自収集データをつきあわせることで、原発周辺地域のきめ細かい土壌汚染のマッピングが可能になる。
番組は、放射能汚染地図を作成してゆくプロセスを追いながら、原発災害から避難する人々、故郷に残る人々、それぞれの混乱と苦悩をみつめた2か月の記録である。

(引用終)
※詳しくは、番組HPをご覧ください。
番組HP自体が削除される可能性も考えて、あえて全文引用しました。


NHKはさんざん、「ただちに健康に影響はない」などと、
官房長官や東電、保安院の情報を垂れ流してきたわけですが、
(しっかり、枝野官房長官迷セリフも番組中で放映していました。
そのシーンを観て、情けなさに思わず乾いた笑いと共に、
目に涙がにじんできました・・・)
ようやく、真実を少しずつ報道するようになったわけですね・・・
それにしても、もっと早くにきちっと情報を公開してほしかった・・・
真実が明らかになった、という称賛の思いと、
政治圧力(自主規制かもしれませんが・・・)への憤りが新たになりました。
また、インターネットがない中では、テレビとラジオだけが情報源となりますので、
情報格差というのも痛感しました。
お年寄りなどの情報弱者は、高濃度汚染地区にいながら、
まったく事実を知らされていなかった、という悲劇に襲われました。
文部科学省も早い段階から放射能の調査をしておきながら、
情報の公開は地名を伏せたりするなど、わかりづらいものであり、
国民の命を軽視した、自己保身的な対応といえましょう。
何が「風評被害が広がるから」ですって???!!!・・・
行政や教育現場の放射能汚染への対応のまずさも浮き彫りにされました・・・
文部科学省が出した「校庭・20マイクロシーベルト」の問題も、
基準は何かについて、きちっと報道していました。
政府の対応のおかしさにも言及していました。
文科省の役人と、原子力安全委員会の意見の相違とか・・・

NHKが放射能汚染地域に早い段階(3月15日頃~)から入って記録映像を撮り続けていた、
というのは「よくやった!!!」とほめてあげましょう。
しかし、報道されなければ、存在しないのも同然です。
一番危険な時期に真実を報道していなかった、ということに対しては、
国民の安心・安全を顧みなかったという大きな罪が残ります。
原発事故に関して「大本営発表」をしてきた自己批判が必要といえましょう。

(6月6日追記)
6月5日放送の「ETV特集「続報 放射能汚染地図」についても記事を書きました。
よろしければお読みください。

NHKEテレ・ETV特集「続報 放射能汚染地図」(2011年6月5日放送)

(8月28日追記)
8月28日放送の
ネットワークでつくる放射能汚染地図 3 子どもたちを被ばくから守るために
についても記事を書きました。

NHKEテレ・ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図 3
子どもたちを被ばくから守るために」(2011年8月28日放送)

日本の小学校の問題点~土台がしっかりしなければ・・・

日本の小学校教育への大きな疑問・・・
それは、一人の担任が原則全教科を教えることと、
勉強がわからなくても進級できてしまうことです。

一人の担任が原則全教科を教えること(体育とか音楽とかは、分担する場合が多いですが・・・)、
小学校教師には、「広く浅く」のオールマイティさが求められています。
しかし、実際には、かなり無理があるのではないでしょうか。
結局、学力が身につかないので、都市部では小学校から塾通いをする子が出てきます。
一方、親が教育に全然関心を持っていないなら、教育格差が広がるばかりです。
中学校、高校のように、各教科の専門の教師が、専門性を活かして教えた方が効果的なはずです。

勉強がわからなくても進級できる(留年がない、習得主義ではない)というのも、
教育という名にふさわしくないのでは、と考えます。
小学校は、児童を預かる保育所ではなく、教育機関なのです。
自動車学校で、「免許が取れなくても大丈夫」ということはありませんね。
免許取得まで、ひどい場合は何十回でも試験を受け続ける必要があります。
同様に、小学校教育でも、最低限の読み書きと計算ができないということは、
教育が行われていないのも同様です。

極端な話、不登校でほとんど中学校に来ていない(フリースクール等にも行っていない)のに、
卒業証書を渡していた、という実態が明らかになったことさえあります。
(札幌の事件です・・・札幌で、母親に8年間も監禁されていた21歳の女性が見つかった事件。)
最低でも、読み書き(書くよりも読む方が大事!)と、
計算(日常的なお金の計算程度)が身についていないと、社会生活が困難となります。
最低レベルの学習が習得できていないと、留年措置とするなど、
もっと教育を充実させたほうがいいのではないでしょうか。
その分、学習障害などの発達障害がある児童には、
手厚く特別支援教育でカバーするなど、さまざまな手立てがあるはずです。
また、優秀な児童は、飛び級もどんどん認めるべきでしょう。

小学校という土台がしっかりしていないと、中学校、高校ではますますわからなくなり、
取り残された「お客さん」状態の生徒を増やすことになります。
方程式がわからないのは、そもそも分数の計算がわかっていなかったり、
掛け算や割り算がわかっていないから、というケースはかなり多いはずです。
「わからない、できない」が、
「自分には生きる価値が無い」と自尊感情を損なうことにもつながります。
そうして、引きこもりになったり、自暴自棄になって犯罪や自殺に走ったり・・・
これは、本人にとっても国家にとっても大きな損失です。
小学校教育のいっそうの充実を望みたいものです。
(日本の小学校教育の改革を訴える政治家はどこかにいないものでしょうか・・・)

2011年5月14日 (土)

教育者の良心に呼びかける~おすすめWEB記事「「被曝場」と化した学校・幼稚園」(中部大学・武田邦彦教授)

読んでいて、やりきれなさに涙が出そうになりました・・・
このブログで東日本大震災発生以降、
しばしば紹介しています中部大学の武田邦彦教授のブログ記事をまた紹介します。
「被曝場」と化した学校・幼稚園」(5月14日)
記事冒頭の痛切な呼びかけが胸にこたえます・・・


(引用)
再び、先生に呼びかける。
あなたは「毎日の教育をこなせばよい」と考えていませんか?
先生の職務は「毎日をこなす」のではなく、子供を真の意味で教育し、健やかに育てること、そして今の福島や関東、宮城では被曝から守ることが第一です. 
目を覚ましてください!!
文科省の臨時の通達より、法律(1年1ミリ、子供は3倍感度が高い)に注意を向けてください。あなたは子供の健康を守る立場の国民です.

(引用終)

記事では、学校給食に福島県産の食材が出ていた件(神奈川県)、
放射能汚染状態にある運動場を使わせていた件(これも神奈川県)、
行事、プール、家畜の問題についても述べられています。
詳しくは、記事そのものをお読みください。
こんな光景を見て心が痛まない先生はすぐおやめになった方が良い。
おそらく先生としては性質が向いていない
.」
(記事から引用)

ちなみに、今日(5月14日現在)、日教組のHPには、
この問題についての声明は出ていません。
「教え子を戦場に送るな!」よりも、もっと切迫した問題なのに・・・

児童・生徒の被曝に関するニュースでは、以下もおすすめです。
山下俊一(長崎大教授)のトンデモ発言 (ゲンダイネット)
「原発労働者でさえ、年間20ミリシーベルトも被曝(ひばく)する人はほとんどいません。その“異常基準”を子供に当てはめるのだからムチャクチャです。校庭の土を入れ替えれば済む話ではありません」(科学ジャーナリスト)
(記事から引用)
児童・生徒の安全よりも、自己保身の方が、もっと切実な問題なのでしょうね・・・

書評:杉山登志郎著『発達障害の子どもたち』(講談社現代新書)

興味があって、というよりも、必要に迫られて、この本を読みました・・・

杉山登志郎著『発達障害の子どもたち』(講談社現代新書)は、
発達障害とは何か、という概略・全体像を知るには絶好の本です。

発達障害の子どもたち (講談社現代新書)

この本を読んでから、家庭向けの本や、教育現場向けの本を読むと、
理解が深まると思います。
発達障害を知るすばらしい入門書です。

本の中で一番印象に残るのは、
「第一章 発達障害は治るのか」で取り上げられた、
学習障害にもかかわらず、無理に通常学級で教育を続けたA君が、
引きこもり状態になってしまっていることと、
自閉症のB君が特別支援教育を通して適切なサポートを受けた結果、
障害者枠で大企業に就職して生き生きと働いている様子の比較です。
どちらも、著者が長年にわたって相談にのっていたケースです。
発達障害児も普通の教育を受ける方が幸福であり、また発達にも良い影響がある
この意見を著者は上の二人の例をあげて、誤解である、と退けています。

本の中には、たくさんのすばらしい言葉が書かれていて、
引用したいところがいくつもありますが、そのうちの一つを第一章から引用します。

あなたが、自分が参加しようとしても半分以上は理解できない学習の場にじっと居ることを求められたとしたらどのようになるだろう。また自分が努力しても成果が上がらない課題を与え続けられたらどのように感じるだろう。子どもにとってもっとも大切なものの一つは自尊感情である。子どもの自信をそしてやる気を失わせないことこそが重要なのだ。
(P.22から引用)

学校現場では、小学校中学年レベル(通常学級)で、
既に「お客さん」状態(ただ教室にいるだけの存在)になっている子が何人もいるそうです。
そういう子であっても、誰しも適切に教育を受ける権利があるのです。

この本の最後の方には、
「第九章 どのクラスで学ぶか---特別支援教育を考える」という一章があります。
日本の教育における特別支援教育の問題を短くも痛切に指摘しています。
たとえば・・・
「しばしば通常学級の担任が持たせられないという理由で、特殊教育の担当者が決められていたことすらあった。健常の子どもたちに十全に対応できなくて、なぜ特別なニーズのある子どもたちに対応ができるであろう!
(P.211から引用)

私としては、第一章と第九章が、特に心に残りました。
適切な教育を受けられなかったために、犯罪者や引きこもりなど、
社会適応できなかった人を少しでも減らす努力が、教育界には必要なのです。
ぜひ多くの教育者や発達障害を抱えるお子さんに関わる人に読んでほしい1冊です。
最後に、第九章の終わりにある言葉を引用します。

「 すべての子どもにとって、健康なそだちに普遍的に必要なものは何かということを考えてみると、愛着者から与えられる肯定感と、自己自身が育む自尊感情の二つではないかと思う。この自尊感情とは空想的な万能感の対極にあるものである。自分の万能感を乗り越え、しかしその上でなお、自分もそこそこにやれているという実感である。筆者はこの二つがすべての子どもたちに保障されることを願うものである。(中略)
 発達障害とは、明らかに自らの責任で子どもたちが受けたものではない。それをきちんとサポートするシステムこそ、歴史の進歩である。

(P.212~213から引用)

原発に代わるエネルギーをどこに求めるべきか?~おすすめWEB記事「広瀬隆 特別インタビュー 「浜岡原発全面停止」以降の課題」(ダイヤモンド・オンライン5月11日記事)

作家の広瀬隆氏は、反原発の急先鋒として名高い人ですね。
昨年、『原子炉時限爆弾』(ダイヤモンド社)という本を出し、
浜岡原発の危険性を訴えていました。


原子炉時限爆弾


当初は、トンデモ本扱いだったようですが、
東日本大震災以後、にわかに脚光を浴びました。
そしてついに、浜岡原発が運転停止となりました・・・
預言者的働きを持った人物、といえます。

週刊ダイヤモンドのダイヤモンド社論説委員・坪井賢一氏と、
広瀬隆氏が対談して、原発問題と、原発に代わるエネルギーとは何かを論じた、
広瀬隆 特別インタビュー「浜岡原発全面停止」以降の課題」を読みました。
浜岡原発の問題の事も興味深いですが(原発停止後の地元対策など)、
それ以上に、原発に代わるエネルギーについての明快な答えが、記事の中心といえます。

普通は、「地球にやさしいエネルギー」として、太陽光や風力による発電を思い浮かべますね。
広瀬隆氏は、これには否定的です。
記事から引用します。


(引用)
原発に代わって自然エネルギーを普及せよと言われますが、これで一番喜んでいるのはじつは原子力産業なんです。自然エネルギーは20年経っても、原発の電力分を100%賄うことはできませんから、原発を推進するための格好の口実になってしまうわけです。

 日本の電力消費は、家庭用が3割弱で、残りの7割以上を産業用と業務用が占めています。しかも、日中は家庭にあまり人がいませんから、ピーク電力の問題はほとんどが産業用・業務用の問題です。

 電力の大半を消費している産業界が、その日の天気や風の気まぐれに頼る自然エネルギーでは夏のピーク需要を賄えないことを一番よく知っています。産業界の協力がどうしても必要なので、いま議論が必要なのは、自然エネルギーではなくコンバインドサイクルのような安定供給できる設備です。

 太陽光発電は優れていますが、原子炉1基分の100万kWの電力をつくろうとすると、山手線の内側と同じくらいの面積にソーラーパネルを敷き詰める必要があります。原発50基分では、その50倍ですよ。そうなると自然破壊をもたらすため、設置場所が建物の屋根などに限られてきます。だから、それらは長期的なペースで徐々に進めればよいのです。
(引用終)

では、どうすればよいのでしょうか?

記事の中で提言されているのは、
「電力の自由化」と、「LNG(液化天然ガス)火力発電所」を増やす、などです。
詳しくは記事をお読みください。

テレビなどでは、原発がストップすると国民生活が成り立たなくなる、と危機を煽っています。
しかし、電力の自由化や、火力発電所を増やすなどの対策で、
乗り切れるのではないでしょうか。やる気がないだけの問題のようです。

政府はグリーンピースの海洋調査を受け入れよ!~おすすめWEB記事「世界で2ヵ国しかない、グリーンピースの海洋調査を断った国・日本。政府は今すぐ独自に調査をやり直すべきだ」(週刊・上杉隆5月12日記事)

原発の汚染水による海洋汚染の実態、いったいどれほどのものなのでしょうか?
うやむやになっている問題に一石を投じようとするテレビでは報道されない記事を紹介します。

週刊ダイヤモンドのHP「ダイヤモンド・オンライン」連載中の、
週刊・上杉隆」【第174回】 2011年5月12日は、
世界で2ヵ国しかない、グリーンピースの海洋調査を断った国・日本。
政府は今すぐ独自に調査をやり直すべきだ
」という題。
政府が国際環境団体グリーンピースの海洋汚染を断った、というニュースを報道しています。
グリーンピースという団体は、個人的にはあまり共感できませんが、
少なくとも、国際的に大きな影響力を持つことは確かです。
「風評被害を拡げない」という大義名分のもと、事実隠蔽に走る日本政府の調査よりも、
よほど信頼感があります。
政府に批判的であっても、事実を明らかにする、ということでは、
むしろ歓迎すべきものではないでしょうか。
「風評被害を広めない」ことよりも、「事実を直視する」ことの方が大事です。
水俣病のような水質汚染による公害病の、放射能版を広げないためには・・・

東北沿岸の海洋の放射能汚染は、茨城県で水揚げされたコウナゴしか話題に上っていませんね。
海水で拡散されるから、「直ちに影響はない」という詭弁、もはや通用しないのです。
あれだけの汚染水(基準値の何千、何万倍・・・いやそれ以上?)が出て、
影響がないわけがありません。
(しかも、日本政府の調査では、魚の場合、頭と内臓を除いた値だそうです・・・)

記事の中で特に印象に残ったところを引用します。


(引用)
「なんでもいいから全部調査してほしい。不安が広がってまったく商売にならん。ダメならダメでいいんだ。(政府が)大丈夫だ、大丈夫だ、といわれても客は付かんよ」

 火曜日(5月10日)、筆者は千葉県の銚子港に行った。日本最大の水揚げを誇る銚子港は三つの魚市場を持つ。そのひとつで船から荷を降ろしている漁師にきくとこう返ってきた。

 風評は情報を隠すから広がる。政府や大手メディアは具体的な情報を出さずに「安全」「安心」を連呼してきた。それこそがデマを広げる最大の根拠になっているということにいったいいつ気づくのか。

 グリーンピースが、銚子の漁船も漁をしている海岸近くに打ち上げられたわかめを拾って測ったところ、計測器の針が振り切れたという(注)。

 もはや日本政府のデータを信じろという方が難しい現在、多様な情報を得て、そこから判断を下すのが国民の生きる道である。

筆者が銚子を訪れた日、政府はようやくストロンチウムが海洋に流れ出ていることを認めた。カルシウムに似た成分で、水に溶けやすく、骨に溜りやすいストロンチウムが海に流れているということがどういうことかは想像もしたくない。

 ストロンチウム90の半減期は約29年、海洋生物は食物連鎖を繰り返し、その間、生体濃縮が起こる。日本の海はどうなるのか。もはや書くまでもないだろう。

 グリーンピースは、政府の許可の要らない12カイリ以遠でサンプリングを行なった。今週中にはその結果が出るという。

 政府はグリーンピースのさらなる発表の前に、独自の調査をしなおすべきだ。それなくして、国際的な信頼も、国民からの信頼も決して回復しないだろう。
(引用終)


(注)に出てくるのが、グリーンピースのHPにある記事です。
2011/5/12 高濃度の放射性物質を海藻類から検出
グリーンピースの海洋調査で、政府に緊急調査を要請

事実を隠して「安心・安全」というばかりでは、国民にも、国際的にも信用を失うばかりです。
問題ないのであれば、政府は堂々とグリーンピースの調査を受け入れるべきでしょう。

福島県に首都機能移転構想~塩崎恭久元官房長官のすばらしい提言

5月12日(木)に、BS11の「INsideOUT」にたまたまチャンネルをあわせたら、
(ふだん見ない番組なのですが・・・)塩崎恭久元官房長官(自民党衆議院議員)が出演していました。
地味なセットで、鼎談形式のものですが、政治的な話を興味深く聞くことができました。
原発トラブル 教訓を世界に」という題でのゲスト出演です。
今回の大震災での政府対応について、適切かつ手痛い批判と提言を述べていました。
元官房長官という経歴から来る発言の重みがありました。
東電・原子力保安院の発表を垂れ流していただけの現官房長官とは全然違いますね。
枝野官房長官の、官房長官としての職務の問題点も適切に指摘していました。

番組の中で一番印象に残った発言が、番組最後の方で述べられた、
福島県に国会移転」という話です。
予算カットしか考えることしかできない民主党とは大違いの、
夢と希望、疲弊した地域に活力を与えるヴィジョンではないでしょうか。

この意見については、塩崎氏のHP(「塩崎やすひさ」で検索)か、
以下のインタビュー記事を御覧ください。
原発問題の総括としても興味深い記事です。

塩崎恭久元官房長官インタビューVOL.1
「福島原発の米軍情報を活かせなかった官邸の機能不全」

塩崎恭久元官房長官インタビューVOL.2
「まずは『15年後に原発停止』の工程を決める。国民全体でタブーなしの議論をする時だ」

塩崎恭久元官房長官インタビューVOL.3
「国会を福島に移し新都を建設する。東京一極集中の是正を一気に進める」

(いずれも「現代ビジネス」HP)

特に、「国会を福島に移し新都を建設する」というところから、要点を抜粋します。
(ぜひ記事全文をお読みください。)

(引用)
 放射線の影響で福島県の太平洋岸の30キロ圏内は、今後数十年にわたって人々が安心して生活を営む環境ではなくなってしまったと言わざるを得ないでしょう。何よりも、自宅のある故郷に帰るメドすら立たない人たちに、将来のビジョンと新たな雇用の場、生活の場を提供することが必要です。

 それには、国会を福島に移し、新都を建設することが最善の策ではないかと考えています。唐突に聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。長年にわたって議論してきた首都機能移転問題で、国会等移転審議会が調査対象地域として絞り込んだ候補地が福島県の阿武隈山系台地です。この計画を即座に実施に移せばよいのです。5年後に移転と決めて、新都の建設に取り組むわけです。
もう1つの大きな効果は、国会議員自らが福島に拠点を置くことにより、被災地復興と日本再建の覚悟を国内外に示すことができることです。福島県が作った候補地の地図では、現在の福島空港の南に国会を置くことになっている。東電福島第一原発から西へ50~60キロぐらいの距離でしょうか。いわば最前線に国会議員が身を置くわけです。

---新しい都を作るわけですか。

塩崎: 国会を移すとなれば、付随する行政組織も移ることになり、新しい都市を作ることになります。国会に加えて東京大学を移すというのも1つのアイデアだと思います。避難地域の人たちもコミュニティごとに移住すればいい。新都を建設することで、先行き10年間の巨大な建設需要が生まれることになります。

 スマートグリッドを整備して、省エネルギー型都市「スマートシティ」のモデルになるような町を目指し、放射能防御を含む最新の防災技術を駆使した新都の姿を創りあげれば、被災地だけでなく、日本全体に「新しい夢」が生まれます。
(引用終)


実現可能かはともかく、すばらしい構想ではないでしょうか。
原発事故で疲弊した福島県が、日本の新しい希望になる・・・
ぜひ実現してほしいものです。

塩崎氏のような人財が、野党のまま埋もれているというのは、
日本にとって大きな損失だと痛感しました。

2011年5月 8日 (日)

ノリントンの指揮でリフレッシュされたベートーヴェンの交響曲第1番~N響アワー「鬼才ノリントンの魅力 ~ 最近の演奏会から ~」(2011年5月8日放送)

N響アワー」は、たまに観る番組です。
でも、たいていつまらない演奏が多い・・・
ミスはないものの、安全運転すぎるというか・・・
しかし、今夜のN響は一味違いました!

古楽器演奏のスペシャリストの一人、
ロジャー・ノリントンさんの指揮による、4月のN響定期から、
ベートーヴェンの交響曲第1番の演奏を視聴しました。
ノンビブラート奏法による、実に彫りの深い演奏となっていました。
ティンパニの奏法など、特に従来のものとの違いが明白でした。
まるで、修復作業を経てリフレッシュされた、ミケランジェロの「最後の審判」みたいに、
鮮やかな音が氾濫していました・・・
安全第一のN響が、こんなにも変貌を遂げるなんて・・・
指揮者の力は絶大なものなのですね。
通常の奏法というホコリや手垢が、一挙に洗い落とされて、原色の輝きを放っていました。
まるでベートーヴェンの交響曲第1番が、今日初演されたかのような感動がありました。
実は、このベートーヴェンの交響曲第1番という作品、
私にとってはベートーヴェンの作品の中で、あまり魅力を感じないものの1つに過ぎませんでした。
しかし、このすばらしい演奏で、ようやく真価が少しわかったような気がします。

ノリントンさんの指揮によるベートーヴェンの交響曲のCDを紹介します。
新盤の4番、9番はかの宇野センセイも推薦していますよ。
(特に「第9」は、2003年の交響曲部門のレコード・アカデミー賞を受賞しています。)
今回は新旧の交響曲全集と、交響曲第1番が収録された盤をあげておきます。
(おまけとして「第9」も・・・)
新盤はモダンオーケストラ、旧盤は古楽器団体です。
当然、モダンオーケストラで古楽奏法をやったほうが、スゴイ演奏になるでしょうね・・・


(交響曲全集(新))
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現在の学校での放射線許容量は、旧ソ連以下!~おすすめWEB記事~「福島原発震災 チェルノブイリの教訓チェルノブイリの教訓(6) 学校の放射線許容量はなぜ迷走しているのか」

「週刊ダイヤモンド」のダイヤモンド社取締役、坪井賢一氏が、
学校の放射線許容量について、とてもわかりやすい記事を書いてくれました。

福島原発震災 チェルノブイリの教訓(6)学校の放射線許容量はなぜ迷走しているのか
○○学者が大丈夫だと言っていた、政府がお墨付きを与えた・・・
ではなく、基準は何か、という原点に立ち戻ると、話は明解なのです。
記事から、要点である4ページ目を全文引用します。
(ぜひ記事全文をお読みください。)


(引用)
また、緊急事態の線量限界を引き上げる措置は短期的には正しいが、がん誘発の確率的影響を抑えるためには、可能な限り緊急時対応の期間を短くし、子どもの被曝許容量を1ミリシーベルト以下へ下げることが政府の義務である。

 20ミリシーベルトを復旧段階の上限と考えると、現状のような事態が相当長期化すると思われる。その上限値に園児、児童、生徒を何か月も置いておけない。政府は夏休みに再検討するという。できれば3か月後の6月末には学童疎開まで含めた次の対策を打つ必要があろう。もちろん改善すれば状況は変わるが、現状ではなんとも見通しが立たない。対策だけは考えておいたほうがいい。

 郡山市や福島市が校庭の除染(表土を削りだす)作業を始めたのは正しい判断だと思うが、これは東電と政府がやるべきことではないか。削りだした土の搬出先など、市や県の地理的条件を越えて、東電と政府が探すべきである。

 チェルノブイリ原発事故の際、ソ連政府の対応は遅れに遅れ、牧草から牛乳にヨウ素131が混入して子どもの被害者を増やしたが、軍による学校の除染作業は早い段階から行われていた。

 なぜならば、事故の1986年、一般公衆の放射線許容量はICRP1960年基準の5ミリシーベルト/年だったからである。5ミリシーベルトを超えれば除染し、あるいは移住させていた。

「ICRP2007年勧告」で緊急事態の許容量のバンド(幅)が設定されたため、専門家によってバンドのどこを取るかで意見が割れることになったのである。現在の政府の対策は、安全側ではなく、リスクの大きいポジションを取っているように思える。
(引用終)※下線は筆者による。


現在の文部科学省の対応は、旧ソ連以下、というわけなのですね・・・
原発作業員に適用する価を、防護服も持たない子どもたちに適用して、
そのうちの何千人か、あるいはそれ以上の未来を奪おうとしているわけです・・・
人体実験なのでしょうか?

緊急事態の線量限界を引き上げる措置は短期的には正しいが、がん誘発の確率的影響を抑えるためには、可能な限り緊急時対応の期間を短くし、子どもの被曝許容量を1ミリシーベルト以下へ下げることが政府の義務である。

記事に指摘があったとおりのことを、まともな政府なら、考えるべきでしょうに・・・
カネがないから、対応しない、では、非人道的なのです!

この問題に関して、中部大学の武田教授のブログ記事もいくつか紹介します。

1ミリと20ミリ・・・ICRPは何を言っているのか?

新聞記者、専門家など情報発信者に自制を促す

社会を混乱させる放射線医学・防御の専門家

日立 世界・ふしぎ発見!「第1185回 イタリア 愛と癒しの聖地を巡って」(2011年5月7日放送)

日立 世界・ふしぎ発見!」は毎回ではないですが、よく観る番組の一つです。
ただ、昨日の新聞の番組欄を見ると、
和製英語の「パワースポット」という言葉が使われていたので、
観ないつもりだったのですが・・・結局、途中から観ました。
(アヤシゲな内容なのかな、と推定したので・・・)

5月7日放送の「世界・ふしぎ発見!」では、
イタリア 愛と癒しの聖地を巡って」と題して、
ロミオとジュリエット」の舞台であるヴェローナと、
聖フランシスコと聖クララゆかりの地、アッシジの魅力を紹介していました。

最初の、ヴェローナの部分は残念ながら観ていません。
5月14日より、『ジュリエットからの手紙』という映画が公開されるので、
たぶんそれに関連する内容だったのでしょうか。
(映画公式サイトは、「ジュリエットからの手紙」で検索すると、一番上にあります。)

アッシジは実際に行ったことがあるので、思い入れが深い地です。
真に「聖地」といえる場所です。
できれば、今度は妻と一緒に行ってみたい・・・
聖フランチェスコと聖キアラ(クララ)はブログのURLにも使っています。
私たち夫婦にとってゆかりのある聖人たちです。

番組の中では、
アッシジのトゲのないバラの話と、聖キアラ(クララ)の話が興味深かったです。

ヴェローナと「ロミオとジュリエット」、「ジュリエットへの手紙」、
アッシジ聖フランチェスコについては、既に記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
(ともに、NHKの「世界遺産からの招待状」という番組を観た感想などです。)

ヴェローナ
NHK・世界遺産への招待状「親愛なるジュリエット様~ベローナ市街」(2010年4月17日記事)
アッシジ
NHK・世界遺産への招待状「イタリアが愛した男~アッシジ~」(10月9日再放送)
(2010年10月10日記事)

映画「ブラザー・サン シスター・ムーン
(テーマ曲が番組でもBGMとして使われていました。)

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2011年5月 7日 (土)

ストレス解消には共感の涙とタッチングと感謝~テレビ東京系・たけしのニッポンのミカタ!「ストレスは解消するな!?」(2011年5月6日放送)

ストレス解消、といえば、温泉やカラオケなどが定番ですが、
本当に、それらはストレス解消に有効なのでしょうか・・・という疑問から始まりました。
(ストレス解消できない、というのがストレスになる・・・)

5月6日放送の「たけしのニッポンのミカタ!」では、
東邦大学医学部教授の有田秀穂さんと、
メンタルトレーナーの田中ウルヴェ京さんをゲストに招き、
脳科学とメンタルトレーニングの観点から、ストレス解消の有効な方法を提示していました。
詳細は番組HPに載っていますが、要点だけ述べると・・・

・喜怒哀楽いずれかの感情を伴って、共感して泣くことが、ストレスをリセットする方法。
・人に上手に触れたり触れられたりすると、ストレスが緩和される。
・ストレスをストレスと思わず、自分の考え方のクセをプラスに変えることが重要。
(具体的には、感謝日記をつける等)

共感の涙にストレスをリセットする効果がある、というのは驚きでした。
涙にはやはり浄化作用があるのですね。

感謝、という観点からは、聖書の言葉を思い出しました。
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

(新約聖書テサロニケ人への手紙5:16~18新改訳)
マイナスをも感謝してプラスに変える・・・
幸福な生き方の基礎ですね。

東邦大学医学部の有田秀穂教授の本、結構売れているそうです。

 脳からストレスを消す技術 セロトニンと涙が人生を変える

管理職の悲哀と再生?~NHK・もしドラ(7話~最終話)

NHKの「もしドラ」ついに完結しましたね。
9話、10話あたりでようやく高校野球らしさが出てきました。
6話以降は、高校野球という仮面から、ビジネスの世界が透けて見える気がしました。

9話の、夕紀の死は唐突で、悲しい場面でした(結局死因は何かわからず・・・)。
これは、仕事に一生懸命すぎて家庭崩壊してしまった、
管理職の悲劇のメタファー(隠喩)のように見えました。
そうすると、みなみ=管理職のビジネスパーソン、夕紀=その家族(特に配偶者)という図式になります。
成果とかマネジメントのあるべき姿(7、8話)を追究しすぎて、
夕紀(家族、特に配偶者)とのコミュニケーションをおろそかにしてしまった・・・
家族のために働く、がいつの間にか、家族をおろそかにしてしまう・・・
よくあるビジネス上の悲劇です。
(OP曲の背景に、2つのウサギのストラップが並んでいるのが描かれていました。
これが悲劇を暗示するものだったのですね・・・)

10話では、ついに都の決勝で勝利し、甲子園に行くまでが描かれます。
「甲子園に行く」は既定の「お約束」だったので、それほどオドロキはなかったですが、
目標の喪失→再生のところは、ビジネスの視点から見れば感動ですね。
スラムダンク」のラストを少し連想させました。
(「バスケットは好きですか?」という最初の言葉を思い出すところ・・・)
9話の最後と10話のみなみは、単なる高校野球の「マネージャー」ではなく、
管理職としての「マネージャー」の姿を現していました。

NHKは、この作品を、単に子供向けやオタ向けの作品にすることなく、
ビジネスに携わる多くの人に受け入れられるような作品に仕上げてくれました・・・
なかなか良い企画でした。

もしドラ」1~6話についても記事を書いていますので、
よろしければお読みください。
もしドラ(1~6話まで)

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CD azusa / 夢ノート 特別盤 TVアニメ「もしドラ」OPテーマ[ポニーキャニオン]《発売済・取り寄せ品》

おすすめWEB記事~【3日公開されたSPEEDIの驚愕すべき事実】

5月3日から原子力安全委員会のHPで公開されるようになった、
3月12日からの「SPEEDI」(放射能拡散予測)。
情報は公開されたものの、どうデータを読み込めばいいか、
かなりわかりづらい、というのが、一般人としての見方です。

今回紹介する記事は、データの要点だけをうまくまとめて、
何が問題なのかをはっきりさせています。

【3日公開されたSPEEDIの驚愕すべき事実】

記事から一部引用します。

(引用)
資料2の1歳児子供に対する等価線量は、近辺で1Svのところもあり、50キロ離れた飯館村でも100mSvに達する。
だがSPEEDIは、事故直後から毎時間拡散状況を1キロ四方ごとに計算しているが、内閣府の原子力安全委員会は「放出量などのデータが乏しく、信頼性のある結果となっていない」として、最近まで放射性物質の拡散予測図を公表して来なかった。

しかしながら実測値と完全に一致しているわけではないものの、大枠での核分裂生成物飛散の傾向はシミュレーションされており、この情報を公開しなかった原子力安全委員会は、原発事故に次ぐ大きな安全上の判断ミスを行なったものと強く認識している。

政府は、パニックになる恐れがあったと説明するが、パニックになって住民が避難するのと、何も知らせずに住民が被ばくするのとどちらが適切な行政対処だろう。
生命に危険がある放射性物質が飛散(飛んで来る)するのであれば、やはり津波到来同様に避難する。

特に積算値として公開された子供1歳児に対する甲状腺被ばく等価線量には最早絶句するばかりである。
このことの未来予測は、大変厳しいものがある。

(引用終)

ぜひ記事全文および記事に引用されている資料をご覧ください。
福島県の子どもたちの被曝・・・
5年後、10年後に、恐ろしい結果が表れてしまうのでしょうね・・・
資料自体が、政府の無策と犯罪の「証人」となるでしょう。

参考までに・・・
5月3日に、SPEEDIについての記事を書いていますので、
そちらも御覧ください。
とてもスローな「SPEEDI」(拡散予測データ)公開・・・
今頃公開しても遅すぎる!政府の隠蔽は悪質な組織犯罪!

2011年5月 5日 (木)

NHK・頭がしびれるテレビ「神はπに何を隠したのか」(2011年5月4日放送)

NHKの新しい「番組たまご」(レギュラー化を目指して企画された番組)モノです。
5月4日放送の「頭がしびれるテレビ」では、
神はπに何を隠したのか」というテーマで、
円周率πの神秘と応用について、興味深くまとめていました。

番組HPから、放送内容を転載します。

(引用)
「頭がしびれるテレビ」は、これまでテレビが難解なものとして敬遠していた世界に果敢に挑戦、斬新な映像表現とエンターテイメントあふれる演出で、頭がしびれるような本物の知的刺激をお届けする番組。

今回取り上げるのは、円周率・π。πは、方程式では示すことのできない超越数と呼ばれ、無限に続く数字だ。πの本当の姿を解き明かしたいと、これまで古今東西の多くの数学者たちが挑んできた。なかにはその計算のために一生を捧げた数学者も…。なぜπは人々をそこまで魅了するのか?


円という完全無欠な完成された形なのに、その円周がπという無限数でしか表現できない不思議。円とは全く関係のないところに突然顔を出す意外性。コンピュータの発達、宇宙開発にもπは深く関わっている。数学者の藤原正彦さんは、「πは神様の作った数字」と呼んでいる。

円は確かにそこにある。しかしπの本当の姿は誰も見たことがない。

番組では、あるレストランを舞台に繰り広げられるシェフとオーナー、常連客の会話をドラマ仕立てとして構成しながら、πのめくるめく世界を堪能する。
(引用終)

出演者は、谷原章介さん、 釈由美子さん、 オリエンタルラジオ、
数学者の藤原正彦さん他。

やたらと「しびれる~」という言葉を使ったりするのはちょっと気になりましたが、
(感激・称賛の意味の「しびれる」か、「マヒする」の「しびれる」なのか・・・)
「円周率は3.14でなくて3ではダメなのか(ゆとり教育?)」といった問いを、
視覚に訴える形でわかりやすく説明していたのは興味深かったです。
円周率で「3」を使うなら、円は六角形になるんですね・・・
更には、円周率3.14では、「はやぶさ」は地球に帰還できなかったなど(もっと精度が必要)、
日常生活に使われている「π」を興味深く知ることができました。
クラシックの曲を多用しているのは、高級感を出すのにプラスでした。
(ワーグナーの「ローエングリン」第3幕への前奏曲とか・・・)
レストランを舞台にする必要があるのか否かは、ちょっとわかりません。
(六角形のピザはユニークでした・・・)
もうちょっと構成を変えれば、
違和感のない結構面白い知的エンタテイメント番組になるのではないでしょうか?
(ついでに言えば、タイトルはもっと別なものにならないのでしょうか・・・
頭のしびれ」は、かなり重大な病気の前兆だそうです・・・)

ちなみに、番組でも出ていた「オイラーの等式」は、
小川洋子さんの小説『博士の愛した数式』(映画化済)にも登場しますね。
数学というものは、美しく、神秘的なところが多いですね・・・


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 博士の愛した数式

2011年5月 4日 (水)

NHK・アルクメデス「グリーン盤」(2011年5月4日放送)

実にフシギな番組でした・・・

NHKの「アルクメデス」という変わったクイズ番組。
昨年7月から9月まで放送されていましたが、その時間は別番組を観ていたので、
たいてい、番組の最後しか観ることはできませんでした。
実にミョーな番組・・・
5月4日0時15分から、特別に「グリーン盤」として放送されていたので、
ようやく今回初めて、ほぼ全部を観ることができました。
(もう寝るつもりだったのに、テキトーにチャンネルを変えていたら、やっていました・・・)

5月4日の「みどりの日」にちなんで、
全編「緑(グリーン)」にこだわった構成となっていました。
一番ウケたのは、「ほうれんそうゲーム」。
往年の名番組「連想ゲーム」(1969~1991)のパロディです。
出演者(野菜?)は緑黄色野菜ばかり。
司会者のほうれんそうの名セリフ。
そんな、えこひいきとかはありませんよ、NHKですから。
言っちゃったよ、おい・・・

その他「NHKサスペンス劇場火曜サスペンス劇場のパロディ)」とか、
グリーンタイル(映画「グリーンマイル」のパロディ)」、
リング」(「リング」を逆から読むと「グリン」・・・ちょっとコワかった?)・・・
NHKでここまでやるか、と思えるほどパロディ満載でした。
答えられない・答えにくいクイズ番組・・・
深夜に観ると、かえって目が冴えてしまうかも・・・

DVDが発売されたそうです・・・

札幌にも春の花の季節到来(2011年)~キタコブシ

今日は「みどりの日」ですね。
札幌はあいにくの雨模様(午前10時過ぎには5月なのに雪もチラチラ・・・)。
しかし昨日(5月3日)は好天でした。
妻と一緒に真駒内公園に行き、写真を撮りました。
まだ桜は咲いていませんでしたが、キタコブシの花が咲いていました。
札幌では5月は花が美しく咲き乱れる、1年でも最も美しい月です。


20110503_kitakobushi01


20110503_kitakobushi02


20110503kitakobushi03


3枚の写真は、妻が撮影しました。
私は特に3枚目の蕾の写真が気に入りました。
「希望」とか「春の予感」といったタイトルをつけたいぐらいです。

ところで、実はこの写真を撮ったときは、
この花は「モクレン(ハクモクレン)」だ、と思っていました。
(ちなみに、北海道では「モクレン」というと、「ハクモクレン」を指すことが多いです。)
しかし、よく調べると、これは「キタコブシ」の花であることがわかりました。
「♪こぶし咲く あの丘北国の ああ北国の春・・・」
(「北国の春」いではく作詞 遠藤実作曲)と歌われる「こぶし」です・・・
ハクモクレンの花弁は9枚、キタコブシの花弁は6枚です。
大変勉強になりました。
北大植物園のHPと、「再び、キタコブシとハクモクレン」というブログ記事が参考になりました。)

2011年5月 3日 (火)

とてもスローな「SPEEDI」(拡散予測データ)公開・・・今頃公開しても遅すぎる!政府の隠蔽は悪質な組織犯罪!

ようやく、5月3日から、原子力安全委員会のHPで、
3月11日からの放射能拡散予測(SPEEDI)のデータが公開されるようになりました。
http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/past.html
NHKニュースでも報道されていました。
SPEEDI」という名がついているのは、悪い冗談のようです・・・
最悪の危険な時には公開されず、ひと段落してから公開されるようになったのですから・・・

3月下旬に一度は公開されたものの、またもや闇の中・・・
3月12日からのデータをきちんと公開したのが、今頃というのは、
隠蔽されたままよりはかなりマシですが、あまりにも遅すぎます。
宝の持ち腐れですね・・・
政府の隠蔽はもはや組織犯罪といえます。
放射能汚染の経済的補償はもちろんのこと、
菅内閣は刑事責任を問われるべきでしょう。
人道に対する罪・・・

参考までに・・・
静かな、でも怖い動画を見つけました。

Fukushima City Radiation Readings 63 kilometers From Daiichi 24.04.11
4月24日に、福島市内の個人宅や公共施設など7か所で、放射能測定をした動画です。
福島市は、原発から63㎞も離れているのに、こんな数字が・・・
静かな恐怖・・・
知らぬが仏」とよく言いますが、放射能汚染については、
本当に「知らぬは『ホトケ』」になってしまいます・・・

(この動画を知ったのは、以下の記事です・・・)
政府が公表しない「福島市の本当の汚染度」

NHK・もしドラ(1~6話まで)

「♪夢ノート 夢の音・・・」冒頭の主題歌が実にさわやかですね。
実際に甲子園でこの曲が行進曲として使われたらいいな、とつい想像してしまいます。
歌詞と、淡い歌声がすばらしいですね。

NHKのアニメ「もしドラ」、既に折り返し地点は過ぎましたね。
6話目では、まるで会社の入社面接みたいな光景も・・・
高校野球という衣装を着ていますが、実際は「会社」なのでしょうね・・・

1話~6話までで、特に印象に残ったのは、
3話目の「みなみは人の強みを生かそうとした」と、
4話目の「みなみはイノベーションに取り組んだ」でした。
1、2話は説明が多すぎて、それほど面白いとは思いませんでしたが、
3話目以降は、ドラッカー理論の具体的な実践となり、
なかなか興味深いものがありました。
ドラッカーの金言がいろいろと紹介されることと、
やる気を失っていたり、能力を発揮できていなかった選手達が、
見事に再生される様子は見ものですね。

アニメらしさとか、学園・青春・萌えとかを期待して観るなら、失望するでしょうが、
(今ドキの高校生が、こんなムズカシイ言葉をきちんと使えるのかよ~、とか・・・)
ドラッカーの『マネジメント』をアニメという形で解説している、と割り切れば、
結構得るところは多いと思います。
アニメファン向きのものというよりも、ビジネスマン向きの内容ですね。
ED曲の「大好きだよ」は夕映えと青春のイメージですね・・・
こちらも気に入りました。
おまけの「私とドラッカー」も5分間ながら、実に興味深い内容ですね。

(5月7日追記)
7~10話についても記事を書きました。
管理職の悲哀と再生?~NHK・もしドラ(7話~最終話)」(5月7日記事)


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アンパンマンの「正義」とアメリカ合衆国の「正義」

正義」って、一体何でしょう?・・・
やなせたかしさんについての記事と、
ビンラディン殺害についての記事を読み比べて、
同じ「正義」という言葉を使っていても、
アンパンマンの「正義」と、
アメリカ合衆国の「正義」は違うなぁ・・・とつくづく思いました。

東日本大震災の被災地では、
アンパンマンのマーチ」(作詞:やなせたかし 作曲:三木たかし)が大変な人気、
とのこと。
そこから、アンパンマンの原作者であり、
92歳(現在)で今も現役のやなせたかしさんにインタビューした記事を読みました。

アンパンマンから日本人へ「なんのために生まれて生きるのか」」(5月2日記事)
やなせたかし氏 日本人の正義とは困った人にパン差し出すこと」(5月3日記事)
(いずれも、「NEWSポストセブン」の記事)
とてもすばらしい記事ですので、ぜひ全文お読みください。

記事中で印象に残ったところを引用します。

(引用)
コラムニストの石原壮一郎氏は、震災直後、事務所で付けっぱなしにしていたラジオから『アンパンマンのマーチ』が流れてきたのを聞き、思わず落涙した。そして自分がレギュラーを務めているラジオ番組の企画で「被災者を元気づける曲」として、この曲を躊躇わずイチ押ししたという。なぜそれほどまでに心を揺さぶられたのか。

「震災で被災地の悲惨な状況を見て心を痛めたり、原発事故で不安を感じたり、モヤモヤとした複雑な感情が入り交じっていたと思うんです。その中でこの歌が、たとえいろいろなことがあっても人は生きて行かなくてはならないんだということを教えてくれました。漠然とした生きる事への不安に対して、それでも生きていけと励ましてくれたのです」(中略)

やなせ:「アンパンマン」を創作する際の僕の強い動機が、「正義とはなにか」ということです。正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです。
(中略)
やなせ:うん。だから正義って相手を倒すことじゃないんですよ。アンパンマンもバイキンマンを殺したりしないでしょ。だってバイキンマンにはバイキンマンなりの正義を持っているかも知れないから。それに正義って、普通の人が行うものなんです。政治家みたいな偉い人や強い人だけが行うものではない。普通の人が目の前で溺れる子どもを見て思わず助けるために河に飛び込んでしまうような行為をいうのです。ただし普通の人なので、助けに行って自分が代わりに溺れ死んでしまうかも知れない。それでも助けざるを得ない。

つまり、正義を行う人は自分が傷つくことも覚悟しなくてはいけない。今で喩えると、原発事故に防護服を着て立ち向かっている人々がいます。自分たちが被爆する恐れがあるのに、事故をなんとかしなくてはという想いで放射能が満ちた施設に向かっていく。あれをもって、「正義」というのです。怪獣を倒すスーパーヒーローではなく、怪獣との闘いで壊された街を復元しようと立ちあがる普通の人々がヒーローであり、正義なのです。
(引用終)
(下線は筆者による)

私が「アンパンマン」と出会ったのは、幼稚園の時読んだ絵本によります。
自分の顔を分けて食べさせる変わったヒーロー・・・
アニメでは、汚れた顔を交換してバイキンマンをやっつけるところしか目立ちませんが、
ア~ンパ~~ン~チ!バイバイキ~ン!、のお決まりパターン)
深い哲学があったのですね。
アンパンマンのマーチ」の歌詞、
なんのため生まれてなにをして生きるのか」は実に深い問いかけですね。
日本国民で、アンパンマンのように、「そうだ、おそれないでみんなのために」を考え、
行動する人が多く現れることを期待しています。
私も、そのような一人になりたい・・・

話は変わって、別な「正義」について・・・
5月2日のビッグニュースは、「ビンラディン殺害」でしたね。
正義」という観点からは、確かに死に価する人物でしたが、
アメリカ市民が、歓喜の声をあげ、「USA!USA!」と連呼する姿には、
違和感をおぼえました。
そんな中、「ひとを殺して歓喜する国民にはなりたくない」という記事を読みました。
(「金平茂紀の「茫界偏視」」5月3日記事)

記事の中心部を引用します。
ぜひ全文をお読みください。

(引用)
「Justice has been done.」とオバマ大統領はテレビ演説の締めくくりで言った。ニューヨークのグランド・ゼロやホワイトハウス前にたくさんの人々が集まり「USA!」を連呼した。ひとを殺して歓喜する国民がそこにいる。

 10年前の9月11日のワールド・トレードセンター崩落後に世界中に配信された映像があったのを覚えている。事件後、パレスチナの地で歓喜するパレスチナ人たちの様子だった。そのテレビ映像をみて「文明国」の人々は言った。何という人々だ。あんな悲劇に歓喜する人々がいるなんて。だから僕らはいま同じように言おう。ひとを殺して歓喜する国民にはなりたくない。
(引用終)

みなさんなら、どちらの「正義」を選ぶでしょうか?・・・
ちなみに、ウィキペディアによると、やなせたかしさんは聖公会所属とのこと。
アメリカのオバマ大統領も「一応」、クリスチャンですが・・・

アンパンマンのマーチ

2011年5月 1日 (日)

NHKBSプレミアム・雪の女王 The Snow Queen(再放送)~よい作品なのになぜ深夜放送?誰のための放送?

4月から、NHKBSプレミアムで、
アニメ「雪の女王」の再放送をやっています。
放送時間は、深夜3時・・・当然、毎回録画して観る事としました。
私は途中まで毎回観ていましたが、ちょっと脱落気味・・・
妻はパーフェクトに毎回見逃さず観ています。

雪の女王」というと、私は子どものときに観た、
ロシアのアニメ映画のイメージが強烈でした。
(下のパッケージ参照)


【メール便なら送料無料】【DVD】雪の女王 [IVCクラシックフィルムコレクション] <2002/12/16>


怖~いイメージの雪の女王・・・
魔女の中の魔女・・・
そんなイメージからか、敬遠したくなる物語でした。
(先日機会あって、こちらの映画も観てみました。)

しかし、先日亡くなった出崎統さん版のアニメ「雪の女王」では、
雪の女王が善意の人として描かれています。
また、基本的なストーリー(ゲルダがカイを探しに行く)に、
オリジナルキャラクターのラギをからませたり、
アンデルセンの他の童話のエピソードを挿入したりと、
さまざまな工夫がされています。
本筋に関係ないかな~と思う話が結構ありますが、
旅を楽しんでいる、と考えれば、なかなか面白いです。
アンデルセン童話の話が挿入されたものでは、
マッチ売りの少女」と「父さんのすることに間違いはない」が秀逸でした。
(「父さんのすることに間違いはない」の物語は、以下で読むことができます。
生活工房はるにれ ~日々の愉しみ~→父さんのすることに間違いはない
夫婦がこんなに信頼しあえたら、どんなにすばらしいことでしょうね・・・)
マッチ売りの少女」の話では、妻が涙を流していました・・・
(かなり悲惨な結末・・・)
俳優さんを声優として使っているのを除けば(ナレーションは×××・・・)、
結構よい作品ではないかと思います。
(ゲルダ役の川澄綾子さんがすばらしいです!)

映像が美しく、OP曲もとても美しいです。
OP曲「スノーダイヤモンド」は最近頭の中でよく鳴り響いています。
いつか「クラシック」の領域に入るかもしれないような名曲です。
ED曲「大好きな君に」も好きです。
(OP曲「スノーダイヤモンド」のピアノソロ動画を見つけました。)



NHKがこの作品を再放送してくれたのには感謝しています。
しかし・・・
いったい、深夜3時からの放送って、誰のためのものでしょうか?
こういう作品は、むしろ子どもに見せてあげたいものでは?
世界名作劇場の再放送も含めて、
昼間の時間帯に、アニメ作品の再放送をすることを希望します。
(NHKラジオが、「ラジオ深夜便」をやっているように、
静かな音楽と美しい風景でも流しておいた方が、
安眠対策になるのでは?)


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世界フィギュア2011女子シングル~安藤美姫選手、キム・ヨナ選手、アリョーナ・レオノワ選手

世界フィギュアの女子シングル、女王の座は安藤美姫選手に決まりましたね!
おめでとうございます!
インタビューで、
「自分のためだけではなく、日本を元気づけるために」といった発言をしていました。
毎日新聞の記事によると、

「順位より内容」と安藤は言う。スケート人生で一度たりとも順位を意識したことはないといい、この優勝を「自分のスケートを変えずにやってきたことへの、神様からのご褒美かな」とおどけた。

実に見事な演技でした。
ショートプログラムでは、映画「ミッション」の曲にあわせて、
まるで祈りのような舞でした。
フリーでは、表現力がすばらしかったです。
試合前は、自信がないような発言をしていましたね。
謙虚さと、ひたむきさが、幸運をもたらしたのではないでしょうか。

キム・ヨナ選手は、わずかに及びませんでしたが、
まともに昨シーズン精進していたら、
おそらく優勝は間違いなかったでしょう。
ジャンプの失敗等はあったものの、フィギュアスケートとしては別次元でした。
ただ、曲は彼女らしさを表していないと思いました。
バレエのように美しい彼女の演技を活かす、
もっと別な曲をさがすべきでしょう。

今回のダークホースとでも言うべき存在感を見せたのが、
惜しくもメダルに届かなかったロシアのアリョーナ・レオノワ選手です。
ショートプログラムでのピエロ、フリーの魔女をイメージしたコスチュームが奇抜でした。
コミカルさも取り入れながら、観客を魅了していまいた。
特にフリーの演技では、「安藤選手危うし」とさえ思わせたほどでした。
私としては、今回最も印象に残った選手です。
今後の活躍が期待できそうですね。

2011年4月のアクセス数ベスト10記事一覧

4月のアクセス数ベスト10記事は以下のとおりです:
(※トップページを除く)

一位.気象庁はなぜ放射能拡散予想を発表しない?~
    ドイツ気象庁が日本の放射能拡散予想を発表中

二位.サントリーの芸能人ノーギャラCMと、ACジャパン震災臨時キャンペーンCM
三位.続・気象庁はなぜ放射能拡散予想を発表しない?~いつのまにか「学問の自由」の侵害?
四位.NHKの屋外放射線量報道と、気象庁の放射性物質の拡散予測~
    情報公開としては進歩したものの・・・

五位. 読売新聞が「気象庁の放射能拡散予測」に言及~あまりにも遅すぎる報道・・・
六位. NHK・クローズアップ現代「町を失いたくない
     ~福島・浪江町 原発事故の避難者たち~」(2011年4月7放送)

七位. 「放射線うつる」という被災者への差別~放射線・放射性物質への正しい知見が必要!
八位.佐藤栄佐久前福島県知事インタビュー(仏ル・モンド紙)と日本での報道
九位.NHK・名作ホスピタル「ストレス×アルプスの少女ハイジ」
    (2011年4月1日放送)※付4月8日放送

十位.NHKBSプレミアム・「たけしアート☆ビート」第1回「蔡國強」(2011年4月6日放送)


九位、十位を除いて、東日本大震災関連の記事が上位を占めました。
一位はダントツのアクセス数でした。
記事を発表したのが3月30日。
それから1ヶ月以上経ちましたが、
その記事だけで未だに1日何十アクセスもあります。
放射能拡散予想」など必要でなくなる日が、
1日も早く来ることを願わずにはいられません・・・

5月もご愛読よろしくお願いします。

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