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2010年9月21日 (火)

「正義」はコワイ~ネットデマの恐怖

今朝新聞を読むと、こんな記事がありました。
(私が読んだのは読売新聞ですが、
北海道新聞のWEBで載っていましたので紹介します。)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/252140.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/250823.html
記事の要旨は、
8月に札幌で発生した連続女性暴行事件の容疑者(不動産会社社員)と同姓だが、
まったくの血縁関係がない不動産会社社長が、
「容疑者の実家だ」と掲示板などでデマを流され、
しまいにはわけのわからない人から会社に電話が来たりするなど、
風評被害にあった、というものです。
風評被害打消しの取組も紹介されていました。

つくづく、「正義」というのは、コワイな~と感じました。
根拠がないのに、一方的な思い込みで、相手を断罪する、
安っぽくて幼稚で狂信的な正義感・・・

通行人が自分に関係のない争いに興奮するのは 犬の耳をつかむようなものだ。
(旧約聖書 箴言26:17新共同訳)
陰口は食べ物のように呑み込まれ 腹の隅々に下って行く。
(旧約聖書 箴言26:22新共同訳)
イエスを十字架につけたのは、午前九時であった。(中略)
そこを通りかかった人々は、頭を振りながら(軽蔑を表す動作)イエスをののしって言った。
『おやおや、神殿を打ち倒し、三日で建てる者、
十字架から降りて自分を救ってみろ。』

(新約聖書 マルコによる福音書15:25、29、30新共同訳)

しばしば、「通りかかった人々」、「通行人」が、手ひどい言葉を浴びせてくるものです。
Yahoo!のニュースへのコメントとかでも、胸が悪くなるようなものが多々あります。
まして、2chなんて、吐き気がしそうなぐらいです。
人間って、これほどまでに悪意に満ちているのか・・・
と思わざろうえなくなるほど・・・

何年か前、「手紙」という映画を観ました。
山田孝之さん、沢尻エリカさん主演の作品です。
犯罪者を兄に持つその弟の苦悩を描いていました。
本人が罪を犯したわけでないのに、その身内だからというだけで、
犯罪者と同様の扱いを受ける・・・
観ていて強く印象に残りました。
目には目、歯には歯」(出エジプト記21:24新共同訳)の旧約聖書でさえ、
罪を犯した本人が死ぬのであって、子は父の罪を負わず、
父もまた子の罪を負うことはない。正しい人の正しさはその人だけのものであり、
悪人の悪もその人だけのものである。

(旧約聖書 エゼキエル書18:20新共同訳)と書いてあります。
そういう時代から何千年も経ったのに、
いまだに旧約以前の段階にとどまる必要がありましょうか。

イエス様が「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。
(新約聖書 マタイによる福音書7:1新共同訳)とおっしゃったのは、
私たちの精神的健康も考慮されていたのではないでしょうか。
余計な正義感で心を興奮させるよりも、
まず自分の足元をみるべきでしょう。

手紙

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