疲れた者、重荷を負う者は(01)(マタイ11:28)【自作曲】
今回は、新約聖書の中でも有名なみことばの一つ、
「疲れた者、重荷を負う者は・・・」のところへの作曲を紹介します。
この箇所は、カトリック・プロテスタント問わず、
よく教会前の案内板に使われていますね。
テキストは、新約聖書 マタイによる福音書11:28~30(新共同訳)です。
同じ箇所(※28節だけの場合も多いですが)に、
現在、計12曲の作曲が与えられています。
内訳は、文語訳が1、英語のTEVが3、後8曲はすべて新共同訳です。
その中で、最も気に入っているのが、最初に与えられたこの曲です。
「疲れた者、重荷を負う者は、
だれでも わたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。
休ませてあげよう。
わたしは柔和で 謙遜な者だから、
わたしの軛(くびき)を負い、わたしに学びなさい。
そうすれば、あなたがたは 安らぎを得られる。
わたしの軛は負いやすく、
わたしの荷は軽いからである。
来なさい。
疲れた者、重荷を負う者は、
だれでも わたしのもとに来なさい。」
ところで、イエス様のお声は、どんな声質であるか、
想像してみたことがありますか?
私は、たぶんバス・バリトンの音域の、
太くたくましく、それでいて心の平和さがあらわれたような
お声だと想像しています。
バッハの『マタイ受難曲』で、イエス様のパートは、
バス・バリトンの人が担当していますね。
この曲では、途中の部分の最後に、
「来なさい。」という呼びかけがあります。
ここは、イエス様が両腕を拡げて、
私たちを招いておられるようなイメージがあります。
歌うときには、イエス様があたかも呼びかけているかのような、
豊かな愛をこめて歌っていただけると幸いです。
「主に望みをおく人は新たな力を得
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。」
(旧約聖書 イザヤ書40:31新共同訳)
今、重荷を抱えている人、そういう人こそ、
イエス様のもとへ重荷をゆだねましょう!
主は喜んで引き受けてくださいます。
そして、みことばのとおり、新たな力を受けましょう!
神様の祝福と平安が豊かにありますように!
メロディ(midiファイル)と楽譜(PDFファイル)とは、
下記からダウンロード願います。もちろん無償です。
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