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2010年11月 3日 (水)

差別といじめ自殺~おすすめブログ記事「小六少女を死に追いやったのは日本社会に蔓延する差別か?」(水谷潔牧師のブログから)

久々に、心を大きく揺さぶられた記事でした・・・

毎日読んでいるブログの一つ、
「小さないのちを守る会」代表の水谷潔牧師のブログ記事
小六少女を死に追いやったのは日本社会に蔓延する差別か?」と、
「批判対象転化手段」としての反日デモとイジメによる自死報道
(ともに2010年11月1日)
http://blog.chiisana.org/?day=20101101
教育、マスコミ報道、日本における外国人差別問題を考えるのに、
とても有意義な記事です。
いじめが起きた学校・教師ばかりが責められ、
いじめを起こした当事者やその保護者については、責任を問われないことへの疑問と、
差別を生み出す日本の閉鎖性、マスコミ報道のあり方を告発しています。

桐生市の小6少女の自殺問題は、
最近、毎日のようにテレビや新聞等で報道されていますね。
私は安易な自殺報道はすべきでない、という見解から、
あえて、この報道については、見出しを読む程度に留めていました。
しかし、水谷牧師の上述の記事を読むに至って、
この問題は少なくとも私にとってはすごく身近な問題であることに気づきました。
「いじめの原因は、片親がフィリピン人であるから・・・」
明らかな人種差別ですね!

実は、私が携わっている教会学校の子供たちの構成は、
両親ともに「普通の」日本人よりも、
片親(たいてい母親)がフィリピン人、外国籍の子の方が多いのです。
(以前は「ハーフ」という言葉で呼ばれることが多かったですが、
最近では、二つの国民性を持つ、ということで「ダブル(W)」と呼ぶことが一般的です。
私も以下、Wという呼称で表記します。)

教会学校のWの子供達の中には、「肌が黒い」などの理由で差別的扱いを受け、
転校を余儀なくされた子もいます。
だからこそ、水谷牧師の記事は、切実さがあります。
教会学校という特殊なところを考えなくても、
今や都市部の公立小・中学校には、
片親が外国人、という子が何人かはいるはずです。
このような問題が、いつ、どこで起こっても、おかしくないかもしれません。
容姿で差別をするのは、致命的なものです。
人は生まれを選ぶことができないのですから・・・

最近では国際結婚は別に珍しくなくなりましたね。
中国籍や韓国籍、フィリピン国籍など、アジア系の配偶者を持つ場合が多いです。
しかし、一方で、いわゆる「白人系」の人は憧れをもって見られるのに対して、
アジア系の人たちは、言われなき蔑視を受ける場合があります。
これは日本の恥です。
真の愛国者ならば、外国人差別を国の恥と思うべきです。
同じアジアの同朋を、軽蔑でもってあしらうのを、恥ずかしいと思わないのでしょうか!?

記事の中で、実に正論と思った箇所は3つあります。
一つは、「しつけ」や「差別がいけないこと」をまず教えるのは、
教師ではなく、親(保護者)だということ。
(差別がいけないことであることを、教師もきちんと教えるべきですが・・・)
もう一つは、マスコミがいたずらに学校の責任を追及するだけで、
本当の当事者の問題を報道しないこと。
最後に、日本のキリスト教会の実情のところです。
この部分は、ブログから引用します。


そして、私は考えました。「私たち日本のキリスト者、日本の教会はどうだろうか?」と。在留異国人について言及した聖書の言葉に生きているだろうか?「最も小さい者の一人にしたのは」との主イエスの御言葉を実践してきただろうか?もしかすると、私たちは無意識の内に、フィリピン人を母に持つような子どもたちを隣人愛の対象から排除して、(よきサマリヤ人の話の場面に登場する)パリサイ人のごとき「同質者限定隣人愛」という偽善に歩んではいないかと?


私にとっては、水谷牧師の指摘は実に痛いものです。
自分の所属教会の恥部をさらすのは好みませんが、
残念ながら、私の所属教会では、
外国人(片親が外国人も含む)信徒との間に「隔ての壁」があります・・・
(しかも、系列教会の中では北海道を代表すべき役割の教会なのに・・・)
私は、これはおかしいと思うので、なんとかならないかと、
その「隔ての壁」を少しでも低くするよう、微力ながら努めています。
少なくとも教会学校においては、「キリストにおいて一つ」という立場から、
分け隔てなく接しています。
あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。
洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
そこではもはや、ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、
男も女もありません。
あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。

(新約聖書 ガラテヤの信徒への手紙3:26~28新共同訳)

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