« セ・リーグは日本の地域格差の縮図 | トップページ | 主の祈り(カトリック・聖公会共通)(20)【自作曲】 »

2010年10月 3日 (日)

「地の塩」ではなく「世の調味料」・・・マタイ5:13の面白い訳(附:聖書と味、調味料)

今朝、祈りの時間に「英和対照リビングバイブル 新約」でマタイ5章の英文を読んでいると、
面白い表現を見つけました。マタイ5:13の「地の塩」のところです。
ふつうは、
"You are the salt of the earth. But if the salt loses its saltiness, how can it be made salty again? It is no longer good for anything, except to be thrown out and trampled by men."
(New International Version)→「あなたがたは地の塩である。」
または、
"You are like salt for everyone on earth. But if salt no longer tastes like salt, how can it make food salty? All it is good for is to be thrown out and walked on."
(CONTEMPORARY ENGLISH VERSION)
→「あなたがたは地上においてすべての人のための塩のようなものである。」
などと訳されますが、
リビングバイブルの英語版では、
"You are the world's seasoning, to make it tolerable. If you lose your flavor, what will happen to the world? And you yourselves will be thrown out and trampled underfoot as worthless."
となっていました。

"seasoning"を手持ちの「ジーニアス英和大辞典」(電子辞書版)で調べると、
1.調味(料);味付けをするもの[こと]《◆salt, pepper, garlic, spice, herb, mustardなどをいい、sugarは含まない。》
2.(話などに添えられる)面白味(3.は省略)
とあります。
「地の塩」ではなく、「世(世界)の調味料」・・・
塩という単一の働きよりも、味に彩りをそえるさまざまな調味料。
実に面白い意訳ですね。

今回、聖書における「味」、「調味料」について少し調べてみました。
「食べる」という表現はさまざまな箇所がありますが、
「味」となると、かなり限られてきますね。
代表的なところを聖書箇所だけ列記しておきます。
時間があればご自分で読んで「味わって」くださいね。

・マナの味→出エジプト記16:31、申命記8:3
・酢に浸してパンを食べていた→ルツ記2:14、ヨハネ13:26
・蜂蜜を食べていた→サムエル記上14:27、箴言24:13
・卵の白身と塩→ヨブ記6:6
・渇く人に酢(酢いぶどう酒)を飲ませると・・・→詩編69:22、ヨハネ19:29
・スパイス(サフラン、シナモン)→雅歌4:14
・スパイス(はっか、クミン等)→マタイ23:23
・塩によって味付け、塩はよいもの→マルコ9:49~50

味わい、見よ、主の恵み深さを。」(旧約聖書 詩編34:9新共同訳)
りんごについてあれこれ考えるよりも、食べて味わう方が本質を知ることができるように、
神様も、味わうことができる、ともいえます。
まだ「味わった」ことのない方、とりあえず、「試食」はいかがですか?

« セ・リーグは日本の地域格差の縮図 | トップページ | 主の祈り(カトリック・聖公会共通)(20)【自作曲】 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

聖なる言葉」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

にほんブログ村

  • にほんブログ村
無料ブログはココログ