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2011年2月 6日 (日)

中世の教会の描かれ方~NHK・ダークエイジ・ロマン 大聖堂(1)「無政府時代」(2011年2月5日放送)

NHKハイビジョンで、海外ドラマ「大聖堂」が始まりました。全8回です。
その第1回目を観ました。
映画「薔薇の名前」や「ジャンヌ・ダルク」のような、
中世を舞台にした映画が好きな方にはたまらない作品かもしれません。
舞台背景がとてもリアルで、制作費をふんだんに使って仕上げている、というのが伝わります。
登場人物も魅力的です。
これからどのように絡んでいくのか、原作を読んでいないのでわかりませんが、
なかなか見ごたえがある作品になるのでは、と予想できます。
ちなみに、原題は「The Pillars of the Earth」(地の柱)。
番組HPでは、「地の柱は主のものであり、主はそれらの上に世界を据えられた。
(旧約聖書 サムエル記1 第2章)と書いています。
(この訳はどの訳に基づくのか不明です。
新共同訳、新改訳、口語訳で調べましたが、どれも違っていました。)
「地の柱」のように聳え立つ大聖堂を暗示したタイトルですね。

ところで、気になったのが、教会(中世のカトリック教会)の描かれ方です。
舞台が1120~40年頃にもかかわらず、
フランシスコ会の修道服のようなものを着ている修道士や、
「フランシス」という人名が出てくるのは、事実誤認なのでは、と思いました。
(フランシスコ会の成立は1209年です。)
それよりも、もっと重大なのが、教会がカルト宗教・陰謀組織のような描かれ方をしている箏です。
確かに、中世の教会は腐敗していたのは事実です(だから「ダークエイジ」=暗黒時代)。
このドラマで見る限り、キリスト教に魅力を感じる人はほとんどいないのではないでしょうか。
ドラマにおける教会は、悪質な陰謀組織・偽善のカタマリでしかないし、
「告悔」の秘蹟を使って男色経験のある人を脅す、というのが出てくるのも問題です。
(破門に値する罪です。)
私はクリスチャンですので、教会の恥部をことさら強調して描かれるのは、少し苦痛でした。
まぁ、一応次回も観る予定ですけどね・・・

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このドラマには原作があります。
世界的なベストセラーだそうです。
機会があれば読んでみる価値がありそうですね。

(ソフトバンク文庫版※3巻セット)

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