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2009年9月26日 (土)

書評:松尾芭蕉『おくのほそ道』(角川ソフィア文庫)

20090824_matsushima

この写真は、今年の誕生日に、日本三景の一つ、
松島へ初めて行った際に撮ったものの一つです。
松島に行ってから、無性に『おくのほそ道』が読みたくなりました。

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
『おくのほそ道』の、あまりにも有名な冒頭の一文ですね。
中学生の時、国語の授業で暗唱させられませんでしたか?
人生は旅・・・
中学生の時は、あまりピンと来なかったこの言葉も、
年月を経て、人生経験を重ねてくると、深く共感できます。

今回書評として取り上げるのは、
角川ソフィア文庫の「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」シリーズ中の、
『おくのほそ道』(全)です。
非常にわかりやすく、読みやすいものです。
最初に、振り仮名付の現代訳が書かれ、
次に原文、そして、解説やコラムがついています。
同じ角川ソフィア文庫から、少し硬い現代語訳が出ていますが、
私にとっては、この「ビギナーズ・クラシック」版で十分楽しめました。

ちなみに、冒頭の名文は、このように訳されています。
時は永遠の旅人である。すなわち、月も日もそして年も、
始まりと終わりを繰り返しながら、歩み続けて止むことはない。

(同書P.11から引用)

日本の有名な古典でありながら、きちんと全文読んだことがある人は、
意外に少ないのかな、と思います。
私も、今回ようやく、すばらしい古典を読破することができました。

実際に、松島に行ったり、『おくのほそ道』に出てくる地名の箇所を、
線路上通っただけでも、やはり親近感が違うと思います。
だから、読むのに一番いい時だったのかな、とも思えます。

おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

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