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2009年10月29日 (木)

書評:山花典之作『オレンジ屋根の小さな家』①~⑧巻

この作品を知ったきっかけは、
テレビ伝道番組の「ライフ・ライン」でした。
(たしか、2007年か2008年だったはずです。)
作者の山花典之氏が出演していました。
山花氏が、教会に来るきっかけなどについて語っていました。

番組によると、氏は、教会に来る前は、エッチなマンガなどを描いて、
それなりに「売れっ子」だったのですが、あるとき、行き詰ってしまいました。
そんな中、教会に通うようになり、洗礼に導かれました。
「ライフ・ライン」は長年見ていますが(必ず毎回見ているわけではないですが)、
氏の証は、今まで見た放送の中で、
たぶんベスト3以内に入る感動的なものでした。
その回の放送は、私の妻も一緒に見ましたが、やはり感動していました。

番組の最後のほうで、この『オレンジ屋根の小さな家』が紹介されていました。
内容や、マンガの中に聖句が出てくるなど、興味を惹くものがあったので、
いつかぜひ読んでみたいと思っていましたが、
なかなか読む機会がありませんでした。

つい最近になって、ようやく読む機会がありました。
まず、①~③巻から手に入れ、読んでみました。
不動産詐欺にあって、同じ家に同居することになった2つの家族の物語です。
全8巻のうち、①~③巻までがとてもすばらしいと思います。
④~⑧巻は、正直に言って、無理やり話を引き伸ばしている感が否めません。
(④巻か⑤巻くらいでまとめたほうがよかったようにも思えます。)

しかし、
一般的な青年コミック誌(「ビジネスジャンプ」誌)に連載されていたものとしては、
とても良心的な内容なものです。
家族の本当の幸せとは、夫婦とは、親子関係とは・・・
いろいろと考えされられました。
(主人公の会社員が、
あまりにも理想的すぎる夫像・父親像であることは否めませんが・・・)
また、一般のマンガの中に、きちんとした形で、聖書の言葉が出てくる、というのは、
本当に、絶賛すべきことです。

とても心温まる作品です。
①~③巻を読んだ後、一気に⑧巻を読んで、
すごく気に入ったら、④~⑦巻を読んでみるといいかもしれません。

この作品を簡潔に言い表すことができる聖句を引用して、
結びの言葉としましょう。
これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。
愛は、すべてを完成させるきずなです。
(新約聖書 コロサイの信徒への手紙3:14新共同訳)

電子書籍版(8冊セット)

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