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2009年10月18日 (日)

NHK・土曜ドラマ『チャレンジド』、『フルスイング』

2009年10月10日から、NHKの新しい「土曜ドラマ」として、
佐々木蔵之介さん主演の『チャレンジド』という作品が放映されています。
中学校の国語教師が、中途失明という困難を乗り越えて、
再び教職に励む物語です。

『チャレンジド』というタイトルは、番組HPによると、
「「チャレンジド(challenged)」は英語で障害者をさす。
神からチャレンジという使命を与えられた人の意。」とのことです。

私は、残念ながら、1回目を見逃してしまいました。
(というよりも、昨日まで、その存在を知りませんでした。)
まだ2回目ですが(全5回)、楽しみな展開です。

ただ、あえて難点を言えば、
内容そのものは大いに共感・興味をおぼえますが、
演技、という観点からみると、「?」がつくのが多いです。

特に、佐々木蔵之介さん演じる主役の動きが、一番疑問です。
一例を挙げれば、
失明、という障害がないかのように、教室で机と机の間を歩いたりしてました。
それと、他の出演者も、
セリフの言い方・展開が少しぎこちないようにも思えたのがちょっと残念でした。
(そういう点があったとしても、見る価値はあると思います。)

NHKの土曜ドラマで思い出すのが、
昨年(2008年)放送されていた『フルスイング』という作品です。
私は、放映時には見ていませんでしたが、
昨年の年末に連続再放送されたときに見て、
とても感動しました。
見ていて、何度も泣いてしまいました。
近年見たドラマの中では、一番すばらしい内容です。

この作品は、実話を元にしたフィクションですが、
まるで全部実話であるかのような説得力がありました。
(原作では、高校教師としての部分は、人生の最終場面ということもあり、
それほど記述が多くないですが・・・
しかし、プロ野球の打撃コーチとしての姿から、
ドラマのさまざまな場面を連想できるようなエピソードがたくさんありました。)

主役の高橋克実さんをはじめ、脇役の方々も名演技だったと思います。
プロ野球の打撃コーチから、一念発起して、59歳で高校の教師になり、
道半ばにして60歳で、病によって世を去った故高畠導宏さんの実話は、
もうそれだけでも十分感動的です。

エンディングに流れる、夏川りみさんが歌う、
「♪あの花のように」は実に美しく、感動的なものでした。
(あまりヒットしなかったようですが・・・)


このドラマの原作である、
門田隆将著『甲子園への遺言』もまた、実にすばらしい内容です。
人を教えたり、指導する立場にある人ならぜひとも一読をすすめます。

甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ 高畠導宏の生涯 (講談社文庫)

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