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2010年8月26日 (木)

NHKニュース・おはよう日本・8月26日放送から~教育に関するニュース2題

8月26日のNHK・おはよう日本では、
教育に関する2つのニュースが放送されていました。
1つは、NHK教育で放送された「ハーバード白熱教室」で話題になった、
マイケル・サンデル教授が来日して、東大で講義した、というもの。
新聞各誌でも取り上げられていました。
もう1つは、広がる教育格差に対して、
高校生が日本の貧困を考えつつ、
貧困家庭の子を対象に無料で勉強を教えるなど、
できることを模索する決起大会の様子についてでした。
サンデル教授の講義主題は「正義(Justice)」、
もう一方の教育格差と貧困の問題も、「正義(Justice)」です。

高校生の取り組みは、賞賛に値します。
しかし一方、どうして学校で、
教育格差を縮めるような取り組みができないのでしょうか?
また、お金がかかりすぎる日本の教育制度そのものにも問題があります。
貧困家庭をサポートするような、奨学金とか、寄付制度など、
真にやる気のある子を応援する社会的な仕組みがない限り、
経済格差がそのままある種の身分制度になってしまう恐れがあります。
自由競争社会に、アメリカのような寄付の文化が根付かない限り、
絶望的な格差社会になって、ますます自殺者や社会不安が広がるでしょう。

「日本を救う!教育格差を突き崩す!
学生ボランティアによる日本の子ども支援チーム[ガクボラ]」
というプロジェクトで、上記の取り組みをやっています。
主体は「キッズドア」という団体です。 
ぜひ一度、ごらんください。
http://www.kidsdoor.net/gakubora/index.html

サンデル教授の番組「ハーバード白熱教室」は、少しだけTVで見ました。
日本の大学の講義のような、教授が一方的にしゃべって終わり、
というものではなく、まさに現代のソクラテスのようでした。
双方向の対話による、魅力的な授業でした。
サンデル教授の著書『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)は
哲学書としては異例な売れ行きのようですね。
書店の立ち読みで確認すると、今年5月発売で、
8月時点で既に43刷でした。すごい!
この本はなかなかおもしろそうなので、
そのうち買って読んでみたいと思います。

哲学書などの硬い本が売れるような時代なのですね・・・
『ニーチェの言葉』とか、ドラッカーの『マネジメント』とか・・・
ハウツー本のようなお手軽なものではなく、
もっと本質的な生き方を問う時代がやっと到来したのかもしれませんね。

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