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2010年10月24日 (日)

私の魂を牢から解き(詩篇142:8)【自作曲】

Alfieri1

上の絵は、ジョット作「聖フランチェスコの死」です。
とても素朴な絵で、その素朴さ故に、悲しみと嘆きがじかに伝わってきます。
だいぶ前に私は実物を見たことがあります。
(フィレンツェのサンタ・クローチェ教会にあります。)

今回は、聖フランチェスコにちなんで、詩篇142:8への自作曲を紹介します。
(なお、詩篇142:8というのは、新共同訳やバルバロ訳などのカトリック系の節数で、
新改訳、口語訳等のプロテスタント系の訳では、7節となります。)
テキストは、以下のとおりです。
私の魂を牢から解き、
み名をたたえさせたまえ。
正しい者は私のまわりに押し迫り、
主が私を恵まれるようにと願う。

(旧約聖書 詩篇142:8バルバロ訳)
この訳は、「聖フランチェスコの死」の絵や、
仏陀涅槃図みたいなのを連想させますね。
実際は、「肉体という牢獄」からの解放、というよりは、
むしろ、物理的な困難などを「牢獄」と捉えた方がいいはずです。
ただ、ヒルティの名著『眠られぬ夜のために 第二部』では、次のような解釈をしています。

「わたしのたましいをこのひとや(※牢)から出し、み名に感謝させてください(詩篇一四二の七)」これはアッシジの聖フランチェスコの最後の言葉でもあった。そしてまた、おそらくわれわれの最後の言葉となるかもしれない。というのは、全体として考えると、老年において多くの苦しみをともなうこの肉体的存在は、自由と、より善き、さまたげなき活動能力とを渇望するたましいにとって、ますます牢獄として感じられるからである。箴言四の一八※。※「正しい者の道は、夜明けのようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる。」
(ヒルティ著『眠られぬ夜のために 第二部』(岩波文庫)P.238「十月十八日」を引用)

作品の説明に戻りましょう。
少し憂鬱なメロディかもしれません。
中間部分は、
世界名作劇場の「小公女セーラ」ED曲「ひまわり」の一部に少し似ているかも・・・
なぜか最近、しばしば心に浮かんでくる曲です。
数年前に与えられた作品です。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20101024_psalms142008no01.MID」をダウンロード

「20101024_psalms142008no01.pdf」をダウンロード

眠られぬ夜のために(第2部)

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