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2009年11月26日 (木)

『ハッピーバースデー~命かがやく瞬間(とき)』(青木和雄著)

私は毎週木曜日には、Yahoo!のテレビ視聴率ランキングを確認します。
今日、なんとなく、そのドラマの視聴率を見ていると、
10位に、「ハッピーバースデー」(フジテレビ)と書いてありました。
私はそのドラマを見ていないので、
「えっ、もしかして、あの『ハッピーバースデー』のドラマ化?」と驚き、
急いで調べたら、まさに、そのとおりでした。
青木和雄・吉富多美著の『ハッピーバースデー』(金の星社)のドラマ化でした。
全然気がついていませんでした。
知っていれば、必ず視聴していたはずです。残念・・・
(番組HPは以下のとおりです。)
http://www.fujitv.co.jp/wasuremono/happybirthday/index.html

この『ハッピーバースデー』は、原作が2つあります。
ひとつは、最初に出版された、
『ハッピーバースデー~命かがやく瞬間(とき)』で、
児童向けの作品です。
もうひとつは、大人向けに書かれた、
『ハッピーバースデー』です。
児童向けの原作に、主人公の母親の背景を追加しています。
どちらも金の星社から出版されています。
さらには、マンガ版もあります。
私は上記2つどちらも読みましたが、
おすすめしたいのは、児童向けの方です。
大人向けの方は、主人公の母親の過去・内面を、
児童向けよりも丁寧に書いていますが、
私としては、「蛇足」のようにも思えました。

この作品に出合ったのは、2002年か2003年頃です。
この本を買ったきっかけは、もう忘れてしまいましたが、
読んでものすごく感動し、何度も読んでは涙しました。
読み終えた時の充実感は、すばらしいものでした。

その後、この原作がアニメ映画化されていることを知り、
ぜひ見たいと思っていました。
何年か後に、市の図書館でその映画の上映会があったので、
見ることができました。
アニメ映画版にも大変感動しました。
(すばらしい内容なのに、自主上映映画扱いというのは、もったいないです。)

児童虐待やいじめ、心の傷など、この小説が扱う問題は深く、
何回も読み返す価値があります。
何度読んでも、感涙する個所は、
やはり、主人公あすかが、声を取り戻すところでしょう。
心の傷は、愛によってしか、癒すことができないものです。
児童に限らず、大人にも広く読んでもらいたい本の1冊です。

ハッピーバースデー 命かがやく瞬間(とき) (フォア文庫)

ハッピーバースデー 命かがやく瞬間(とき) (フォア文庫)

著者:青木 和雄,加藤 美紀

ハッピーバースデー 命かがやく瞬間(とき) (フォア文庫)

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