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2010年2月10日 (水)

NHK「プロフェッショナル」~第136回「定時制高校、明日への一歩」

NHKの「プロフェッショナル」は時々見ている番組です。
(残念ながら、今年の3月末で打ち切りのようですね。)

今回は、
「定時制高校、明日への一歩 高校教師 岡田倫代」という題でした。
なかなか見ごたえのある内容でした。

定時制高校に通う生徒は、自己肯定感が低い者が少なくないそうです。
偏見を恐れず、一般的な見方を言わせてもらえば、
「定時制高校」というと、普通の高校に入れなかった人が通うところ、
というイメージが強いですね。
(最終的には、定時制だろうと、全日制だろうと、
「高卒」には変わらないわけなのですが・・・)
それでも、私は、きちんと卒業しようとする生徒たちを、
立派だと思わずにはいられません。

そういう中で、この岡田先生は、
生徒の心に寄り添った指導をされているわけです。
教科を教える教師、という面よりも、
カウンセラー的な要素の方が目につきました。

岡田先生の教え子の中で、教員を目指す者が何名も出たことが、
番組の中で取り上げられていました。
すばらしい教師は、新たな教師を生み出します。
教え子の中から、1人でも2人でも、
「あの先生のようになりたい」と、教員を目指す者が現れたら、
その教育は、確かに「実を結んだ」といえるでしょう。

番組の最後の方で、いかにも「不良少女」のような生徒との関わりが、
取り上げられていました。
番組の中で、一番感銘を与えたところだと思いました。
心を閉ざしていたものが、心を開き、
封印されていた家族の思い出を、自然体で、
岡田先生に打ち明けていました。
そこまで待つ、見守る。
大変忍耐のいる仕事ですが、やりがいがあるのだろうなぁ、
と思わずにはいられませんでした。

私達一般の視聴者から見ると、
生徒たちの「輝き」というのは、あまり見えてきません。
誤解や偏見、「決め付け」で、彼らを見ているからでしょう。
しかし、岡田先生にとって、生徒たちは、
まばゆいばかりの原石のように見えるようです。
それはあたかも、法華経に出てくる常不軽菩薩の目のようです。
私も、そのように、出会う一人ひとりを、見ていきたいものです。

傷ついた葦を折ることなく
 暗くなってゆく灯心を消すことなく
 裁きを導き出して、確かなものとする。
(旧約聖書 イザヤ書42:3新共同訳)

番組HPに、今回の放送の要約がきちんと出ています。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100209/index.html

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