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2010年4月19日 (月)

詩篇6【自作曲】

詩篇全テキストシリーズ第3弾です。

今回は、詩篇6です。
テキストはカトリック訳の詩編6全体です。
今回、このシリーズを企画するまで、
私にとってはすっかり忘れ去られていた作品です。
2005年の作品です。
作曲の経緯は忘れてしまいました。

詩篇6といえば、すごく大げさな表現(7節)が出てくるのが印象的です。
(※注:口語訳、新改訳等では6節)
カトリック訳では、
わたしは悩み疲れた。
夜ごと涙で まくらをぬらし、床をひたす。」(P.14から引用)
と控え目な表現となっていますが、
標準的な訳である、新共同訳と新改訳の表現を併記してみましょう。
(新共同訳)
わたしは嘆き疲れました。
夜ごと涙は床に溢れ、寝床は漂うほどです。
(新改訳)
私は私の嘆きで疲れ果て、
私の涙で、夜ごとに私の寝床を漂わせ、
私のふしどを押し流します。
(※この節に関して言えば、新改訳は、
」を入れすぎかな、と思います。
新共同訳の方が、こなれた訳ですね。)

こういう表現は、
李白の有名な表現「白髪三千丈」を連想しますね。
(なお、「三千丈」は、約9㎞とのことです。
通常、大げさな表現の代名詞のように扱われますが、
Wikiで調べると、
なお、人間の髪の毛の本数を約10万本、髪の毛の長さを約10~15センチメートルとすれば、その延べ長さは10~15キロメートルとなり、このとき、三千丈という表現は、実際にはむしろ控え目なものであることになる。
という解説が書いてありました。「へぇ~」という感じですね。

曲の解説に移ります。
曲は、最初ロ短調で憂鬱な雰囲気を醸し出し、
10節で突如、ロ長調に一時移行します。
神はわたしの願いを聞き、
わたしの祈りを聞き入れられた。」(カトリック訳詩編6:10)
8節までと、9節以降は、本文ではトーンが違いますね。
8節までは、ひたすら嘆きを神様の御前に訴えていただけですが、
9節のところで、詩人は、神様のご臨在に触れて、
確信を得たのでしょう。
詩篇においてよくある「闇から光へ」のパターンです。
私の曲では、10節のところだけロ長調で、
11節のところでは、またロ短調に戻ります。
しかし、単に憂鬱なロ短調ではなく、
力強いロ短調です。
バッハの管弦楽組曲第2番におけるロ短調みたいなイメージです。

メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。

「20100419_psalms006allno01.MID」をダウンロード

「20100419_psalms006allno01.pdf」をダウンロード

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