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2011年4月14日 (木)

「サバイバーズ・ギルト」(生き残った者の罪責感)と、「共感疲労」~精神科医によるおすすめWEB記事2つ

被災地の方々の事を思うと、
ついつい、過度の「自粛」に陥りがちなる心理への解毒剤になるかも・・・

精神科医の和田秀樹氏と、香山リカ氏が、
過度な「自粛」に関して、心理学的な側面から、
とてもよい記事を書いていますので紹介します。

和田秀樹氏の記事のタイトルは、「サバイバーズ・ギルト」。
http://ameblo.jp/wadahideki/day-20110411.html
サバイバーズ・ギルト」とは、記事から引用すると・・・

自分の近しい人が亡くなったのに、自分は生き延びたとか、ましてや自分の目の前で知り合いの人間が亡くなったとかいう場合に、自分が生き延びてしまったことに罪悪感を感じることだ。

なぜ自分のほうが助かったのかと悪く思うこともあれば、自分がしっかりしていれば、あの人を助けられたのにと自分を責めることもある。

それをひきずっていると、自分が幸せになるのは悪いことであるかのように感じてしまう。

妻を亡くしたなどというケースでは、一生再婚しないと誓うこともあるし、現実にそうする人もいる。

詳しくはぜひ記事をお読みください。
被災した当事者ならともかく、日本全体が「サバイバーズ・ギルト」に陥る必要はない、
というのが、記事の要旨です。

香山リカ氏の記事のタイトルは、
被災していない人にも「共感疲労」という苦しみがある」。
http://diamond.jp/articles/-/11844
上記の「サバイバーズ・ギルト」を違った面・違った用語(共感疲労)から捉えた記事、といえます。
記事の中心となるところを一部引用します。

いまや日本は一致団結して「自粛」をしようという空気が蔓延しています。それはあたかも一人ひとりの行動を強制的に制するかの雰囲気が漂っています。自粛をしないと「不謹慎」と白い目で見られてしまう。これは社会として決して健全ではありません。

 一人ひとり、今回の震災の受け止め方は違い、それに対する対応も違って当然です。それを共感を押し付けるかのような動きによって、多くの人が苦しんでいます。

一方で、自粛ムードに抗って、普段どおりの生活を送ろうにも「経済を回すために…」「こういうときだからこそ…」などと、まるで言い訳しないといけないかのようです。大きな惨事があったからと言って、社会全体で同じ対応をする必要はありません。遊びたい人は遊べばいいし、静かにしていたい人は静かにすごせばいい。無理せず、自分をいたわることです。無理してやっても、いいことありません。

 共感疲労、そこから派生する罪悪感によって心の調子を崩す人は、もともと思いやりのある優しい性格の人です。それも否定しなくていいのです。しかし、その疲労によって、結果的には被災者への支援とは逆向きの効果になっています。

 いま被災地以外の人がもっとも大切なことは、自分で自分を保つこと、自分のことを自分で支えることです。それによって、世の中の多くの資源が被災者へとつながるので、それが、最大の支援になるのです。そのためには、社会としてある行動を強制せずに、それぞれの人が無理なく過ごせるような情況が大切です。


被災地以外の私たちにとっては、
「被災地と共に不幸になる」ことではなく、「被災地とともに幸福になる」ことではないでしょうか?
過度な「自粛」は、自ら首を絞めるばかりではなく、被災地をも苦しめることになるのです。
こういう時だからこそ、「♪上を向いて歩こう」なのですね・・・

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