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2009年7月30日 (木)

詩篇134(01)【自作曲】

「都に上る歌」シリーズ、今回でひとまず終了です。
最終は、詩篇134です。
テキストは、旧約聖書 詩編134全部(新共同訳)です。
短いですのでお読みください。

この曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番の第3楽章
(または、同じくモーツァルトの歌曲「春への憧れ」)に、
インスピレーションを受けました。

ところで、聖書に書いてある祈りの姿勢をご存知ですか?
この詩編の2節に書かれています。
「聖所に向かって手を上げ、主をたたえよ。」(旧約聖書 詩編134:2新共同訳)
手をあげて祈る、という箇所は旧約聖書中にほかにもあります。
また、新約聖書においても、
「だから、わたしが望むのは、男は怒らず争わず、
清い手を上げてどこでも祈ることです。」
(新約聖書 テモテへの手紙Ⅰ2:8新共同訳)という箇所があります。
実際、初期のクリスチャンたちは、
祈るときに、手を上げていたという証拠があります。
「オランス(祈る人)」という、
ローマ帝国の時代にカタコンベ(地下墓地)に書かれていた絵です。
参考までに、下記ホームページにて御覧ください。
http://inri7.ld.infoseek.co.jp/orans.html

あと、以前ヴァチカン市国に行った際、ミサを拝見しましたが、
「主の祈り」を唱えるときには、手を上げて祈っていました。
これは、古代教会からの伝統の名残なのでしょう。
(ちなみに、ミサにおいて「主の平和」をするときに、日本では、合掌した手のまま、
「主の平和」と一礼してあいさつしますが、ヴァチカンでは、握手していました。
第2ヴァチカン公会議後、各国において、
それぞれの国の伝統を尊重したミサのアレンジがされている、
というのを、当時知らなかったから驚きでした。)

私が初めて、日本の教会で「手を上げて讃美する・祈る」というのを見たときは、
かなり衝撃でした。自分の信仰を根本から覆されるような感じがありました。
しかし、慣れると、これはすばらしいものですよ。
各教会において、それぞれの伝統がありますから、
一般的な教会の礼拝・ミサにおいては、なかなか手を上げて讃美する、
というのはできないかもしれません。
しかし、自分の家なら、自由ですよね。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか?
気のせいか(私はそうは思いませんが)、それとも神様の祝福によってか、
普通に讃美するよりも、神様を近くに感じることができるはずですよ。
私はどちらかというと、日本的に「手をあわせて」祈るのが今でも好きですが、
機会があれば、手を上げて讃美したり、
あるいは毎朝の「ヤベツの祈り」を祈る際には、たいてい、手を上げて祈っています。

天皇陛下が行幸される時とか、国賓級の方をたたえるときは、
「万歳三唱」をしますよね。
あるいは、ロックコンサートなどでは、
聞いている人たちは、自分たちの喜びを表すために、
手を上げたりします。
それなら、世界を統べ治められる「王の王、主の主」であるお方に対しては?
手を合わせて、拝むだけで、自分たちの喜びや愛、感謝を表しきれますか?
まさに、「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、
あなたの神、主を愛しなさい。」(旧約聖書 申命記6:5新共同訳)ですよね。
心の中で静かに思うことも大切ですが、体で表現するのはもっとすばらしいです。

小さな子どもが、親に向かって、
「だっこ!」と手をあげる様子はほほえましいですよね。
私たちが手を上げて讃美する時・祈る時、
見えない神様に「抱きついて」いると、想像をふくらませてみましょう。
神様は、きっと、わたしたち「神の子」たちをかわいくて仕方ないのでは、
と想像できます。

詩篇134には、現在、6曲与えられています。
新共同訳2、新改訳1、カトリック訳3です。

皆様に神様の祝福と平安が豊かにありますように!

テキスト・楽譜と、メロディは、下記からダウンロード願います。

「20090730psalms134allno01.MID」をダウンロード


「20090730psalms134allno01.pdf」をダウンロード

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