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2010年7月29日 (木)

千葉法相による死刑執行

昨日(7月28日)の読売新聞朝刊1面では、
死刑執行1年間なし」という見出しで記事が出ていました。
千葉法相は死刑執行反対論者だし、
おそらくこのまま、大臣を引退するまで死刑は執行されない、
と思っていました。全然ダメだ・・・
それが、同じ日の夕刊の1面では、
死刑、2人に執行」とデカデカと載っていました。
目を疑うような記事でした。
法相としては当然の判断ですが、
個人的信念を曲げたのは、国会議員としていかがなものでしょうか。
死刑を執行しないという事に対して、
轟々たる非難を浴びても、信念を貫いた方が、
個人としては、もしかしたらよかったかもしれませんけど・・・

それはともかく、日本の法律では、

刑事訴訟法 第475条
1 死刑の執行は、法務大臣の命令による。
2 前項の命令は、判決確定の日から6箇月以内にこれをしなければならない。但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。

となっています。

しかし、歴代の法相が、個人的な信条から、
法の番人でありながら、自ら法を守らない状況が続いています。
「刑が確定してから6カ月以内」というのは、まずありえないですね。

私は凶悪犯に対しての死刑はどちらかというと賛成です。
(ただし、冤罪にならないような十分な審理が尽くされるべきです。)
日本は法治国家なので、法に従って、粛々と刑の執行をすべきでしょう。
もちろん、そもそも死刑に値するような犯罪を犯さない、犯させないようにするのが、
一番いいことです。
死刑は本来あってはならないですが、必要悪ともいえます。

よく、人権団体や宗教団体(特にキリスト教)が、死刑に反対していますが、
個人における赦しを、社会にあてはめてはならないと思います。
社会正義と社会秩序を保つため、死刑はやむをえない刑であると考えます。
個人が赦す、赦さないは自己努力の問題です。

ただ、ヨーロッパのように、死刑を廃止する、というなら、
法相が自分の信念で執行を停止するというような法律違反を認めず、
きちんと法改正をすべきものでしょう。
刑法は憲法のように改正が難しいものではないのですから・・・

死刑の問題について、精神科医の和田秀樹氏が、
ブログで実に適切なコメントを書いております。
その部分だけ引用します:

そういえば選挙で落選した法務大臣が死刑を執行したという。

私としては、いくら冤罪の可能性があるからといって(それを最小限にする努力、たとえば取り調べの可視化や代用監獄問題の解決などは是非やってほしいが)、死刑と裁判で判決が確定したものを法務大臣が死刑にしないのは、行政が三権分立の精神を踏みにじっているとしか思えない。まして行政というのは、日本の場合は、立法府で法律を作れる与党の人間が行っているのだから、気に入らなければ法律を変えればいい(死刑廃止を含めて)のに、それをしないで、行政の段階で執行を停止するのはどういうつもりなのだろうか?金賢妃への莫大な支出といい、死刑囚を無駄に生かしておく経費といい、こういうものは行政訴訟を起こしても、払うのが国だから、大臣がいい加減なことをやる。株主代表訴訟のように、納税者代表訴訟のような制度を作って、無駄な金を支出した大臣そのものが訴えられるようにならないと、国の金が平気で使われてしまう。
※元の記事は以下です:
http://ameblo.jp/wadahideki/day-20100728.html

少し古いブログ記事ですが、法務大臣による死刑執行と法について、
適切な内容の記事がありますので紹介します。
http://miso.txt-nifty.com/tsumami/2005/06/post_167d.html

みなさんは、どう思いますか?

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