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2011年2月14日 (月)

おすすめWEB記事~【解答乱麻】TOSS代表・向山洋一 小学6年「龍馬君」の訴え(2011年2月12日)

今回は、教育ニュース記事の紹介です。
その前に・・・
ひとつ、たとえ話をしてみましょう。


新しくパソコンを購入したとします。
あなたは今までパソコンに触ったこともないとします。
どうやって使えばいいのかよくわかりませんから、
説明書を読んでみることにしました。
すると・・・
自分で考えなさい」としか書かれていませんでした・・・
メーカーに問い合わせると、「どうしてわからないの?」と怒られてしまいました。
どうすればいいのでしょうか?・・・
使い方がわからないから、仕方なく、パソコン塾に通うことにしました・・・
「オレは、頭ワルイから、パソコンも使えないんだろう・・・」


実際には、こんな事は起きるはずはありませんね。
(私の作り話です。)
クレームが殺到し、そのメーカーは倒産してしまうでしょう。
しかし、教育現場はどうでしょうか?
基礎・基本をきちんと定着すべき小学校教育において、
教師が「自分で考えなさい」としか指導しないとしたら?・・・
今回紹介します、TOSS代表・向山洋一氏の文章を読んで、
ユーザー(子供たち)の側に立つわかりやすい教育、というのを強く思わされました。
MSN産経ニュース2月12日の記事、
TOSS代表・向山洋一 小学6年「龍馬君」の訴え」です。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110212/edc11021208100001-n1.htm

クラスの中に1~2割程度はいると思われる発達障がいの子たちにとって、
抽象的な指示や、「自分で考えなさい」、
どう感じましたか?」というのは、
非常にイライラすることのようです。
ほしいのは、具体的なやり方、見本です。

従来の教育論議・授業論議は、子供の側に立ったものではなく、
オトナの机上の空論・理想論に基づいたものが多かったと思います。
「教えるのは詰め込み教育だ」とか、「子供の自発性」とか、「子供の輝く瞳」とか・・・
できるオトナが、理想論でモノを言っているだけのような気がします。
私がたびたび批判記事を書いている、算数の問題解決型授業はその最たるものです。
(すごく優秀な子達ばかりのクラスなら、それなりに成果をあげるのかもしれませんが・・・)
発達障がいの子をいっそう算数嫌いにし、基礎・基本の定着を妨げるものです。
ユーザー(子供達)が知識・技術を使いこなせるように教えるのが、
義務教育の存在意義ではないでしょうか?
その子の頭がワルイからできないのではなく、
きちんとやり方を示さないから、知識が定着せず、応用もできなくなるのです。

記事の中で特に心に残ったところを引用します。

小中学校の「授業」の基本は「教えて」「ほめる」ことなのである。
 「教えて」「ほめる」授業なら、1時間の授業でいっぱい「ほめる」授業なら、どの子も育っていく。
 算数の市販テストのクラス平均が90点以上に、どのクラスもできる。
 算数テストが5点、10点の子が、90点、100点をとった例も何百、何千とある。
 ところが「教えない」で「叱る」授業がある。「自分で考えなさい」と教えないで、「どうしてできないの」と叱るのである。
 教科書を使わない算数の授業が全国にはびこっている。
 2割はいる「発達障害」「境界知能」の子供たちは、「分からなくて」「怒鳴られて」反乱していくのである。怒鳴る教師は、子供の心を破壊しているのである。
 ある県の知事は、700人もの職員の前で、龍馬君のような子供の訴えを受けとめてほしいと指示した。
 多くの学校で、発達障害の子への理解、対応の勉強がされている。
 立派に自立していける子供を、「学校の名において」スポイルしている現状を糺(ただ)していかねばと思う。

ちなみに、記事で紹介されている、「小学6年「龍馬君」の訴え」は、
TOSSのサイトで「発達障がい児本人の訴え1・2巻セット」として販売されています。
私も機会があればぜひ読んでみたいと考えています。
http://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=191
向山洋一氏のビデオメッセージもあります。
内容はおおむねMSN産経ニュースのものと同じですが、
肉声で聴くと、説得力が違いますね。
6分ほどの動画です。観る価値が大いにありますよ。

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