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2010年5月の40件の記事

2010年5月16日 (日)

ブログ一時休止のお知らせ

突然ですが、都合により、1ヶ月ほどブログを休止します。
コメント等にもお答えできませんことをあらかじめご了承願います。
再開は、6月中旬か下旬の予定です。

2010年5月14日 (金)

トラップ一家物語(完結版)

世界名作劇場の完結版シリーズの続きです。

トラップ一家物語」は、NHK・BS2での再放送で、
1度観たことがあります。
世界名作劇場の中でも、特に好きな作品の一つです。
原作と、映画「サウンド・オブ・ミュージック」は大好きですが、
それに劣らず、「トラップ一家物語」も好きです。
一番原作に近い作品と言えます。

さて、完結版に移りましょう。
完結版は、構成がよくないものが多いのですが、
トラップ一家物語」の完結版は、物語の要点をよくまとめています。
ミニ「サウンド・オブ・ミュージック」というような感じに仕上がっています。
本編を観たことがない人でも、かなり物語を堪能できるのでは、と思えます。
讃美歌やシューベルトの「野ばら」などをうまく取り入れてくれているのもいいです。
完結版シリーズの中で、出来のよいものの一つです。

前半が、マリアがトラップ家にやってくるところから、
子供たちと心を通わせていくところ、そして結婚まででまとめられています。
後半は、銀行の破産から、トラップ一家合唱団の結成、ナチスの脅威、
そして、オーストリアからの脱出でまとめられています。
トラップ一家物語」全編への入門、そして原作への入門として最適です。
完結版だけでも、十分に感動できます。

あえて、完結版(というよりは、この作品のDVD、動画)での残念なところといえば、
OP曲が「ドレミの歌」ではなく、
ほほえみの魔法」に差し替えられているところでしょうか。
仕方がないことなのですが・・・

ED曲の「両手を広げて」は、
世界名作劇場シリーズのED曲の中で、一番好きです。

今までに書いた「トラップ一家物語」、
サウンド・オブ・ミュージック」関連の記事です。

『サウンド・オブ・ミュージック』①~アニメ「トラップ一家物語」
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-cbb1.html

『サウンド・オブ・ミュージック』②~原作
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-366b.html

『サウンド・オブ・ミュージック』③~映画
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-f33a.html

映画「菩提樹」、「続・菩提樹」(原作を初めて映画化した作品。ドイツ映画)
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-8bba.html

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2010年5月13日 (木)

書評:和田秀樹著『受験のシンデレラ』(小学館文庫)

受験生や、希望を見失っている人におすすめの小説です。

精神科医の和田秀樹氏が初めて監督した映画、
受験のシンデレラ』を、氏自らが小説化したものです。
私はまだ残念ながら、その映画を観ていませんが、
(公式HPを見ると、北海道では公開されていないようです。
レンタルビデオ店でも、パッケージを見たことはありません。)
なかなか良さそうな内容かな、と思います。
モナコ国際映画祭で4つの賞をとっています。
ちなみに、モナコ国際映画祭というのは、2003年から始まったもので、
大きな特長の一つが、
暴力、セックス描写のない家庭向けの映画のみを対象とする。」です。
WIKIより引用)

映画と小説のあらすじをWIKIでうまくまとめていますので、引用します。

“受験指導のカリスマ”と呼ばれ、富も名声も手に入れた塾講師の五十嵐。かつての正義感や情熱をすっかり失っていた彼は、ある日、余命1年半の末期癌との宣告を受ける。旧友でもある外科医の小宮は、治癒は絶望的であり、根治治療よりも余命を充実して全うできるよう緩和ケアを受けることを勧める。
そんな時、五十嵐は貧しい家庭に暮らす高校を中退した16歳の少女、真紀と出会う。劣悪な家庭環境で自暴自棄になっていた彼女だが、その潜在的な能力に気づいた五十嵐は、彼女を東大に合格させることを自らの最後の使命と定め、自分の持てるすべての受験テクニックを真紀に注ぎ込んでいく。

さて、小説の感想等に移りましょう。
主人公の塾講師・五十嵐は、癌で死んでしまう、というのを除けば、
だいたい、和田秀樹氏そのもの、というのがすぐわかります。
受験は要領』(PHP文庫)という大ベストセラーを出している人ですから。
そういう意味では、かなり自伝的な要素が強いものです。
もっとも、五十嵐は、結構ワルな面もあるので、
ちょっと恐そうなサングラスをかけた和田秀樹氏、という感じですね。

東大受験は、確かに北海道(ただし札幌市を除く)に住んでいると、
夢のまた夢、というイメージしかなかったですが、
完璧を目指すのではなく、
最低ラインでもいいから、トータルで合格するのを目指す、という受験テクニックは、
「へぇ~」と思わされました。
もちろん、これはフィクションですから、そんなに簡単に行くものではありませんが・・・

小説としては、最初のところはかなりぎこちない感じがしますが、
中盤からは、物語にグイグイと引き込まれていきます。
受験のシンデレラ」となる高校中退の少女・真紀へ渡される、
実在の参考書の数々や、受験の極意というべきカードがたまっていくところなど、
とても参考になる情報が満載です。
受験版「あしたのジョー」とでも言うべきか・・・
貧しくても、高校中退でも、やり方次第、本人の努力次第では、
一流大学を目指せるんだ、という励ましこそ、この作品の第一の主題です。
(第二の主題は、緩和医療によって、末期癌でも、かなり最期まで、
人間らしい生き方ができる、というものです。)
受験勉強をフルマラソンに例えるなら、
いきなり42.195kmを走るのは、まず無理ですね。
少しずつ、余裕で走ることができる距離を伸ばしつつ、
適切な練習メニューを提示することで、
フルマラソンは可能になるでしょう。
受験勉強でも、たぶんそうなのでしょうね。

著者は、「あとがき」の中でこう書いています。
「 現在の教育格差というもののなかで最大の問題は、国が推進したゆとり教育の影響で、受験名門の私立中高一貫校に入らないと東京大学や有名大学医学部に合格することが難しくなっており、経済的に豊かでない人たちや地方の人々はその機会が著しく狭められていることにある。それらの人たちは結果として勉強の絶対量が少なく、一流大学への進学を断念せざるを得ず、将来に希望を持つことができず、簡単に人生を諦めてしまうという大きな問題も生まれている。それを「希望格差社会」「意欲格差社会」「下流社会」などと呼んで、多くの社会学者が口を揃えて問題視し、いまや流行語にすらなっているのだ。
  私も、日本の子供たちの学力や勉強時間がアジアのすべての国の子供たちに負けていることも含め、さまざまな言論活動を通じてその問題について訴えかけてきたのだが、活字での訴えは結局「上流」の教育熱心な層にしか読んでもらえず、よけい格差感を広める結果になったのではないかと危惧するようにもなったのである。
(中略)
  やはり活字以外のメディアで訴えかけない限り、今の「希望格差」「教育格差」「学力低下」の問題は解決しないのではというのが結論となり、私を映画製作に突き進ませたのである。
(『受験のシンデレラ』P.250~251から引用)

この小説と映画が、「格差社会」の希望の福音の一つになってほしいと思います。

映画の公式HPは、以下です。
http://www.juken-movie.com/
和田秀樹氏の公式ブログは、以下です。
私は毎日読んでいます。
大胆な発想で、「日本をよくしたい!」という気概があふれています。
http://ameblo.jp/wadahideki/

和田秀樹氏には関係ありませんが、
毎日私が読んでいるブログの一つ
Meiko Aikoku Blog」(明光義塾釧路愛国教室のブログ)に、
すばらしい文章がありますので、ぜひ読んでみてください。
MDWとD-MDW」という文章です。
題だけ読むと、何の事だかわかりませんが、
読むと、「まったくそのとおり!」と思います。
この文章のみならず、火を噴くような、
学力向上への熱い想いの記事がたくさんあります。

原作

映画DVD

※2016年7月3日追記
この作品が、NHKでドラマ化されます。
BSプレミアム、日曜夜10時から、全8回です。
小泉孝太郎さん、川口春奈さんが主演です。
受験のシンデレラ(NHKサイト)

NHK・歴史秘話ヒストリア「雨にも負けぬサラリーマン ~宮沢賢治 最期の2年半~」(5月12日放送)

宮沢賢治とサラリーマン?
宮沢賢治がサラリーマン、しかもセールスマンをやっていた、
というのを、この番組を観て初めて知りました。

5月12日放送のNHK・歴史秘話ヒストリア
雨にも負けぬサラリーマン~宮沢賢治 最期の2年半~」は、
すばらしい内容で、働くことの意味を現代に問うものでした。

番組の中では、賢治のサラリーマン生活の様子と、セールスの工夫が、
まず第一に興味深かったです。
さすが、いろいろなアイデアがあったようですね。

次は、代表的な童話の一つ
グスコーブドリの伝記』が成立するまでの変遷と、
賢治の生涯の変遷との対照です。
賢治における職業観が深まるにつれ、
「人からほめられなくても、やるべきことをやり遂げる」、
という主人公像に変化していった、というところを、
絵を使って短時間ながら、よくまとめてありました。

最後に、有名な「雨ニモマケズ」の成立です。
番組の中で、とても感動したところです。
営業マンとして東京出張中に、過労で倒れ、
病床にあって、この詩は書かれたそうです。
過労で倒れるセールスマン、というのは、何とも現代的な苦しみです。
そのような中で、
日本の近代詩の中でも特に有名な作品の一つである
雨ニモマケズ」が書かれた、というのは感動的ですね。

番組では、「サラリーマン宮沢賢治」という切り口だけだったので、
行動、思想の背景である宗教観(特に法華経との関わり)については、
一切触れられていませんでした。
宗教とか文学から見た宮沢賢治像というのは、
たくさんの人が研究済みですから、
改めて触れる必要がないのかもしれません。
NHK・歴史秘話ヒストリアの視点は、
私にとっては斬新なものでした。
ただ、結論から言えば、「サラリーマン宮沢賢治」よりも、
「20世紀の菩薩・宮沢賢治」という方が、ぴったりかも・・・

私は宮沢賢治の童話を小学3、4年生頃から読んでいました。
叔母が何冊か買い与えてくれたものです。
(余談ですが、夏目漱石の「我輩は猫である」とかまで読まされたので、
かえって、夏目漱石森鴎外などは嫌いになってしまいました。
名作で好きだったのは、宮沢賢治の童話と、小泉八雲の「怪談」でした。
良い作品だからといって、あまりに早く読ませすぎるのは、かえって逆効果です。)
小学生の時、国語の教科書にもいくつか掲載されていました。
高校生、いや20歳過ぎても、機会あるごとに、
文庫本で宮沢賢治の童話は何度も読んだことがあります。
好きだった作品は、「注文の多い料理店」、「よだかの星」などでした。

まだ残念ながら、賢治ゆかりの地、岩手県にはきちんと行ったことがないので、
いつか、行ってみたいな、と思っています。

番組HPは、以下です。
まだ何回か再放送の予定があります。
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/45.html

2010年5月12日 (水)

わたしは既に世に勝っている(ヨハネ16:33)【自作曲】

あなたがたには世で苦難がある。
しかし、勇気を出しなさい。
わたしは既に世に勝っている。
(新約聖書 ヨハネによる福音書16:33新共同訳)
イエス様が最後の晩餐の夜、弟子たちに遺した御言葉です。

今回紹介するのは、この御言葉への作曲です。
確かに、生きている限り、いろいろな不安や苦しみは尽きません。
「神様、助けてください!」と祈っても、
なんとなく、むなしくこだまするだけにしか感じない時もあります。
そういう時こそ、イエス様の語られた御言葉を、
しっかりと噛み締めてみたいものです。

わたしは既に世に勝っている。」!!!
私も、今日、この御言葉に力づけられました。
歌の御言葉を通して、イエス様が直接語られているようです。
落胆したり、憂鬱な事があっても、
勝利のイエス様が、共におられます。
イエス様が勝利者なら、イエス様を信じる私達も、
きっとそれを乗り越える力が与えられます。
だれが世に打ち勝つか。
イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。
(新約聖書 ヨハネの手紙Ⅰ5:5新共同訳)

皆で歌う際の便宜のため、一部( )付で別な歌詞を用意しています。
(わたしたち)には世で苦難がある。
しかし、勇気を出し(ましょう。)
(主イエス)は既に世に勝っている。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

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おすすめWEB記事~幸せをもたらす「つ」のつく教育(MSN産経ニュース5月12日)

これはなかなか良い記事です。
幸せをもたらす「つ」のつく教育」という記事が、
MSN産経ニュース5月12日にありました。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100512/edc1005120734001-n1.htm
この「つ」のつく教育とは、何でしょうか。
記事から引用しましょう。


 ひとつ、ふたつ、みっつと数えていくと、9までは「つ」がつきますが、10は「とお」となり、それから後は「つ」がつきません。この「つ」がつく間、すなわち1~9歳の間に適した“「つ」のつく教育”という教育法があります。
 これは、適切な言葉掛けによって本人をその気にさせ、できるように導く指導法。9歳くらいまでは信頼している大人の言葉を素直に聞き入れますから、たとえできていなくても、「あら、できるじゃない」「前よりずっとできるようになったじゃない」と声を掛けることで、本人をその気にさせることができます。すると、そうした気持ちがやる気を起こさせ、本当にできるようになっていくのです。
(中略)

良い言葉を掛けられてその気になり、「自分はできるんだ!」というプラスの気持ちで努力を楽しみ、やがて本当にできるようになっていく。「つ」の教育は親にも子にもとても幸せな教育法ですが、通じるのは小学校低学年まで。できる期間は短いのです。せっかくそれができる年ごろの子供を育てているのだから、ぜひ実践してほしい。今しかないのだから。

ぜひ、全文をお読みください。

北海道に住んでいると、「小学受験???」という反応しか出ません。
(北海道教育大附属小学校を目指す親子は別ですが・・・)
東京に住んでいる人なら、切実感があるのでしょうが・・・

私には子どもはいませんが、
教会学校で子ども達に接するときは、
常にほめることを心掛けています。
それも、大げさなぐらいに・・・
ほめるのは、相手にとってもうれしいし、
自分にとっても、快いものです。
よい言葉がよい人生を作ります。

世界名作劇場・赤毛のアン(全編)~『赤毛のアン』(その2)

世界名作劇場シリーズの中で、一番好きな作品は何か、
と質問されたら、私は「アルプスの少女ハイジ」と、
赤毛のアン」を選びます。
どちらも甲乙つけがたいほど大好きですが、
あえて、どちらか1作だけ、と問われたら、
躊躇なく、「赤毛のアン」をとるでしょう。

赤毛のアン」の本放送時には、
確かきちんと観ていなかったような気がしますが、
主題歌だけはなぜかだいたい覚えていました。
(本放送後数年たっての再放送で少し観ていたかもしれませんが、
まったくといっていいほど、内容は覚えていませんでした。)
ただ、幼い頃の記憶の一つとして、
幼稚園児向けの雑誌で、
アンの髪の毛が緑色に染まるところ(第30話)の絵があり、
とても不気味に思ったのを、今でも強烈な印象として残っています。

世界名作劇場の「赤毛のアン」をきちんと観たのは、
中3の冬に原作を読んだ後、高校生の時でした。
民放で、夕方に再放送していました。
これは欠かさず観ました。
高校生の時はほとんどテレビを視聴しなかった私ですが、
これは例外的に、楽しみに観ていました。

それから月日が流れて、再び再放送を観たのは、数年前でした。
民放で、朝に再放送をやっていたのと、
その後に、NHK・BS2での再放送も観ました。
さらには、つい数ヶ月前、
我が家で「ひかりTV」を無料で試していたので(結局、契約しませんでしたが・・・)、
その無料期間中、妻と一緒に、
赤毛のアン」ほぼ全話をかなり駆け足で視聴しました。
(セリフがなさそうなところは飛ばすなど、ちょっと乱暴でしたが・・・)
約4回(「約」がくせものデスネ)、全話を観たことになります。
原作も大変好きなので、セリフを聴いただけで、
だいたいどの辺の話なのか、すぐ想像することができます。

高校生の時に観たよりも、今の方が、
セリフの味わい深さがよくわかります。
また、特に45話以降の展開は、いっそう胸に響きます。
ただ、47話、48話のところは、観るのがつらすぎて、
きちんと観ることができません。
(近年の再放送時も、号泣しそうになるのを予想して、
テレビで放映されている時は観ずに、録画をして後から観ました。
案の定、激しく泣いてしまいました・・・
世界名作劇場で、泣けるシーンの定番と言えば、
フランダースの犬」のラストですが、
私にとっては、「赤毛のアン」のマシュウの死のところの方が、
ひどくこたえます・・・
もちろん、「フランダースの犬」も感動的ですけど。)

赤毛のアン」のみどころは、
中間までの、とんだ失敗ばかりするアンの姿も面白いですが、
やはり後半の、アンが落ち着いた女性へと成長するあたりからの方でしょう。
第30話以降の、心の成長や、
特に第37話の「十五歳の春」の、
大きくなったアンの姿に改めて驚くマリラの姿など、
人生の重みを随所に感じさせます。
初めはおしゃべりで空想好きだったアンが、
だんだんと、現実的になっていく姿は、
他の世界名作劇場にはない要素です。

マシュウの死のところ(第47~48話)以外で、
最も感動的なところは、第46話「マシュウの愛」です。
最後の部分は、感涙ものです。
また、第49~50話もすばらしい展開です。
ギルバートと和解するところや、
ブラウニングの有名な詩を引用して終えるところなど、
余韻が実にすばらしいです。
日本のアニメの最高傑作のひとつかもしれません。
主題歌「きこえるかしら」は、とてもロマンティックで、
世界名作劇場のOP曲としては一番好きです。
(ただ、歌詞は、第1話にしかあてはまりませんが・・・)
DVD-BOXはまだ持っていませんが、
いつかぜひ所有したいと考えています。

今回はおまけとして、「赤毛のアン」最終回(原作でも)に引用された、
ブラウニングの詩の全体を、英語と日本語訳で引用します。
引用は、平井正穂編『イギリス名詩選』(岩波文庫)P.240~241からです。
とても短いものです。
(中学生の時、英語の教科書に載っていたような気がしますが・・・)

Pippa's Song  by   Robert Browning

The year's at the spring
And day's at the morn;
Morning's at seven;
The hill-side's dew-pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in his heaven---
All's right with the world !


ピパの唄」  ロバート・ブラウニング

歳はめぐり、春きたり、
日はめぐり、朝きたる。
今、朝の七時、
山辺に真珠の露煌く。
雲雀、青空を翔け、
蝸牛、棘の上を這う。
神、天にいまし給い、
地にはただ平和!


このシリーズ、次回は、原作と実写版について書く予定です。

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映画「マルタのやさしい刺繍」

スイス映画、というのを初めて観ました。

5月11日、BSジャパンで、
マルタのやさしい刺繍」という映画が放映されていました。
2008年の劇場公開時、少しは興味がありましたが、
結局観に行きそびれたので、今回の放送はうれしかったです。

映画のあらすじ等については、以下をお読みください。
引用元は、下記です。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD13412/story.html

スイスの小さな村に住む80歳のマルタは、9ヶ月前に夫に先立たれて以来鬱々とした日々を送り、自分も早く夫のもとへ行きたいと願うようになっていた。ある日、昔得意だった裁縫仕事を依頼され、眠っていた創作意欲に火がつくまでは。若い頃、マルタは手刺繍のランジェリーの店を開くことを夢見ていたのだ。早速、親友リジーの手を借りて開店準備を進めるが、村人はハレンチな下着の店に眉をひそめるのだった。

保守的で村中が皆知り合いというこぢんまりとしたコミュニティに、老未亡人が一大センセーションを巻き起こす。極めて牧歌的な風景の中で小さな革命が起こるのだ。舞台はチーズで有名なスイスのエメンタール地方。ヒロインが得意とする美しい手仕事は彼の地の伝統であり、また、夢を実現させ生きる喜びを見出す革新的なパワーにもなるのだ。他言語国家ゆえに大ヒット映画は生まれにくいとされるスイスで、ハリウッド大作を抑え2006年度の観客動員数No.1を獲得した本作。88歳で映画初主演を果たしたシュテファニー・グラーザーを筆頭にベテラン女優たちを輝かせたのは、1972年生まれの新鋭女性監督ベティナ・オベルリ。


映画の感想です。

見るからにしわくちゃのおばあさんが主人公です。
冒頭から、ため息ばかりで生きる気力が失せた様子の描写から、
すっかり映画に引き込まれてしまいます。
年老いてしまったとはいえ、やはり新たな生きがいが必要です。
そんな時、旗の修理のための裁縫を依頼されたのをきっかけに、
昔やっていた下着の裁縫をもう一度やってみよう、という創作意欲がわきます。
そして、小さな村にはセンセーショナルな、ランジェリーショップが開かれます。
牧師をやっている息子からは礼拝の説教において公然と非難され、
いろいろな人から嘲笑されたり、仕事を妨害されたりします。
しかし、夢をあきらめず、ついにはインターネットを通して販路を広げ、
新聞にまで載るようになります。
どんな困難があっても、あきらめそうになっても、
夢を実現していく姿が痛快でした。
日本でも、老人ホームで上映してみたほうがいいかもしれません。

年だからとか、伝統を破るとか、世間体を気にしてではなく、
スタートが遅くなっても、夢を実現させてゆくことのすばらしさを、
この映画は教えてくれます。
この映画はフィクションですが、
実際の人物では、
たとえばアメリカの女性画家、グランマ・モーゼスは、
70歳を越えてから絵を本格的に描くようになり、
101歳で亡くなるまでに、1600点もの作品を描いています。
年齢を考えて、あきらめてしまうのは、もったいないですね。
また、「老いらくの恋」というのは、ともすると嘲笑されがちですが、
いくつになっても、人を恋することができる、というのは、
とてもステキなことだと、私は考えます。

ちなみに、エメンタール地方の特産物は、前述のとおり、
チーズです。
昔再放送をよくやっていた、「トム&ジェリー」に出てくるような、
穴空きチーズの本場ですね。

この映画における牧師と教会の姿は、
残念ながら、ひどく偽善的です。
牧師が不倫をするし、教会が嘲笑の場になっていました。
夢を妨げる代表みたいなものですね。
(ヨーロッパ系の映画では、牧師はあまりいい存在ではないのかも・・・)

観ると元気になるような映画です。
映画の公式HPは、以下です。
http://www.alcine-terran.com/maruta/index.html
DVDは、入手が難しいかもしれません。

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2010年5月11日 (火)

PSALM117(28)(詩篇117(28))【自作曲】

詩篇117シリーズです。

今回で、詩篇117シリーズは、28曲目です。
今回は、テキストがすべて英語です。
テキストは、THE NEW AMERICAN BIBLEです。
アメリカの、カトリック訳の聖書です。
妻がお土産に買ってきてくれたものです。
お土産の聖書のページをパラパラとめくるうち、
詩篇117が目にとまり、一気に作曲が与えられました。
とても勢いがあり、詩篇117をよく表現していると思います。

普段、この聖書を読む機会はまずないと思いますので、
テキスト全文を掲載します。


PSALM 117

The Nations Called To Praise

Praise the LORD, all you nations!
Give glory, all you peoples!
The LORD's love for us is strong;
the LORD is faithful forever.
Hallelujah!


ちなみにこの聖書(旧約、旧約続編、新約全部含む)、
いろいろ調べたのですが、日本での入手は難しいようです。
新約聖書だけなら、女子パウロ会のサイトで入手できるようです。
http://shop-pauline.jp/?pid=5295470

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20100511_psalms117allno28_english.MID」をダウンロード

「20100511_psalms117allno28_english.pdf」をダウンロード

2010年5月10日 (月)

おすすめ記事~【政治部デスクの斜め書き】心が麻痺しているのでは…(MSN産経ニュース5月9日)

最近、首相自ら、コロコロと前言撤回し過ぎたり(ブレすぎ)、
政治家の脱税や違法献金があっても、誰も責任をとって辞めようとしない・・・
そんなことが、何度もあるので、多少のことでは、誰も騒がなくなりつつありますね。
そういう時代の空気を代弁しているような記事を読みました。
MSN産経ニュースのコラム、
「【政治部デスクの斜め書き】心が麻痺しているのでは…」(5月9日)です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100509/stt1005091802002-n1.htm
今のような政治状況は、フランスとかだったら、
暴動が起きてもおかしくありません。
しかし、今は、せいぜい沖縄とか徳之島の人が立ち上がるだけで、
日本全体で「おかしい!」と声をあげる気力さえ失われているような気がします。
首相が1日も早く自滅していくのを、ただ待ちわびるばかり・・・
私も、「心が麻痺している」一人かもしれません。

上記の記事から、一部分だけ、引用しましょう。
最後の部分です。
ぜひ、記事の初めから、お読みください。

 かつては、事件であれ、不祥事であれ、失言であれ、一報が小さくても重大な問題ならば、次第に大きなニュースになっていった。まず、国会が騒ぎ出し、それぞれの政党の支持団体が騒ぎ、それが全国に広がっていくからだ。
 ところが今はそれが極端に少ない。まず最大与党の民主党は政権に都合の悪い話には口をつぐむ。デモや反対集会など世論喚起を得意とした労働組合や市民団体は今は政権最大の後ろ盾となっており、驚くほどにおとなしい。加えて現政権は危機管理がなっていないから対応は常に後手に回る。野党・自民党もまだ与党ボケが抜けず、まったくふがいない。
 このままでいいのだろうか。夏の参院選で与党が過半数をとれば、首相は誰であれ、民主党を中心とした政権は3年以上続くだろう。その間にますます人々の感受性は鈍り、日米関係は修復不能となり、中国はますます太平洋に勢力を広げ、国内では外国人地方参政権付与法も、民法改正も、人権侵害救済法も、皇室典範改正も、それほど騒ぎにならずに成立していくのではないか。そして気づいた時は、日本列島は日本人だけのものじゃなくなってしまうかも知れない。(石橋文登)

世界名作劇場・赤毛のアン(完結版)~『赤毛のアン』(その1)

赤毛のアン』は、原作・アニメどちらもとても大好きで、
思い入れの深い作品なので、
何回にかに分けて、記事を書きます。

1回目は、世界名作劇場の『赤毛のアン』完結版です。

率直な感想は・・・
完結版を観るくらいなら、
アニメ版DVDの1巻だけでも見てほしい、ということです。
確かに、『赤毛のアン』の物語の要点は、
うまくまとめています。
しかし、『赤毛のアン』の魅力は、
原作に忠実なセリフの妙と、
背景とか、壁紙の色などの細部などにあると思います。
(『赤毛のアン』の完結版は、私にとっては、
本来観る必要がないのですが、
全作品の完結版制覇のため、一応観ました。)

完結版の前半は、アンがグリーン・ゲイブルズに来た時と、
ダイアナとの友情の誓い、「にんじん事件」、
ダイアナの妹ミニー・メイの命を助けることなどが、
ピックアップされていました。

後半は、いきなりアンが15歳になったところから始まります。
クイーン学院入試、エイブリー奨学金受賞、マシューの死、
大学進学をあきらめ、
マリラと共にグリーンゲイブルズに住むことを選ぶところ、
などがピックアップされていました。

構成以外で残念なのは、ナレーションがオリジナルと違うことです。

確かに、物語を要約すれば、完結版のとおりでしょう。
しかし、これでは、作品のすばらしさはあまり伝わってきません。
完結版は、記念写真程度に扱うべきものでしょう。
物語の要点だけ観たい、知りたい、というなら、
これでも十分ですが・・・
それなら、実写映画版を観たほうが、よほどマシだと思います。
唯一、完結版でいい点は、ED曲の部分です。
本編では、まったく動かない背景ですが、
完結版では、ちゃんと動きがある展開になっています。

次回は、アニメ版本編について、書く予定です。

完結版

全話収録

世界名作劇場の中の孤児

先日、NHKの特別養子縁組の番組を観終えてから、
ふと考えると、世界名作劇場には、孤児の主人公がたくさんいる、
ということに気がつきました。
ここで言う「孤児」の定義は、両親がいない、ということにしておきます。
90年代までの24作品中、10作品で、孤児が主人公になっています。
ここで、孤児が主人公になっている作品を列記してみましょう。

・アルプスの少女ハイジ
・フランダースの犬
・ペリーヌ物語
・赤毛のアン
・トム・ソーヤの冒険
・小公女セーラ
・愛少女ポリアンナ
・私のあしながおじさん
・トラップ一家物語
・家なき子レミ

あと、「あらいぐまラスカル」で、ラスカルを主人公とするなら、
ラスカルも「孤児」になりますが、普通はこれは考えませんね。
「トラップ一家物語」の主人公マリアは、
設定上孤児ですが、物語の展開にはあまり関係ないですね。
「家なき子レミ」は、実は小さい頃に誘拐されていて、
実の母親がおり、最後には再会する、という内容なので、
厳密に言うと、「孤児」の話ではないかもしれません。
今回の考察では、省きます。

この中で、孤児院が関係するのは、
「赤毛のアン」と「私のあしながおじさん」だけですね。
あとは、おじいさんやおばさんなどの親戚に引き取られています。
「赤毛のアン」と「小公女セーラ」は、
まったく血のつながりのない人に引き取られています。
「小公女セーラ」では父親の友人にセーラが引き取られますが、
「赤毛のアン」は、まったくの他人である、
マリラとマシューの兄妹に引き取られましたね。
でも、確かアンは、養子縁組はされませんでした。
しかし、すごく愛され、自分の人生を切り開いていきます。

世界名作劇場の半分近くの物語は、
孤児が幸せをつかむまでの物語である、ともいえそうです。
(「フランダースの犬」は例外として・・・)
だからこそ、これを観た・観ることになる子ども達は(大人も含めて)、
出自や今の経済状況などであきらめるのではなく、
幸福をつかむ努力をしよう、という気持ちになることができると思います。

主の祈り(カトリック・聖公会共通)(15)【自作曲】

主の祈り」シリーズです。

今回は、カトリック・聖公会共通の「主の祈り」への作曲の、
第15番目です。
10番以降は、最近(2010年4月、5月)の作品です。
ニ長調の曲で、おだやかさと威厳があります。
結構気に入っています。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

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2010年5月 9日 (日)

とこしえの契り(ホセア2:21~22)【自作曲】

聖書では、神様と神の民(わたしたち)との関係を、
いろいろな表象で表しています。
代表が、「主人と僕(しもべ)」、「父と子」、そして、「夫と妻」です。
私にとっては、どうも「主人と僕」というイメージは、あまりなじめません。
(プロテスタントの厳格な派の人なら、これが一番しっくり来るかも・・・)
人によっては、「父と子」も、なんとなくピンと来ないかもしれません。
(特に、現代日本では、父親の影が薄いですから・・・
あるいは、昔なら、父親というのは、ただ恐いだけ、
というイメージも強かったですね。
私自身、本当に「父親の愛」を実感したのは、20歳を過ぎてからでした。
一般的に、「父の愛」より、「母の愛」という方が、
わかりやすいのは確かです。)
私ならやっぱり、「夫と妻」の関係、愛で結ばれた関係が、
一番わかりやすく、神の愛の姿を実感できます。
聖書は、男女の結婚で始まり(創世記1~2章)、
結婚が中間にあり(雅歌)、
神様と神の民の結婚(ヨハネ黙示録19章以降)で終る、
偉大なラブストーリーである、と私は考えています。

旧約聖書のホセア書では、
神様と神の民との「結婚」のイメージが、感動的に表されています。
預言者ホセア自身、結婚において、とても苦い思いを経験した人です。
1章と3章にその顛末が出ています。
地上における結婚、という「模型」から、
天と地との結婚という、「本体」を指し示しているわけです。

今回紹介するのは、ホセア書の中心となる聖句への作曲です。
テキストは、旧約聖書ホセア書2:21~22新共同訳です。
まず、新共同訳のテキストをそのまま引用しましょう。

わたし(=主)は、あなた(=直接的には、イスラエル)ととこしえの契りを結ぶ。
わたしは、あなたと契りを結び
正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。
わたしはあなたとまことの契りを結ぶ。
あなたは主を知るようになる。

これを歌にする際に、「わたし(=主)」のところを、
「主」と変えました。
変更したテキストは以下のとおりです。

「(主)はあなたととこしえの契りを結ぶ。
(主)はあなたと契りを結び
正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。
(主)はあなたとまことの契りを結ぶ。
あなたは主を知るようになる。

さらには、任意のテキストとして、
あなた」というところを、
(わたし)に置き換えて歌えるようにもしています。

神様の結婚宣言!
わたしは、とこしえの愛をもってあなたを愛し
変わることなく慈しみを注ぐ。
(旧約聖書エレミヤ書31:3新共同訳)

旧約聖書において、「知る」という語は、
知的に「知る」という意味もありますが、
たいていは、肉体関係をも含めた、深い関係になることを意味します。
観念的に「知る」というよりも、全人格的に「知る」ということです。
(創世記の初めの方に、
さて、アダムは妻エバを知った。」(創世記4:1新共同訳)
という表現が出てきます。同様な表現は多数です。)
神様と深い、深い関係になる・・・
主よ、あなたはわたしを究め わたしを知っておられる。
(旧約聖書 詩編139:1新共同訳)
単なる知的好奇心を満たすだけではなく、
主の愛を直接体験する、これこそが信仰の真髄です。
そういう意味で、「契る」とか「知る」という言葉を使ってまで、
神様は、私達をとことん愛し抜こうと、待っておられます。
イエスは、・・・世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。
(ヨハネによる福音書13:1新共同訳)

曲の説明に移ります。
イ長調の、愛情あふれる曲です。
旧約聖書の預言書への作曲の中では、
とても気に入っている曲の一つです。

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Love never fails! (1CORINTIANS13:4~8) 【自作曲】

今日、5月9日は、私にとって、特別な記念日です。
(何の記念日かは、一応、秘密にしておきますが・・・)

記念として、今回は、
コリント1・13章の「愛」のところへの作曲を紹介します。
以前にも1曲紹介していますが、
今回のテキストは、英語です。
CEV(Contemporary English Version)の1CORINTIANS13:4~8への作曲です。

あまり読む機会がないと思いますので、引用します。

Love is kind and patient,
never jealous, boastful, proud, or rude.
Love isn't selfish or quick tempered.
It doesn't keep a record of wrongs that others do.
Love rejoices in the truth, but not in evil.
Love is always supportive, loyal, hopeful, and trusting.
Love never fails!

この曲は、妻の親戚の結婚祝いのために作曲しました。
愛情のこもった作品です。

愛は忍耐強い、愛は情け深い。・・・(Ⅰコリント13:4新共同訳)
夫婦、家族が一生努力していくべき、指標となる御言葉ですね。

このテキストへの作曲は、これが5番目になります。
以前、1番目の曲(こちらは新共同訳への作曲)を紹介していますので、
よろしければ、お読みください。
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-f0dc.html

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2010年5月 8日 (土)

NHK・ヒューマンドキュメンタリー「私の“家族”」(2010年5月7日放送)

2010年5月7日にNHKで放送された、
ヒューマンドキュメンタリー「私の“家族”」は考えさせられる番組でした。

この番組は、「小さないのちを守る会」代表の、
水谷潔牧師のブログで知りました。
特別養子縁組制度によって、「親子」となった2家族のドキュメントです。

ところで、特別養子縁組とは、どういう制度でしょうか。
わかりやすく書いているサイトから引用します。

養子縁組とは、親子関係のない者同士を、法律上親子関係があるものとすることです。養子縁組には、普通養子縁組(一般養子縁組)と特別養子縁組の2つがあります。
 普通養子縁組とは、養子が実親との親子関係を存続したまま、養親との親子関係をつくるという二重の親子関係となる縁組のことをいいます。この場合における養子を普通養子といいます。
 特別養子縁組とは、養子が戸籍上も実親との親子関係を断ち切り、養親が養子を実子と同じ扱いにする縁組のことをいいます。この場合における養子を特別養子といいます。

(引用は、以下のサイトからです。)
http://123s.zei.ac/souzoku/youshi.html

番組では、2つの家族が登場します。
1つは、中学生1人と小学生2人の養子がいる家庭、
もう1つは、生後6ヶ月の赤ちゃんを引き取ったばかりの家庭です。
ともに、東京のNPO法人、環の会の斡旋によるものです。

環の会を通して特別養子縁組する場合、
親は子に、養子であることを隠さず伝える必要があるそうです。
だから、養子になった子は、「産みの母に会いたい!」と願っている・・・
そういうところをクローズアップしつつ、
「家族とは?」という問いかけを、私達に投げかけています。

番組の中で、一番不可解で、「なぜ?」というシーンは、
産みの母親が、子どもを手放して、養父母になる夫婦に手渡すところです。
プライバシー保護のため、産みの母親は、画像加工されていて、
まったくどんな人かわかりませんでしたが、
結構立派な家に住んでいる人のようでした。
(応接セットの立派さとか、リビングにあったテレビの大きさから推測すると・・・)
どういう事情で子どもを手放すのか、一切説明はありませんでしたが、
見ていて、なんともやりきれない思いでいっぱいでした。
これからの子どもの幸福を願うばかりです・・・

私は、血のつながりよりも、愛情のつながりの方が、
もっと大切だと思います。
考えてみれば、夫婦だって、血のつながりはありません。
まったくの他人同士が、愛によって結ばれているわけです。
それなら、子どもが本当に幸せになるなら、養子縁組で親子になるのは、
すばらしいことだと思います。
児童虐待はあってはならないことですが、
そううまくいかないのが世の中です。
虐待して死亡させたりするよりは、子どもの幸福のために、
こういった養子縁組がもっと活用された方がいいと思います。

ただ、「私はいったい誰なのか、誰が私の本当の親なのか」
という、、自分のアイデンティティーを求めるのは、
出自故の苦しみですね。
でも、もし私なら、育ての親の元で幸福なら、
産みの親を知りたいと願わないと思います。

環の会のHPは以下です。
http://wa-no-kai.jp/
番組HPは、以下です。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20100514/001/21-0224.html

ところで、専門家は、この番組を、どう見ていたのでしょうか。
冒頭に触れた、「小さないのちを守る会」代表の、
水谷潔牧師が、さっそくブログ記事を書いています。
5月8日の記事です。
http://blog.chiisana.org/?day=20100508

水谷潔牧師の文章の中では、
親子関係が築き上げられたり、
天の父との出会いなどを経て、
「産みの親には感謝はしているが、
会いたいとは思わない」と発言する養子たちも多くいる事をお伝えしたいです。

というところで考えさせられました。
確かに、知らないでおいたほうがいいことが、
世の中にはあるものです。

私も、「小さないのちを守る会」の会員となりました。
このような活動が、キリスト教界のみならず、
世間一般に広く知られ、活用されることを願っています。
小さないのちを守る会」のHPは、以下です。
http://www.chiisana.org/
私はほぼ一日に1回以上は必ずアクセスしていますよ。
水谷潔牧師のブログもぜひお読みください。

書評:吉海直人(監修)『こんなに面白かった「百人一首」』(PHP文庫)

書店の文庫コーナーで、ふと見つけた本です。
吉海直人(監修)
こんなに面白かった「百人一首」』(PHP文庫)は、
百人一首の一首一首を、各2、3ページで、要領よくまとめています。
結構挿絵も豊富です。
どれもわかりやすく、百人一首入門には最適かもしれません。
そのうち10人の歌人は、特にピックアップされて、
「萌えキャラ」までついています(必要ないような気もしますが・・・)

今回、全百首を読んでみて、私が特に気に入ったのは、
藤原清輔朝臣の句です。

ながらへば またこのごろや しのばれむ うしと見し世ぞ 今は恋しき

もし生き長らえたら、つらいと思える今のことも懐かしく思い出すことだろう。
つらいと思った昔が、今では恋しく思えるのだから。
(句と現代語訳は、『こんなに面白かった「百人一首」』P.238から引用)

生きていれば、今はつらいと思えることも、
いつかは感謝できるようになるかもしれません。
平安時代にも、積極思考の人がいたのですね。

百人一首を子どもたちとやるようになってから、
すっかり自分自身が、百人一首の魅力にとりつかれてしまった感があります。

監修者の吉海直人氏は、同志社女子大の教授で、
百人一首の研究を30年近く続けているそうです。
百人一首関係の著作が多くあります。


こんなに面白かった「百人一首」 (PHP文庫)



こんなに面白かった「百人一首」 (PHP文庫)


著者:吉海 直人




こんなに面白かった「百人一首」 (PHP文庫)

つながっていなさい(ヨハネ15:4)【自作曲】

今回紹介する曲は、ヨハネ福音書15章の冒頭の御言葉を、
適宜再構成したテキストへの作曲です。

もともとの順番どおりに並べてみましょう。
わたしはまことのぶどうの木」(15:1)
わたしにつながっていなさい。」(15:4)
「・・・あなたがたはその枝である。
人がわたしにつながっており、
わたしもその人につながっていれば、
その人は豊かに実を結ぶ。」(15:5)
(以上、すべて新共同訳。)

これを、以下のように再構成しました。


つながっていなさい、わたしに
わたしはまことのぶどうの木
あなたがたはその枝である
人がわたしにつながっており、
わたしもその人につながっていれば、
その人は豊かに実を結ぶ
つながっていなさい、わたしに
わたしはまことのぶどうの木


さらに、「わたしに」というのはイエス様のことですから、
皆で歌うのにふさわしく、修正したテキストもつけました。
下線部が修正箇所です。

つながっていましょう主イエス
主イエスはまことのぶどうの木
わたしたちはその枝で
人が主イエスにつながっており、
主イエスもその人につながっていれば、
その人は豊かに実を結ぶ
つながっていましょう主イエス
主イエスはまことのぶどうの木

歌詞は、どちらかだけ歌ってもいいし、
1番は御言葉どおり、2番は修正版を歌う、というのでも可です。

主イエスに「つながる」・・・
インターネットにつながっているパソコンのようなものかも?
もし、インターネットにつながっていなければ、
パソコンは、せいぜい事務機器に過ぎませんね。
ちょっとゲーム機能がついている程度。
主イエスに「つながる」というのは、
もちろん、インターネット接続のパソコン以上です。
豊かに実を結ぶ」のです。
インターネットというよりは、ノートパソコンのバッテリーの方が、
もっと適切かもしれません。
電源に「つながっていない」なら、何時間かは動きますが、
後は、使い物になりません。
私達も、自分自身のバッテリーではなく、
神様に結ばれて、フル充電で、良いことのために働きたいものですね。

この「わたしはまことのぶどうの木」のところは、
ともすると、私達の「つながり続ける」努力の方が強調されがちですが、
4節には、「わたしもあなたがたにつながっている。」(新共同訳)
という御言葉もあります。つまり、双方向なのです。

曲の解説に移りましょう。
イ長調の、愛情あふれる曲です。
「つながる」のは、愛だからです。

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主の祈り(カトリック・聖公会共通)(14)【自作曲】

主の祈り」シリーズです。

今回は、カトリック・聖公会共通の「主の祈り」への作曲の、
第14番目です。
10番以降は、最近(2010年4月、5月)の作品です。
ト短調の曲で、かなりはやいテンポで進んでいきます。

ト短調といえば、
モーツァルト交響曲第40番とかが有名ですね。
私なら、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の、
切ない「愛のテーマ」をすぐ思い出します。
夕日と青春、といったイメージでしょうか。
今回の作品も、そんなイメージです。

今日現在、カトリック・聖公会共通の主の祈りシリーズは、
20番まであります。
14番以降は、長調の作品です。

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私のあしながおじさん(完結版)

世界名作劇場の完結版シリーズの続きです。

私のあしながおじさん」は、
再放送で2回観たことがありますので、
本来なら、わざわざ完結版で観なくてもいい作品なのですが、
あえて、どのような構成になっているか確かめるため、観てみました。
ちなみに、再放送は、いずれも最近で、
最初が民放で、次はNHK・BS2でした。
本放送時は、観ていませんでした。

完結版では、まず、ジュディが、学校での作文の課題として、
「私の家族」について書く、というところから始まります。
家族、といっても、孤児院とあしながおじさんしか知らないわけですから、
すごく困りますが、何とかまとめます。
その間に、回想シーンとして、孤児院のことなどがうまくまとめられていました。
ジュディの心の成長、ジャーヴィスとの出会いと恋、
そして、最終回前の感動的なスピーチ、
おじさまの正体がわかるところなどが、
適切に取り混ぜてありました。
構成としては、なかなか良いです。

本編は、2度観ても結構面白かったです。
三角関係とか、世界名作劇場としては、
意外にもドロドロしている面もあり、
あまりに小さな子には向かないかも知れませんが、
大人が観ても楽しめます。
私としては、この作品は、世界名作劇場のベスト5に入ります。
(全部の本編を観ていないですが、
少なくとも、本編をきちっと観た範囲では。)
OP曲、ED曲ともに好きです。
劣等感、コンプレックス、友情と恋など、
思春期の悩みと、出自の悩みが、丁寧に描かれています。

原作は、確か高校生の時に何度か読んだことがあります。
ユーモラスな挿絵が印象的でしたが、
アニメのようなドラマティックさはあまりありません。
しかし、傑作という地位が揺らぐものではありません。

ちょうど、NHKで、特別養子縁組の家族についての番組を観た後で、
この完結版の最後の部分を観ました。
能力があれば、出自は問われない。
そういう社会であるべきだ、と、NHKの番組と、
この「私のあしながおじさん」を観て、強く思いました。
(NHKのその番組については、別途書く予定です。)
完結版でもちゃんと入っていましたが、39話の卒業式でのスピーチは、
世界名作劇場の中でも特に感動的な話の一つだと思います。

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ああ主よ、私の岩よ、砦よ/主は私の岩、私のとりで、私の救い主(サムエル記下22:2)【自作曲】※2曲

今回は、旧約聖書のサムエル記下への作曲を2曲紹介します。
ほぼ同じ箇所ですが、訳が違います。
1曲目のテキストは、
サムエルの書(サムエル記)下22:2,3バルバロ訳です。
2曲目のテキストは、
サムエル記2(下)22:2現代訳(尾山令仁訳)です。
ほぼ同じテキストですが、
バルバロ訳の方は、切実感があり、
現代訳の方は、明るさがみなぎっています。
どちらが好きか、といえば、気分によります。

サムエル記下22章は、詩篇18とほぼ同じですね。
そういう意味では、詩篇18の一部として紹介するのも可なのですが、
実際には、この箇所を読んだ時に与えられたものですから、
あえて、サムエル記下への作曲としています。

バルバロ訳は主にカトリックの人しか読まないですし、
現代訳は、プロテスタントの一部の人しか使っていないので、
今回テキストとして使った部分を引用します。

(サムエルの書下22:2,3バルバロ訳)
ああ主よ私を救う者よ、砦よ、
私を救う者よ、
主は私の岩、砦、逃れ場。
神よ、大岩よ、私はそこに身を避ける。
私の盾よ、救いの角よ、城よ。

(サムエル記2 22:2現代訳)
主は私の岩、私のとりで、私の救い主。

バルバロ訳(講談社)の聖書は、大きな書店や、
キリスト教書店にはたいてい置いてありますが、
現代訳の聖書は、ちょっと特殊です。
古いタイプのものであれば、キリスト教書店に置いてあるかもしれませんが、
今は、「VIP聖書」として、
販売されている方を手に入れた方がいいです。
インターナショナルVIPクラブ」のサイト経由で入手できます。

インターナショナルVIPクラブとは、HPから引用すると、

激動する国際情勢の中で、政治・経済・科学技術が急速に変化し、国家も個人も新しい世界観・価値観・ライフスタイルが求められています。このような変革の時代に、インターナショナルVIPクラブは、世界の歴史に多大な影響を与え続けてきた不朽のベストセラー「聖書」と、その中心人物・イエス・キリストにその方向性を求め、ビジネスパーソン・専門職同士の交流の輪を広げ、相互の理解を深めることを目的とした会員制のクラブです。
VIPとは、旧約聖書・イザヤ書43 章4 節の「私の目にはあなたは高価で尊い」“Very Important Personin God's eyes” の理念に基づくものです。交流会では、くつろいだ雰囲気の中で、仕事や人生について、ゆっくりと話し合う機会があり、暖かい人間関係を築きあげることができます。

という、ビジネスパーソン・専門職の交流の場です。
東京などでは、著名な政治家が来たりすることもあるそうです。
公式サイトは、以下です。
http://www.vip-club.tv/index.htm

現代訳をインターナショナルVIPクラブに直接注文する場合は、
FAX注文になります。
ちょっと面倒ですが、送料込みで1冊1500円程度で、
旧約・新約がわかりやすい訳で読めるのは、実におトクです。
FAX注文とか、郵便振替が面倒、という方なら、
送料が別途かかりますが、「1番街.jp」というサイトで購入することもできます。
http://ichibangai.jp/shop/category/category.aspx?category=6099
私も愛読しています。
装丁がとてもオシャレです。

ちょっと大きな寄り道をしてしまいましたね。
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no01の方がバルバロ訳、no02の方が現代訳です。

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詩篇117(27)【自作曲】

忘れた頃にやってくる、詩篇117シリーズです。

今回で、詩篇117シリーズは、27曲目です。
テキストは、新改訳です。
独特なリズム感の曲です。
ロ短調ですが、暗い、というイメージではありません。
最後の「ハレルヤ」は7回です。
聖書で「7」は完全を意味する数字ですね。

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2010年5月 7日 (金)

ああ、天の神、主!~ネヘミヤの祈りから~(ネヘミヤ1:5,6,11)【自作曲】

今回は、ネヘミヤ記からの曲を紹介します。
テキストは、旧約聖書ネヘミヤ記1:5,6,11新改訳です。
テキストとして使っている部分だけを引用します。


ああ、天の神、主。大いなる、恐るべき神。
主を愛し、主の命令を守る者に対しては、
契約を守り、いつくしみを賜る方。
どうぞ、あなたの耳を傾け、あなたの目を開いて、
このしもべの祈りを聞いてください(聞いてください。)
ああ、主よ、どうぞ、このしもべの祈りと、
あなたの名を喜んで敬うあなたのしもべたちの祈りとに、
耳を傾けてください。


深い嘆きからの、神様への痛切な祈りの歌です。
冒頭の「ああ、天の神、主」という呼びかけから、
ネヘミヤが顔を天に向け、
手を大きく拡げて祈っているような光景が広がるようです。

神様との距離があまりにも遠い、と感じるとき、
まずは、罪の告白から初めてみましょう。
ちょうど、赤ん坊が泣き喚くと、母親が急いでかけつけるように、
神様も、真摯な悔い改めをほったらかしにはなさりません。

この曲は、もともと1章5節、6節だけの曲でしたが、
今回紹介するにあたり、新たに11節のところを付加しました。

旧約聖書におけるネヘミヤは、
エルサレムの城壁を短期間で再建した人ですね。
実務家のイメージが強いです。
余談ですが、「株式会社ネヘミヤ建築研究所」という、
教会建築設計・監理を専門とする建築会社が日本にありますよ。
http://www.nehemiya.com/index.htm
シンボルマークが、魚と十字架を組み合わせたもので、
秀逸ですね。
会社のHPには、今まで手がけた教会建築の写真がいろいろと載っていますよ。

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主の祈り(カトリック・聖公会共通)(03)【自作曲】

主の祈り」シリーズです。

今回は、カトリック・聖公会共通の「主の祈り」への作曲の、
第3番目です。
これはニ長調の曲ですが、あまりニ長調らしくなく、
どちらかというと、ロ短調が支配している事が多いです。
今回紹介するにあたり、全面的に改訂しました。

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2010年5月 6日 (木)

キリストの死~わたしたちに示された神の愛(ローマ5:6,8)【自作曲】

今日は5月6日、ということで、
聖書のどこかの書で、「5章6節」にちなむ作品はないかな、
と冗談半分で捜していましたら、なんと、ありました!
新約聖書のローマの信徒への手紙
5章6節、8節への作曲です。
テキストは新共同訳です。

すばらしい御言葉ですので、引用します。
せっかくですので、6節と8節の中間の7節も書きます。
太字の部分が今回の曲のテキストです。

実にキリストは、わたしたちがまだ弱かったころ、定められた時に、
不信心な者のために死んでくださった。
正しい人のために死ぬ者はほとんどいません。
善い人のために命を惜しまない者ならいるかもしれません。しかし、
わたしたちがまだ罪人であったとき、
キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、
神はわたしたちに対する愛を示されました

メロディがなくても、この御言葉だけで、実に感動的です。
実際、私はイエス様の愛に値する者では全然ありません。
いや、この地上にいる、どんなにすばらしい信仰の持ち主といえども、
誰一人として、キリストの愛に値する者はいないのです。
誰もが、「弱かった」、「不信心な者」、
罪人」に過ぎないのです。
それにも関わらず、イエス様の命をも惜しまないほどに(ヨハネ3:16)、
神様は私達に愛を注がれました。
イエス様の死は、私達への神様の愛がはっきりと示されたものです。

曲の紹介に移りましょう。
冒頭と、曲全体の雰囲気が、
有名な讃美歌「キリストには代えられません
(讃美歌第二編・195、讃美歌21・522、聖歌・521、新聖歌・428)
によく似ています。
自分自身でも、今回調べるまですっかり忘れていた曲ですが、
改めて聴くと、すばらしい感動があります。
キリストの愛のすばらしさがひしひしと伝わるような作品です。
神様に感謝!感謝!感謝!

ちなみに、余談ですが、
キリストには代えられません」は、
讃美歌21のハ長調版よりも、やはり、変ニ長調版の方がすばらしいです。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。
(今回の記事からこの表現にします。)

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2010年5月 5日 (水)

映画「スラムドッグ$ミリオネア」

先日、レンタルビデオ店に行くと、
昨年の米アカデミー賞を総ナメにした、
スラムドッグ$ミリオネア」が、はや旧作扱いになっていました。
映画館で観たいと思っていましたが、結局行けず仕舞いだったので、
即、レンタルしました。

インドのムンバイを舞台に、無学な青年が、
クイズ番組(日本版は「クイズ$ミリオネア」)に出て、
最高賞金2000万ルピーをつかみ、
幼い頃から愛し続けていた女性をついに手に入れる、という物語です。
無学な主人公が、どうして、クイズの答えを知っているのか、
不正はなかったのか、ということで、
最終の問題を前に、警察に捕まってしまいます。
警察の尋問の中で、主人公は自分の半生と、クイズの答えを振り返ります。
構成が非常に巧みで、映像が刺激的です。

主人公ジャマールは、インドという国の、現代の縮図のようにも思えます。
スラムから、いまやBRICsとして急速に勢いづくインド。
その躍動感や、恥部・汚点まで、一気に時代を駆け抜けていくような感覚です。
児童搾取や貧困ゆえの犯罪など、どんな困難があっても、
幸せを追い求めるところが共感できます。
最後のところは、インドらしいミュージカル仕立ての構成になっています。
日本のドラマ版「電車男」のエンディングを少し連想させました。
幼い頃から愛していた女性への想いを貫くところもすばらしいです。
エンディングは、一応ハッピーエンドですが、
幸福感、というよりは、何かすごく複雑な気持ちになります。
ちょうど、ガンジス川が、聖俗併せ持つように、
「カオス」を包み込んで、時代が進んでいく・・・
その流れは、決して止めることはできません。

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販売元:メディアファクトリー
発売日:2009/10/23
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2010年5月 4日 (火)

おすすめWEB記事~【解答乱麻】北海道雄武町立雄武中学校長・長野藤夫 そろそろ目を覚ますとき

北海道民は、札幌圏以外では、
新聞を購読しているほとんどの家庭が、
北海道新聞をとっています。
札幌圏においても、圧倒的に、北海道新聞(道新)が多いです。
それゆえ、朝日新聞の論調に近い、道新では、
北海道の教育問題、特に北教組の問題や、ゆとり教育の問題点などについて、
あまりきちんと知らされていないように思えます。
読売新聞や、北海道では販売されていない産経新聞なら、
何が問題なのか、よくわかります。
私は産経新聞は購読できませんが、
WEB版のMSN産経ニュースは、ほぼ毎日読んでいます。
コラム欄と教育コーナーは必読です。

MSN産経ニュースの5月3日の記事、
【解答乱麻】北海道雄武町立雄武中学校長・長野藤夫 そろそろ目を覚ますとき」は、
現場の校長の貴重な実名入り証言です。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100503/edc1005030826000-n1.htm
ぜひ多くの北海道の人たちに読んでもらいたい記事です。
この校長先生のような人が教員にどんどん増えていくなら、
北海道の教育にも、未来があります。
この記事に限らず、【解答乱麻】の記事はどれも興味深いものばかりですよ。

記事中のすばらしい文章を引用しましょう。

そろそろ目を覚ますべきときがきたと言わなければならない。瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず。李下(りか)に冠を正さず。子供たちに胸を張って言えないようなことをすべきではない。我々は一人残らず、そんなことをするために教師になったのではなかったはずだ。教師は、子供に人の道を指し示すという恐ろしい仕事を生業としているのである。子供にとってどれだけ価値のある実践をつくりだせるか、ということこそが仕事の指標なのだ。その心を、もう一度取り戻してほしいと願う。

まさに、その通りです!

NHK・こころの遺伝子~第6回 とんがってるものほどやすらぐ 一青窈

NHKの「こころの遺伝子」について書くのは2度目です。

第6回の放送は、一青窈さんと、
彼女にとっての運命の人、故・阿久悠さんについてでした。

一青窈さんと阿久悠さんとの出会いについては、
NHKの別な番組、「SONGS」でもやっていました。
http://www.nhk.or.jp/songs/archive/100217.html
今回の番組は、それにプラスアルファ、というものでした。

前回書いた、アンジェラ・アキさんの回のような感動はありませんでしたが、
一青窈さんの作詞(というよりは、言葉へのこだわり)に対する思い入れがよくわかりました。
いつの間にか、自身に対して作られたイメージである、
「癒しの歌姫」からの脱却へのきっかけ、というのが、この回のテーマでした。

番組の中で、とても印象的だったのは、2つありました。
1つ目は、一青窈さんと
阿久悠さんとの対談のところです。
2つ目は、別な作詞家、なかにし礼さんの言葉です。
なかにし礼さんは、最近の曲の歌詞について、
「二人の世界で閉じてしまっていて、背景とかがない。」
のような意味のコメントをしていました。
(正確な引用でなくて、ゴメンナサイ。)
どういう意味かというと、
ただ「愛してる、好きさ」とか、そんなのばっかりで、
歌に物語や情景がない、というようなことです。
世界の中心で、愛を叫ぶ」ようなのばっかり、ということですね。
確かに、阿久悠さんの往年のヒット曲は、独特な情景が広がっていましたね。

「好き」とか、「愛してる」も多用すると、言葉のインフレになります。
(もっとも、夫婦関係では、言葉のインフレになるぐらい、
いっぱい使った方がいいと思いますよ・・・)
言葉にもっとこだわりをもっていきたいものですね。

一青窈さんの歌では、「ハナミズキ」は好きです。
そのほかでは、何度か聴いたことがあるのは、「もらい泣き」ぐらいで、
後は残念ながら、あまり知りません。

番組HPは、以下です。
http://www.nhk.or.jp/idenshi/special/index.html

以前書いた、アンジェラ・アキさんの記事は、以下です。
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-90e1.html

お知らせ~リンク集の設置について

当ブログに、リンク集を設置しました。
画面の右側にあります。
よく私が閲覧したり、引用したりするものばかりです。
なお、順番は、自動的なもので、おすすめランキングではありません。

苦しみの有効活用(教会学校ニュースレター掲載の文章から~英文付)

わたしたちが悩み苦しむとき、
それはあなたがたの慰めと救いになります。
また、わたしたちが慰められるとき、
それはあなたがたの慰めになり、
あなたがたがわたしたちの苦しみと同じ苦しみに
耐えることができるのです。
(新約聖書 コリントの手紙Ⅱ1:6新共同訳)

下の文章は、私が教会学校のニュースレターに書いたものです。
400字以内、という制限がついた、エッセイです。
実際は、文字カウントしてみると、300字以内でした。
英語への翻訳は、私の妻が行ないました。
(教会学校には、片親が外国籍の子が何人もいますので、
日本語と英語の両方で表記しています。
このニュースレターは、保護者向けのものです。)


先月、私は何日間も、舌にできた口内炎に悩まされました。食事や会話という日常の喜びが、苦痛をもたらすものになりました。舌というわずかな器官にできた、数ミリほどの小さな口内炎。こんなにつらいことになるとは。改めて、舌の役割のすごさを実感しました。
さて、聖書では、人間の舌を船の「舵」になぞらえている箇所があります(ヤコブ3章)。舌は、人生を左右する大きな舵のようなものです。否定的な言葉や人を傷つける言葉のために自分の舌を使うなら、人生の滅びの方へ向かいます。反対に、肯定的な言葉や、人を励ましたり、力づけるような言葉、そして神様を賛美するために、自分の舌を用いるなら、明るい人生と未来へ向かいます。

I had a canker sore on my tongue last month. I was quite suffering from it as it was very painful especially during speaking and eating. The human’s tongue seems to be a trifling organ, but is actually playing a very important role. Now, there are places in the Bible that comparing the human’s tongue with the “Steer” of a ship (James 3). The human’s tongue is like a big steer that control our life. If one’s tongue always speaks negatively and words that hurt people, he/she will be going to the way of destruction. On the other hand, if one’s tongue always speaks positively, words that may bring courage to people, and says praises to the God, he/she will be going towards a bright future.


教会学校のニュースレターに載せる文章を、
どういう文面にしようかな・・・と考えていたところ、
ふと、4月下旬に苦しんだ、自分の舌の痛みを思い出しました。
と同時に、ヤコブ3章のところと、
「積極的な言葉遣い」をも思い出しました。
その3つがつながって、上の文章となりました。
自分の痛みや苦しみが、ある時、人の癒しや幸せにつながる・・・
苦しみが、報いられたような瞬間です。
冒頭に掲げた聖書の御言葉どおりですね。
転んでもタダでは起きずに、自分の苦しみを、
文章に有効活用しました。
だからこそ、神様に感謝です!

イエス様の十字架の痛み、苦しみも、
私達の救いと癒しのためでしたね。
「(キリストは)十字架にかかって、
自らその身にわたしたちの罪を担ってくださいました。
わたしたちが、罪に死んで、義によって生きるようになるためです。
そのお受けになった傷によって、
あなたがたはいやされました。
(新約聖書 ペトロの手紙Ⅰ2:24新共同訳)

2010年5月 3日 (月)

主の祈り(カトリック・聖公会共通)(13)【自作曲】

主の祈り」シリーズです。

今回は、カトリック・聖公会共通の「主の祈り」への作曲の、
第13番目です。

前回に引き続き、今回も短調の曲です。
歌が進むにつれて、どんどん孤独感がつのるような気がします。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

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映画「俺たちフィギュアスケーター」

この映画、笑いでは金メダル級です。

ちょっと気が向いて、B級おバカ映画の、
俺たちフィギュアスケーター」を妻と一緒に観ました。
男子二人がペアを組んで、フィギュアスケートのペアをやる、という、
奇想天外なものです。
トンデモ映画の「少林サッカー」よりも笑える、スゴイ映画です。
私も妻も大爆笑!(しかも、観たのは夜中だったから、近所迷惑・・・)
私は、涙が出るまで笑ってしまいました。
私がクドクド説明するよりも、「百聞は一見に如かず」
勇気(?)をもって、一度ぜひ観てください。
フィギュアスケートを観るのが好きなら、大爆笑必死です。
(お下品セリフも満載ですが、そこはご愛嬌ということで・・・)
憂鬱をふっとばすにもってこいの映画です。
ブラックユーモアもたっぷり、スポ根テイストもあり、
単におバカ映画で留まらないところがイイです。
(なんとなく、「ロッキー」を連想させました。)
映画公式サイトは、以下です。
http://oretachi.gaga.ne.jp/

俺たちフィギュアスケーター [DVD]DVD俺たちフィギュアスケーター [DVD]

販売元:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2009/11/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

愛は多くの罪を覆う(Ⅰペトロ4:8)【自作曲】※2曲

新約聖書で、「」という言葉が含まれる美しい言葉と言えば、
真っ先に思い浮かぶのが、
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。
愛は自慢せず、高ぶらない。」(Ⅰコリント13:4新共同訳)や、
神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
(ヨハネ3:16新共同訳)、あるいは、
あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
(ヨハネ13:35新共同訳)などですね。
今回紹介する、ペトロの手紙Ⅰ4:8の御言葉も、
それらに負けず劣らず美しいものの一つです。
何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。
愛は多くの罪を覆うからです。」(Ⅰペトロ4:8新共同訳)

今回は、この御言葉をテキストにした2曲を紹介します。
1曲目はヘ長調、2曲目はイ長調です。
まったく同じテキストながら、雰囲気は結構違います。
どちらも、結婚式などで使えそうな気がします。

これらの曲を歌う場合、
「・・・愛し合いなさい。」という、
少し命令口調よりも、
(愛し合いましょう。)というようにした方がいいと思います。
楽譜の下段にかっこ書きで書いてあります。
歌う人も、聴く人も、互いに愛し合う。それこそ理想です。

愛は多くの罪を覆う」すばらしい御言葉ですね。
もともとは、旧約聖書の箴言にあります。
憎しみはいさかいを引き起こす。
愛はすべての罪を覆う。」(箴言10:12新共同訳)

愛は罪よりも強いのです。
相手の欠点ではなく、美点を積極的に観ていく。
親が幼いわが子を慈しむように、
そして、神様が私達のあらゆる罪や欠点にもかかわらず、
慈しみのまなざしで見守っていてくださるように、
私達も、家族や友人、職場の人など、身近な隣人を、
愛していきたいものですね。
愛すれば、欠点は見えなくなるものです。

テキスト・楽譜と、メロディは、下記からダウンロード願います。

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2010年5月 2日 (日)

世界名作劇場・名犬ラッシー(完結版)

世界名作劇場の完結版シリーズの続きです。

1996年放送の「名犬ラッシー」の完結版を観ました。
この作品も、本放送、再放送どちらも観たことがありません。
途中で打ち切りになってしまった作品ですね。

ところで、「名犬ラッシー」といえば、このアニメ作品ではなく、
普通は、アメリカのドラマを思い出します。
幼い頃、日曜日の朝に、「名犬ラッシー」の再放送がやっていました。
私の実家では、この番組のテーマ曲だけを聴いて、
あとは、違う番組に変えていたと記憶しています。
だから、ドラマはほとんど見た記憶がありませんが、
コリー犬を見かけると、つい、「ラッシーちゃん」と呼んでしまいます。
ちなみに、私の実家では、犬を飼ったことはありませんでした。
母が、大の犬嫌いだったもので・・・
私自身も、たぶん今後も犬を飼うことはないでしょう。

さて、アニメ版の方へ話を戻しましょう。
キャラクターデザインが、全体的に丸顔なのが、
ちょっと気になりました。幼稚なイメージです。
ラッシーちゃんがとても利口なのがすばらしい、というぐらいで、
あとは、これといって印象に残りませんでした。
ちょっとコメントしにくい作品ですね・・・
ただ、犬好きにはたまらない作品かもしれませんね。

名犬ラッシー 完結版 [DVD]DVD名犬ラッシー 完結版 [DVD]

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2003/01/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

主の祈り(カトリック・聖公会共通)(12)【自作曲】

主の祈り」シリーズです。

今回は、カトリック・聖公会共通の「主の祈り」への作曲の、
第12番目です。

前回とは違って、シンコペーションを多用した独特のリズム感と、
憂鬱の霧が少し立ち込めているような、哀愁と陰影が深いメロディが特徴です。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

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ユニクロの「百式」Tシャツ

Uniqlo_hyakusiki_2

一体これは、何の写真でしょうか?
実はこれ、ユニクロで買ったTシャツです。
デザインは、黒地に、金色。
一見すると、書道の字のようにも見え、芸術的でさえあります。
その正体は・・・
なんと、「機動戦士Zガンダム」のMS、「百式」です。
デザインが、とても秀逸ですので、思わず買ってしまいました。
わからない人には、アートなTシャツに見えるかも・・・
ちなみにワタクシ、「ガンオタ」ではありません、念のため・・・

私の写真でなく、もっとはっきり見たい方、ネット購入したい方はコチラです。
ただし、期間限定かもしれませんので、あしからず・・・
http://store.uniqlo.com/jp/CPaGoods/062558

レンブラントの絵画と、ヨハネ黙示録の読み方

Rembrandtbelsazar

これは、レンブラントの傑作のひとつ、
ベルシャザルの酒宴」です。
旧約聖書のダニエル書5章の驚くべき光景を、
実に巧みに描いています。

ところで、この作品のどこに、みなさんは注目しますか?
いろいろな着目点があると思います。
不思議な指と、光るヘブライ文字とか、
中央のベルシャザル(新共同訳では「ベルシャツァル」)の豪華な装いとか、
水差しからこぼれ落ちる水の表現とか、
あるいは、一番奥にいる人物は誰なのか、とか・・・
人によって、見る視点は様々です。
でも、たとえば、ただ単に真っ暗なところとかに、
注目する人はあまりいないのでは、と思います。
闇の部分は、光を浮き立たせるコントラストに過ぎないからです。

聖書の中で、ヨハネ黙示録は、ともすると、
終末のおどろおどろしい様相に目が行きがちです。
不健全な、終末論の根拠になっています。
終末には、こんなに恐ろしいことがある、裁かれるぞ!
神様を信じない者は地獄行きだ!
という論調で、信仰をむりやり勧める(押し付ける、洗脳する)教派もあります。
本当に、そういう読み方でいいのでしょうか?

ヨハネ黙示録も、レンブラントの絵画と同じく、
闇よりも、光を見るべきものです。
どれほどの天変地異があろうと、
どれだけの迫害があろうとも、
たとえ命を失うことがあっても、
主を信じるならば、恐れることはない!
今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである。
然り、彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。
その行いが報われるからである。
(新約聖書 ヨハネの黙示録14:13新共同訳)

闇よりも、光を見る視点で、ヨハネ黙示録を読むならば、
あたかもこれは、天上のミュージカルのようにも思えます。
結末は、究極のハッピーエンドです。
天と地との壮絶なラブストーリーは、
光が闇に打ち勝って、すばらしい結婚をもって終わります。
そういう意味で、私はヨハネ黙示録が大好きです。

なお、最近、ヨハネ黙示録6章にある、「第6の封印」について、
少し調べていたら、実に興味深い説明がありましたので、
紹介します。
レムナント出版」の久保有政牧師の説です。
詳しくは、リンク先をお読みください。
http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/shumatsu02.htm

2010年5月 1日 (土)

主の祈り(カトリック・聖公会共通)(11)【自作曲】

主の祈り」シリーズです。

今回は、カトリック・聖公会共通の「主の祈り」への作曲の、
第11番目です。

天に向かって絶えずほほえみかけつつ、
親密な祈りをささげているようなイメージの曲です。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20100501_lords_prayer_cath_epi_ver_no11.MID」をダウンロード

「20100501_lords_prayer_cath_epi_ver_no11.pdf」をダウンロード

我らの救主なる唯一の神に(ユダ25節)【自作曲】

新約聖書で、あまり読まれていない書の一つが、
ユダの手紙」です。
福音書やパウロの書簡、ヘブライ人への手紙、
ヤコブ、ペトロ、ヨハネの手紙からなら、
いろいろな話を導き出すことができますし、
ヨハネ黙示録は、イメージとしてとても面白いものです。
しかし、「ユダの手紙」となると、
コメントに困る面があります。
Ⅱペトロと重複するような箇所がありますし、
慰めが多いところだとは、少なくとも私にはあまり思えません。
(しかし、だからといって、新約聖書から削除してもいい、
ということにはなりませんね。
歴代誌上1~10章の延々と続く系図の一つの人名を削除しただけで、
完全なる「聖書」にはならないのと同様に、
ユダの手紙」も、新約聖書にはぜひとも必要なものです。)

今回紹介するのは、この「ユダの手紙」への唯一の作曲です。
テキストは、新約聖書 ユダの書25節文語訳です。
5年くらい前の作品です。
今のところ、「ユダの手紙」への作曲は、
この曲しか与えられていません。

テキストは文語訳なので、引用します。


我らの救主なる唯一の神に、
榮光・稜威・權力・權威、
われらの主イエス・キリストに由りて、
萬世の前にも今も萬世までも在らんことを、アァメン


久しぶりに、この作品を聴き直してみると、
あたかも、どこかの国の国歌のようにも聞こえます。
荘重な、「頌栄」的な作品です。
トランペット・ソロで演奏してもいいかもしれません。
御言葉の荘厳さをよく表現していると思います。
なお、楽譜においては、歴史的仮名遣いではなく、
口語読みで表記しています。

テキスト・楽譜と、メロディは、下記からダウンロード願います。

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「20100501_jude25no01.pdf」をダウンロード

映画「菩提樹」、「続・菩提樹」

NHK・BS2で、
ドイツ映画「菩提樹」、
続・菩提樹」が2日連続で放映されていました。
これは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」に先立つ、
トラップ一家の伝記的な映画です。
以前から、観たいと思っていましたが、なかなか機会がなかったので、
NHK・BS2での放映は、実に貴重な機会となりました。

日本語タイトルの「菩提樹」は、シューベルトの有名な歌曲の名と同じです。
ラストシーンでその歌が重要な役割を果たします。
原題を直訳すると、「トラップ一家」です。
おそらく、日本公開時に、「トラップ一家」では日本では通用しないと判断し、
音楽の名前にしたのでしょうね。

映画は、「菩提樹」の方が、
だいたい「サウンド・オブ・ミュージック」と同じような内容で、
続・菩提樹」は、トラップ一家がアメリカに渡ってからの話です。

菩提樹」と、「サウンド・オブ・ミュージック」、
アニメの「トラップ一家物語」を、原作を「100」として比較すると、
菩提樹」は「40~50」、
サウンド・オブ・ミュージック」が「30~40」、
トラップ一家物語」は「70~80」ぐらいでしょう。

菩提樹」において、
サウンド・オブ・ミュージック」や「トラップ一家物語」と、
一番大きな違いは、子ども達の扱いです。
菩提樹」では、子ども達は、ほとんど「数合わせ」程度の存在です。
それぞれの子どもの個性とかはよくわからないうちに、
ストーリーはあれよあれよと展開していきます。
映画の冒頭、マリアが修道院の階段の手すりを滑り落ちるところなどは、
アニメ版の「トラップ一家物語」にも出てきますね。
ある程度まで原作どおりかな、と思っていたら、
いろいろと違うところがありました。
何よりも、戸外で遊ぶシーンが、ほとんどなかったし、
ザルツブルクの景色も少しだけでした。
原作や、「サウンド・オブ・ミュージック」が好きな人なら、
一度は観る価値があると思います。
ただ、何度も観たい映画か、と言われれば、あまりそうでないと思います。

菩提樹」よりは、
続・菩提樹」の方が、
子ども達がイキイキとしていて、面白かったです。
映画の中には、「こんなエピソード、原作にあったかな?」と思って、
原作を読むと、きちんとあったりします。
また、前作「菩提樹」よりも、音楽にあふれています。
アメリカにおけるトラップ一家の映画・ドラマは、
これしかないようなので、貴重な存在です。
サウンド・オブ・ミュージック」の名セリフ、
神様が扉を閉ざされたときには、どこかで窓を開けておいてくださる。」は、
2つの映画あわせて、確か3回出てきますよ。

トラップ一家の実像を知りたいなら、原作を読むか、
アニメの「トラップ一家物語」を観るのが一番いい、というが、
改めてわかりました。

映画や原作について、以前私が書いた記事を御覧ください。

『サウンド・オブ・ミュージック』①~アニメ「トラップ一家物語」
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-cbb1.html

『サウンド・オブ・ミュージック』②~原作
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-366b.html

『サウンド・オブ・ミュージック』③~映画
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-f33a.html

(追記)
トラップ一家物語(完結版)
http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-be98.html

NHK・BSベスト・オブ・ベスト
「サウンド・オブ・ミュージック マリアが語る一家の物語」(2010年12月23日再放送)

http://francesco-clara.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/20101223-d025.html


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サウンド・オブ・ミュージック (Modern Classic Selection)


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